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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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音韻 にほんばしの「ン」

[あすなろ] 2018年4月16日 12:00

「日本橋」をローマ字表記する場合、

日本がNihonであるならば、「Nihonbashi」になる

のでしょう。それでも、ローマ字表記が掲示場所に

よって違いますね。例えば、歩道の案内看板では、

 標識450.jpg

一方、駅名表示は

 メトロ450.jpg

ローマ字の表記では、撥音「ン」は n で表しますが、

b、m、pの前の撥音は m にする書式があります。

日本橋の場合、次に「バ」が続くので、m になります。

バ行は両唇音で、唇を閉じた形で発音するので、

その直前の「ン」は m になる考え方です。

Nihombashi

実際の発音に沿った表記で、英語圏の人には読みやすい

らしいです。日本語では撥音をとくに区別しませんから、

この書きわけは不自然なのかもしれません。

誰のために表示をしているのかを考え、

選ばなければなりませんね。

 

 

親子で歌舞伎をはじめよう!「かぶこっこ」@Hama House

[えだまめ] 2018年4月16日 09:00

子連れ特派員のえだまめです
 
4月になって、新しい事を始めよう!という方も多いかと思います。

娘あずき(2歳10か月になりました)も新しい習い事にチャレンジ!

幼稚園入園前の1年、もう少しできることが増えますように・・・!という母の願いです。
 

そんな中、母えだまめもちょっと勉強してみよう!と思って参加したイベントがあります。

4月13日(金)14:30~から浜町のニュースポット・「Hama House」で行われた

「赤ちゃんと始める、ママ・パパのための歌舞伎「かぶこっこ」」。

http://hamacho.jp/hamahouse/2018/03/11/kabuki0413/

「ビギナーの方向けにわかりやすく、歌舞伎を徹底解剖!」

という、子連れで参加できるものです。
 

私自身、高校時代の「芸術鑑賞教室」みたいなので

国立劇場で歌舞伎を見た覚えはあるのですが・・・

「はて、何見たっけ?」というあいまいな記憶&

そしてその当時はそこまで面白さのツボを理解できていなかったので(何とも残念)。

ですが、中央区民になって、歌舞伎座も身近な存在なのに全然理解してないのもいかがなものか、と思い。

そして「中央区観光検定」(特派員も資格更新のためにちゃんと受験するのです)に向けて勉強していても

歌舞伎をはじめとする芸術関連の出題がとても苦手分野になっていたりもして。

やっぱり字面だけの知識だけじゃなくて

本物にちゃんとふれてみないと!と思ったわけです。
 

講師は関亜弓さん(写真左)。そしてご一緒頂いたのが瓜谷茜さん。

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関さんは、歌舞伎ライターとして雑誌などでの執筆活動をされている他、

演者としても舞台に立たれている方です。

特に若い世代への歌舞伎の普及に尽力されている方なのですが

実はこの日も9か月になる娘さんを抱っこしながらお話をしてくださった、ママさん先生なのです。
 

瓜谷さんはモデルさん&イラストレーターさん。

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今日のイベント告知に載っていたイラストも瓜谷さんのものです。

関さんとお二人で「かぶこ」というグループを作り

若い世代への歌舞伎普及に向けたイベントを行っています。
 

みんなで桜のシフォンケーキをいただきながら、まずはティータイム。

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ふわっふわで癒されます

Hama Houseには以前ランチを買いに来たのですが

(過去記事 → /archive/2018/02/hamahouse.html )

カフェメニューもとっても美味しいのでまた来たいですね。

 
そして、シフォンケーキと一緒にカゴメの「野菜生活」もいただきました。

このすぐ近くのオフィスビルにカゴメの東京本社がある関係で

コラボイベントもよく行われているのですが

今回も「野菜ジュースで頭をすっきりさせて歌舞伎鑑賞を楽しもう」ということで

ご協賛いただいたのだそうです。

当然のように(?)娘あずきも一緒にゴクゴクといただきました

気持ちの問題かもしれませんけど、野菜ジュースの方が普通のジュースよりも

子どもにあげるのに何となく安心感があるもので・・・。

(私だけかしら???)

 

心もお腹も満たされたところで

歌舞伎のお話スタート!

