[ジミニー☆クリケット]
2016年4月15日 09:00
銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にあるメグミオギタギャラリーでは、現在、フランス人アーティストTILT(ティルト)氏の日本初個展が開催されています
TILT氏は、南フランス、トゥールーズの出身で、今最も世界的に注目を集めているストリートアーティストだそうです
展覧会のタイトルは「コンクリート抽象」です
グラフィティカルチャーの始まりは、1970年代にニューヨークでスプレーやフェルトペンなどを用いて、壁や電車などに自分の名前を書く行為(落書き)が広まったのが契機とされているそうで、この個展は、世界最高レベルのグラフィティアートを鑑賞できる貴重な機会です
当ギャラリーのHPに、「意味とは無縁のところで純粋に造形のスタイルを競うことで発展してきたグラフィティは、究極の抽象表現」であると書かれており、TILT氏の作品を見るとそれが理解できるように思います
シンプルで力強い筆運び()、また、カンバスがコンクリートというのも雰囲気があります
力強い筆運びは、リスキーな場所で描くため、描くスピードが要求された結果、それにつながったということでしょうか
今展では、小屋にペイントを施した超大作が1点、
カンバスワークが5点、
直接壁に描いたものをはぎ取ったカラー作品が3点、
モノトーン作品6点を中心に、
計18点の作品が展示されています。
期間は、4月1日(金)から30日(土)までです。
日、月、祝日は休廊日です。
ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました
メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒
http://www.megumiogita.com/cn5/cn8/pg541.html
[お江戸のマーシャ・堀内]
2016年4月14日 18:00
4月8日、日本橋蠣殻町に、安産の神様で有名な"水天宮さん"の
新社殿が免震構造でモダンで新しい木の装い、その下の交差点には
親切そうな感じの水天宮前交番と共にオープンされています。
江戸の文政元年(1818年)、久留米藩の有馬家が久留米藩からご分霊を勧請されたのが
始まりで、2018年で二百年の節目を迎えることから、この造営事業を進められたとのことです。
有名な"子宝いぬ"の像も、仮住まいのロイヤルパークから戻ってきています。
福犬(犬張り子)、竹(籠)を被った犬(漢字に直すと〇←購入した方のみのお楽しみ)の
縁起物を買い求めました。
よろしければお出かけください。
感謝。
[ジミニー☆クリケット]
2016年4月14日 14:00
[銀造]
2016年4月14日 12:00
今日は、明石町散歩です。
聖路加国際大学と丸山海苔店の間の道路は、「居留地通り」と言います。
明石小学校の南東角には、居留地に関する説明パネルが設置されていて、この地区の歴史を学ぶには便利です。
カトリック築地教会では、八重桜の関山(カンザン)が、柔らかい暖色系のピンク色で出迎えてくれました。
もう少し、塩瀬さんの方向へ進むと、明石町緑道には、八重桜の「ウコン」、「一葉」が特徴ある花をつけていました。
「ウコン」は、ターメリックです。 その色に似たことから名づけられました。
写真の「一葉」は、花びらの中心に一本緑のメシベが出ているので、そう名づけられたそうです。
その反対側には、関山(カンザン)がふさふさとした濃い桃色の花びらを、風にまかせて揺らしていました。
八重桜の花見の途中では、ミッション・スクール発祥の地、ここ明石町で有名な大学の前身を知る記念碑も訪ねてみましょう。
「女子聖学院発祥の地」碑
そして、「青山学院記念の地」碑
聖路加国際病院、国際大学の周辺には沢山のモニュメントがあります。
この地が、幕末から居留地に指定されたことが、明治からの日本の文明開化につながっていると思います。
もう少し歴史を遡って、元禄時代の浅野家上屋敷や、江戸時代末期の蘭学事始め、解体新書にまつわる慶應大学発祥の地碑などと対面して、歴史通を目指すのも良いことと思います。 ちょっと違った風情の明石町をお楽しみ下さい。
「居留地通り」と命名に至った過程やご苦労が、
居留地の研究活動をされている、「NPO法人築地居留地研究会」様のHPでご覧になれます。
http://www.tsukiji-kyoryuchi.com/rekishi.html
[滅紫]
2016年4月14日 09:00
平成26年から始まった水天宮の御造替が完了し一般参拝が4月8日から始まりました。今日は4日目、実は昨日水天宮駅まで辿り着いたものの駅から長蛇の列、公開最初の「戌の日」しかも日曜日、さらに前日TVで特集もあったらしく、午後の2時頃で2時間待ち、午前中は4時間待ちだったとか、出直して本日になった次第。
流石に今日はあまり待つことなくお参りが出来、すっかりきれいになった社務所でお札と福犬をいただきました。境内全体が免震構造となり、ご祈祷を受ける方の番号案内もビデオで知らされます。凄い!
平成30年で江戸鎮座200年になるそうですが、ご存じの通り、水天宮は江戸時代、三田赤羽の久留米藩有馬家の下屋敷の屋敷神でした。文政元年(1818年)に久留米から勧請したもので水難除け、安産に霊験あらたかと評判を呼び毎月5日に一般の参拝も認めることになったもの。江戸時代には赤坂大岡家下屋敷の豊川稲荷と双璧の人気で「情け有馬の水天宮」と呼ばれていたそうです。明治5年にこの日本橋蠣殻町に移転し地元名所になっています。閉鎖中だった水天宮前交番も元の交差点角地に。
産休に入る方に遅ればせながらとお札を求めにお参りしたのですが、この笊をかぶった犬張り子も可愛いでしょう。「竹」の「籠」を「犬」にかぶせると「笑」という字に似ていることから「ご加護(籠)」がありますようにという願いをこめた縁起物とのことです。大小あり、こちらは「小」500円です。
すっかり新しくなった水天宮さんへ是非お参りを。
地下鉄水天宮駅からすぐです。
[お江戸のマーシャ・堀内]
2016年4月13日 18:00
銀座6丁目にあります新橋演舞場が一番華やぐ季節になってきました。
古都京都の花街、祇園の"京をどり"(江戸時代から始まる)に対して、
大正時代に新橋の芸者さんの演舞発表の場として始まったところです。
過去、花街であった人形町にも芸者さんがいらっしゃると思いますが、
東京では、この新橋が一番多いと思われます。
今年の開催は5/19-22で、
本日4月13日より予約受付が始まります。
http://www.azuma-odori.jp/東をどりスケジュール
粋な雰囲気を一度体験されるのもいいかと思います。
一昨年、幕間の御寿司に誘われて"東をどり"を見てきた時の写真を掲載します。