[kimitaku]
2014年2月28日 14:00
大江戸線「築地市場駅」を、浜離宮方面へ出ると、交差点の手前に、「マグロの碑」があります。
碑文を読んでみました。
昭和29年3月1日の南太平洋のビキニ環礁で水爆実験が行われました。
そして被ばくした「第5福竜丸」から水揚げされたマグロが市場に一部入荷し、東京都の検査で放射能汚染が判明。
汚染した魚(サメ、マグロ)がこの一角に埋められました。
全国でも850あまりの漁船から460トン近くの汚染した魚が見つかり、日本中がパニックとなって築地市場では「セリ」が成立しないなど、市場関係者、漁業関係者も大打撃を受けたと書かれています。
このような核の被害がおこらぬよう全国からの多くの子供たちの募金(10円)でこのプレートが作られたと書かれています。
プレートの作成年月日は 1999年3月1日となっています。
交叉点を背にしたところにある、ほんの小さな碑です。
[kimitaku]
2014年1月28日 09:00
街歩きマップの紹介です。
この6枚の地図は、中央区観光協会・中央区商店街連合会・中央区が発行元です。
手に取って並べてみると、6枚で中央区の紹介がされています。
思わず手に取って、持ち歩きたくなるような優しい色合いで、作られています。
まず一枚目。
東京駅から日本橋 京橋付近の掲載です。
それぞれ歴史ある商店街が掲載され、その主なイベントも書かれています。
2枚目は銀座、3枚目は築地付近。
築地場外にある 「ぷらっと築地」情報センターにも、巨大な地図が。
4枚目は人形町浜町、東日本橋周辺。5枚目は八丁堀、兜町、茅場町。
八丁堀周辺の商店街は、区画が江戸からの区割りが多く、商店街も、昔の区割りのままなようです。
6枚目は、佃、勝どき、月島、晴海。
この地図から見る中央区は、多くの運河、河川に囲まれ、水の都でもあるようです。
みなさん お休みの日に「ふれあい街歩きまっぷ」を片手に、中央区散策でもしませんか。
地図には、限りがあるようです。お早目に。区役所、出張所、中央区観光協会に備えてあります。
[kimitaku]
2013年12月18日 08:36
小春日和 出勤途中
金座通りを玄冶店(ゲンヤダナ)の交差点から西の神田方面に歩いて行くと、
二つ目の路地に、京野菜やさんを見つけました。
みずみずしい野菜たち。
冬の日差しにその透明な肌をさらしていました。
ご主人にお伺いすると、
ご主人と、京都の 超有名旅館「柊屋」 の女将はいとこどうしとのこと。
錦小路付近の「大丸百貨店」近くで出会った、NPO法人の野菜研究所の方とお知り合い
になり、野菜を分けて頂いているそうです。
ご主人は、また長いこと人形町に住んでおり、野球チーム(日本橋ドリンカーズ)にも参加。
写真も見せてもらいました。
京野菜・・・・・・・色合いは淡く、何となく優しい土の香りが感じられるような、野菜たち。
嵯峨野の菜の花 鴨川の九条ネギ 丹波の黒豆 海老芋
真っ赤な金時人参は嵐山のもみじよりもさらに透明な色合いです。
お二人で営業しているらしく、ご主人が私の相手をしてくださっているあいだ、女将はと言うと、隣組、町内会に開店のビラ配り、さっそくお客さんが。
私も 京山芋に海老芋500円詰め放題をさっそく買いもとめました。
お店は月一度ほど開くそうです。
次回は正月すぎ、勝どき「太陽のマルシェ」に出店予定だそうです。
ここ人形町では、少し販売スペースが狭く、常時販売できるところをお探しだそうです。
東京路地裏物語
住所 〒103-0013 日本橋人形町3-4-2
電話番号 03-3808-2888
[kimitaku]
2013年11月30日 14:00
秋日和にめぐまれたお昼どき、晴海埠頭を散歩。
今日は、大きな客船 「にっぽんまる」が着船していました。
以前ご紹介したのは 帆船の「日本丸」
今日 ご紹介するのは 客船の「にっぽんまる」です。
埠頭ターミナルの入り口には 入港 出航日時が記してあります。
前港 大洗 次港 ホーチミンとあります。
救助船はオレンジ色で美しいです。ターミナル屋上から、お台場を望みながら、巨大な煙突を眺めました。
手前の警戒船は豆粒のよう。
わずかの時間、下船するお客さんもいる様子
翌々日 遠くベトナムに向けて、「にっぽんまる」は埠頭を後にしました。
[kimitaku]
2013年11月13日 09:00
人形町、小網神社から近いところに、
