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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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冬の夜の数寄屋橋公園

[ジミニー☆クリケット] 2019年1月24日 18:00

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銀座5丁目、数寄屋橋交差点のすぐそばにある区立の公園です

江戸時代、江戸城に初めて架けられた数寄屋橋があったとされ、それを証明する石碑が立っています

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2016年オープンの東急プラザ銀座とタイミングを合わせてリニューアルされ、銀座オアシス的な存在になっています

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今は、咲いている花も無く落葉樹は葉を落とし、植栽はさびしい感じですが、公園の奥に、ライトアップされた塔があります

岡本太郎作の「若い時計台」です

塔の後ろに見えている建物は、区立泰明小学校

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この公園の晴海通りに面して建つ石碑の表面には、劇作家で作詞家の、菊田一夫による「数寄屋橋 此処に ありき」の碑文があり、裏面には数寄屋橋の由緒が記載されています

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今では、「君の名は」と言えば、アニメ(2016年公開、新海誠監督による長編アニメーション映画)ですが、元祖)「君の名は」は、1950年代)に放送されたNHKのラジオドラマで、当時、一世を風靡しました

その元祖君の名は」(菊田一夫作)で、重要な場面(すれ違い、再会)に登場するのがこの数寄屋橋です

放送時間には、銭湯の女湯が空になったという伝説があるそうです

冬の夜、銀座で飲んで有楽町駅に向かう途中に通る公園は、いい感じです

 

 

ニホンズイセンの静謐な芳香

[サム] 2019年1月24日 09:00

DSC08446ELS'.jpgスイセン ニホンズイセン(ヒガンバナ科)RS'G.jpg 日中の最高気温が10℃前後とまだまだ寒い日が続き、佃公園内の花数も限られる中、澄み切った柔らかい陽射しの下、凛として咲く花のひとつがスイセン(二ホンズイセン)です。

スイセンはヒガンバナ科の多年草。

通常単にスイセンといえば「ニホンズイセン」を指すことが多いですが、スイセン属の総称としても使われます。

花被(花弁と咢)は、内側に3枚の花弁、外側に3枚の咢。

ラッパ、大杯、小杯、八重咲き、房咲き・・・の内、ニホンズイセンは、原産地の地中海地方からシルクロード、中国を経て渡来し、野生化した房咲きの変種とされ、外側の花被片は白、真ん中にある筒状の副花冠は黄色のカップ型で、小輪です。

透明感のある清楚な甘さの中に、爽やかなフローラルグリーンの香りが特徴とされ、静謐な芳香は安らぎを覚えます。

 

 

梅開花

[サム] 2019年1月21日 18:00

DSC08402ELS'.jpgDSC08407RS'G.jpg 1月21日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ、「梅開花」が報じられました。

平年より5日早く、昨年より2日遅いとの由。

浜離宮恩賜庭園の梅林の開花の便りはまだですが、旧稲生神社とお花畑の間に植栽されている、早咲きの「八重寒紅」が咲き始めています。

寒の時期に開花を迎える、「野梅系」の一品種とされ、濃いピンク色の八重咲きの中輪。

この日、都心では北よりの風が吹き、正午の気温が9.1℃と真冬の寒さの中、甘い香りを漂わせ、凛として咲く花姿は印象的です。

お花畑の菜の花は、ネットに覆われ未だ養生中ですが、背丈もだいぶ伸び、黄色い花色も目立つようになり、背景の青空に映え、春らしい配色に彩られ始めました。

春が着実に近づきつつあることを実感させてくれます。

 

 

隅田川テラス_隅田川大橋

[皐月の鯉の吹き流し] 2019年1月21日 17:00

隅田川大橋は隅田川に架かる橋では唯一の二段構造です。 上は首都高速、下は一般道・歩道の機能的な橋で、中央区観光検定に出題されたことがあります。

  

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私的な感想を言うと橋の全景はあまり特徴的ではありませんがこの橋から永代橋・清洲橋両方の対照的な橋を見ることが出来ます。

  

01_永代橋_02.JPG <<<< 永代橋 これは以前の写真で今は工事をしています。 >>>>

 

 

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<<<< 清洲橋 ここもで今は工事をしています。 >>>>

 

構造的な所に目を向けると下段の橋桁を支えている部分と上段のそれとは別のところで 支えています。

 

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<<<< 橋桁を支えている橋脚 >>>>

 

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<<<<< 上の首都高速を支えています >>>>>

 

05_橋脚2下.JPG

<<<<< この部分では 下の一般道路支えていません >>>>>

 

 

 

上段の首都高速箱崎方向を見ると2段のみならずさらに上にもう一段分岐して、 箱崎ジャンクションは迷路のようです。

 

06_三層.JPG<<<< ここの部分ではさらにもう一層上にあります >>>>

 

07_箱崎方面.JPG<<< 箱崎ジャンクション方面を見ると首都高速が迷路のようで正に要です。>>>

 

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<<<< この耐震補強は以前はありませんでした >>>>

 

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橋の上のみならず下も見てのとおり社会基盤を支えている設備が通っています

 

 

 

 

NAGANO WINE FES in 東京 プレイベント

[サム] 2019年1月21日 12:00

DSC08433ELS'.jpgDSC08423RS'G.jpg 1月16日、銀座NAGANO(銀座5)2Fイベントスペースにて、2月3日に帝国ホテルにて開催される、長野県内各地の老舗ワイナリーから新生ワイナリーまで約30社が一堂に会する祭典「NAGANO WINE FES in 東京」の雰囲気を先取りして楽しむプレイベントが開かれました。

ゲストに坂城葡萄酒醸造 成澤篤人代表を迎え、銀座NAGANO 花岡純也ソムリエの進行で、ワインに合う地元食材をつまみながら、早速ワインをテイスティング。

アルプス、井筒ワイン、サンサンワイナリー、サントリー塩尻ワイナリー、信濃ワイン、シャトーメルシャン、サンクゼール、安曇野ワイナリー、あづみアップル、大和葡萄酒四賀ワイナリー、山辺ワイナリー、大池ワイナリー、信州まし野ワイン、たかやしろファーム、アルカンヴィーニュ、ヴィラデストワイナリー、リュードヴァン、マンズワイン小諸ワイナリー、グランポレール、シクロワイナリー、中棚荘、坂城葡萄酒醸造の各ワイン23種が供せられ、稀少な坂城葡萄酒醸造「シャインマスカット 2018」を始め、バラエティ豊かなラインアップを楽しみました。

 

 

居並ぶユリカモメ

[サム] 2019年1月19日 09:00

DSC08400ELS'.jpgDSC08396RS'G.jpg 係留された屋形船を背景に、月島川沿いの水辺の緑道「月島川緑の散歩道」の手すりにずらりと並んで羽を休めている、「都民の鳥」ユリカモメ。

冬の柔らかな陽射しを浴びて、気持ちよさそうです。

一斉に同じ方向を向いて整列しており、一見どの個体も同じように見えますが、よく見ると、各々の顔立ち、体格、表情、しぐさは微妙に異なるようです。

ユリカモメは冬鳥として日本に渡来するカモメ類の大半を占めるとされます。

足と嘴は赤(嘴の先端は黒)、冬羽は頭部が白く、虹彩は黒で回りに白のアイリング、目の後方に黒っぽい斑点があるのが特徴で、黒目がくっきりとして、愛嬌のある顔をしています。

他のカモメ類と同様に、雑食性で、小魚類や水棲昆虫を摂食と聞きます。