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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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うりきり屋  冬には冬の 湯呑を

[銀造] 2019年1月23日 09:00

 暦の上では、「大寒」という季節。 築地散歩で、築地4丁目、京橋郵便局近くの和洋食器の専門店、黄色いビルの「売り切り屋」さんに伺いました。

店内には、富士山の形のお猪口や、九谷焼や有田焼など日本各地の有名な食器があります。

今日は、見ただけでも温かくなる暖色系の陶器を見つけました。

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 早速、家で焼酎のお湯割りを作り、手のひらで持つと、温かく感じて、いつもの取っ手がついたカップとは全然違います。

購入した商品名は、「紅柚子天目ロングカップです」。 冬には冬の食器をと認識した次第です。 

お店の住所は、中央区築地4-7-2、 URLは、http://urikiriya.co.jp

 

 

 

中央区の本

[湊っ子ちゃん] 2019年1月22日 09:00

こんにちは、湊っ子ちゃんです。

今回は、中央区より刊行されている図書を、ご紹介したいと思います。 中央区立京橋図書館、日本橋図書館、月島図書館の、すべての図書館に所蔵されていますので、ご利用いただけます。

♪ 中央区の文化財

江戸開府以来、経済・文化の中心として発展してきた中央区に、数多く残る文化遺産を紹介しています。全7集。 (中央区教育委員会・たて21cm・80ページ前後)

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(一)改訂新版中央区の文化財 史跡・旧跡・記念碑 平成7年刊 

(二)中央区の文化財 美術・工芸・古文書 昭和51年刊

(三)中央区の文化財 橋梁 昭和52年刊

(四)中央区の文化財 有形民俗文化財-信仰- 昭和56年刊

(五)中央区の文化財 有形民俗文化財-道具類- 昭和59年刊

(六)中央区の文化財 有形民俗文化財-道具類二- 昭和62年刊

(七)中央区の文化財 建造物 昭和63年刊


♪ 中央区の昔を語る

昭和59年から、毎年区内各地にて行ってきた文化財懇談会「昔を語る会」の収録内容をとりまとめたものです。おもに、大正初期からの町の様子、関東大震災、戦争の記憶、小学校での生活を中心に、中央区で生まれ育った方たちが、昔の暮らしや町の移り変わりなどを、今に語り継ぎます。全17集。 (中央区教育委員会・たて21cm・80ページ前後)

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(一)中央区の昔を語る 八丁堀・佃島 平成元年刊

(二)中央区の昔を語る 東日本橋・馬喰町・横山町 平成元年刊

(三)中央区の昔を語る 入船・湊・月島 平成2年刊

(四)中央区の昔を語る 京橋八重洲(二)・京橋大根河岸 平成3年刊

(五)中央区の昔を語る 浜町・小網町 平成3年刊

(六)中央区の昔を語る 室町・本町・新川 平成4年刊

(七)中央区の昔を語る 明石町・富沢町 平成5年刊

(八)中央区の昔を語る 小舟町・新富 平成6年刊

(九)中央区の昔を語る 箱崎町・築地 平成7年刊

(十)中央区の昔を語る 本石町・久松町 平成8年刊

(十一)中央区の昔を語る 人形町・堀留町 平成9年刊

(十二)中央区の昔を語る 大伝馬町・蛎殻町 平成10年刊

(十三)中央区の昔を語る 茅場町・小伝馬町 平成11年刊

(十四)中央区の昔を語る 兜町・日本橋 平成12年刊

(十五)中央区の昔を語る 八重洲一丁目・中州 平成13年刊

(十六)中央区の昔を語る 勝どき・豊海町・晴海 平成14年刊

(十七)中央区の昔を語る 銀座 平成16年刊


♪ 中央区文化財調査報告書

中央区の文化遺産において、それぞれのテーマごとに、深く掘り下げて行われた調査による、記録と報告書です。全5集。(中央区教育委員会)

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(写真は上段・下段とも左から順に)

中央区文化財調査報告書第1集

築地の外国人住宅 -聖路加国際病院の付属外国人住宅 「ポラバ・バンガロー」に関する調査報告- 平成4年刊(たて26cm・118ページ)

中央区文化財調査報告書第2集

中央区の木造建造物 平成5年刊(たて30cm・154ページ)

