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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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我が家のお中元は『佃煮』です

[杏葉牡丹] 2012年7月 7日 08:30

ただ今はお中元シーズン真っ盛り。
もう全部終えて、ホッとしている方もいらっしゃれば、まだ何にしようか迷っているという方も、いらっしゃることと思います。

我が家では、ずいぶん前に、佃島の佃煮をお贈りしたところ、皆さん大変に喜んで下さったので、それ以来、お中元・お歳暮はいつも、佃島の佃煮と決めています。

ck1203_1207061.jpg何軒かある老舗の佃煮屋さん、それぞれみんな美味しいのですが、私がいつもお世話になっているのは、「天安」さんです。
立派な箱入りもありますが、簡易包装で1000円という物もあって、あまり気を遣わない親戚等は、こちらにしています。
また小袋入りの海苔の佃煮は、200円とお手軽なので、お中元・お歳暮に関わらず、ちょっとしたご挨拶がわりにも使えて重宝しています。


佃煮は、その名の通り、佃島が発祥の地。
江戸時代の初めに、摂津国西成郡佃村(今の大阪市西淀川区)から移って来た漁師さん達が築いたのが、佃島で、彼らが『保存食』として小魚を煮たのが、佃煮の始まり。
当初は、まだ醤油が普及していなかったので、塩で煮ていたのだそうですが、どんな味だったんでしょうね。
その後、醤油が入ってくるようになって、今の様な味付けになったのだそうです。
贈られた方は、美味しいのは勿論ですけれど、そうした歴史のある品なので、余計に喜んでくださるのでしょうね。

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「俺のイタリアンYAESU」 探訪記

[滅紫] 2012年7月 6日 08:30

2011年9月、新橋に1号店「俺のイタリアン」が誕生してから新橋ANEX、八重洲、神谷町、「俺のフレンチ」銀座、神楽坂と驚異のスピードで店舗展開し、TVやマスコミでの露出が目立っている話題のお店をのぞいてきました。食いしん坊、新しもの好きの友人と2人でやってきたのは「俺のイタリアンYAESU」店です。

八重洲ブックセンターの一筋京橋寄り、看板シェフの大きな写真が目を惹きます。

100_0641.JPGそうです。この「俺の」チェーンの売りは「有名シェフが最高の食材を驚異の価格で提供する」という信じられないコスパの良さなのです。お店の半分以上はSTANDING、いわゆる立ち飲みスタイルでこのYAESU店も座れる席は4テーブルだけです。STANDINGでの食事は少し(かなり)きつくなっている年齢の我ら、ラッキーにも予約が取れ17時にお店に到着。


この時点ではSTANDING席はまだ空いていて、テーブル席も我々の他には一組だけでした。「ものすごく混んでいる」というイメージが先行していたのでちょっと?!と思っていたのもつかの間、飲み物をオーダーして最初の皿がサービスされ始めた頃には入り口近くのSTANDING席は一杯になっていました。

  

  

 

「俺んちのサラダ」(ものすごく大きいサラダボールに入っています)

ズッキーニの花のフリット、ニョッキのきのこソース、かにとトマトのレ冷製パスタ、一日5食限定あわびとフォワグラのポワレです。シャンパンと赤ワイン、ビールを摂り飲み物こみで1人4千円足らずというのはやはりかなりお財布にやさしい感じです。サービスの人たちも若くてきびきびとした動きで気持ちがいい。ただお店自体がかなり狭いので隣のテーブル席の会話は耳をすませなくても聞こえてしまいますのでちょっと注意が必要かも・・・・気のあったグループで食事を楽しむにはぴったりのお店で、「大人気」の一端が少しわかったような気がした中高年2人組の探訪記でした。

次回は「俺のフレンチ」に行ってみよう!


俺のイタリアンYAESU 八重洲2-6-4松岡ビル1F TEL03-3231-9221

16:00~23:30 日祝定休

 

 

築地場外市場あつあつサマーセール 2012

[銀造] 2012年7月 5日 08:30

「築地場外あつあつサマーセール」が始まりました。

7月5日から7月31日の期間、「夏の還元セール」として、開催されます。

お得な商品、お値打ち品もあり、お中元、自家消費にお勧めです。

抽選であたる景品shineも大変魅力です。詳細は、こちらをご覧下さい。

http://www.tsukiji.or.jp/modules/info/details.php?bid=249

 

 

展覧会に見る「日本橋」400年

[滅紫] 2012年7月 4日 13:00

江戸東京博物館の開館20周年企画として特別展「日本橋」-描かれたランドマークの400年ーが開催されている。担当学芸員の方の「見所」解説が主催に入っている朝日新聞にシリーズで掲載されていたのをご覧になった方も多いことでしょう。私も「そのうちに」と思っていたのですがいよいよ会期が7月16日までとなり漸く両国へ。

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「描かれた」とあるように日本橋を描いた絵画作品を中心とした資料130点による展示で、日本橋やその周辺を記録する絵や写真類をこれだけの規模で公開するのは初めてとのことです。

第1章「都市・江戸の橋」-都市の中の橋と街道の起点として描いた作品

第2章「日本橋を描くー江戸城、富士山、魚河岸とー」日本橋絵画化上の定番決定

第3章「文明開化と日本橋」明治維新を迎え刻々と変化する日本橋

第4章「石で作られた日本橋」-現在の石造りの橋が架かってからの100年の姿

以上の構成でサプライズ展示として「解体新書」(版元が日本橋にあった須原屋なので)、人力車(日本橋の高札場で営業を開始した)もあります。解説ガイドは何と館長の竹内誠氏ですよ。

