[O傘]
2010年10月 5日 13:00
今年も
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観光商業まつり(第58回)が10/1(金)~11/5(金)の日程で始まりました。
初日のオープニング・セレモニー(主会場:三越銀座店9階「銀座テラス」)を見てきましたので紹介します。
その前に、三越銀座店9階「銀座テラス」について少しご紹介します。
9月11日(土)に増床オープンした三越銀座店は、従来の8階建ての本館の東側に新店舗(地上13階、地下6階)を建設し、一体として売り場の増床を図ったもので、銀座・有楽町地区で最大規模となる百貨店として生まれ変わりました。
9階は従来の三越銀座店(本館)屋上と新館のフロアが一体化し、9階の本館側には、屋外の「芝生の広場」や「銀座出世地蔵尊(しゅっせじぞうそん)」、「テラスファーム(屋上園芸)」があります。
新館側は屋内施設があり、レストランとインフォメーション・コーナーそして多目的イベント・スペース「銀座テラス」があります。
さて、第58回
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観光商業まつりの主会場でのオープニング・セレモニーですが、この9階イベント・スペース「銀座テラス」で2010年10月1日(金)午前11時から開催されました。
最初に、
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観光商業まつり実行委員会会長の矢田美英(やだ よしひで)氏(
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長)からご挨拶がありました。
「11/5まで
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全体で観光商業まつりが開催される。今年は、くじ付きセールや宝探し、17店舗のアンテナショップのスタンプラリー、日本橋・京橋まつりの中央通りパレード(大江戸活粋(おおえど・かっき)パレード)、人形町の人形市(にんぎょういち)など、またトリトンの方でもすばらしいイベント(「晴海インフィオラータ2010」in Triton)が行われる。銀座ではイベント「オータムギンザ2010(~これからの銀ぶら~)」(注)がある。大いに楽しんでほしい。各商店街、百貨店、関係各位がますますご繁栄ご隆盛をご祈念申し上げたい。」
(注)オータムギンザ2010(~これからの銀ぶら~)」は、銀茶会、ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル2010、銀座八丁神社めぐり(今年は10神社)などの銀座でのイベントの総称
(下の写真は、左から矢田区長、中嶋区議会議長、㈱三越・銀座店長)
次は中央区議会議長の中嶋ひろあき氏のご挨拶です。
「今年は58回ということでこの観光商業まつりは年を追うごとに隆盛を極めている。今回は、区内の商店街の協力により本区の歴史や文化にふれながら区内全域に巡るイベント「宝探しゲーム ~
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大捜査線~」など多彩な内容になっている。これを機に国内のみならず海外にも
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を知っていただきたい。区議会もこのイベントをしっかりサポートしていきたい。」
会場を提供いただいた㈱三越執行役員・銀座店長の安達辰彦(あだち たつひこ)氏から歓迎のご挨拶がありました。
「オープニングのセレモニーやイベントを当会場で開催できることを歓迎します。9/11に銀座三越をリモデル、増床オープンした。目玉として、9階のこのフロアですが、屋外・屋内あわせて3000m2あり、憩いと安らぎと賑わいの場所として物を置かないこのようなスペースを作った。
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銀座は日本、世界の中心です。
