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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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梅開花

[サム] 2017年1月19日 16:00

DSC_0687LS.jpg 1月10日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ「梅開花」が報じられました。

平年より16日早く、昨年と同日との由。

浜離宮恩賜庭園の梅林の開花の便りはまだですが、大手門口の枝垂梅や、お花畑脇の早咲きの「八重紅梅」「甲州最小」「八重野梅」などが咲き始めていま

DSC_0691RSG.jpgす。

園が浜御殿と称せられる、徳川将軍家の別邸であった頃は、数多くの梅の木が植栽されており、馥郁たる香りに満ちていたと伝えられています。

現在園内の梅は、梅林に約80本、全体で10数種、約130本と聞きます。

昨年10月25日に種が蒔かれた菜の花畑は、ネットに覆われ未だ養生中ですが、園内は着実に春の訪れの気配が感じられます。

 

 

新川にかかる橋〔日本橋川・隅田川〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年1月18日 18:00

新川エリアは、隅田川日本橋川亀島川に囲まれた地域です

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新川エリアで、日本橋川にかかっている橋は2つ(F)(G)隅田川にかかっている橋も2つ(H)(I)です

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日本橋川にかかっている湊橋(F)です

最初にここに橋がかけられたのは、延宝7年1679年)だそうで、当時、この周辺が江戸湊の出入口にあたったことから、この名がついたそうです

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橋の橋脚部の上部には、帆掛け船のレリーフが取り付けられています

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豊海橋(G)です

日本橋川隅田川に注ぐ河口部にかかっている橋で、梯子を横にしたような特徴的なデザインの橋です

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永代橋から豊海橋のながめ

手前を通っているのは、東京クルーズの船「ヒミコ」、漫画・アニメ界の巨匠・松本零士氏がデザインした水上バスです

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隅田川にかかる永代橋(H)です

この橋が最初にかけられたのは元禄11年1698年)で、5代将軍徳川綱吉50歳を祝うためのものだったそうです

当時の橋は、現在の位置よりも150m程上流にかけられていたとのこと

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ドイツライン川に架かっていたルーデンドルフ鉄道橋をモデルにして、現存最古のタイドアーチ橋かつ日本で最初に径間長100mを超えた橋でもあります

2007年平成19年)に、都道府県の道路橋として初めて勝鬨橋清洲橋と共に永代橋国の重要文化財建造物)に指定されました

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中央大橋(I)です

橋のむこう側は、タワーマンション群です

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竣工は、1994年平成6年)です

下の写真は、中央大橋からの永代橋東京スカイツリーのながめです

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隅田川フランスセーヌ川友好河川で、中央大橋を架橋する際に、フランスのデザイン会社設計を依頼しました

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また上流側の中央橋脚部には当時のパリ市長であったジャック・シラクから東京都に友好の印として贈られた彫刻家オシップ・ザッキン作「メッセンジャー」像が設置されています。

 

 

海水館石碑付近のイソヒヨドリ

[佃のうさこ] 2017年1月18日 14:00

1月14日掲載、ジミニー☆クリケットさんがご案内されていた「海水館跡と植栽」の近くで見られる鳥をご紹介します。

鳥の本では、よく青い鳥として分類されるイソヒヨドリです。

 

オスとメス土手の上.jpgイソヒヨドリの雄(右)と雌(左) 

 

この堤防の裏に海水館跡の石碑があり植栽があります。堤防を越えると、相生橋で隅田川テラスです。

 

手すり上雄雌.jpg

日本ではイソヒヨドリは、一年中見られる留鳥で、その名前のようにイソ=磯で海岸の崖や岩の上、コンクリートの堤防の上で見られます。

 

一方世界では、アフリカとユーラシア大陸に広くに分布していますが、標高2000mから4000mもの高山の岩石地帯に生息する鳥です。

 

 

イソヒヨドリ雄.jpg雄 

 

