[築地朗]
2011年12月 8日 08:30
商業の中心地・ 中央区 には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。
地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしている、 中央区 の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」第20弾です。
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◎特派員の商店街訪問(第20回)◎
ビジネス街の下町/ 茅場町商店会
江戸太平の270年、交通・商いの中枢であった日本橋川と亀島川に面し、新大橋・平成通りと永代通りが縦横に走り、東京メトロの東西線と日比谷線が十時に交わる、歴史と下町の雰囲気が色濃く残る茅場町の『茅場町商店会』を訪ねました。
田村新三会長は、瀟洒な5階建てのビル
・・・なんと!2階の外コーナーに、徳利を下げた3mに近いタヌキ像(信楽焼)が睥睨している!・・・
そのビルの1、2階で日用品とタバコ(全種類を揃えた一面のケースは圧巻!!)を扱う
「赤札屋田村商店」のオーナーである。
大病後とは思えぬ元気溌剌の会長、
50年余夫唱婦随の奥さん、
社長の息子さんが、にこやかに迎えてくれました。
この地は、江戸城築城当時、茅が生い茂る草原で、茅商人をここに移して町を拓いたのが町名の由来とのこと。酒屋・銭湯・飲食店、特に職人(大工・畳屋・ブリキ屋・石屋・こまいや=左官屋など)の多い町として、昭和30年代まで賑わってきた。
商店会の発足は昭和40年頃(東京オリンピックの頃)であるが、その頃からビル化、交通網(道路・地下鉄)の整備、株式売買立会場の閉場(5万人減)などにて、暮らしの形態が大きく様変わりする。
現在、町内2~3丁目およびさくら通り沿いの商店・企業が会員であるが、一番の問題は、参加会員の伸び悩みである。これからの若い力および区・都等の理解・支援を得つつ会員の増加を図り、この恵まれた土地・環境を400年余の伝統を大事に、向こう三軒両隣り、挨拶の飛び交う、子どもから年寄りまで誰もが安全に気楽にたと寄れる"人"中心の街づくりに取り組みたいと、息子さんともども熱く語ってくれました。
会長(80歳)の健康法は、早朝の散歩と生涯現役さらに命を拾った国際聖路加病院における日野原先生(100歳)に習い、"健康長寿100歳の実現が夢である"という情熱にひたすらエールです。
(因みに日本橋架橋百年祭の3世代3夫婦渡り初めをされた、100歳の岸上米蔵さんは茅場町生まれとのことです。)
茅場町商店会の近くには、銀行発祥の地や亀島川や亀島橋、春には、桜のトンネルになるさくら通り、山王祭・神幸祭の頃は御旅所になる摂社日枝神社も賑わいます。ぜひお出かけください。
[柳 さつき]
2011年12月 7日 08:30
今年 2011. 8. 18 にオープンしました、「讃岐うどん ORABSAL おらぶさる」さん。
吉祥寺と水道橋で讃岐うどんを広めていた(ご自身で名付けていらっしゃるんですぅ・・・→)「うどんバカ軍団」さんが、新川に移転して来られました。
毎日お店で打つ、「自家製の本格手打ち麺」が自慢です。
お昼は、セルフサービス 。
どん各種 ¥300 ~
天ぷら各種 ¥100 ~
ごはん類 ¥100 ~
夜は、オーダーごとに麺を茹で、作りたてをお席まで運んでくださいます。
うどん各種 ¥ 400~
生ビール ¥400~、ハイボール ¥300~、焼酎・地酒 ¥300~
「讃岐のつまみ」など ¥300~
充実のメニューです。
お昼にも夜にもうかがってみました。
まずは、迷うことなく「かまたま」です。
お出汁もセルフせービスなのがうれしい!
ある寒い日の夜・・・温かい「肉うどん」¥550、「かまたま」¥450 プラス 「春菊とごぼうのかきあげ天」¥100 です。
麺は茹でたてで、かきあげ天は揚げたてを、席まで運んできてくださいました。
昨今、人気がウナギ登りの「讃岐うどん」。
いくつかの讃岐うどんチェーン店さんにも、何度もお邪魔したことがあり、それだけでも「讃岐うどんって、おいしい!」と思っていた私。
でもやはり、「自家製の本格手打ち麺」は、透明感のある艶や、なめらかなのにシコシコ感があり、麺だけでも味がある感じで・・・どこかが違っています。
「おらぶ・・・?猿・・・?」
お店のかたにお聞きしてみました。
「おらぶ」とは、讃岐地方の方言で、「叫ぶ」という意味だそうです。
【讃岐うどん ORABSAL おらぶさる】さんHPです。
詳しいメニューや住所などは、こちらをご覧くださいませ。
http://www.orabsal.com/
[ゆりかもめ]
2011年12月 6日 08:30
12月4日(日)第11回餅つき大会が人形町 蛎殻町、箱崎町等の町内会の参加で行われました。
昔は御正月が近くなる20日過ぎにもっと小さな町内会がそれぞれに行っていた行事です。
なぜこのような事をしていたか????・・・・・・・
昔は今よりもっともっと貧富の差が大きく御正月にお餅が食べられない人が大勢いました。
そのような中でお金持ちの方々がお金を出し合ってそれぞれの町内でお餅をつき御正月を迎えました。
現在ではボランティアの方々に支えられ古いしきたりを受け継いでいます。