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銀座がますます発展できるよう商業施設の一員として頑張って参りたい。」
つづいて列席いただいた皆様の紹介がありました。
ステージに列席されたかたがたは、先ほどのご挨拶いただいた3名の方をのぞいて、
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議会 区民文教委員会委員長 青木氏、
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観光商業まつり実行委員会委員長の重盛(しげもり)氏 副委員長の松岡氏、後藤氏、小林氏、南谷(みなみたに)氏、
そして第29代
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観光大使・ミス中央の鎌田真央(かまた まお)さん、小林沙央里(こばやし さおり)さん、佐々木久美(ささき くみ)さん、
さらに、㈱三越銀座店の営業統括部長 江坂(えさか)氏、総務部長 渋谷氏の11名です。
写真は左から(敬称略)、三越銀座店の渋谷、江坂、足立、中央区観光大使・ミス中央の佐々木、小林、鎌田、中央区長の矢田、区議会の中嶋、青木、中央区観光商業まつり実行委員会の重盛、松岡、後藤、小林、南谷
この後、第29代
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観光大使・ミス中央の3名の自己紹介とインタビューがあり、銀座三越店から花束の贈呈がありました。
写真は左から小林沙央里さん、鎌田真央さん、佐々木久美さんです。
3人は、自己紹介やインタビューの受け答えからみますと、先月の第29代観光大使・ミス中央選考会の時より、ずっと観光大使・ミス中央らしくなってきたように思います。
なお、選考会の様子知りたい方は、「O傘(おーさん)」の特派員ブログ(9/8)「第29回
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観光大使・ミス中央 選考本選会」を見て下さいね。
3人のコスチュームですが、第28代はエコをイメージさせるグリーン系に対して、今回の第29代のコスチュームはひまわりを連想させるオレンジ系です。
この色のように明るく元気な観光大使・ミス中央になって、
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のPRとイメージアップのために頑張って下さいね。
最後に委員長の重盛氏により、第58回
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観光商業まつりの「開催宣言」が行われ、11/5(金)まで1カ月を超える
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観光商業まつりが始まりました。
以上でオープニング・セレモニーが終了しましたが、時間は20分かからなかったと思います。
このあと各商店街からご提供いただいた名産品の配布が、矢田区長、中嶋区議会議長、青木区民文教委員長、そして第29代観光大使・ミス中央(3名)により行われました。
「O傘(おーさん)」がゲットした配布品の袋の中身をご紹介しますと、こすると消える蛍光ペン「フリクション・ライト」(東京中央大通会ご提供)、一口サイズの佃煮「築地まぐろ金ごま」(築地場外商店街振興会ご提供)、「トマトとリンゴのケチャップソース」(月島もんじゃ振興会協同組合ご提供)、
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観光商業まつりのポケットチッシュ、そして「大江戸活粋(おおえど・かっき)パレード」のパンフレットと「第5回
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内アンテナショップ・スタンプラリー」のパンフレットが入っていました。(金ごまの佃煮はついついご飯がすすんでしまいそうです。)
