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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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くみひもの作品展〔ギャラリー八重洲・東京〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月31日 12:00

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八重洲2丁目1番 八重洲地下街中1号にある「ギャラリー八重洲・東京」で、伝統工芸であるくみひもの展覧会が開催されています

下の地図、赤枠のところです

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くみひも作品展 柏木文代と仲間たち」です

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開催期間は、10月29日)から11月4日)までです。

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こちらの作品展がこのギャラリー八重洲で開催されるのは、初めてだそうです

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くみひもとしてなじみのある帯締め根付紐が展示されているのに加えて、くみひもアクセサリーネクタイも展示されています

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また、他ではあまり見ることのできない「くみひも絵」がたくさん展示されています

この「くみひも絵」に関しては、柏木文代さん草分け的存在だそうです

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くみひも絵」は、文様を組み出してつなぎ合わせたものです

つなぎ合わされたくみひもが、あたかも1枚の絵のようひとつの世界を作っているのに驚かされました

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きっちりと織られたくみひも目の細かさに、作られた方の集中力のすごさを感じました

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ギャラリー八重洲・東京は、八重洲地下街のわかりやすい場所にあります

是非、お立ち寄りください

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました

また、会場におられた柏木さんに、くみひもくみひも絵について懇切丁寧なご説明をいただきました。ありがとうございます

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ギャラリー八重洲・東京のHPはこちら ⇒

http://www.yaechika.com/gallery.php

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日本橋・京橋まつり_2018

[TAKK...] 2018年10月31日 12:00

10月28日(日)「日本橋・京橋まつり」が開催されました。
「江戸から全国へつながる五街道の起点の「日本橋」はまた全国からの終点でもありました。今年で46回目を迎え、現在では毎年全国各地の伝統的な祭りや踊りが集まってくるお祭りとなっています。」(日本橋・京橋まつりのホームページより)
華やかな「大江戸活粋パレード」や全国の名産品が揃う「諸国往来市」などがみものです。
諸国往来市では全国の名産品が食べられます。

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コレド室町・福徳神社では「OLD NEW MARKET」が開催されていました。

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地元・官公署団体のオープニングパレードから各地の踊りが舞う諸国往来パレードまで、華やかなパレードが続きます。

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エドグランでは中央区じまん市が開催されていました。

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時を超え、日本橋には全国から賑わいが集まるのだと感じました。

 

 

空港の中に日本橋が!? ―「はねだ日本橋」

[しばしばしばた] 2018年10月31日 09:00

こんにちは!
きょうは、中央区を飛び出して、東京国際空港(羽田空港)からお届けしたいと思います。

この「中央区観光特派員ブログ」では、原則として中央区に関する情報を発信することになっているのですが、
大田区にある羽田空港を取り上げたのはなぜか・・・?

それは、羽田空港の中に、中央区のアイデンティティの1つである日本橋のレプリカがあるからです
その名も「はねだ日本橋」。2010年に供用開始した国際線ターミナルビルの中にあります。

電車・モノレール・バスで国際線ターミナルに到着し、3階の出発ロビーに出ると、
左奥の方向にそれらしきものが見えてきます。エスカレーターで4階に上がり、その方向に進んでいくと・・・

 

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「はねだ日本橋」が見えてきます。橋の下は、テーブルと椅子が置かれて休憩スペースになっています。
日本橋のレプリカといっても、現在架かっている石造りの日本橋ではなく、江戸末期、19世紀前半の木造の日本橋がモデルになっており、吉野産のヒノキが使われているそうです。(ちなみに、江戸末期の日本橋はヒノキとケヤキが使われていたようです)
幅や長さは約半分のサイズ(4m×25m)で再現されています。

 

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階段やエレベーターを使って、橋の上にあがることができます。
木製の灯籠も置いてあったりして、現代的なデザインのターミナルビルの中に、和の雰囲気が作られています。

 

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「旅立ちは 昔も今も 日本橋」...中央区観光特派員として心に刻んでおきたいことばです

 

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橋の片側は壁になっており、巨大な「江戸図屏風」のレプリカが表示されています。
成立期の江戸の主要な街が描かれていますが、その中には「日本橋」「京橋・新橋周辺」「八丁堀・築地周辺」と、現在の中央区にある街も多く登場しています。
写真は「日本橋」の一部です。

 

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「江戸図屏風」の逆側は見晴らしが良く、国際線ターミナルビルの出発ロビーを見渡すことができます。
もちろん、実際の日本橋から見える風景とはかけ離れていますが...笑、
なんだかタイムスリップした感じを味わうことができます!

