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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ハイレベルなインバウンド講習(実践編)

[デ・ニーロ] 2019年3月 1日 18:00


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 昨年受けた下高原由記さんの講習は、ビギナー向けにしては濃厚な水準で大満足でしたが、「もう少し英語表現に特化した上級者向けセミナーをお願いします」とアタクシがリクエストしていた(実話)からなのか、ついに「実践編」が開催される運びと相なりまして、さっそく先日受講してきました。


 講師はイチロー選手の奥様の通訳も担当されたという、4Cランゲージアカデミー代表 清水智湖氏。4Cとはアタクシも初めて知りましたですが、Courage(勇気)、Challenge(チャレンジ)、Confidence(自信)、Commitment(責任)の acronym で、接客英語によるホスピタリティのエレメンツだそうです。午前と午後の2部構成で、午前はブラ歩き、午後は主に地下鉄を利用するシチュエーションでの英語表現を教えて頂きました。


 どちらも、すぐに使えて文字通り実践的な表現をゲット。


 「ワクワク」も「まるごと」でも、地下鉄を利用したツアーは稀ですが、まもなくオリ・パラ2020でもあるし、英語で都内をグローバルにご案内できるような心の準備だけはしておきたい。どこで乗り換えて、どう行けば目的地にたどり着けるかを、シンプルに説明するのは、日本語でもけっこう難しい。例えば、渋谷で銀座線に乗り換える場合、わざわざ「浅草行きに乗りましょう」(虎ノ門、銀座方面)という案内は余計なお世話です。しかし、表参道で乗り換える場合、渋谷方面か銀座方面かのチョイスは不可欠。そういった初歩的な知識の他に、そもそも、日本語感覚でロケーションを把握してないと英語にも変換できません。


 座学で例文を何度も音読し、ロールプレイでシュミレーションを重ねるという進行での体感型講習は充実しておりました。


 このセミナーでは、参加者が違和感なくロールプレイに入りやすいよう、講師とは別にアシスタントの女性が随行しており、模範デモンストレーションをペアで見せてくれていました。その彼女の進行の段取りが手際よくリズミカルで、恥ずかしがり屋さんのアタクシも勇気づけられてノリノリでアゲアゲ気分♪

   


 最後の締めくくりでは、「外国人観光客」役を演じる隣の席の人から、何にお困りかが書かれた秘密のカード(直前まで受講生に内容は知らされていない)を見せられ、何がなんでも英語でアドバイスするというロールプレイング。

   


 その時、アタクシが見せられたカードには、こう書かれていた!!!


       ↓  ↓  ↓ 


InBound_Session_Card_01.jpg

  



 そう来ますか?



 今までの、地下鉄のセッションは何だったんだ(>_<)


 こんニャ想定外の質問に、さすがのアタクシもシドロもどろ。


  


  「こ、これが・・・、実践...」 ( ← アムロ・レイ風)


Amuro_rei.jpg

 バーチャルで極限状況に追い込まれ、潜在能力が覚醒する?


 絶句しながらも、苦し紛れに思いついたのは 「How about Sushi ?」
 
 ちなみに、ベジタリアンって、お寿司はOKでしたっけ? (人・国によるらしい)


  


 昔よく外国人を回転寿司にご案内した記憶が蘇り、反射的にとっさの一言が出てきただけですが、ニュータイプのガイドを育成するジオン公国の新型自己啓発プログラムなのかもしれない...。

  


 こんニャのもありました (>_<)


       ↓  ↓  ↓ 


InBound_Session_Card_02.jpg

  


 こりゃ相当にハイレベルだから、絶対に秘密で以下に模範解答を。 


  


This is an appetizer, called "OTO-Shi"

  


They serve it to all the customers without asking, and it will be added to your bill.

  


It's like a cover charge.

