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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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東京みなと祭

[wienerhorn] 2018年5月28日 09:00

晴海客船ターミナルおよび埠頭で5月26日(土)〜27日(日)に開催された「東京みなと祭」に行ってきました。昭和16年5月20日に東京港が国際貿易港として開港して、毎年5月20日前後の土日に行われているイベントです

ターミナル内でのブース展示やステージでのイベントのほか、珍しい船の一般公開が行われています。

普段一般の人が乗ることができない、

東京海洋大学の練習船「海鷹丸」
海上保安庁の測量船「海洋」
東京都港湾局の浚渫船「海竜」
海上自衛隊の護衛艦「はたかぜ」

に体験乗船することができました。乗船口には行列ができていました。
気温の高いエンジンルームを公開している船もあり、暑い中ずっと現場に詰めて参加者対応をしている担当の方には頭が下がります。

東京みなと祭は、中央区観光検定の問題にも出たことがありますので、受検希望の方は一度見学されることをオススメしますよ

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STAR ISLAND 2018

[サム] 2018年5月28日 09:00

DSC06431ELS'.jpgDSC01665ELS''G.jpg 5月26日、未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND 2018」が、お台場海浜公園にて、初開催の昨年に引き続き繰り広げられました。

東京の摩天楼を一望できる絶景ロケーションで展開される、「花火」と最先端テクノロジーの「3Dサウンド」「ライティング」「ショーパフォーマンス」が融合したエンターテインメント。

会場では、ペアで優雅に楽しめる「LIMITED STAR SEAT - PREMIUM PAIR-」、最大6名で楽しめる「LIMITED STAR SEAT - GROUP -」、専用ベッドで寝転びながら鑑賞できる「LIMITED STAR SEAT - BED -」、 ディナーを楽しみながら観賞できる「LIMITED STAR SEAT - DINNER -」等、6種類のシートが用意されています。晴海大橋から豊洲大橋越しに望む、「東京湾大華火祭」に代わる新たな "初夏の風物詩" です。

 

 

中央区の「川と掘割」の歴史がよくわかる本

[ジミニー☆クリケット] 2018年5月27日 18:00

中央区の「川と掘割」の歴史がよくわかる本に出会いました

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PHP新書の「川と掘割"20の跡"を辿る江戸東京歴史散歩」です

著者は、岡本 哲志氏、昨年の11月に出た本です

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銀杏八幡宮、銀杏稲荷神社(日本橋蛎殻町1-7-7、かつての土井堀稲荷堀(とうかんぼり)に囲まれていた)(71ページ)

江戸東京歴史散歩」とありますが、「川と掘割を辿る」となると、内容は、ほぼ中央区内のことになります

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明星稲荷神社(日本橋小網町4-9、かつての稲荷堀参道が平行してあった)(73ページ)

ほぼ中央区内のことなので、とても興味深くておもしろく、しかも目からうろこ連続状態で、あっという間に読み切ってしまいました

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木挽町仲通り(かつての三十間堀川の近く)(80ページ)

銀座築地日本橋八丁堀人形町・・・明治以降も、もっと言えば太平洋戦争が終わった後においても、中央区は川と掘割が縦横にめぐらされた「東洋のヴェネツィア」だったんですね

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新富稲荷神社(新富2-9-4、かつての入船川の近く)(96ページ)

川と掘割にとどまらず、町の来歴通りの由来神社仏閣の縁起、などが、豊富な古地図古写真とともに語られます

古写真と、同じアングルから撮った現在の写真の対比がわかりやすいです

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区立あかつき公園(築地7-19-1、かつて三角形をした明石堀のあったところ)(113ページ)

東京メトロや都営地下鉄の最寄駅・出口からの詳細な「街歩きガイド」も付いていて、散歩のお供にもなりますよ

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鉄砲洲通り(かつて鉄砲洲川の流れていたところ)(113ページ)

次回の中央区観光検定副読本にしてもいいくらいのものではないかと思っております(あくまで個人的な意見です)

ご一読をお勧めします

 

 

【銀座一丁目】 佐賀牛レストラン 「Sagaya銀座」

[いのちゃん] 2018年5月27日 14:00

 

今日は日本を代表するブランド牛のひとつ「佐賀牛」についてのお話です。

 

佐賀牛佐賀県産黒毛和牛のうち最高級のものだけに名付けられ、その品質は全国の

数あるブランド牛のなかでもトップクラスを誇ります。

 

佐賀県は九州で最も小さな県ですが、そこにはあふれるほどの魅力がぎゅぎゅっと

詰まっており、温泉、名勝、古代遺跡など見どころもたいへん多く、以前に訪れた

短い旅行の間では県内でゆっくりと佐賀牛をいただくことは叶いませんでした。

このたび、われらが中央区で存分に味わってまいりましたのでご報告します。

 