広重の「駿河町越後屋」を見ながら「これはまるで宣伝の走り」「白木屋は最初何を商っていたのだったか?」「この川の後ろの橋は一石橋か常盤橋か」(とても観光検定を受けたとは思えない会話!)などと勝手な話で盛り上がりながら展示を楽しみました。江戸好きの友人と一緒にいらっしゃれば楽しみが倍増すること請け合いです。

展示を見ながら日本橋の400年に思いを馳せるのも一興かとオススメいたします。また出光美術館で開催中の「祭ー遊楽・祭礼・名所ー展では「祇園祭礼図屏風」の対照として「江戸名所図屏風」が展示されており寛永年間初めの日本橋の賑わいも見ることができます。こちらは7月22日までです。

江戸東京博物館 7月16日まで 最寄り駅:都営大江戸線「両国駅」A4出口徒歩1分

9:30~17:30 月曜休館

 

 

 

築地市場見学~「魚市場セミナー」

[織衣舞] 2012年7月 4日 08:35

中央区民カレッジ「魚市場セミナー」で築地市場見学に行きました。中央区・東京

魚市場卸協同組合の方々にお世話いただいています。フォークリフトやターレット

等の車両が縦横に走る中、邪魔にならないように緊張して臨みました。早朝のせ

りが終わってからの見学でした。生マグロ・冷凍マグロ・活魚・鮮魚のせり場 と場

内へ案内していただきました。とっても広いです。(敷地総面積196,729 ㎡ うち

埋立地16,631.4㎡)

201200629 築地市場見学 049.JPG 001.JPG 201200629 築地市場見学 013.JPG 201200629 築地市場見学 014.JPG

生マグロせり場・・・内臓等が除かれ、口・腹に氷をつめられ国内・欧米から空輸

            されてくるのが多いとか。せりは早朝5:30開始されます。

  201200629 築地市場見学 019.JPG           201200629 築地市場見学 020.JPG

   

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冷凍マグロせり場・・・船上にて-60℃のカチコチに凍らされたマグロが並びます。

              せり中はシャッターが下りてひんやり、終わればシャッター

              は上がります。せりは種類別に5:30~開始です。

活魚せり場  ・・・  活きたままの状態で市場に運ばれてきます。水槽に並んだ

              活魚を前もって見ておいて、別の場所で5:20からせり開始。

鮮魚せり場  ・・・  産地で〆られて発泡スチロールに氷詰めの状態で市場に運

              ばれてきます。

 

201200629 築地市場見学 030.JPG

201200629 築地市場見学 048.JPG  201200629 築地市場見学 008.JPG                               201200629 築地市場見学 059.JPG

特記すべきは発泡スチロールをつぶして小さくする装備や氷を詰める場所もありま

した。このコンパクトな場所で必要なものはきちっと存在していることです。

セミナー最後に有名な?「茂助だんご」をいただきました。ごちそうさまでした。

 

一般の人たちは9:00すぎから5人までのグループで場内(せり場はダメ)の見学

は可能だそうです。但し事故に注意!靴は長靴がよいそうです。おさかな普及セン

ター資料館もあり、食育にかかる講習会も実施されているそうです。

 

豊洲への移転はいろいろありましたが、平成26年12月開場を予定されています。

都民・市場関係者が安心できるよう 土壌汚染対策を確実に実施された上でのこ

とです。「築地市場みんなそろって豊洲へ行こう!」それが市場が生き残る道と考

えられています。

 

 

下町の 可憐な花々

[kimitaku] 2012年7月 3日 14:33

 梅雨の晴れ間、朝の散歩と洒落て、下町を散歩しました。 ASAGAOSINASO.jpg

 

すがすがしい気分で、勝どきの 「しなそばや」さんを通過。

 

(見上げてごらん、朝顔がいっぱいです。) 

 手書きのお知らせにつられて、上を見ると、ご覧のとおり。

 

ASAGAOSINASOZEN.jpg「あさがおにつるべ(電線、これもつるべ)とられて、もらい水」

 

 のごとく、空いっぱいに、朝顔が満開です。無数の群青の花々が咲

 

き誇っています。

 

 

   すこし東に足を運び、月島西仲通りの路地をさんぽ。

   

   花に楽しそうに、水遣りをされていました。 RURIKAZURA.jpg

  

  伺うと、その女性は

 「ルリカズラ」です。この左のは、「トケイソウ」

 これからたくさん、花が咲きますよ、とのこと。

 

 西仲商店街から佃へ進むと、駐禁の隣に、また色とりどりに懸命に咲いています。

  TYUUKIN.jpg

 

 

住吉神社にお参りしました。

春日灯篭のアジサイが、蔵の色とマッチして、色鮮やかです。。

 

 佃堀のアジサイも朝露に濡れています。

 

皆さん、

のんびり釣り糸を垂れていました。

 SUMIYOSI.jpg

新佃に行くと、清澄通りの脇に、朱鷺色の花。

 

 東中通の路地裏には、真っ白な ハマユウ。

 

 

露の晴れ間、下町の花たちは、可憐に、路地裏を彩っていました。 TUKUDABORI.jpg

 TUKISIMAHIGASI.jpg

 

 花を、慈しむ皆さん、ありがとうございました。

 夏に向かい、熱くなります。おからだにご留意ください。