このほか、オープニング・セレモニーが始まる前に並んでいる皆さんに「宝探しイベント
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大捜査線 ~大江戸財宝伝説を追え~」のパンフレットがスタッフより配られました。
また、実はこの11時からのオープニング・セレモニーに先立ち、10時半から、楽しいアトラクションがあり、会場でセレモニーの開始を待っている皆さんを沸かせていました。
中央区観光商業まつりが始まりました。11/5までですが、その間、盛りだくさんのイベントがあります。
「O傘(おーさん)」は早速このオープニング・セレモニーの後、「宝探しイベント 中央区大捜査線 ~大江戸財宝伝説を追え~」にチャレンジすることにしました。
皆様も、各種イベントに参加して中央区の観光商業まつりをお楽しみ下さいね。
[O傘]
2010年10月 1日 16:00
日本橋再生計画「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに、「日本橋室町東地区開発」の最初のビルとして、中央通りの三井本館向かいに「COREDO室町」がオープンします。
関心が高いと思いますので、一足先に概略をご紹介します。
「コレド(COREDO)」と言うネーミングは、ご存じの方も多いと思いますが、「CORE(中心)」と「EDO(江戸)」を合わせた造語で、「江戸の中心地」を意味するそうです。
永代通りと中央通がまじわる交差点にある例の超高層ビル「日本橋一丁目ビルディング」の「COREDO日本橋」が2004年にオープンする時に話題になりましたね。
この「COREDO室町」があるビルは正式には「室町東三井ビルディング」といい、地上22階(高さ:約100m)、地下4階建てのオフィス・商業・多目的ホールからなる複合施設です。
このビルは、地下1階から 4階が飲食店と物販店の商業エリアと、5~6階にある多目的ホール「日本橋三井ホール」から成る「COREDO室町」と、10階から21階までのオフィス階で構成されています。
このビルは、平成20年(2008年)12月に着工し、2年を経てようやくこの10月にオープンします。
建設工事中には、工事フェンスに左の写真のような大きなメッセージが書いてありました。
オープニングは下記の日程です。
10月1日(金):室町東三井ビルディングが開業
10月28日(木):「COREDO(コレド)室町」の商業エリア(地下1F~4F)がオープン
10月30日(土)に「日本橋三井ホール」(5F~6F)がオープン、オープニングセレモニー
【COREDO室町】
1階では、「にんべん日本橋本店」、「日本橋 木屋」などの老舗店舗のほか、東京初出店となる金沢の箔専門店「箔座日本橋」、江戸時代の茶屋や菓子店をイメージしたカフェブラッスリー・パティスリー「エメ・ヴィベール」、ATM(みずほ銀行、千葉銀行)や「第一園芸」が開店します。
また、2階には、魚料理「日本橋紀ノ重(きのしげ)」、中華の人気シェフ陳建一氏の「四川飯店」など、
3階には、行列のできるビストロ「BISTRO 石川亭」、お米が主役の和食「米祥」などが入り、
4階には日本橋魚河岸に因んだ江戸前鮨「鰤門(しもん)」などが開店し、日本橋三井ホールのエントランスロビーができます。
地下1階には、地下鉄「三越駅」連絡口がありますが、「タロー書房」やコレド・インフォメーション「日本橋案内所」などがオープンします。
【日本橋三井ホール】
「日本橋三井ホール」はコンベンションや展示会などのビジネスから、音楽ライブや演劇などのエンターテインメントまで利用可能な、日本橋地域で最大級となる駅直結の大型多目的ホール(最大席数1,000席、劇場型で650人、面積約700㎡)です。
10月30日(土)オープンし、「杮(こけら)落としセレモニー」として、松本幸四郎氏監修の、松本幸四郎氏・市川染五郎氏等による「三番叟(さんばそう)の舞」や、ファッションショーの演出・制作を手掛ける若槻善雄氏とのコラボレーションによる世界初の「歌舞伎×ファッションショー」が開催されます。