 

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なお、玉ねぎのような形をした「擬宝珠」とそれを支える「宝珠柱」実際のサイズで再現されています。

ちなみに、出発ロビーから「はねだ日本橋」に行く途中は「江戸小路」という、
江戸時代の街並みをイメージしたショッピングエリアになっています。

 

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さて、今回ご紹介した「はねだ日本橋」のほか、墨田区の「江戸東京博物館」にも江戸時代の日本橋のレプリカがありますが、いずれも長さは半分だけの再現...
実際の日本橋のスケールは、やはり現地でしか体験できません!

羽田空港から日本橋までは、京急線―都営浅草線の直通電車に乗れば乗り換えなしでアクセスできます。
「はねだ日本橋」で江戸時代の日本橋の質感を体験し、「江戸図屏風」で江戸時代の中央区の景観に思いを馳せてから、日本橋の上に立ってみる...そんな旅も面白いかもしれません!

 

 

べったら市 毎年10月19日、20日です。

[銀造] 2018年10月30日 14:00

 寶田恵比寿神社 べったら市保存会発行の、「宝田神社 恵比寿神 御縁起と大伝馬町の由来」によれば、(中略)

宝田恵比寿神は商売繁盛、家族繁栄、火防の守護神として、崇敬者は広く関東一円に及び毎年十月十九日の「べったら市」、二十日の恵比寿神祭が両日に亘り盛大に執り行われます。べったら市は、「年また新たまる」今年も年末が近づきお正月を迎える心構えをする商人にとって大切な年中行事として老舗は現在でも恵比寿講をお祝いして居るのであります。また、若者により浅漬大根(べったら)を混雑を利用し、参詣の婦人にべったらだー、べったらだーと呼びながら着物の袖につけ婦人たちをからかったことから、べったらの呼名になったと伝えられております。

 『株式会社東京にいたか屋さんの発行のリーフレットによれば、「起源は夷講へのお供え物市」で、江戸時代の中ごろから、宝田恵比寿神社の門前で、十月二十日の夷講にお供えするため、前日の十九日に市が立ち、魚や野菜、小宮(神棚)などが売られたのが始まり。 糀をべったりつけた浅漬け大根がよく売れたので「べったら市」と呼ばれるようになった。』とのことです。

 今年は、高校の同級生と連れ立って、小津和紙さんの店内で和紙の歴史や製法を勉強し、店内で販売している和紙製品を購入した後、べったら市に繰り出しました。 宝田恵比寿神社の前には、沢山の参詣者が並んでいました。

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 江戸時代、創業享保三年の、刷毛の専門店、「江戸屋」。

台所用だけでなく、美容のための刷毛も飛ぶ様に売れていました。

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宝田恵比寿神社から椙森神社の周辺まで、地元のお店、

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沢山の店が出店しており、お買い物と飲食を楽しめました。

 

 

べったら市の旧名は「腐市(くされいち)」

[yaz] 2018年10月30日 14:00

宝田恵比寿神社を中心に、旧大伝馬町一帯(日本橋本町三丁目、大伝馬町)また堀留町にかけて「日本橋恵比寿講べったら市」が、毎年10月19日/20日に開催されています。既に終了してしまいましたが、友人が出店していましたので訪問し楽しい時間を過ごすことが出来ました。

"べったら漬け"は、麹と砂糖などの甘味料で大根を漬け込んでいるため、衣服にべったりとついてしまうことからきており、かつて若者が「べったりつくぞぉ~、べったりつくぞぉ~」と叫びながら縄に縛った大根を振り回し、参詣客の着物の袖につけてからかっていたという話です。ある意味、「婚活」ツールに利用してたということもあるかもしれませんね?

私はべったら市と呼ばれる前の名称「腐市(くされいち)」の話をしようと思います。

江戸末期に書かれた『守貞漫稿』27巻は、「10月19日の夜江戸大伝馬町腐市」から始まっています。中を読んでみますと、「又、新漬け大根を売る、所謂浅漬にて干大根を塩、糠を以って漬けたる、けだし糀を加えたるを良しとす。夜市等に之を売ること、唯この夜一夜(このよいひとよ)限れり」と記されています。特別製品には「麹(糀)」は入っていたのでしょうが、普及品には入っていなかったようですね。大伝馬町「腐市」_『守貞漫稿』.jpg

「べったら市」は19日限りのはずが、どうして19/20日の2日間になったのでしょうか?

