[織衣舞]
2013年3月 8日 14:00
杉山寧氏の没後20年にあたる本年、それを機に久方ぶりの杉山寧芸術の粋を集めた回顧展です。
杉山氏は1909年(明治42年)、東京の浅草に生まれました。東京美術学校日本画科に在学中から、第13回帝展で特選を受賞するなど、早くから才能を開花しました。その後、ピラミッドなどをモチーフにした、旺盛な連作を発表し、人気を得ます。
対象をしっかり捉え すぐれた造形から生まれる作品は、どれも強い生命力をたたえています。
永遠なるもの、悠久なる美を求めました。そしてそれを奉持してきた杉山氏のひたむきな写生と考え抜かれた構図に 温かみのある色感と強靭な筆力が一つとなった画面は多くの人を魅了してきました。
今回は初期から晩年まで85点が出品されています。
お時間があれば日本画の力の再認識を味わってみられたらどうでしょうか。
2013/3/6~25 日本橋高島屋8Fホール 10:00~19:30 3/25は17:30まで
[銀造]
2013年3月 8日 09:00
外堀通りに面した「福島県八重洲観光交流館」へ行ってきました。 ふと目にした、華やかなポスター風の案内は、「八重 アンテナショップ スタンプラリー」 えっ、知らなかったなァ!
主催は福島県、財団法人福島県観光物産交流協会。協力は京都市、群馬県、山形県、会津若松地方産物販売促進協議会です。 スタンプラリーの台紙には、「福島県や各アンテナショップの豪華商品が230名様に当たっちゃう」とあります。福島県賞は、福島県宿泊券5万円相当。 アンテナショップに出品しているお店からは、福島の銘酒、名産品が当たるとのご案内です。その他、福島県のホテルの宿泊券なども沢山あるようです。 早速、台紙を頂いて、各アンテナショップを巡りました。
スタンプラリーの参加施設は、次の6つだけです。 そのうち、3つの店のスタンプを押印して、応募すれば、当たっちゃうかもというのだから、皆さんも、是非、ご参加下さい。
参加施設は、京都館、福島県八重洲観光交流館、会津ふるさと居酒屋「よってがんしょ 銀座店」、おいしい山形プラザ、ぐんまちゃん家、江戸川区東葛西9-3-3の「ふくしま市場」です。 3つのスタンプのうち、福島県八重洲観光交流館か、「ふくしま市場」のスタンプは必要条件です。
さあ、温かくなってきたので、アンテナショップめぐりに出かけましょう http://www.tif.ne.jp/jp/sp/yaesu/
[滅紫]
2013年3月 7日 12:00
人気役者の相次ぐ悲報で暗澹たる気分が漂っていた歌舞伎界に「菊之助さんの結婚」という明るいニュースが飛び込んできて、春の女神もハシャイだのか、昨日は何と16度c。一気に4月の陽気となり私もウキウキ演舞場へ。
2010年5月に建替えのため閉場した歌舞伎座に替り、この3年間ほぼ毎月歌舞伎を上演してきた演舞場の「櫓」も今月でしばしの見納めです。ご存知の通り「櫓」は江戸時代幕府公認の証として芝居小屋の正面に掲げられていました。柱の上には2本の梵天(神を招き迎えるための依り代(「大いなる小屋」服部幸雄)。「雪月花」の座紋の櫓もすっかり見慣れてしまったので秋までは見られないかと思うと少し淋しい気がします。
今月は若手中心の「花形歌舞伎」。昼の部の私のお目当ては菊之助さん初役の「三笠山御殿」のお三輪。昨年一年で菊之助さんは15演目で15役を初役で演じ、そのいずれも高い評価を受けています。求女の後を追ってやってきたお三輪は「いじめの官女」たちに嬲られたあげく疑着の相の女の生血が必要な鱶七に刺されて息絶える哀れな役です。花道に登場した時のあまりの可愛らしさと美しさにうっとり!その可憐な娘が嫉妬に燃えて髪を振り乱して・・、その落差を見事に演じて、隣の方と「本当に初役?」などと思わず言葉を交わしてしまいました。
昼の部もう1本は「暗闇の丑松」。松緑さんも初役に挑戦です。菊之助さんも松緑さんもそれぞれ祖父・父に当たる梅幸丈、2,3代目の先代が演じられていた役。こうして舞台の継承は続いていくのだなーと感慨もあらたです。