中央区にまた新しい名所の誕生です。日本橋の活性化に一役買うことになるでしょう。
是非、このオープニングの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
「日本橋室町東地区開発」は、ここでご紹介したCOREDO室町が第一弾ですが、最初の図に示しますように新しいビルの建設や、日本銀行から続く桜並木の「江戸桜通り」を延伸したり、「室町福徳塾」から移設する「福徳神社」周辺を「福徳の森」として整備したりして、これからも続くそうです。
江戸時代の「熈代勝覧(きだいしょうらん)」に描かれているような(地下鉄銀座線の地下通路に展示してあります、ご覧になった方も多いと思いますが・・)この日本橋室町地域の更なる活気と賑わいが期待できそうですね。
[O傘]
2010年9月14日 11:10
新大橋通りと晴海通りの交差点に、築地場外市場のランドマーク的存在の「築地KYビル」がありますが、その2階に築地文化発信のための展示・イベントスペース「築地よりみち館」が今年(2010年)の初めに誕生しました。
現在、江戸時代末期~明治初期の築地が描かれた錦絵22点と、現在の築地に関する写真(モノクローム)20点が展示してあります。
最近見てきましたので、ご紹介します。
(左の写真は、築地交差点にある「築地KYビル」)
「築地よりみち館」のある「築地KYビル」2階の床はウッド・フローリングがなされており、
1階の食料品売り場「築地おもしろ市場」に比べると2階は静かで落ち着きがある空間を醸し出しています。
「築地よりみち館」と言いましても、展示のための部屋があるわけでもなく、通路からだれでも自由に出入りできるオープン・スペースです。
錦絵が展示してある展示スペースには、江戸末期の「江戸図」(安政2年(1819年))や「大江戸俯瞰図」(弘化4年(1847年))はじめ、外人居留地として賑わう「東京築地鉄炮洲景」、幻のホテル「東京築地ホテル館之図」、「東京名所築地御門跡」(築地本願寺)(左の錦絵)などの錦絵が22点ほど展示してあります。
その中でも、幻のホテルと言われる「築地ホテル館」に興味がありました。
「築地ホテル館」 日本最初の本格的洋風ホテル
慶応3年(1867年)、築地海軍操練所(現在の中央卸売市場駐車所あたり)の跡地に建設を開始し、明治元年(1868年)に完成。
当時は、洋風ホテル(和様折衷様式)が大変珍しく、東京の新名所として大勢の人が見物に訪れ、絵師たちにより錦絵もたくさん描かれたそうです。
建物は3階建て(一部4階、塔屋付き)。
設計はアメリカ人建築家ブリジェンス、
施工は清水組(現 清水建設)二代目の清水喜助が幕府に願い出て請け負いました。
ところで築地ホテル館の建設計画自体は、幕末期に勘定奉行などをつとめた小栗上野介(おぐり こうずけのすけ)(忠順(ただまさ))が発案し、
実際には小栗の主導のもとで、清水喜助らが建設・運営したと言われています。
なお、小栗上野介ですが、幕末の歴史上の人物にしては知名度が低いように思いますが、
司馬遼太郎(作家)は小栗上野介を「明治の父」と讃えており、
大隈重信に「明治政府の近代化政策は、小栗忠順の模倣にすぎない」
とまで言わしめたほどの幕末歴史上、注目すべき人物の一人です。
築地ホテル館は、残念なことに、完成から4年足らずで大火により消失し、その後再建されませんでした。
それで後世の人は「幻のホテル」と呼んで、当時の築地ホテル館の雄姿と賑わいを偲んでいるそうです。
「現在の築地」の写真展示コナーもあります。
これは錦絵展示スペースの向かいの壁に、
20枚ほどモノクロの写真が横一列に展示してあります。
写真には、
「マグロの競り」、
「マグロの解体」、
「築地中央卸売市場の俯瞰写真」や
「築地波除神社の獅子頭」
などがあり、現在の築地中央卸売市場の活気を伝えています。
これらの展示期限ですが、同じフロアのインフォメーションに聞いてみましたら、期限が決まっていないそうで、新しい企画がでてくるとその時点で展示が終了することになるそうです。