注: 守貞謾稿(もりさだまんこう、守貞漫稿とも)は、江戸時代後期の三都(江戸・京都・大阪)の風俗、事物を説明した書物。著者は喜田川守貞。1837年(天保8年)に書かれ始め、約30年間書き続けて全35巻(「前集」30巻、「後集」5巻)をなした。刊行はされず稿本のまま残されたが、明治になってから翻刻されたが、1600点にも及ぶ付図と詳細な解説によって、近世風俗史の基本文献とみなされています。

 

 

お江戸日本橋で奈良を知る 前編  ~奈良まほろば館~

[rosemary sea] 2018年10月30日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をスタンダードに取材します、rosemary sea です。

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奈良県のアンテナショップ、奈良まほろば館さんは、ここ日本橋に9年、2009年4月のオープンです。

奈良の特産品販売、観光情報ご案内、各種文化講座開催をされております。

 

まほろば・・・それは「すばらしい場所」「住みやすい場所」ということ。

日本のまほろば=奥大和=奈良県の秀逸のお品をご紹介させていただきます。

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奈良県東京事務所 茅野優美子(ちの ゆみこ)さんにお世話になりました。

皆さんご存知、せんとくんと一緒に撮らせていただきました。

『』の言葉は茅野さんのご説明です。

それではお品のご紹介です。お値段等は画像をクリック拡大してご覧ください。

まず、1階エントランス周辺より・・・

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入ってすぐ右手のコーナーはいわゆる特集のコーナー

『こちらのコーナーは定期的に、いろいろなテーマを決めて商品をピックアップして置いているような棚になります。』

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柿の葉寿司

柿の葉でサバ・鮭を包んだ押し寿司です。今日は2つのお店のものが並んでいます。

江戸時代に熊野灘でとれたサバを塩でしめて奈良に売りに来たのが始まりの、奈良の郷土料理です。

『柿の葉寿司は入ってすぐ左手が定位置。奈良県から直送される野菜や果物もここのコーナーに置いています。』

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大和野菜 大和丸なすひもとうがらし

奥の野菜コーナーの前に、柿の葉寿司と並んで置かれています。

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野菜のコーナー

大和野菜をはじめ、奈良県直送の新鮮な野菜が並びます。

『奈良の農家さんから直接取り寄せて、毎日入荷しています。』

シーズンに応じて、いろいろな大和野菜が入荷されるそうです。

また、葉物野菜や前出の柿の葉寿司などは、雨の日や夕方などにお得なセールの対象となることもあるようです。

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らほつ饅頭

「らほつ」は螺髪と書きます。大仏さまの頭にころころと並んだ髪。知恵の象徴とも云われています。

螺髪の螺は巻貝を示し、全て右巻きになっています。

因みに、奈良・東大寺の大仏さまの螺髪は492個。

この螺髪からの奈良の名物お菓子「らほつ饅頭」。

中にはこし餡がたっぷり。外はかりっと、中はしっとり、新食感のかりんとう饅頭です。

一度食べたらやみつきになるおいしさです。

レジ台の脇に置かれていました。よく売れているようです。

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日本酒のコーナー

『奈良といえば日本清酒発祥の地なのです。』

ですからこのようにコーナーが幅広くとられています。

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日本酒 三諸杉(みむろすぎ)

『日本清酒発祥の地、奈良。室町時代の酒造方法で復元したお酒です。』

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お米 ひのひかり

特Aという最高評価を受けたお米です。

コシヒカリと黄金晴というお米の交配によって生み出されました。

小粒でありながらも非常に良質な食味を持つことで知られています。

関東地方では、なかなか手に入らないお米のようですが、こちらでは5kgと2kgがお求めになれます。

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吉野の木工品コーナー

『吉野の木、吉野杉とか吉野檜(ひのき)が有名かと思いますが、そちらを使った木製品も取り扱っております。

まな板ですとか、お箸ですね。』

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靴下のコーナー

『実は国産靴下で言いますと、奈良が全国1位のシェアです。半数以上を占めています。』

 

・・・まだまだ紹介しきれません。奈良まほろば館さんのご紹介はあと2回続きます。乞うご期待、です。

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奈良まほろば館

日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1階・2階

東京メトロ 銀座線・半蔵門線 三越前駅 A1出口すぐ

03-3516-3933

営業時間 10:30~19:00

休館日 12月31日~1月3日

奈良まほろば館さんのホームページはこちら

⇒ https://www.mahoroba-kan.jp/

 

 
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