中央区文化財調査報告書第3集

中央区旧家所蔵文書-小津商店・佐々木印店・中村家文書- 平成7年刊(たて26cm・195ページ)

中央区文化財調査報告書第4集

椙森神社所蔵文書 平成8年刊(たて30cm・208ページ)

中央区文化財調査報告書第5集

中央区の橋・橋詰広場-中央区近代橋梁調査- 平成10年刊(たて30cm・354ページ)


♪ 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて-

一年の暮らし、街並、文明開化、文学、などの視点から中央区をみつめ、区内の文化遺産と中央区の足跡を紹介した本です。全9集。 (中央区企画部広報課・たて18cm・200ページ前後)

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第1集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 昭和63年刊

第2集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成4年刊

第3集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成7年刊

第4集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成10年刊

第5集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成13年刊

第6集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成16年刊

第7集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成19年刊

第8集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成22年刊

第9集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成25年刊

※ 中央区立京橋図書館 地域資料室に申請のうえ、本の撮影を行いました。

今、私たちの知っている中央区が、時代の移り変わりとともにどう変化し、そして中央区だからこそ変わらないものがあることを、実感できる本たちです。 街歩きや地域研究に、ぜひ活用したいですね。

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん

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第33号 平成31年1月18日

 

 

梅開花

[サム] 2019年1月21日 18:00

DSC08402ELS'.jpgDSC08407RS'G.jpg 1月21日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ、「梅開花」が報じられました。

平年より5日早く、昨年より2日遅いとの由。

浜離宮恩賜庭園の梅林の開花の便りはまだですが、旧稲生神社とお花畑の間に植栽されている、早咲きの「八重寒紅」が咲き始めています。

寒の時期に開花を迎える、「野梅系」の一品種とされ、濃いピンク色の八重咲きの中輪。

この日、都心では北よりの風が吹き、正午の気温が9.1℃と真冬の寒さの中、甘い香りを漂わせ、凛として咲く花姿は印象的です。

お花畑の菜の花は、ネットに覆われ未だ養生中ですが、背丈もだいぶ伸び、黄色い花色も目立つようになり、背景の青空に映え、春らしい配色に彩られ始めました。

春が着実に近づきつつあることを実感させてくれます。

 

 

第10回観光検定試験問題・問52

[CAM] 2019年1月20日 12:00

ひさしぶりに観光検定を受けようかと、『ものしり百科』の最新版を購入し、綴込みの第10回観光検定試験問題をながめると、問.52 は「中央区役所別館横には、江戸時代末期、築地一・二丁目近辺に土佐藩の藩邸があったことを示す説明版があります。幕末の志士・坂本龍馬は、この藩邸に寝泊まりしながら、ある剣術家の道場に通ったといわれます。この剣術家は次のうち誰でしょう。」です。

 

 たしかに、『ものしり百科』の69頁には「幕末の志士・坂本龍馬は、この藩邸に寄宿しながら千葉定吉の道場に通っていたといわれる。」と述べられていますから、この部分を正確に記憶していれば、容易に正答を出せるわけですが、ここまで細かく読み込むのは、少し難しいでしょうね。とは言え、あまり容易な問題ばかりでは高得点者続出になってしまうし、出題者も、なかなか工夫していることが感じとれます。

 このことについては、昨年11月25日に、私が投稿している通り、『竜馬がゆく』を読んで居れば、極めて容易に正答が導き出されます。

/archive/2018/11/post-5839.html

 

 もう一度、『竜馬がゆく』の該当部分を引用します(司馬遼太郎氏は「千葉貞吉」と表記しています)。

 「竜馬は、鍜治橋の藩邸から築地の藩邸に移されていた。竜馬だけでなく、わかい藩士のほとんどが、築地、品川の二つの下屋敷に移されたのである。これは黒船の江戸湾侵入に備えての土佐藩の防備態勢のひとつで、この二つの海沿いの屋敷に人数を常駐させる一方、幕府の許可をえて品川に台場を築きつつあった。」(文春文庫一巻;169頁)

