[サム]
2017年1月25日 14:00
「寒の内」にて、まだまだ厳しい寒さが続きますが、浜離宮恩賜庭園では、菜の花畑の鳥よけネットが一区画分外され、春の訪れの気配が徐々に高まってきました。
約3,000㎡のお花畑に、約30万本植栽されていると聞く菜の花。
以前は一斉に種が蒔かれていたようですが、少しでも長い期間、来園者に開花を楽しんで貰おうと、2区画に分け、時期をずらして種が蒔かれています。
大手門出入口から入って左手の区画は、昨年10月25日に種が蒔かれた個所。背丈もだいぶ伸び、鳥よけネットが外されました。
右手の区画は約半月遅れで種が蒔かれたようですが、未だ養生中です。
この日は早速メジロが花蜜を吸いにやってきていました。
[ジミニー☆クリケット]
2017年1月25日 09:00
[ジミニー☆クリケット]
2017年1月24日 09:00
銀座にある歌碑というと、やはりまずこれでしょうか
銀座4丁目、数寄屋橋公園内にある「銀恋の碑」
「銀座の恋の物語」作詞大高ひさを、作曲鏑木創
1961年に発売された石原裕次郎と牧村旬子のデュエット曲です
翌年には、これを主題歌とする同名の日活映画「銀座の恋の物語」が、石原裕次郎、浅丘ルリ子主演で公開されました
次に、銀座8丁目にある「銀座柳の碑」
こちらは、正確には「東京行進曲」の歌碑ですね
植えてうれしい 銀座の柳
江戸の名残りの うすみどり
吹けよ春風 紅傘日傘
今日もくるくる 人通り
「東京行進曲」は、作詞西條八十、作曲中山晋平で、日本の映画主題歌(映画とタイアップした曲)の第1号だそうです
映画の「東京行進曲」は、菊池寛の小説を映画化したもので、監督は溝口健二でした。無声映画です
銀座6丁目、並木通りに建つ石川啄木の歌碑
「京橋の瀧山町の 新聞社 灯ともる頃のいそがしさかな」
石川啄木は、「一握の砂」や「悲しき玩具」(死後に発表)で知られる歌人(26歳の若さで死去)で、朝日新聞社に校正係りとして勤めていました
銀座6丁目の新橋演舞場には、それぞれ一世を風靡した演劇人お二人の歌碑があります
一人は、「澤正」こと「澤田正二郎」(上の写真、右側の石碑)
大正から昭和初期に活躍した大衆演劇の人気役者で、劇団新国劇を創設して座長をつとめました。「月形半平太」や「国定忠治」などの剣劇ものが熱狂的に受けたそうです
「何処かで 囃子の声す 耳の患」
もう一人は、「曾我廼家五郎」の歌碑
日本の近代喜劇の第一人者で、喜劇役者であり、喜劇作家でもあった方です
彼の死がきっかけとなって松竹新喜劇が結成されました
「むさし野や 三十年は 泣き笑ひ」
【おまけ】
これは中央区ではありませんが、有楽町マリオン前(千代田区有楽町2-5-1)の「有楽町で逢いましょう」の歌碑
「有楽町で逢いましょう」は、作詞佐伯孝夫、作曲吉田正、歌唱フランク永井の楽曲で、有楽町そごう(現在、ビックカメラ有楽町店)のコマーシャルソング(キャンペーンソング)としても使用された楽曲です
[銀造]
2017年1月21日 14:00
素敵な着物姿の女性5名様を、、「ぷらっと築地」で待ち合わせ、
鳩屋さんでアーモンドを試食+購入、香り高い海苔を使った温かい味噌汁を頂き、
松露では、美味しい卵焼を購入し、
水神社、浴恩園跡、旗山(海軍発祥の地)、波除稲荷神社、軍艦操練所跡碑、
途中、築地に残る看板建築、
希少にして貴重な木造住宅、お着物で歩かれると、大変風情がありますね。
かちどき橋の資料館、勝鬨橋、あかつき公園、治作、聖路加タワー、
蘭学事始地碑、慶応義塾発祥の地、聖路加看護大学内のトイスラー記念館、
浅野内匠頭邸跡、築地本願寺をご案内する機会がありました。
本願寺様では、TVで「伊藤忠太博士が集めた世界の動物意匠」の紹介があったばかりなので、皆様興味深々でした。パイプオルガンの説明にも耳を傾けて頂けました。
寒い中でしたが、皆様楽しそうに話しかけて頂けたので、ガイド冥利でした。
お美しいお顔をご紹介したいのですが、肖像権の問題があり、艶やかな後ろ姿をご覧ください。 これからも、着物姿の女性をガイドしたいと熱望している銀造です。(今回は、私の自画像の出番はありません。)
この後、皆様は本願寺敷地内の「日本料理・紫水」の隣の、ティーラウンジで、美味しいコーヒーを召し上がられたと推測しています。
築地、銀座などを歩く「中央区ふれあい街歩きマップ」は、京橋のエドグランで入手できます。 どうぞ、ご利用下さい。
[サム]
2017年1月21日 09:00
浜離宮恩賜庭園の早咲きの梅にメジロが訪れ、吸蜜中です。
早春に相応しい情景。
メジロはスズメ目メジロ科に属し、スズメよりやや小さく、留鳥あるいは漂鳥とされます。
頭部から腰は黄緑色、喉から胸は黄色、胸から脇腹は淡褐色。
目の周りの白いアイリングが特徴で、名前の由来ともなり、愛くるしい印象です。
メジロは他の小鳥同様、春夏は虫を、秋冬は果実を採食しますが、花蜜も好物で、筆状になった舌先で絡めた蜜を口に運ぶとされています。
同じく春を告げる鶯に比べ、警戒心は緩いとされ、里山や市街地でも庭木や街路樹などの花木を巡り、チィーチィーという地鳴きを鳴き交わす様子を見かける機会も多く、昔から人々に親しまれてきました。
メジロの特徴的な行動のひとつに、樹上に押し合うように並んで止まる習性があり、「多くのものが隙間なく並ぶこと」「物事が集中してあること」の喩え「目白押し」の語源となったと聞きます。
[ジミニー☆クリケット]
2017年1月20日 18:00
銀座三越の9階には、芝生の広場と植栽スペースからなる「テラスガーデン」があります
冬は花の少ない時季ですが、それでもクリスマスローズがしっかり咲いており、リーフプランツとともに植栽スペースをにぎやかにしてくれています
同じフロアには、銀座出世地蔵尊と三囲神社銀座摂社が祀られています
銀座出世地蔵尊は、明治のはじめ三十間堀から掘出されたといわれる地蔵尊で、昭和43年銀座三越新築に際して当所へ移されました
銀座出世地蔵尊は、銀座八丁神社めぐりの一社でもあります
三囲神社銀座摂社は、弘法大師の建立と伝えられています
文和年間に社殿再建の折、白狐が御神体を三度めぐったと言う故事により、「みめぐり」と呼ばれているそうです
三井家の守護神として、三越の本支店屋上に祀られています
寒い日が続きますが、風も無く晴れたお昼時には、9階テラスのベンチに腰かけて、冬の太陽を浴びるのも気持ちのよいものです
銀座三越のHPはこちら ⇒
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/ginza/index.html