雄のこの青さに出会った時には、ハッとさせられます。胸は濃いレンガ色です。この色が、山や海の岩場では保護色になるのでしょう。街中では、鉄の錆びた色で何ともベストマッチです。そのせいか、近年の日本では、都市部にも生息するようになっています。

 

イソヒヨドリ雌.jpg

 

明治末期、大正時代の文学者たちが逗留して名作を生んだ土地に、力強く生きているイソヒヨドリです。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新川にかかる橋〔亀島川〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年1月17日 09:00

新川エリアは、隅田川日本橋川亀島川に囲まれた地域です

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亀島川には、5つの橋(A)(E))がかかっています

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まず、日本橋川から分岐した亀島川に最初にかかっているのは、霊岸橋(A)です

永代通り上にある橋です

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日本橋川亀島川の分岐点には、「日本橋水門があり、霊岸橋から間近に見ることができます

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次に、亀島川にかかっているのが、新亀島橋(B)です

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こちらは、亀島橋(C)です

亀島川はここで、ほぼ直角に曲がって隅田川に向かいます

この橋の八丁堀側のたもとに、高田馬場の果し合いの助太刀赤穂浪士の吉良邸討ち入りで有名な堀部安兵衛武庸之碑が建っています

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同じ側の道路を挟んで、「銀座の柳四世」も植わっています

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高橋(D)です

八丁堀から新川に入る鍛冶橋通り上の橋です

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高橋から見た南高橋の眺めです

南高橋の向こうに見えているのは、佃のタワーマンション群です

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南高橋(E)です

特徴的な橋の本体には、旧両国橋の一部再利用されています

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この橋の新川側のたもとに徳船稲荷神社が祀られており、その縁起の説明板があります

亀島川は、この橋をくぐった後、隅田川に合流します

 

 

初氷

[サム] 2017年1月16日 09:00

DSC_0669''LS.jpg 1月12日、東京管区気象台から「初氷」が報じられました。

毎冬初めて観測される結氷を「初氷」、その日が結氷初日とされます。

12月以降、東京の最低気温0℃台は3日を数えますが、初氷ならず、5日ぶりに最低気温が0℃台に下がったこの日、4回目にしてようやく初氷の観測。

DSC03509RRSG.jpg平年比26日遅く、観測史上、昨年の1月13日に次ぐ2番目に遅い記録の由。

次いで1月15日は、日本の上空にこの冬一番の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に広範囲に雪が降り続き、各地で今シーズンの最低気温を更新。

東京のこの日の最低気温はー2.3℃。

佃公園の池も一面氷に覆われました。

それでも子供たちは元気。

氷を割って喚声をあげていました。

 

 

美酒三昧「ホッとウチ呑み、ホッと燗」

[サム] 2017年1月15日 16:00

DSC03492LS'.jpg いろいろな温度で愉しめる日本酒。

日本橋三越本店本館5階 ギャラリー ライフマイニングにて「美酒三昧 "ホッとウチ呑み、ホッと燗"」が開催中です。

(1月11日~31日)

寒い時期においしい燗酒を飲むための、さまざまな酒器や道具が陳列されています。

DSC03493RS'G.jpg①燗の適正温度(飛びきり燗/あつ燗/上燗/ぬる燗/人肌燗/日向燗)と日本酒のタイプ(大吟醸/吟醸/純米/本醸造/普通酒) ②容器の素材(徳利:陶器/磁器、チロリ:錫/アルミ) ③燗のつくり方 ④猪口を選ぶ(筒型/椀型/平盃)⑤酒の注ぎ方 に関するパネルも掲示。

また器によって味わいが違って感じることを体験して貰おうと、期間中、好きな器で酒を楽しむことができる有料試飲バーも設営。

因みに会場の天井から吊るされたランプシェードは照明作家村松さちえ氏の作品。

今年の干支は酉。酉は元々は酒壺を表す象形文字と聞きます。酉年の新春にふさわしい催し物です。