 

子連れにわかりやすく、「絵本で例える歌舞伎の分類」など

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思ってもみなかった切り口で教えていただいたり

子どもたちの集中力が危なくなる(苦笑)後半には

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人形劇で歌舞伎の筋書き(踊りの演目「流星」というものでした)をご紹介いただいたり

そして・・・物語のその後の展開を当てるクイズと

正解発表に、実際の作品を皆でチェックしてみたりと

かなり盛りだくさんに楽しめるものでした。
 

歌舞伎は決まった見方があるわけではなくて

人それぞれに楽しめるものだし

もっと気軽に楽しんでいいんだな、と思えるものでした。

「流星」の展開は・・・冷静に考えるとツッコミどころ満載なような気もしましたしね(笑)。

そして、安政年間(江戸時代末期)の初演以来、同じような感想を持った人も結構いたんじゃないのかな?

なんて想像してみるとなんだかより楽しくなってくるのでした。

 

また次のイベントも企画されているようですので

ぜひまたお話伺いに行きたいと期待しております。

そうそう。歌舞伎座の託児施設って、0歳児から受け入れOKなんですって。

未就学児の観劇はNGなのですけどね

(関さんは「本来派手な動きの荒事なんかは小さい子にも向いていると思うし

小さい子が観劇できるような場があればいいのですけどね・・・」ともおっしゃっていました)

日本では「子どもを預けてまで・・・」みたいに思う向きもあるようですが

もしも興味があるけど我慢している・・・という方がいるとすれば

利用してみる価値はあるのかな?とも思ったりしたのでした。

 

Hama House 1F Café&Bookstore

中央区日本橋浜町3-10-6

03-6661-7084

営業時間

平日 11時~21時 (ラストオーダー20時)

土日祝 10時30分~18時

http://hamacho.jp/hamahouse/


関亜弓さんの個人HP

http://sekiayumi.com/

関さん執筆の連載記事・ oz mall 「恋する歌舞伎」

http://www.ozmall.co.jp/experience/article/13256/

 

瓜谷茜さんのHP

http://www.uricco.com/

 

 

フジ開花〔築地川亀井橋公園〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年4月15日 18:00

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築地川亀井橋公園内にある藤棚フジが、現在、開花中です

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公園の下には、首都高速都心環状線が走っています

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薄い紫色のしだれた花序が4月の風にゆれている様は、さわやかです

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公園には、以前このブログでもご紹介したペレニアルガーデンがあり、宿根草が1年中ほぼ途切れることなくを咲かせています

現在もこんな感じです

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この公園には、ソメイヨシノも10本近くあり、今はもう葉桜状態です

サクラは散っても、若葉若葉できれいです

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昨年4月の同公園でのフジ開花のブログ記事はこちら ⇒

/archive/2017/04/post-4278.html

 

 

日本1号店のオリーブオイル専門店

[まぴ★] 2018年4月15日 14:00

銀座の桜通りと西銀座通りの交差点にあるル・ノーブル
という食器のお店を前回紹介しましたが、
その並び(桜通り)に新しいお店を発見しました。

 

OLIVIERS&COという名前で
オリーブオイルのお店のようです。
思わずふらふらと入ってしまいました(笑)

 

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今年の1月にオープンしたばかりで
日本第一号店だそうです。
パリに本店があり、プロヴァンスに工場と併設店があるそうです。

 

昨年南仏でタプナードという
オリーブペーストを買ってきたのですが、
それも売っていました。

 

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オリーブオイルも色々ありました。
可愛い缶に入っているものもありプレゼントにもよさそう。

 

私が気になったのはパスタソース。
パプリカとヤギのチーズのものを試食させてもらい
美味しかったので買ってみました。

 

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それでパスタも作りましたが、
パンにそのままつけても美味しいし
ソーセージにつけても美味しく、ワインがすすみます!