無料です。ご興味のある方は、是非お早目に「築地よりみち館」を訪れて、幕末・明治初期の築地の賑わい描いた錦絵などをご覧ください。寄り道して見てみましょう。
(なお、このブログに展示作品の撮影・ブログ掲載につきましては、インフォーメーションの方のご了解をいただきました。ありがとうございます。)
[O傘]
2010年9月 8日 11:35
第29回中央区観光大使・ミス中央の3名が決まりました。
鎌田真央(かまた まお)さん、小林沙央里(こばやし さおり)さん、そして佐々木久美(ささき くみ)さんです。
おめでとうございます。 (写真は左から、小林さん、鎌田さん、佐々木さん)
まだ厳しい残暑がつづいていますが、本選会を見てまいりましたのでご紹介します。
9月4日(土)三越日本橋本店1階中央ホールの「天女像」が見守る特設ステージで本選会が行われました。
本選会は、予選会(8月21日コートヤード・マリオット銀座東武ホテルで開催、89名が応募)を通過した22名のうち21名が参加して行われました。
昨年に引き続き、緊張をほぐすのが上手なタレントの小野ヤスシさんの司会そしてアシスタント(姫野さん)のコンビで、午後1時に本選会がスタートしました。
エントリーナンバー1番から12番のA組(11名、1名欠)とエトリーナンバー13番から22番のB組(10名)の2つの組に分けられて、最初にA組の出場者が壇上に並んで一人づつステージ中央のマイクの前で約1分間の自己PRのあと、審査員からの質問に答え、次にB組の出場者に交代する・・・という形で審査が進められました。
審査委員長は中央区観光商業まつり実行委員会委員長・中央区観光協会副会長の重盛氏です。
そして審査委員は、
銀座通り連合会理事長(小坂氏)、中央区教育委員会委員長(鈴木氏)、
中央区観光協会副会長・東京商工会議所中央支部副会長(細田氏)、中央区議会議長(中島氏)、中央区長(矢田氏)、東京新聞編集局長(河津氏)、(株)松屋常務執行役員(帯刀氏)、第24代中央区観光大使・ミス中央(井上氏)、中央区観光協会事業企画委員会委員長(潘氏)、
という そうそうたる顔ぶれです。
以上の審査委員10名の皆さんが、ステージのすぐ下にずらっーと陣取っていますので自己PRや質問を受ける出場者の皆さんは、さぞ緊張なさったことでしょう。
1時間20分ほどで審査が終了し、審査委員は別室で選考を行います。
その間、アトラクションとして、歌手「U(ゆう)」さんのマザーテレサに因んだ曲の独唱が行われ、美しい歌声に会場の皆さんはしばし聞き入っていました。
選考が始まってから30分後、いよいよ審査の結果発表です。出場者は天女像の両側の階段に並びます。
第28代中央区観光大使・ミス中央の澤田さんが審査結果の書いてある紙を審査委員長から受け取り司会へ手渡します。
そして小野ヤスシさんが3名の名前を読み上げます。 緊張の一瞬です!
最初に呼ばれたのはエントリーナンバー14番「佐々木久美(ささき くみ)」さん、
次にエントリーナンバー13番「小林沙央里(こばやし さおり)さん」さん、
そして最後によばれたのはエントリーナンバー19番「鎌田真央(かまた まお)」さんでした。
写真は、最後に鎌田さんが呼ばれてステージに出る瞬間です。とてもうれしそうです。
新しく観光大使・ミス中央になられた第29代の3人には、第28代観光大使・ミス中央の3人から、
「たすき」と「ガウン」を着せてもらい、そして栄光の「ティアラ」がそれぞれの頭に載せられました。
その後、新観光大使・ミス中央の鎌田さん、小林さん、佐々木さんの順で、審査委員長、区長、議長、協賛各社から、賞状、賞品、副賞が贈られました。大変豪華です!
授賞式のあと、司会の小野ヤスシさんが3人の新中央区観光大使・ミス中央に簡単なインタビューをしました。
そして、重盛委員長から主催者を代表して「選出された3名には、今後1年間、中央区観光商業まつりや区内の各種イベントに参加するとともに、中央区観光協会のブログなどで区のPR,イメージアップにつとめてほしい。選にもれた方は、この貴重な経験をそれぞれの分野に生かしてほしい。」などのご挨拶がありました。
最後に、記念撮影会(下の写真は、審査委員、第28代中央区観光大使・ミス中央と一緒に)。