  


  

 異文化への接遇では、こちらの意表をつく展開はよくあることで、そういう「プチ修羅場」を、さりげなく体感させてもらえる構成は巧みというか、感動しました。

  

 日本人なら気にしない、あるいは気がつかないことでも、海外からお越しのお客さん目線により、その美徳を再発見できるのも、異文化交流の醍醐味であります。美徳のよろめきから、思わずテンパったり、パニクる失態を演ずることで、己の未熟さもあらためて痛感する(>_<)

  

 そうした「気づき」の段階から、「おもてなし」へのアプローチにまで繋げていくチャレンジが、このセッションのキラー・コンテンツでした。

  

 近年、この種のユーザー・エクスペリエンス(体験)を取り入れたセミナーが増えています。実際に現場で通用するスキルというものは、本人が身体で覚えるしかニャいという、当たり前なんだけど、なかなか気づきにくい真実を、あらためて勉強させて頂き感謝しております。やっぱ外国語は音読だべや(>_<) いや、日本語での案内にも言えますね。

  

 講師の清水さん、アシスタントの某K嬢さん、ありがとうございました

  

 相手が外国人であろうとなかろうと、どんなに準備していても、想定外のことに直面してしまう。こちらの勉強不足にめげることなく、そういう時にこそ、平常心でしなやかな対応を心がけたいと願っています。

  

  

  

【過去記事リバイバル】  

  

 ◎おいしい観光(2016年2月 3日付)

  


  ◎建築の日本展@六本木ヒルズ (2018年9月4日付)

  


 ◎銀座にはスヌーピーがよく似合う (2018年8月9日付)

  


 ◎インバウンド講習参加報告(たぶん) (2018年7月31日付)

  


 ◎ぶら「お能」 (2018年6月28日付)

  


 ◎猫の旅物語  (2018年5月14日付)

  


  


 ...認めたくないものだな、自分自身の「老い」ゆえの過ちというものを(>_<)

  


 ◎サヨナラだけが人生だ (2019年2月21日付)

  

  

  

 

 

サヨナラだけが人生だ

[デ・ニーロ] 2019年2月21日 20:00

Yappa_Cho-Oh-ku_dabesa.jpg

  

 このブログをご覧下さっている皆様、いつも応援ありがとうございます。

  

 ご報告させていただきます。

  

 これは絶対に秘密でお願いしたいのですが、先日行われた第11回観光検定試験に、アタクシは落ちてしまいました(>_<)ううう〜... 悔しい。悲しい。 ナサケナイ。

  

 きちんと勉強はしていたのに・・・(たぶん)

  

 甘くみてました(>_<) 

  

 実はこれまで、アタクシが投稿したブログ原稿は、時々削除されまくっていたのですが、最後のお願いです。

  

 この記事だけは、このままアップしてくだされ。( ← 魂の叫び)

  

   禍はさまざまだ。この世の悲惨は様々なかたちを取る。

  

 長年(といっても3年ぐらいだが)、デニーロ特派員の「何かと問題の多いブログ」記事を楽しみにされていたファンの皆様には、誠に申し訳なく思っております。

  

 本番の日、試験終了直後「もしかして、ヤバいかも」と思い、自己採点で判明してはいたのですが、この重たい事実を、しばらく受けとめることができず、恍惚の人状態となっておりました。街を徘徊し、かつてブラ歩きで訪れた横丁を懐かしく眺めてみたり。ボランティアの登録は有効らしいので、問題のありそうなガイドは(中央区観光協会からのお声がけがあれば)継続できそうな気がしておりますが、

  

 検定試験に落ちたくせに、

  

 エラそうに上から目線でお客さんをご案内するなんて、

  

 恥ずかしりがり屋さんのアタクシには、とても出来そうもありませぬ。

  

 この件は、公表せずにいようとも考えました。

  

 人知れず、ひっそりと消え去るのみ。

  

 君に家督を譲りたい!ていうか、もうゆずってるよ。

  

「過去は幻影としての刺激を保ち、その生命の光を取り戻して現在となる」 ボードレール「悪の華

  

 試験に落ちたぐらいで、これほど凹むものなのだろうか? 40年前、大学受験でも何度か落ちた経験はあったけど、あの頃の挫折感とは、どこか異なる。夢と希望に満ちあふれた、青春時代とはちがって、前期高齢者として、何かしら社会や人と繋がっていたいというささやかな願望は、砕けて破れた。

  

 いや、しかし、世間では、人生100年時代とも言われている。

  

 まだまだ、後期高齢者の「夜明け前」じゃないのか?

  

 特派員は失格でも、人間失格ではなかろう。

  

 汚れちまった悲しみに、向き合うしかない。

  

 人生は美しいアルバムじゃないんだ。

  

 撮れなかった写真さ!