餅つきに使う用具は日本橋小学校の地下に保管されています。
新米は美味しいですがお餅や御寿司は古米の方が良いそうです。
大勢のボランティアによって出来上がったお餅は黄な粉と小豆餡を添えてパックに入れられ配られました。
200円券を最初に購入して御一緒させて頂きました。
「おうどん」もあり路上で出来立てのお餅やおうどんを食べるのは一体感があり楽しいです。
上の写真は大変な人出である事が分かります。
各町内会がテントを張り、一箇所で纏めてモチゴメが蒸され出来上がった順に各テントへ配られそれぞれの場所で美味しい餅が出来上がっていました。
大勢の人出の中で少しの隙間を見つけて女の子達が賑やかに縄跳びをしています。
揃いのハッピ姿もありお祭りの気分になりました。
このような集まりにマンションに住む若い方々の参加も多くなっていると聞き大変嬉しくなりました。
[kimitaku]
2011年12月 6日 08:30
12月4日(日)日本橋人形町のもち搗き大会に参加しました。
芳町、蛎殻町、その他各町会それぞれが、前日遅くまで準備をして、今日の大会に備えました。
蒸篭で蒸す人、蒸し米を運ぶ人、そして捏ねる人、搗く人、餅を運ぶ人、伸ばす人、丸める人、皆さんが、さながら、いくさの準備のごとく、大わらわで人形町通りを賑わしていました。
杵を持って、掛け声とともに振り下ろす「つきて」。「相のて」も大変です。
杵でぶたれたら (タイへ^^^^ん)
町会長さんの話では、
ここ日本橋町内会は、江戸時代から町民たちの結束が固く、祭りには、いつもたくさんの人が、参加してくれるそうです。新しく町に来た人が半数以上、その若い人たちも代々ここの住人のごとく、楽しく手伝ってくれるそうです。 とホコラシゲ でした。
お持ちつきは、経験がものを言う作業で、若い人の力(餅つき)ばかりでは出来ません。
餅米を蒸す前の水加減、蒸し加減、熱い餅を、やけどをしないで早く伸す方法、どれをとっても、長年の経験がものを言います。
町内会が大いにまとまるには、「餅つき」が一番とも仰られました。
皆さんの町内会では、いかがですか?
[滅紫]
2011年12月 6日 08:30
到来物の「るれっと」が美味しかったのでお店を訪ねてみました。八丁堀駅から5分くらいの八丁堀郵便局が入っているビルの1Fです。隣は花屋さん。
丁度お昼時ということもあり近所の勤め人らしい男性や女性がひっきりなしに入っていきます。「私も・・」こじんまりとした店内一杯に焼きたてのケーキとパンの香りが漂っています。まずはお目当ての「るれっと」箱入り5枚1,000円、バラ6枚1,050円を。ケーキとパンの種類も豊富です。どれにしようかとトング片手にきょろきょろしているといかにもパンやさんという感じのお店の方に「こちらにもありますよ」と案内されました。ちょっとご年配のこのお店の方、全身から「美味しい」オーラが立ち上っています。訪問先に一緒にパンも差し上げることにして、クルミ入りとブルーベリーベーグル、レーズンロールをいただきました。決めるまでにかなり悩みましたが、一度にはいただけませんからね。
「るれっとROULETTEはフランス語で可愛いくるま(因みにゲームのルーレットという意味もあります)、パリッとした食感とコクのある味に一枚一枚丁寧に焼き上げてみました。保存料、添加物等は使用しておりません。」とお店の案内に有る通り、今風の見た目優先の洒落た洋菓子とは一味違ったしっかりした歯ごたえがどこか懐かしい感じのするパイです。「1960年の創業時は街は堀川に囲まれており出世魚と呼ばれる鯔が群れを成して泳いでおりよく釣りをして遊んだものです。しかし4年後には東京オリンピックを控え殆どの堀川は水を干され堀川は首都高に変身・・・」とHPにあるように今はビジネス街となった八丁堀に当時の面影はなくなりましたが50年以上作り続けてきた伝統の味は今も変わらずファンを増やしているようです。(今日も1人増えましたヨ)
「お年賀」にもいいなと思い、伺うと例年売り切れてしまうので早めのご予約をとのお勧めでした。
confectionary BROWN:中央区八丁堀2-9-1秀和東八重洲ビル1F TEL3551-1689
営業時間:8:00~18:30 土日祝休み(12月は営業)
[サム]
2011年12月 5日 09:30
ソニービル屋外イベントスペース「ソニースクエア」では11月30日(水)~12月25日(日)の期間、「Dream Xmas 2011」を実施中。
イルミネーションは全高5mのツリー型オブジェと、壁面に設置した175型のLEDビジョンで展開。
オブジェでは4万個のLEDが順に点灯。ビジョンにはスクエア前に立つ人々の顔を映し出し、その頭上に、ソニーのAR技術 "SmartAR(スマートAR)" と顔認識技術により、雪や様々な形のオーナメントが降り注ぐ仕組み。
16:00より毎時00分には現実世界と仮想空間が入り混じった幻想的なスペシャルコンテンツが約60秒展開される。
会場ではチャリティープログラム「第44回愛の泉」を実施。会場に設置する募金箱に募金するとLEDのパーフォーマンスも楽しめる。
イルミネーションの演出時間は11時~23時。
尚イルミネーションの使用電力は風力発電によるグリーン電力を使用し、全館の電力使用量と合わせて節電に配慮して運営されていると云う。グリーン・エネルギー・パートナーシップ主催の"グリーン・クリスマス・ライトアップ"にも参加。