有松絞りの
竹田嘉兵衛商店東京店 「笹加」 があります。
間口は狭いけれど、お店に入ると、絞り染めの素敵な着物がいっぱい。
ちょうどお昼前、店員さんが笑顔で応対してくれました。
本店は名古屋市にあり、寛保年間(1741年ごろ)に「竹田庄九郎商店」本店から分家したとのこと。
有松絞りの説明をしていただきました。
図案に従い、生地を糸で括り、それを絞り、染め上げてつくる。
その行程は非常に高度で、白生地に目安無しで、糸で括った模様が、そのまま反物になるとのこと。
一人一人がそれぞれ一芸の絞り技法を持っており、その種類は100種にも及ぶとのこと。
絞りの一粒一粒、一筋一筋を、その手先指先に一生をかける伝統工芸だそうです。
例えば、良く知られている 「鹿の子絞り」でも、手結び鹿の子、突出し鹿の子、一目鹿の子、京極鹿の子、横引き鹿の子。そのほかにも数えだすときりがないとのことです。
染め上げにも熟練度が要求されますが、染め上げた反物の糸を抜く作業がまた大変。それぞれの絞りで「糸抜き」の方法が異なるとのこと。
そして 世界での絞り染めの技法の9割は日本で発達した技法であり、他の染色と異なり糊や蝋は使用しませんとのお話でした。
私も可愛い「絞り染めの」の手拭い、江戸文化の伝統を醸し出す美しい模様でとても欲しくなりました。
注:絞りとは 生地を染める前に糸で括ると、その場所が白くなり、以外の場所が染め上る、それを高度化したもの。日本書紀以前からの技法。
有松絞りは世界に発信。パリコレ(19993年)ドイツ、オーストリア、アメリカ、各国で、展覧会を開催しています。
長寿で有名だった「きんさん ぎんさん」も絞りの技術者だったそうです。
笑顔の写真は東京店長さんです。
お店の住所 中央区日本橋蛎殻町1-11-9
電話番号03-3666-4649
お店の行き方 :
人形町の日本橋小学校の裏手、小網神社の前の通りを日本橋川方面に突き当たると、左手にビジネスホテルが見えます。 そのホテルの手前の道を左に入って徒歩 数十秒です。 最寄駅は「人形町」です。徒歩数分。
[kimitaku]
2013年10月30日 09:00
中央区には数少ない
漢方専門医院 「柳かよクリニック」 (健康保険適用) のご紹介です。
場所は日本橋蠣殻町一丁目 とうかん堀通りと新大橋通りの交差点から江戸橋方面へ、少し歩き、ビジネスホテルの角を曲がったビルの3階にあります。
お伺いすると、
開院は診療科標榜(注)に「漢方」併記ができるようになった、平成20年だそうです。
柳 かよ先生 は、
阪大病院 各病院で麻酔科医として長い間勤務され、博士号も取得されましたが、10年前に漢方と出会い、長年の西洋医学での疑問が理解できるようになりました とのこと。
漢方は、西洋医学を否定するものではなく、それと併用して「いいとこ取り」をして欲しいそうです。
人全体 を見るのが漢方、そして体は自分で治すもの、その際は生活習慣も改善していかなければなりません。 そして、漢方が身体全体を治すお手伝いが出来れば。 ともおっしゃっていました。
漢方の特徴は : 同じ病気、症状でもそれぞれの人を診てそれぞれ異なった処方をする
「同病異治」 にあるそうです。
先生 ご自身も漢方で、健康回復され以来ますます漢方の魅力に取りつかれ、現在に至っているそうです。
検査では異常がないが、何となく体調がすぐれない、またアトピー、アレルギー、糖尿病などで悩まれている患者さんなどに
ぜひ お気軽に受診して頂きたいとのことです。
予約方法などを記します。 (実は 私も 当医院の患者です。)
何となく体調がすぐれず、春先に 「柳かよクリニッりニック」で診てもらうことにしました。
電話すると、予約制、その前に問診票に詳しく記入くださいとのこと。記入後、当院に送付
当日、記入した内容を先生は真剣に目を通され、そして私に問診、その時間約40分。処方箋を出して頂き、その後、月一回ほど通院しています。二回目からは、診療時間は15分程度で終了。
(おかげで今はすっかり回復してきました。カゼも引かなくなりました。
「冷たいものを飲むな、早起きをするよう、」言いつけを守ったのが良かったのかも知れません。)
住所 中央区日本橋蠣殻町1-10-4 宮田ビル3F (金、日、祝休診)
電話番号:03-5651-2066
注:標榜 とは
「医療法施行令」により表示、広告をしても良いと認められた診療科目のこと。