  

 そう気持ちを切り替えて、長く辛い受験勉強に、再びチャレンジする事を決意致しました。

  

  皆様にはどうか、温かく見守っていただければと存じます。

  

  希望はあたかも蝙蝠のごとく、臆病なる翼にて叩き、朽ちたる天井に頭をぶっつけ彼方に飛び去る(ボードレール」)

  

  明日以外を全て燃やせるように、前向きに逝きたい。(原文ママ)

  

  観光協会非公認NPO「デニーロとステキな仲間たち」の皆様、特派員仲間のみなさま方、お元気で。ごきげんよう!

  

 アタクシは負けません。

  

  堪え難きを耐え、忍びがたきを忍び、アイ・シャル・リターン!

  

  

 いや〜、中央区って、ホンっト、いいものですね。
 

  


   それでは、皆さん、またお目にかかりましょう!

  


サヨナラ!

  

 サヨナラ!

  

 

  

   ・・・ サヨナラ!

  


グッド・バイ(>_<)

  


  


【デ・ニーロ特派員の過去記事リバイバル】

Dazai_Osamu_at_Luan.jpg 
銀座のバー・ルパン  

  

アナタにおすすめ!この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます! de-Niro_01.jpg

  

 ◎建築の日本展@六本木ヒルズ (2018年9月4日付)

  

 ◎銀座にはスヌーピーがよく似合う (2018年8月9日付)

  

 ◎インバウンド講習参加報告(たぶん) (2018年7月31日付)

  

 ◎ぶら「お能」 (2018年6月28日付)

  

 ◎猫の旅物語  (2018年5月14日付)

  

  

 

 

建築の日本展@六本木ヒルズ

[デ・ニーロ] 2018年9月 4日 14:00

 


de-Niro_01.jpg

 六本木ヒルズで開催中の「建築の日本展」を見てきました。

 


 ん〜?

 


 区域外ですが、何か問題ありましたでしょうか?

 


Kenchiku_Japan-Flyer.jpg
          *全て許可された場面の撮影・公開をしています

 


森美術館15周年記念展「建築の日本展〜その遺伝子のもたらすもの」

 


 開催場所は港区だけど、展示コンテンツには、中央区に縁の深いものがたっぷりありんす。正直なところ、建築なんて専門外と思っていたアタクシにも、やさしくわかりやすく見られたのがありがたい。会期も後半に突入してますから、すでにご覧になられた方もいらっしゃると思われますが、特派員おすすめ情報として、ご紹介させて頂きます。

 


 近年、建築関連の展覧会が増えている印象で、西洋美術の絵画展ほどポピュラーではなさそうですが、海外からも日本の古代建築技術が高く評価されつつあるトレンドの中で、お江戸通の一般教養としてこのカテゴリーには注目する価値は十分あります。

 


ルイ・ヴィトン 松屋銀座店もコンテンツ
Louis_viton_MatsuyaGinza.jpg
   *主催者の了解を得て、撮影・公開しています!

 


 「日本の建築展」でなくて、「建築の日本展」というネーミングに深い〜い意味がありまして、和建築の設計コンセプトや建物の図面、写真や模型、一部の実物展示等を通して、「日本らしさ」みたいなものを再構築し、サブタイトルにもある「遺伝子」の集大成を概観しようという、なかなか刺激的なキュレーションで構成されています。

 


 いや〜ホントに面白くて、絶対に行かなきゃわからニャイ醍醐味が半端ないって。

 


 おすすめは、千利休が豊臣秀吉のために建てた2畳の茶室「待庵」で実際ににじり口から中に入れます!

 


Roppongi_Taian.jpg
   *主催者の了解を得て公開しています!

 

 
 これは現存する最古の茶室建築(国宝・京都府・妙喜庵)を、原寸スケールで再現しています。

 


 ただ鑑賞するだけでなく、中に入ってその空気を感じるというレトロなヴァーチャル・リアリティは、安土桃山時代にタイムスリップしたかのようなユーザー・エクスペリエンス(要するに「体感」)を提供してくれる空間として画期的な味わいがありました。

 


 これも、いわゆる一つの「いま・ココ」感だと思う。

 


 こんな狭い所で、時の権力者と二人っきりでお茶するなんて、怖すぎる〜(>_<)

 