左の写真は、新しく決まった第29代とこれまでの第28代中央区観光大使・ミス中央が仲良く一緒にカメラに収まりました。
(左から、小林さん、鎌田さん、佐々木さん、高城さん、澤田さん、三上さん)
澤田さん、三上さんそして高城さん、あっという間だったと思いますが、一年間本当にご苦労さまでした。これからも皆さんのことは決してわすれません。
第29回中央区観光大使・ミス中央 選考本選会は午後3時半ごろ滞りなく終わりました。
まだ興奮さめやらぬ会場にパイプオルガンの重厚な音色が響きわたっていました。
今日選ばれた鎌田さん、小林さん、佐々木さんの3人は、これから1年間、中央区観光大使・ミス中央として、
中央区の各種イベントやキャンペーン、外国客船の歓迎などの
30を超える行事に参加して中央区のPRとイメージアップにつとめるという大変仕事が待っています。
そして、是非、この機会に中央区をさらに深く知っていただき自己を磨きあげて、いろんな人と触れ合ってください。
私たち中央区観光協会特派員も応援しています。ご一緒に中央区に関する知識や経験を増やし、中央区のために頑張りましょう。(O傘(おーさん))
[O傘]
2010年8月30日 08:30
今年も「大江戸まつり盆おどり大会」が8月27日(金)、28日(土)の二日間、区立浜町公園で盛大に開催されました。夕方といってもまだ暑さが残る中、初日に行ってきましたのでご紹介します。
【会場の様子】
「大江戸まつり盆おどり大会」の江戸風大門をくぐってまっすぐ公園を進むと「友好・交流都市コーナー」の広場があり、それぞれの都市のテントでは物産・食品などの特産品を販売していました。
友好・交流都市は、石川町、桧原村、富士河口湖町、東根市、玉野市、栃木市です。
また、門をくぐってすぐ左側の小道には、区民施設(ヴィラ本栖、伊豆高原荘)PRのテントにつづいて、
中央区にあるアンテナショップ(北海道、新潟、群馬、青森、山梨、福島、奈良、山形)のテントが並んで特産品などを販売しています。
「大江戸まつり盆踊り大会」の門をくぐってすぐ左手には、「大江戸切り絵図」のパネルが目に飛び込んできました。「御曲輪内 大名小路絵図」、「神田浜町 日本橋北の図」、「本所絵図」、「内藤新宿 千駄ヶ谷辺の図」、「東都下谷絵図」など幕末の嘉永年間に作成した貴重な尾張屋版の切り絵11枚(「歳の市保存会」会長 渡辺氏寄贈)が展示してあり、江戸の昔を思い起こさせてくれます。
グランドは盆踊り会場です。 中央に櫓(やぐら)があり、午後4時から「日本の音頭」と題して民謡歌手の皆さん(藤山進さん、志摩ゆり子さん、福田昭三さん)による音頭が櫓の上から披露されて、民謡連盟の人たちがすでに踊りを始めていました。
周辺には、チケット販売所、各町会(月島連合、新川二丁目越一・越二、新富、日本橋三・五・七の部連合、京橋七の部八丁堀山王、勝どき豊海地区)のテント、
また心身障害児・者の進路と生活を考える会、実扇会、女性海外研修者の会のテントもあり、縁日の焼きそば、焼きとおもろこし、フランクフルト、かき氷、綿あめ、お団子などの食べ物や生ビールやソフトドリンクなどの飲み物を販売していました。
このほか、グランドには、久松交通母の会、着くずれ御直しコーナー、ゲームコーナー(有馬小学校、日本橋小学校PTA)、救護所などが設けられていました。
さらに、先日、人形町で開催されました「せともの市」、そしてこれから開催されます「べったら市」、薬研堀(やげんぼり)の納めの「歳の市(としのいち)」のテントも小規模ながらありました。
【オープニング・パレード】
午後5時30分、お囃子の車(浜町囃子山車)と2台の白バイに先導されて、パレードが始まりました。
横断幕は日本橋中学の女子生徒がもち、つづいて江戸消防記念会第一区のメンバーによる木遣り(きやり)と纏(まとい)振りの集団、そして中央区観光大使ミス中央の3人。
その後に元気な掛け声の子供神輿(みこし)・子供風船組(日本橋小、有馬小、久松小、常盤小)が続きます。神輿はそれぞれの小学校の手作りです。
パレードは人形町通りと甘酒横丁交差点を出発して甘酒横丁を通り、清洲通りを渡って浜町公園の会場に入りました。
