[ジミニー☆クリケット]
2018年5月22日 12:00
アジサイの季節が開幕です
下の地図、昭和通りから三吉橋に向かう通り(青色の部分)には、何種類ものアジサイが植わっていて、それぞれ開花し始めています
アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木です
日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されています
アジサイの原種は日本に自生するガクアジサイで、これが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれるそうです
ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれます
この通りには、ガクアジサイも「手まり咲き」のアジサイも、花序が円錐形で葉が柏の葉に似たカシワバアジサイも勢揃いしています
アジサイは、花もちがよく、長く楽しむことができますが、それは、アジサイの花に見えている部分が花びらではなくて、萼(がく)だからです
この萼の色が微妙に変化していくのを楽しむことができるのも、アジサイの楽しみ方の一つです
松屋通りのアジサイも開花し始めています
これらの通りの他にも、中央区の多くの通り、公園でアジサイを楽しむことができますよ
一昨年、同じ通りで開花中のアジサイを紹介したブログはこちら ⇒
/archive/2016/06/post-3392.html
[湊っ子ちゃん]
2018年5月22日 09:00
中央区には、素敵な歩道がたくさんあります。なかでも、町の特徴を表す絵が描かれている歩道は、愛嬌があってとても面白いと思います。そんなユニークな歩道たちを、ぜひ紹介させてください。
♪ 歩道美術館へようこそ!
こちらは、中央区役所前、三吉橋たもとの歩道です。三吉橋の絵が描かれていますね。絵の中では、遠くに木が何本か立っています。きっとこれは、区役所から三吉橋を見下ろした風景だと思います。それも、まだ川が流れていた頃の風景です。昭和5年の写真を見ますと、現在三吉橋に立っているものと、同じ外灯と防護柵が写っていました。区役所の庁舎も、当時は丸みを帯びたレトロな雰囲気でした。
こちらは、三吉橋の絵のある歩道を、銀座方面に向かったところです。番地が描かれていますね。あいだが抜けているのは、そこだけ歩道の工事があったのでしょうか。絵ではなく、文字として町名を描くというところに、地域の方々の"わが町"への誇りを感じます。
同じく銀座、8丁目の「御門通り」です。宝永7年、芝口御門が建造された場所ですね。今は高速道路の走る、旧汐留川に架かっていた新橋の北詰です。近くには、銀座の柳四世の姿もありました。
こちらは、平成通りの歩道でみつけた絵です。月と太陽ですね。近くの歩道も調べてみたのですが、絵があるのはここだけでした。この、ほんわかしたかわいい絵は、誰が描いたのでしょうか。近くに坂本小学校がありますので、もしかしたら生徒さんの作品なのかもしれませんね。
さて、こんな小さなマンホールをみつけました。区の花つつじと、区の木やなぎが描かれています。そして、「灯」の文字。これは、街灯の配線などが収められているそうです。鮮やかな色合い、小さな円のなかにバランスよく並んだ絵と文字に、感動しました。湊っ子は、このマンホールを、亀島川にかかる「高橋」のたもと、湊1丁目側と、それから明石町でみつけました。他にも、色違いなどあるようですので、探してみたいと思います。
♪ まだまだ素敵な歩道がありそうです
中央区観光特派員 湊っ子ちゃん
第9号 平成30年5月18日
[東京ダンボ]
2018年5月21日 18:00
銀座通りの歩道はいつ行っても綺麗に清掃されています。それは銀座通連合会が専門の業者に委託して元日を除く364日の午前と午後の計2回、歩道や花壇・植樹帯のゴミを拾い、未回収の段ボールや、信号や街路灯などポールに貼られたチラシやビラがあれば一緒に回収しているからだそうです。