 茶室はアナログで古典的な感動でしたが、圧倒されたのはレーザー光線や3Dビデオインスタレーションなど、最新のデジタル技術を駆使した仮想現実「パワー・オブ・スケール」で、これには眼と心が釘づけになりました。

最初は何もない殺風景なスペースを見せられるのですが・・・
Power-OF-Scale_01.jpg

 


 *了解を得て撮影しています!
(以下全てそうなので略)

 


Power-OF-Scale_03.jpg
 

 


レーザーファイバーと呼ばれる特殊なプロジェクションで仮想風景が四方に投影される

 


Power-OF-Scale_04.jpg

 


 この展示で投影されている風景は動画です。もの凄〜い臨場感でした。動画による撮影も認められていて、アタクシもインスタ映えするように撮影しましたが(インスタやってねーけど)、ここではそのスナップショット(静止画像キャプチャ)をシェアします。

 


Power-OF-Scale_05.jpg

 う〜ム、芸術作品の「鑑賞」というよりはまさに「体感」というのか、写真や動画、その他いななる語彙でも言い表せないくらいの迫力で、建築や建物の存在感というものは、可視化できるものではなく、「住まう」もの、「感じる」ものという面を見せつけてくれる手法、演出なのでした。
 

 


 考えようによっては、スマホやIT関連のテクノロジーだって、建築の遺伝子を継承している「巧みの技」と言えるのでしょう。

 


 はるか昔の縄文時代から、脈々と続く日本の伝統的建築美と粋が、そのDNAが、大工や職人、様々なアーティストにより次世代へと受け継がれていく現場を、リアルに目撃できたような気がします(たぶん)

 


 恥ずかしがり屋さんなので滅多にやらない自撮り ↓ インスタ映えするかな〜?
De-Niro_at_RoppongiMori_ART.jpg
 インスタやってネーけど(>_<)

 


 この自撮りをなぜやったかというと、展示作品でなく、キャプションが心に刺さったからなのでした。

 


「再編成することが即ち創造」なんですと。

 


 これは、言い換えるならばアタクシもよくやる「パクリにもオリジナリティがある」ということではないでしょうか(たぶん)

 


 アタシャ、膝ポンポコリンだよ ♪ ぴ〜ひゃら、ピーヒャラ(>_<)

 


 建物の作り方というのは、型を決めて、それを伝える。

 


 いいものは模倣し、改良していく。

 


  伝統とは、様式のパクリなのである! 
 

  

     ( ↑ 個人による見解です  )

 


 このチケットの半券で森タワー52階にある展望台・スカイギャラリー東京シティビューも散策できるので、現代都市という名のモダン・アートを、海抜250メートルの高さから建築的な視線で鑑賞してみるのもご一興かと。

 


view_from_MoriTower_s.jpg

 


 このように上から目線で中央区方面をチェックするのも楽しい〜かも(>_<)

 


  「建築の日本展」は9月17日まで! ドント・ミスエテ 

 



【面白くてためになるデニーロ特派員の過去記事はこちら】


 ◎銀座にはスヌーピーがよく似合う (2018年8月9日付)


 ◎インバウンド講習参加報告(たぶん) (2018年7月31日付)


 ◎ぶら「お能」 (2018年6月28日付)


 ◎猫の旅物語  (2018年5月14日付)


 ◎ハローラジオシティーでぶらトーク! (2018年2月28日付)


 ◎中央区観光検定試験出題予想! (2018年1月25日付)


 


 

 

銀座には、スヌーピーがよく似合う

[デ・ニーロ] 2018年8月 9日 12:00

  


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 もし太宰治が平成の現代に生きていれば、銀座のバー・ルパンの帰り道で晴海通りへ出た際、こんなコトをつぶやいてSNSに投句したカモ。



 中央通りを新橋から銀座4丁目に向って歩いて行くと、銀座三越が見えてくるでしょう。


Snoopy_In_Ginza_L.jpg

  


 銀座のランドマークとして、和光と並ぶ三越の外壁には、巨大ポスターのような垂れ幕広告が掲出されます。


 それらは季節の風物詩のようにアーティスティックで、アタクシはいつも楽しみしているのですが、ニャンと! 


 スヌーピーがチャーリー・ブラウンや仲間達と登場してるって、半端ない!