 「『寄らば大樹のかげ、と申す。やはり、大成するためには、大流儀を学ぶがよろしかろう。それには北辰一刀流がよろしい』『ああ、千葉周作先生であられまするな』 ・・・・・。千葉の玄武館は、京橋アサリ河岸の桃井春蔵、麹町の斎藤弥九郎とならんで江戸の三大道場といわれ、天下の剣を三分していた。『・・・・周作先生に学ぶのがいちばんよろしいが、先生はすでに老境であられるゆえ、京橋桶町に道場をもつ令弟の貞吉先生につかれるとよい。貞吉先生の道場は、お玉ケ池の大千葉に対し、小千葉とよばれています』」(文春文庫一巻;18頁)

 

 

中央区立京橋図書館のサンクンガーデン

[湊っ子ちゃん] 2019年1月18日 14:00

sunken03m.JPGこんにちは、湊っ子ちゃんです。
中央区には、京橋図書館、日本橋図書館、月島図書館の、3つの中央区立図書館があります。

今日は、中央区立京橋図書館の入口前に広がる、"サンクンガーデン"をご紹介したいと思います。


中央区立京橋図書館のサンクンガーデンは、車歩道から一段下がった場所にあり、開放感のある広い空間です。このように、地面より低い場所にある庭を、建築用語でサンクンガーデン(sunken garden)と呼ぶそうです。階段と、スロープもありますので、自転車やベビーカー、車椅子などでお越しの際も、便利です。

♪ サンクンガーデンの花たち

サンクンガーデンには、円形の花壇が並んでいます。いつもきれいに整えられ、季節の花が私たちをやさしく出迎えてくれます。

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それぞれの花壇には、ヒノキ科の低木が一本シンボルとして立っており、その周りに花が植えられているスタイルです。

今の季節は、シクラメン・パンジー・スイートアリッサム・マーガレット・ビオラなどが色鮮やかに咲いています。クリスマスの季節は、花壇がリボンで飾られて、楽しい気分にさせてくれます。


sunken04m.jpg♪ サンクンガーデンの掲示板

また、中央区立京橋図書館のサンクンガーデンには、掲示板が立っています。

ここには、定期的に様々な写真が展示され、中央区の歴史や町並みなどを紹介しています。
中央区立図書館ウェブサイトの、「Webギャラリー中央区立図書館コレクション」を紙媒体で紹介しています。

手作りの掲示板は、温かみがあって、見る人を和ませてくれるようですね。

♪ 中央区立京橋図書館の歴史
現在の中央区立京橋図書館の建物は、中央区役所と一体であり、佐藤武夫氏の設計、昭和44年(1969)の竣工です。

中央区立京橋図書館の歴史は古く、明治43年(1910)にまでさかのぼります。京橋尋常小学校内で開館された、東京市立京橋簡易図書館としての始まりでした。現在の場所に移ったのは、昭和4年(1929)のことです。

戦火を免れたことで、戦前に出版された図書が多く残り、貴重な資料を所蔵する、都内屈指の図書館です。また、地域資料室には中央区関連の資料はもちろん、東京23区や多摩地域の資料も揃えられています。

中央区立京橋図書館の所蔵図書は、平成30年4月現在、34.5万冊、雑誌253種、CD・DVD 8733タイトル、新聞19紙、座席数166席です。

好きな本を選んだ帰り道、ぜひ、サンクンガーデンの花たちを眺めてみてくださいね。

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中央区立京橋図書館 中央区築地1-1-1

※図書館と区役所は、中でつながっていませんので、ご注意ください。

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん

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第32号 平成30年1月16日

 

 

十二支そろい踏み ー築地えとビルー

[小猿] 2019年1月17日 12:00

築地1丁目の京橋築地小学校の向かい側に十二支の彫刻が壁に並んでいるビルがあります。その名も「築地えとビル」。竣工は平成8年(1996年)のオフィスビルです。3階以上は普通のオフィスビルなのですが、1,2階がクラッシックな石造りの外観です

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亥年の始め、今年は縁起が良いような気がして、ブログとツアーが上手く行くように祈りました

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ビルの角にはカリヨンのオブジェが置かれていて、正午を知らせていました  きっと将来は中央区の建築めぐりガイドに載るかもしれませんょ

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築地えとビル  中央区築地1-12-6    

東京メトロ日比谷線築地駅 2番出口より 徒歩3分