ある日の午前中、東京ダンボが銀座通りを歩いていると見慣れない機械で作業をしている一団がいたのでお話を伺いました。
銀座通連合会からの委託で歩道についたガムをウォータージェットで撤去しているとのことです。
黒くポチポチとついていた物が綺麗に剥がれ落ちています。
使っているマシンはGumcleanと言い、あのHONDAが作っている機械だそうです。
綺麗で楽しい銀座を守るため、銀座通連合会の皆様は常に努力されているということですね。銀座は1日では成らずということでしょう。
こちらは銀座通連合会のロゴマークです。
江戸期に銀の鋳造所で使われていた分銅を、銀座8丁にちなんで、8つあしらったデザイン。
銀座通連合会:http://www.ginza.jp
[にゃんボク]
2018年5月21日 12:00
改修工事を経て2018年4月にリニューアルオープンした、江戸東京博物館に行ってまいりました。
入館する前のお土産コーナーで「あれ?東向島に行かねば買えない草餅がここで買えるの?言問橋のあの団子がここで買えるの?!」と早くもテンションが上がります。館内のプロモーションビデオも「Tokyo2020」を彷彿とさせるような、過去と現在をつなぐ興味深い仕上がりです。
そんな前振りに期待を持ちながら館内に入りまず出迎えてくれるのが・・・いや出迎えるというより、「日本橋」を渡って館内に向かうのです。
この江戸東京博物館の公式キャラクターと言えば、全国津々浦々のゆるキャラ研究を進めてきた私としても、唯一無二と思っている、「ギボちゃん」。どこの世界に日本橋の欄干擬宝珠( ぎぼし)がモチーフになっているキャラクターがいるんですか!?と担当者を小一時間問い詰めたいそのゆるやかなキャラクターは、中央区の許可を取ったのだろうか?とひそかに疑念を抱かずにいられません。
マニアックすぎる・・・、ギボちゃん。
常設展示物も、様々な趣向が凝らされており、「大名の駕籠に入ってみる」「火事の時に火消しの士気を高揚させる纏(まとい)を実際に持ち上げてみる」など枚挙にいとまがありません。その中でも、極めて精巧に作られたミニチュア版、「江戸当時の町の様子」は滋賀県の長浜に海洋堂さんのミュージアムを見に行くような私としては、心を奪われないわけがありません。
手元には双眼鏡も設置されており、拡大してみてくれればくれるほど、その精緻な設計が読み解ける、との展示側の自負を感じます。
館内には修学旅行とおぼしき学生さんも沢山見学されていました。
「江戸幕府っていつだっけ、ほら」「1600年とかじゃね?」「だりー」
みたいな会話が、
「家康が1603年に征夷大将軍になって2年後には秀忠が職を継いだじゃんか」「ああ、その代替わりを待ってたかの如く江戸城の大改修があって、あれだろ、慶長11年には本丸高石垣の普請を皮切りに・・」
ぐらいに会話がバージョンアップをすること請け合いです(少し盛りました)。
現銀掛値なしをうたい大繁盛した三井越後屋(今の日本橋三越さん)のミニチュアもありました。道を悠然と歩く力士に女性の視線が集まっているのは、当時は女性の相撲観戦が禁じられていたからとの細かい設定も考慮されてのことでしょう。
さて、見どころ満載の江戸東京博物館。中央区の歴史を振り返る教材としても一日中楽しめるスポットとしてご紹介させていただきました。
[サム]
2018年5月21日 09:00
江戸時代、将軍が鷹狩りの際に、待合い・休憩所として使用していた、浜離宮恩賜庭園内「鷹の御茶屋」の復元整備工事が完了し、4月20日より内部公開を開始したことを記念して、公開開始1ヶ月に当たる5月20日、「鷹の御茶屋公開記念事業」の一環として、内堀広場にて、鷹匠による放鷹術の実演が行なわれました。
(12:00~ 14:30~)
江戸時代の将軍家お抱えの鷹匠の集団のひとつとされる "諏訪流" 放鷹術のパフォーマンス。
鷹匠が鷹を拳にのせ見物人の前をぐるぐると廻る「輪廻り」、鷹匠の拳から別の鷹匠の拳へ飛び移らせる「振替」、樹の枝と鷹匠の拳を行き来させる「渡り」等が披露されました。
記念撮影の時間帯に、間近で見る猛禽類のオオタカの眼力はさすがに迫力満点です。