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この夏の「ご褒美」にNAMIKI667のランチは如何?ハイアットセントリック銀座

[滅紫] 2018年8月30日 09:00

8月も終わりに近づきました。二十四節気では処暑ですが、まだまだ「暑さ落ち着く」とはいかないものの、夕暮れ時は何となく涼しく感じるように(気のせいか・・)なってきました。それにしても「暑かったですねー。」熱中症(英語だとheatstrokeというそうです。成程)で運ばれもせず、よくぞ乗切った!と自分を誉めてやりたい気分です。というわけで食いしん坊の友人に教えてもらったハイアットセントリック銀座3階のNAMIKI667にやってきました。「ご褒美ランチ」です。ハイアットセントリック銀座は今年の1月に朝日銀座ビルにオープンしたハイアットホテルチェーンの新しいホテルです。

 

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NAMIKI667ランチは「エクスプレスランチ」(2,000円+サービス料・税)と、

公式HP限定のグラスシャンパン付きランチ4,000円、4,800円,5,800円の3種。

前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーの組み合わせでグラスシャンパンが付いています。今日は予めHPで予約しておいた4,000円のコースで「前菜・メイン・デザート・コーヒー」です。友人は「シュクリーヌレタスのシーザーサラダパルメザンチーズ、知床斜里産 匠の豚麦王肩ロースのオーブンロースト 江戸甘味噌漬け 季節野菜 マッシュポテト、ヴェローナチョコレート"マカエ"とパッションフルーツオレンジのエッセンス」

 

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私は「スモークしたサスティナブルサーモンのコンフィ 東京都産 自然海塩 クレソン イクラ、鮮魚のプレゼ"マリニエール"浅利 グリーンアスパラガス 蕪、クレームブリュレ 季節のフルーツラズベリーソルベ」です。

 

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お料理の名前ってホントにイメージ浮かび難いですね。写真をご覧ください。嬉しいのはこのお値段、サービス料・税込です。お教えしたくないくらいのお値打ちランチです。13時の予約だったのでゆったりとしたダイニングルームで贅沢な時間を過ごせました。これで秋が迎えられそうです。ご馳走様。ご予約はハイアットセントリック銀座のHPから。

Ginza.centric@hyatt.com

ハイアットセントリック銀座 銀座6-6-7

ランチ:11:30-14:30 エクスプレスランチ:11:00-14:00

 

 

住吉神社大幟(おおのぼり)の柱

[佃のうさこ] 2018年8月29日 18:00

本年8月3日から6日までの4日間住吉神社の3年に1度の大祭が催されました。安政4(1857)年刊、歌川広重による江戸名所百景にも祭りの様子が描かれ、中央の大幟は大変印象的です。

 

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この大幟を支える柱は、7月1日に佃堀から掘り出されました。午前中から始まった作業は、「ダキ」と呼ばれる柱を支える組み木、計6か所分も掘り出すために、柱がクレーン車によってつり上がったのは午後4時も過ぎ、炎天下の中で長時間におよぶ作業でした。

 

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柱は、一旦、2本は佃堀の近くに、4本は佃まちかど展示館近くに菰を巻かれ乾かされていました。

 

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この柱、形が違う?地元の世話役の方によると、丸い柱は江戸のもの、四角い柱は昭和のものとのことでした。

後日、「住吉神社例大祭の歴史」資料によると、支柱6本のうち4本は、昭和62(1987)年に新調とあるのを見つけました。

 

大祭での役目を終えた柱は、8月12日に堀の中に移動されました。

 

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そして本日8月26日、3年後の大祭に向けて柱、ダキの埋設作業が行われました。

 

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柱の新調のきっかけが気になっていたのですが、地元の方から、「深夜に車がロープを引っ掛けてしまい損傷した」と伺えました。新しい4本も、江戸の柱同様に歴史を刻んでいって欲しいですね。  

地元の方の心意気がこもった大幟が夏の青い空に江戸時代からはためいているということが、堀からの掘り出し、埋設作業を知ることで良くわかりました。 

 

 

 

 

 

楽しさいっぱい、山梨 ~ 富士の国やまなし館 ~ 後編

[rosemary sea] 2018年8月29日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をレジリエンスを発揮して取材します、rosemary sea です。

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富士の国やまなし館さんは日本橋の地から首都圏の皆様に、山梨の魅力をご紹介する情報総合館、楽しさいっぱいのアンテナショップです。

青果やお菓子、麺類などの食品やワイン、日本酒などの飲料、宝石・工芸品などを取扱されています。

「楽しさいっぱい、山梨 ~ 富士の国やまなし館 ~ 前編」はこちらです。

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「楽しさいっぱい、山梨 ~ 富士の国やまなし館 ~ 中編」はこちらです。