 おなじみのデパート催事のPRですが、この景観は新鮮に映りました。


 よく見ると20周年とあり、三越によるスヌーピー企画にはそれほどの歴史があったとは驚きです。



Snoopy_In_Ginza_2018.jpg


 

 1905年(明治37年)「デパートメントストア宣言」をした百貨店の老舗三越なだけに、日本で初めてスヌーピーのキャラクターを販促ツールとして採用した?

 というわけではなさそうですが、銀座とスヌーピーのご縁のレキシは意外と古かった(といっても平成になってからなので、遅いぐらいだが)

  


 米国の漫画家チャールズ・M・シュルツによる絵本「ピーナッツ」にスヌーピーが登場したのが、1950年。

 


 1999年(=平成11年)、その50周年のプレ・イベントとして始まったのが「スヌーピー in 銀座」なのだそうです。

 


 だから、ざっくばらんに言うならば、銀座にスヌーピーがよく似合う背景に、三越が一役買っていたとは言えるでしょう。

 


 てなことを、このタイミングでまち歩きガイドをしている時にはアナウンスできますよね。

  


 三越の前身である三井呉服店の初代も、生きていれば

 


「スヌーピーに家督を譲りたい!」

 


 と言ったカモ。(このご案内のBGMにはレキシの池ちゃんを流そうっと!)

 


 ただこれは、以前ご紹介した松屋銀座の「スヌーピー展」と違って、ほぼ物販オンリーのイベントです。

 


 シュルツさんの原画も小粋なインスタレーションもありません。

  


 しかし、そのキャラクター・グッズの数も種類も半端ない!って

  


 昔からスヌーピー♡ラブなアタクシは、有り金(の半分未満)を叩いて、大人買いをしてしまいました〜(>_<)

  


  


 平成最後の「スヌーピー in 銀座 2018」は、8月12日まで!

  

  

   

   

 ↓ お盆は北海道に帰省中のデ・ニーロ特派員の過去記事はこちら ↓

  

◎銀座のバー・ルパン (2016年5月31日付)

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 太宰の短編小説「富嶽百景」に「富士には月見草がよく似合う」という台詞が出てきますが、何か問題ありますでしょうか?

  


◎銀座でスヌーピー展 (2018年3月4日付)

  


◎ブラ「お能」 (2018年6月28日付)

  


◎猫の旅物語  (2018年5月14日付)

  


◎インバウンド講習参加報告(たぶん) (2018年7月31日付)

  

  

  

  


  

 

 

「インバウンド講習」参加報告

[デ・ニーロ] 2018年7月31日 18:00

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 中央区観光協会主催による「まち歩き引率者ガイド講習シリーズの「最新インバウンド事情と異文化理解」を、先日受けてきました。

 


 このようにありがちな、でなくて、ありがた〜いセミナーを無料で提供して頂ける中央区観光協会様には感謝です!

 


    ↑ このようなミエミエのよいしょは、やめて下さるようお願いします(観光協会・某M浦)

 


 


 実は、昨年も同じ講師による同内容の講習を受けていたのですが、アタクシは熱心なリピーターになってしまいました(>_<)

 


 それほど、この講習はヤミツキになるぐらい魅力的であり、受けた人はそれなりにスキルアップされるであろうことは確実です。
 

 

 
 

 

 
 サブタイトルは「外国人は怖くない!実践で使えるちょっとした英語」とあり、これも去年と同じ。
 

 

 
 アタクシの場合、別に外国人は怖くないんでありんすが、現場で言いたいことを適切に言えないジレンマには、常々悩まされておりました。
 

 

 
 だから、前回は「実践で使えるちょっとした英語」というキャッチに釣られ、行き当たりばったりに申し込んだのでした。
 

 

 
 しかしながら、講義は英語ではなく、相手の文化や気持ちを理解し、心のこもったおもてなしを実現するための基本的なメソッドが紹介されます。

 


 

 実際、カリスマ講師の豊富なご経験と最新の統計資料などを交えたプレゼンテーションは、充実しており見応えたっぷり。
 

 

 
 昨今、この種のスキルアップ研修や自己啓発系セミナーは百花繚乱。
 

 

 
 受ける側のレベルがそうであるように、内容のレベルも様々。

 

 

 
 どれほど高度に優れたセミナーであっても、やみくもに受ければいいってものじゃない。
 

 