2月26日に竣工式を終えた歌舞伎座の「櫓揚げ」も4日に終了。カウントダウン時計も30日を切りました。4月2日の杮落とし初日までもうすぐです。
演舞場夜の部は怪我から復帰して先月から元気な舞台を見せてくれている染五郎さんの「「一條大蔵譚」(こちらも初役)と「二人椀久」です。昼夜と花形役者さんたちの初役ぞろいの新鮮な舞台を是非ご覧ください。
ミーハーの私としては「菊之助」夫人の姿を受付で見られるかとちょっと期待をしていたのですが今のところお見えになったのは「初日」だけだったようです。夜の部に期待をかけて。
チケットホン松竹0570-000-489 10:00~18:00 千穐楽は26日
[銀造]
2013年3月 7日 08:30
2月のある日、日本橋小舟町にやってきました。 ふとしたことで知り合いになった方に、地元の歴史秘話、隠れた名店を教えて頂きました。 そんな歴史秘話の一つが、日本橋本町一丁目八番地に鎮座される、「常盤稲荷神社」です。
常盤稲荷神社について、こちらの説明板に詳しく記述されていました。
ご由緒について、ご祭神は倉稲魂命(稲荷大神)で室町時代に大田道灌が江戸城築城の際に、京都伏見稲荷大神の御分霊をいただき、常盤稲荷と名づけ同城の守護神として勧請された。後に、徳川家康公開府により、江戸城廓拡張工事が行われ現在の常盤橋辺りに社殿が移された。その後、更に日本橋魚市場内に移り、市場の守護神水神大神(罔象女命みずはのめのかみ)を相殿に祀り、鎮座された。当時は、大市場交易神と称され盛大な水神祭が行われ、神田祭、三天王祭と共に、大江戸の名物行事でもあった。この水神大神は、明治34年に神田神社境内に遷され水神社と改称し、築地市場の守護神として祀られ今日に至っている。・・・とのご説明です。
やはり、地元の方のお話を伺う機会を沢山持たなくてはいけないなと思った次第です。
[阿舒庵亭主]
2013年3月 6日 14:00
立春を過ぎても寒い日が続いていましたが3月に入りやっと少し暖かい日があり花粉を恐れながらも散歩に出る機会が多くなりました。大都会、東京のあちこちで春を呼ぶ花々を見つけるのは散歩の楽しみです。
明石町の聖路加国際病院の辺りで、「まんさく」の花を見つけました。北国では長い冬の終わりに「まんず咲く花」が「まんさく」といわれています。東京の春も遠くないと思わせてくれます。
艶やかな紅梅も聖路加タワーの前で見つけました。
三寒四温といいますが、春一番が吹いた後は少しまた気温が下がっています。それでも今日の散歩で歩いた永代橋のたもとには早咲きの桜の蕾がふくらんでいるのを見つけました。あの東北大震災が起こった日、やむなく歩いて帰宅する途中に通った永代橋のたもとにでは、この桜の花が満開でした。大地震の直後というのに桜の下には屋台が出てホットワインを売っていたのが強烈な思い出として残っています。
また中央大橋のたもとには花海棠が咲いていました。
橋を渡ったリバーサイド側の桜の木の下には黄色いクロッカスの蕾が沢山出ていました。
これからは一日毎に咲く花の種類も多くなり街歩きがますます楽しくなりそうです。
[ジミニー☆クリケット]
2013年3月 6日 09:00
この季節、カキを思いきり食べたいと、インターネットで調べ、銀座7丁目にあるペスカデリア銀座店に行きました。妻の誕生祝も兼ねての4人の食事会です
お店は、銀座中央通りから花椿通りに入ってすぐ。すずらん通りに面した地下1階です。
まず、スパークリングワインで生ガキ4種を味わい、その中でもおいしかった兵庫産(室津)と長崎産(小長井)のカキを、焦がしバター醤油とガーリックバター焼きにしてもらいました。どちらも大ぶりで、貝柱のしっかりした部分とクリーミーで柔らかい部分のバランスがよく、生も醤油もバター焼きも最高でした
ちなみに、その日ごとによいカキを見極めて仕入れているので、毎日供されるカキの産地は変わるそうです
ツブ貝のガーリックバター焼き、カニクリームコロッケ、チキンとキノコのバレンシアパエリアもおいしかったですよ
最後にもう一度生ガキを注文カキを堪能したひとときでした
ペスカデリア銀座店のHPは ⇒ こちら