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今回はその第3弾、後編です。

今回も 富士の国やまなし館 シェフソムリエ 船戸加代子(ふなと かよこ)さんにお世話になりました。

それでは商品のご紹介です。

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印傳(印伝:いんでん)

持てば持つほど手になじみ、使い込むほどに愛着がわく。柔らかい・軽い・強い、それが印傳。

インド(印度)伝来の革、短縮して印傳という説があります。

甲州印傳は400年以上の歴史がある、とのこと。

南蛮貿易品が由来の、主に鹿の皮を鞣(なめ)したもの、これに漆(うるし)付けします。特殊な技法。

鹿革は武具としては体になじみ、併せて強度を備えていることから、戦国時代には燻べ(ふすべ)や更紗(さらさ)技法を用いた鎧(よろい)や兜(かぶと)が武将たちに人気でした。

印傳は、寛永年間には武具・馬具・巾着などが全国各地で作られたようです。

ただ、現在、製法が伝わっているのは甲州印傳のみとのこと。

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「小銭入れが一番出ます。春にはお財布とか名刺入れが出ますね。

千円台後半から数万円までございます。

印傳はいくつかの作り手がいまして、最大手がこちらの上原勇七(うえはらゆうしち)さんです。

名前としては『印傳屋』として通っています。

印傳屋さんは青山にブティックがありますので、うちはそこから仕入をしています。」船戸さん。

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ほうとう

山梨の郷土料理。ご存知の通り、具だくさん・栄養満点・芯から温まる、お鍋チックなめん料理ですよね。

めんをうどんより広めの幅に切り、茹でずに味噌仕立ての汁で煮ます。

具にはキノコ・鶏肉・豚肉・油揚げ、など。カボチャは必須のアイテムですよね。

「ほうとうは夏でも出ます。

スーパーさんでは夏にあたたかいほうとうは販売しないようですね。

ここに買いに来られるかたが余計に増えるみたいな。」船戸さん。

かくし甲斐めん 乾麺ほうとう 有川商事 302円(2つ下の画像:一番右)

かくし甲斐 生ほうとう 398円(上の画像:下中央)

特用ほうとう 袋 4人前 648円(上の画像:下左)

地粉ほうとう 3人前 627円(上の画像:上左)

1人前 野菜付ほうとう 615円(上の画像:上右)

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・・・あとは「冷やした夏のほうとう」というのもあります。

冷やしほうとう・夏のほうとう=「おざら」とも言います。

内陸性気候の盆地・甲州の夏の暑さは格別です。

ほうとうを冷たくし、ザルうどんのスタイル、それがおざら。

ほうとうより細めのめん、やや濃いめの温かい醤油仕立てのつゆ。

食べやすく、食の進む逸品です。

夏のほうとう おざら 2人前 410円(上の画像:右)

冷やしほうとう 3人前 つゆ付 有川商事 594円(上の画像:左)

保存料を使用せず、国産小麦粉と水だけで練り上げてあります。

茹でる際の時間は短めで結構、6分程度がよろしいかと。

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吉田のうどん

富士吉田名物です。農水省が選定した「農山漁村の郷土料理百選」のひとつです。

太くて強いめんは、かめばかむほど味が出る、とか。

めんが太く強い所以、それは織物の盛んな地域の女性の多忙と手荒れを気遣う男性が打つめん、だからとのこと。

云われもドラマチックで素晴らしいですね。

吉田のうどん 冷やしぶっかけ 2人前 380円(上の画像:右から2番目)

吉田のうどん たれ付 3人前 丸新製麺 640円(3つ上の画像:右下)

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煮貝(にがい)

IMG_20180809_132636a.jpg山に囲まれた海なし県:山梨:かつての甲斐の国の人々は、海の幸を切望していました。

そこで甲州商人は駿河湾の沼津に出て、帰路、陸揚げされたアワビを浜で煮込み、醤油樽で漬け込みました。

馬に乗せて遠路はるばる、揺られて甲州に着く間に醤油の塩が適度になじみ、柔らかく熟成されたおいしいアワビの煮貝ができた、と云われています。

武田信玄公も食べた、と云われるこの煮貝、甲州名物です。

祝事の席で食べられることが多いですね。

しかも高温殺菌処理済、常温保存できます。合成保存料不使用です。

「カジュアルなものはアワビなのですけど、最近はこういう『つぶ貝』や『ほたて』なども出ています。

贈答用としても良いですね。」船戸さん。

こちらは全て、甲府市の信玄食品さんの商品です。

天然あわび煮貝 殻付 肝付 3個 340g 10,800円(上の画像)

天然小粒あわび煮貝 80g 1,080円(右の画像)