 

簡単に南仏料理が作れそうで楽しみです♪

 
OLIVIERS&COのホームページ

 

 

 

時計塔前の写真撮影―和光

[滅紫] 2018年4月15日 09:00

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やってきました。あの和光の時計塔前です。初夏を思わす青空で絶好の撮影日和。今日、「東京は今年初の夏日、桜も満開」と発表されました。「夏日と桜満開」が重なるのは20年ぶりとのことです。

「銀座のシンボル」として知らぬ人のない和光の時計塔ですが、ご存知の通り時計塔は「通常は立ち入り禁止」で和光の社員の方も「入社と退社の2回」しか基本的には入れない場所だとか。唯一のチャンスは2010年9月に始まった「*ブライダルフェア中に対象品を15万円以上購入された方への特典」としての「時計塔前での記念撮影」だけ。個人的には全く機会に恵まれそうになく、一生ご縁がないものと思っていましたが、何と今回特典を得た友人が声をかけてくれました。こんなにその日を楽しみにしたのはいつ以来でしょうか。係の方にご案内いただき、直通エレベーターで7階へ。階段を上がりドアの先はもう屋上。目の前にはあの時計塔が。・・・余りの近さにもう興奮。夢中で写真を撮っているうちにチャイムが響きはじめました。係の方のご説明によると「ウエストミンスター式チャイムが正時の45秒前から響き始め、余韻のあとの一打が正時を知らせる」のだそうです。「11時!」すぐそばで聞くと大変な迫力です。昭和29年(1954)の6月10日、時の記念日からとのこと。ではここで時計塔のスペックをご紹介しましょう。

(これクイズにすると面白いですヨ)

地上からの時計塔までの高さ    39.39m

屋上までの高さ          30.30m

時計塔の高さ           9.09m

避雷針の高さ           8m

文字盤の大きさ  直径      2.4m

針の長さ     長針      1.17m

         短針      0.75m (和光HPより)

時計の動力部分は昭和41年(1966)からセイコー・クオーツのムーブメントに替わり、平成16年(2004)からGPS電波時刻修正方式を導入しているそうです。(セイコー HPより)

時計塔の四方の文字盤はほぼ正確に「東西南北」を指していて、南北のものにSEIKOの文字が入っています。今日は南側をのぞいて3方向からの写真を撮ることができました。屋上から銀座の街を見下ろすと「ここが四丁目、銀座の中心」だということが実感できます。三越の屋上に桜が咲いているのが見えました。(銀座のお花見です。)

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ご存知のようにこの時計塔は昭和7年(1932)竣工の2代目です。設計は渡辺仁によるネオ・ルネッサンス様式、渡辺仁は横浜のホテルニューグランド(旧館)や第一生命館などを設計した当時の有名な建築家です。初代の時計塔は明治27年(1894)完成で建築家は伊藤為吉、舞台美術家の伊藤熹朔、演出家の千田是也の父上で、特許を70も取得して「和製レオナルド・ダヴィンチ」と言われていました。

2代目の時計塔が完成してから昨年の2017年で85年。平成21年(2009)には経産省から「近代化産業遺産」に認定されています。これからもずっと銀座のシンボルとして歴史を刻み続けて行くことでしょう。もう一度行きたい! 娘を結婚させねば。・・・・

和光 銀座4丁目5-11  TEL3562-2111

営業時間:10:30~19:00

*今年の4月1日(日)より通年エンゲージリングまたはマリッジリングをペアでご購入された方への特典となりました。     

 

 

2018 牡丹開花

[サム] 2018年4月14日 18:00

P4120741R''ELS'.jpgR0028554RSG.jpg 4月12日の都心の最高気温は25.9℃と、今年2度目の夏日となる、6月下旬並みの季節外れの暖かさ。浜離宮恩賜庭園の牡丹園では、"百花の王" "花王" と称されるボタン(牡丹)が早くも咲き始めています。

園内のボタンは約60種800株と聞きます。

ボタンは美しさを象徴する花として、古くから様々な工芸品や絵画のモチーフに用いられ、この時期咲く花の中で圧倒的な存在感を放ちながら、よく見ると儚い程に薄い1枚1枚の花びらが幾重にも重なる様は繊細です。花形は、一重、八重、千重、万重、獅子咲き と多彩で、花色も、紫、赤紫、黒紅、紅(赤)、薄紅、白、黄 と変化に富み、覆輪、底赤(花弁の底部が濃い紅色)、絞り といった花柄も見られます。

ボリュームたっぷりの艶やかな花姿に気品と風格を漂わせています。