 
 なんらかの「メッセージ物質」を受け取らないと、人体に影響は出ません。
 

 

 
 アタクシは、当初のお目当てだった「くだけた口語表現」やフレーズのように、目に見えるかたちの言葉はゲットできませんでしたが、それよりもっと大切な「心構え」ともいえる、大切な何かを、お持ち帰りすることが出来たような気がしています。


 

 

 
 その大切な何かとは何か?を再確認するために、もう一度再受けてみたいと思いました。
 

 

 
 というのは嘘ぴょ〜ん(>_<)で、またこの美人講師にお会いして、ツーショット写メ撮ってインスタ映えしてみたいなぁ〜とか、ただ単純に思っただけなのですが、何か問題ありますでしょうか?(インスタもTwitterもやってないけど)   
 

 


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 講師の下高原由記さんは、幼少時からロシア、インド、アメリカなどの海外生活を経験し、幼子には凄まじい修羅場を踏んで、JALのCA(日本航空客室乗務員)のキャリアを20年積まれた後、現在のようなコーチング業界の第一人者となられました。
 

 


 そうした異文化のもとで培われた彼女の能力は、おそらく「空気を読む力」であると推察されます。
 

 


 アタクシのようにスキルがあっても、空気読めない人がいくらスキルアップしても無駄とは言わないまでも、ダメなものはダメ(同じか?)
 

 


 自分の場合そもそも、最初から空気を読もうとすらしてなかったりして(>_<)
 

 


 お客さんが、海外からの訪日ゲストであろうとなかろうと、表現力でなく、「読空力」(空気読む力)を磨きましょう。
 下高原さんの秘密のメッセージは、そういうことではなかろうかと、今、アタクシ的に理解しています。
 

 


 であればこそ、サブ・タイトルで「実践で使えるちょっとした英語」とうたっておきながら、あえてそれを出さずに、さりげなく聴衆の「気づき」へと導くプレゼンテーションの手法は、由記ぴょん、半端ないって。
 

 


InBound_Seminer.jpg
    *主催者、講師の了解を得て、撮影・公開しています
 

 


 下高原さんの幼少時のトラウマが、言葉を知らなくてもピンチを切りぬけてきたそのご経験が、雄弁に物語っています。
  

 


 「空気を読む」という表現そのものが、なんだか漠然としていてやり方がよくわかりませんが、その具体的なノウハウの一つが、
 

 


相手を観察し、興味を持つこと
 

 


だと下高原さんはおっしゃっていました。
 

 


 つまり、言う力ではなくて、聴く力 であると。
  

 


 これに関しましては、アタクシにも思い当たる節があります。
  

 


 ガイドをする際、伝えたいことがてんこ盛りで、一応言いたいことを言いまくるんだけれども、結局相手には伝わっていない。
  

 


「これを伝えたいのだ!」という熱量だけ高くて自爆している。
  

 


 やるべきことは、お客さんが本当に知りたいことを察知し、効果的にご案内する。
 

 


 それが大切。
 

 


 しかし、大切なことは目に見えない。(「星の王子さま」〜キツネ君語録〜)
 

 


 なので、見えない空気を読む力が重要となってくるのでしょう。
 

 


 それは、究極的には人の心を読むことであり、超難しく、奥の深い世界です。
 

 


 などと、空気読めないアタクシが、エラそうに「なるべく空気読もうネ!」っていう趣旨の記事を、行き当たりばったりで書いてしまいましたが、
 

 


何か問題ありましたでしょうか?


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Nice.jpg
 

 

由記ぴょんが講義で紹介されたお役立ちWEBサイト
 

 


観光庁WEBサイト

日本政府観光局(JINTO)インバウンド旅行復興フォーラム

やまとごころ、jp

トラベルジャーナル

JATA 日本旅行業協会

ジャパン・ハラル協会
 

 

  【空気読んでないデニーロ特派員の最近記事はこちら】



 ぶら「お能」 (2018年6月28日付)


 猫の旅物語  (2018年5月14日付)


 ハローラジオシティーでぶらトーク! (2018年2月28日付)


  中央区観光検定試験出題予想! (2018年1月25日付)


 

 

 

 

 

ブラ「お能」

[デ・ニーロ] 2018年6月28日 14:00

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 ギンザ・シックスの地下にある能楽堂(観世流)で、お能を鑑賞してきました!