【オープニング・セレモニー】
(江戸消防記念会の演技)
午後6時過ぎ、ご祝儀にと、江戸消防記念会第一区(主に中央区、江戸時代の火消し一番組、二番組に管轄に相当)の皆さんが「木遣り(きやり)」を歌って入場し、2本の「纏(まとい)の振り込み」、それに梯子(はしご)一基を使って3名の会員がそれぞれ「梯子(はしご)乗り」の技(わざ)を披露してくれました。
梯子乗りの技(わざ)では、「遠見(とおみ)」、「八艘(はっそう)」、「邯鄲(かんたん)」、「腹亀(はらがめ)」、「背亀(せがめ)」、「鯱(しゃち)」「肝潰し(きもつぶし)」そして途中技(とちゅうわざ)で「麻の葉」、「象鼻(ぞうばな)」、「腕溜め(うでだめ)」、「吹き流し」などを見せてくれました。観客から「かっこいい」、「うぉーすごい」のことばと惜しみない拍手が送られていました。
写真は腹亀です。
最後に、江戸消防記念会会長 鹿島靖幸氏による「一本締め(いっぽんじめ)」の手締めが行われました。
(主催者の挨拶)
最初に大江戸まつり実行委員会会長の小堀章三氏(日本橋5の部連合会会長)の挨拶がありました。お子様からお年寄りまで大いに踊って楽しんでください・・・とのご挨拶がありました。つづいて、中央区長の矢田美英氏と区議会議長の中嶋ひろあき氏からご挨拶がありました。
(下の写真は、左から小堀会長、矢田区長、中嶋議長の順)
お招きした来賓は中央区選出の都議 岡田まりこ氏、久松警察署所長 阿部氏、日本橋消防署 原氏で、町会出身の大江戸まつり実行委員会副会長も一緒にずらりと櫓の上に並びました。
オープニングセレモニーに同席した第28代中央区観光大使・ミス中央の澤田知美(さわだ ともみ)さん、三上真奈(みかみ まな)さん、高城あずさ(たき あずさ)さんにグランドでお会いしました。(写真は、左から三上さん、澤田さん、高城さんの順)
これが最後のお仕事でしょうか(?)9月には次の第29代ミス中央が決まるんですよね。
1年間、ご苦労さまでした。これからもよろしくお願いします。
【盆おどり大会】
オープニング・セレモニーが終わり、午後6時40分頃からいよいよ盆おどり大会です。
東京音頭などおなじみの盆おどりの曲、そして中央区オリジナル音頭「これがお江戸の盆ダンス」に合わせて櫓(やぐら)の周りに、民謡連盟や町会などのおどりチームを中心に踊りの輪ができました。
「これがお江戸の盆ダンス」は、曲の題や、歌詞に一部英語が入っているのを見ますと若い人しか踊れないのでは・・・と引いてしまう人もいるかもしれませんが、歌っている歌手も民謡歌手、そしてメロディーもやっぱり盆踊りの曲で、普通の盆踊りの曲としてとっても親しみやすいです。
ご存知の方も多いと思いますが、ご参考までに「これがお江戸の盆ダンス」の歌詞を載せます。(「東京中央ネット」のサイトから引用しました。)
大人から子供まで皆さん良く盆踊りをご存じで、身振り手振りよろしく、夜が更けていくに従い、大勢の人で盆踊り会場が一杯になり、次第に大きな渦になって踊っていました。
恒例になった「大江戸まつり盆おどり大会」、中央区の人口も増えていますので、「ふれあい」と「絆(きづな)」を深める故郷(ふるさと)中央区の大切なイベントの一つとして、これからもますます発展していくでしょう。
来年も楽しみですね。
[O傘]
2010年8月23日 17:00
8月21日(土)10:00、高知のアンテナショップ「まるごと高知」が銀座にオープンしました。オープニング・セレモニーやお店の中の様子などをご紹介します。場所は、外堀通りと銀座柳通りの交差点付近で、沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ」のお隣です。
【オープニング・セレモニー】
開店1時間前に到着しましたが、すでにテレビ高知、日本テレビ、NHK高知放送局などのテレビ局のカメラがズラッとならんでリハーサルを行っていました。
オープニング・セレモニーは、午前10時から始まり、尾崎正直氏(高知県知事)の挨拶のあとテープカットが行われました。知事の挨拶では、「構想から2年4カ月でオープンにこぎつけた。高知県の魅力をまるごと銀座に持ってきたので食・物産などの魅力を知っていただき、末永くご愛顧をお願いいただきたい。」・・・とのこと。