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左から・・・

つぶ貝 70g 486円

あわびの煮貝 50g 540円

あわび肝煮 65g 486円

帆立煮貝 50g 486円

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観光コーナー

フロア内では山梨県の観光案内も行っております。

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・・・ロズマリも先日、山梨県の八ケ岳へ行ってきました。

山梨の魅力、山梨でも中央区にいても、存分に感じ取ってください。

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富士の国やまなし館

日本橋2-3-4 日本橋プラザビル1階

東京メトロ東西線・銀座線 日本橋駅が至近です。

日本橋髙島屋さんの、中央通りを挟んで反対側区画にあります。

先日ご紹介させていただきました「おいでませ山口館」さんの隣りです。

商品に関しまして 03-3241-3776

観光に関しまして 03-3243-8600

営業時間 11:00~19:30

定休日 年末年始

富士の国やまなし館さんのホームページはこちら

http://www.yamanashi-kankou.jp/tokyo/

 

 

魚料理のおいしいお店〔多け乃(たけの)〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年8月29日 09:00

築地6丁目、築地市場の近くにある、魚料理すべておいしく、しかもリーズナブルなお店です

晴海通りから、細い路地に入ってすぐの右側のところにあります

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お店に入ると、まず壁一面に貼られた手書きのお品書きが目に飛び込んできます

今回は1階でしたが、2階もあります

本日食べたお料理は、

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お刺身の盛り合わせ

新鮮4種盛り

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ポテトサラダ

こちらは、ポテサラ定評があります

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モロヘイヤ

特有の粘り香りがいいですね

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メゴチの天ぷら

さくさく感心地よくいくらでも食べられそう

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キンキの煮付け

の煮付けがおいしいと定評のある店の、しかも素材は「キンキ」ですから、おいしくないわけがない甘辛い煮汁の十分しみ込んだ、脂の乗ったほろほろの身最高です

今日は、仕事帰りの一杯ということで、軽めの内容でした

こちらの営業は、月曜日から土曜日まで、開店は11時ですお昼の定食も当然おいしいですよ

日曜日祝日が定休日です。

 

 

金魚大提灯参道、上から見るか下から見るか?

[柴犬] 2018年8月28日 18:00

現在、コレド室町中通りで開催中の「金魚大提灯参道」。

コレド室町から福徳神社に続く参道に金魚の大提灯を掲げ、通路を水面に見立てて美しい金魚が泳ぐ姿や花火が浮かぶ映像をデジタルアートで映し出しています。

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夢の中にいるかのようなこの不思議な映像はSNSでも大人気です。ベストな鑑賞スポットはいくつかありますが、オススメは「上から見る」です!

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参道を水面として表現しているので、下から見る臨場感も素敵ですがやはり一度は上から眺めて全体図を楽しみたいもの。コレド室町2に入っている「TOHOシネマズ日本橋」のロビーは二方向のガラス張りになっており、参道や福徳神社を上から眺めることができます。映画鑑賞の際にはぜひ、下の美しい回廊もご覧ください。ロビーには映画チケットがなくても入場でき、映画グッズ販売や飲食の売店もご利用いただけます。

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夜の福徳神社周辺は、都会住みの妖怪でも出てきそうな妖艶なムードがありますので、日本橋に遅くまでいらした際にはお立ち寄りくださいませ。金魚大提灯参道は夜18時〜23時、9月24日まで開催中です。同時開催の納涼イベントも多数ありますので、詳しくはこちらのHP「金涼祭」も合わせてご覧ください!

 

 

神輿のメインテナンス

[下町トム] 2018年8月28日 14:00

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中央区の多くの地域で夏祭りが行われ、伝統と交流のページェントが繰り広げれらました。このようなイベントがしっかりと根付いているのもこの地域の魅力の一つだと思います。

 

8月上旬に佃・月島地区を中心に催された「住吉神社例大祭」では、3年に一度の大イベントを盛り上げようと多くの人が集まりました。平成最後の大祭とあって、いつも以上に気合がこもったお祭りになりました。

お祭りの際の求心力を保つのはやはり御神輿ですね。神社の大神輿だけではなく、各町内の自前の御神輿もこの時は大活躍します。台座には戦前の製作時の寄進者の一覧が彫り込まれていることもあります。お祭りに対する思いのこもった御神輿は地域のシンボルです。

 

 

さて、お祭りが終わった後、多くの地域では神輿をメインテナンスにかけます。何といっても、祭礼中は揺られまくったわけですから、軋みや揺るぎがないかチェックし、細かな補修を行うことは次の祭礼に向けた準備でもあります。東京や千葉の神輿専門業者が丁寧に手直ししてくれます。その細やかな作業があるからこそ、祭礼時の華やかな姿が成立します。

今頃、夏祭りを終えた神輿がじっくりと手入れされているのではないかと想像することも風情があると思いませんか。

これを機に御神輿の構造や細かな造作に関心を持っていただけたら、さらにお祭りの興味の幅が広がると思います。

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