 ここのシステムは、基本的に前売券がなく(当日券を事前購入することは可能)、全席自由で金額は同じです。
(料金は主催や演目によりますが、だいたい5千円前後。

(*一部会員さん向け指定席あり)


 つまり、いつ行っても早いもの順に好きな席でご覧いただけますという感じ。


 昭和の時代の映画館みたいだね。


 何ヶ月も前からチケット予約して行くのもメンドウだし、ここがブラ歩きにピッタンコなポイント。


「お能」というとちょっと・・・、距離感を持ってしまう人にも、お気軽に鑑賞できちゃうと思うな。


 能なんてど〜せツマンナイんだから、万が一見れなくもいいや!ぐらいの気分で。


    ↑
     *個人による見解です。


 スタッフの方によれば、これまでゴールデン・ウイークなどの一部の期間以外では、満席になったことはなく、チケットが売り切れることも滅多にないとのこと。


 この日も、ガラガラとは言わないまでも、空席が目立つほどすいておりました。


 アタクシは大学での専攻が演劇だったこともあって、若い頃から能や文楽には親しんではおりました(たぶん)


 ただ、専門はシェークスピアだったので、歌舞伎などの日本の伝統芸能は、試験やゼミ、単位のために「やむを得ず」観るというレベルで、学生時代にもっぱら観ていたのはピーター・ブルックなどの西洋演劇だったり、寺山修司や夢の遊民舎、第三舞台といった小劇場方面に傾倒しておりました。

 


 「銀ブラのついでに、ちょっくらお能でも見ていこっかな〜」みたいなノリは、以前なら考えられない。


 別に「けしからん」とまでは言わないまでも、国立劇場や千駄ヶ谷であれば、もう少し「厳かな気分で観なければなるまい」的なプレッシャーもありえたような気もします。


 ところが、Ginza Six の能楽堂は、外国人観光客も視野に入れたハードルの低さとでもいうのか、伝統と格式の近寄りがたい雰囲気と、ウエルカムとおもてなしムードのカジュアルな融合が見事に実現されています。


 正直言うと、もっと凄いところかと思っていたのですが、全然たいしたことありません。


    ↑
     *個人による見解です。


 行き当たりばったりに、思いついたら行きたい時に行くのがブラ歩きの王道だと思っているので、ここはあらたなスポットになりそう。


Snoopy_at_Ginza_Six.jpg


 お土産屋さんというほどでもない小スペースに、なんとスヌーピーグッズが!


 前回も「銀座でスヌーピー展」という記事をアップしましたけど、銀座にご縁があるんですね、スヌーピーちゃんは

 

 これはここでしか買えない限定品(三越でも一部販売)だそうで、アタクシは思わず衝動買いしてしまいました。


 歌舞伎座タワーの木挽町広場みたくオープン・スペースではないので、チケットを買って公演を観に施設内に入らないとゲットできませぬ(>_<) 


 本番の舞台よりこっちの方に感激したよ。


 「写真撮っていいですか?」とスタッフに尋ねると、


 「もちろんOKです。SNSなどでも よろしければ拡散して下さい」だと。


 この、なんともアバウトな腰の引けぐあいも心地よい。


 アタクシはTwitterもインスタもやっておりませんが、特派員ブログに載せるのは、いわゆるリツイート?みたいな貢献になりますでしょうか?


 それにしましても、インバウンドのご案内を何度か経験して、ろくすっぽ日本の伝統芸能について知りもしないくせに、立場上外国人観光客に解説している自分がウシロメタく感じていた昨今、ぶらりとお能を鑑賞できる機会は貴重でした。


 ワケがわからんなりに、とりあえず見ておけば根拠のない自信はつくと思う。


 何の予備知識もなしに、本当に行き当たりばったりにブラッと寄っただけなので、いい〜感じで、眠くなるんだよね。


 だから舞台の内容についてはほとんど覚えておりませんので、ノーコメントにしておきます。


 気まぐれに、久しぶりに能を鑑賞した思い出を持ち帰っただけなのですが、


何か問題ありましたでしょうか?

 




  【気軽にぶらっと読める、デニーロ特派員の過去記事はこちら】


 猫の旅物語


 ハローラジオシティーでぶらトーク!


  中央区観光検定試験出題予想!

 

 

 

 
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