テープカットには、知事のほか溝口氏(県議会・議長)、川上氏(県地産外商公社・代表理事)、佐藤さん(JALキャビンアテンダント、高知県PR大使)、下岡さん(高知県出身ANAキャビンアテンダント)、そして龍馬とお龍さん(「土佐・龍馬であい博」のキャラクター)も駆けつけて行われました。(写真は左から、(敬称略)下岡、川上、尾崎、溝口、佐藤の順)
【待ち行列】
オープニング・セレモニーが終わっってすぐに、長蛇となっている列の最後尾にならびましたが、列は店の横の細い路地からビルの裏側をぐるっと回って、高速道路脇の「銀座・さくら通り」までのびていました。だいたい300番目ぐらいだったと思います。
暑い中、約1時間半ほど並んで、入口で整理券をもらってやっと中に入りました。並んでいる途中、スタッフが小さな紙コップに冷たい「土佐の番茶」をいれてひっきりなしにサービスしていただいたお蔭で水分補給ができました。また知事さんも列を回って歩き、お詫びの言葉をかけていらっしゃいました。
【店内の様子】
入口で整理券と土佐茶ティーパック2個とお試しゆず果汁パック2個を渡されて店内に入りました。
1階・地下1階とも大勢のお客さんでごった返し状態でした。
1階は「とさ市(いち)」と称して、農水畜産物・加工食品等の食品販売フロア。入口をはいってすぐの催事スペース・旬のお勧めコーナーでは高知の野菜や安芸市産「ハッピートマト」のジュース・発泡酒を売っていました。ゆずや小夏など清涼飲料水、調味料やお菓子、かつおなどの海産物加工品などのラベルには、「坂本龍馬」の名前が目立ちました。
地下1階は「とさ蔵(ぐら)」と称してお酒・工芸品・観光案内などのフロアで、オープニング・セレモニーの知事の挨拶の中で、高知の19の酒蔵から約300種類の土佐酒を用意した・・・とのこと。たくさんのお酒が所狭しと並んでいました。坂本龍馬に因んだラベルの銘柄もたくさんありました。試飲(一杯150円)。
2階はレストラン「TOSA DINING おきゃく」で「おきゃく」とは土佐弁で「宴会」の意味だそうです。レストランは74席、その他個室もあり、2階の入り口には硝子張りのオープンキッチンがあり、かつおを捌く実演がみることができます。レストランは予約ですでに満席でした。
【その他】
地方自治法60周年記念貨幣(高知県分)の500円硬貨(表面:坂本龍馬、裏面:古銭のイメージ)が、レジのお釣りとして配られました。(8月21日、22日、25日、28日、29日 各日先着2,000名(希望者)様だそうです。)
なお、「まるごと高知」の筆文字ロゴですが、今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字を書いた書家・紫舟(ししゅう)さんが書いたそうです。
夕方、ふたたび「まるごと高知」の前を通りましたところ、8月21日は全国高校野球「夏の甲子園」で沖縄の「興南」が優勝。お隣にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ」に向けて、「祝 沖縄興南優勝」の張り紙が貼られていました。
そしてお隣の「銀座わしたショップ」には、「まるごと高知様、オープンおめでとうございます。」のメッセージが貼られ、入口の赤門には「興南、春夏連覇」と題した沖縄タイムスの号外が貼ってありました。
以上、簡単にアンテナショップ「まるごと高知」をご紹介しました。百聞は一見にしかず・・・是非、ご自身ででかけてご覧になってください。高知に行かないと入手できないものたくさん(?)ありそうですよ。なお、8月26日(木)~28日(土)に行くと「土佐ジロー卵」2個を無料配布するそうです。
また、「土佐・龍馬であい博」は来年(2011年)1月10日までだそうです。奈良の遷都1300年のイベントを見て、坂本龍馬の高知まで足をのばすのもよさそうですね。
アンテナショップ「まるごと高知」のホームページは、http://www.marugotokochi.com/