銀座一丁目駅5番出口直結の PUZZLE GINZAパズル銀座)。

テナントの半数以上が肉料理を主軸とするレストランという銀座随一の肉肉しいスポットとして、いま静かに界隈に棲息する肉食動物たちの熱いまなざしを集めています。

 

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そのパズル銀座の6階にあるのが 佐賀牛レストラン Sagaya銀座

国内外の調理法を用い、旬の素材を織りまぜ佐賀牛をさまざまなスタイルで提供して

います。

 

この日は「佐賀牛おまかせコース」に「ワインペアリング」をオーダーしました。

コース料理にあわせて厳選されたワインがタイミングよくサーブされるので、銘柄や

品種に頭を悩ませることなく、気軽にマリアージュを愉しむことができます。

 

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それではコースの全容をたっぷりとご紹介します。

 

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夏野菜のテリーヌ

美しい"まり"のようなお碗には はまぐりのフラン

 

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シェフ厳選佐賀牛の焼肉をロースターで
タン、ネクタイ、サーロインの3種をそれぞれのソースでいただきました。
サーロインは春トリュフと唐津産のごぼう入りサバイヨンソースですき焼き風に。

個室の利用でもお肉は目の前でシェフが焼いてくださいます。

 

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自家製担々麺 肉味噌に佐賀牛が使われています。

 

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佐賀牛のステーキ(ランプ肉)

レフォール(西洋わさび)を使ったトランスペアレントなソースで。

 

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〆のご飯 イイダコと菜の花の土鍋の炊き込み。

 

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上段左:ホワイトアスパラガスをあしらった佐賀牛のタルタルを有明産の海苔に巻いて

上段右:佐賀牛とたらの芽のフライを自家製トリュフソースで

下段左:〆のご飯を鰹の一番だし、香の物とともに

下段右:パティシエによる季節のデザート

    メレンゲの中には甘酸っぱいトロピカルフルーツのコンポート。

    スウィートなマスカットのデザートワインがペアリングされました。

  

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佐賀嬉野茶 玉露 水出し

お茶の水出しに使われていたのは、中央区に本社のあるHARIOのウォーター

ドリッパー。一滴一滴、水を滴下することができる装置です。実際にレストラン

で使われているところは初めて見ました。長い時間をかけて抽出された嬉野茶

口あたりが極めてまろく、ありがたい甘みがしました。

 

佐賀の思い出を呼び起こす有田焼の器に彩られた料理を味わっているうちに、

きらめく銀座の街にあって心はすっかり彼の地を旅していました。

 

佐賀の地酒をはじめとする日本酒も多数取りそろえるこちらのお店では、近頃は

香港や台湾、シンガポールなど海外からのお客様が増えているそうです。

 

イタリア修業のご経験がある料理長は、外国語でのコミュニケーションはあまり得意

ではないと謙遜していらっしゃいましたが、目も心も愉しませる趣向を凝らした料理

おもてなしは言葉などなくとも訪れる人に十二分に伝わることと思います。

 

また Sagaya銀座 では世界で活躍する ウルトラテクノロジスト集団「チーム

ラボ」とのコラボレーションによる デジタルアート が融合する新しい食空間、

『MoonFlower Sagaya Ginza, Art by teamLab』を季節ごとに展開しています。

それはまさに言葉を必要としない世界。今までにない食体験にご興味のある方はぜひ

そちらもご注目ください。

 

 

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佐賀牛 Sagaya銀座(さがぎゅう さがや ぎんざ)

中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA(パズル銀座)6F
03-6263-0782

銀座一丁目駅・銀座駅・有楽町駅

休業日はホームページでご確認ください。 http://sagaya-ginza.com/info/#holiday

 

 

 

まぼろしの堺橋

[湊っ子ちゃん] 2018年5月27日 12:00

築地川公園の暁橋より下流側(本願寺方面)は、大規模な下水道工事をしている時期がありました。防音壁がとれたとき、草むらのなかに石っぽい何かをみつけました。よおく見ると、「さかいはし」と書かれています。
 

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中央区観光検定の勉強をはじめてから、「堺橋」は、明石堀と築地川の間に架かっていた橋だということを知りました。さらによく調べると、ほうぼうの資料のなかで、"現存しない橋"とされています。どうしてこんなところにあるのだろう...いてもたってもいられなくなりました。
 
sak02m.JPG▲親柱は「さかいはし」と「堺橋」(手前)の2基ありました

 
 
sak05m.jpg明石堀は、いまのあかつき公園一帯が、かつてのそれにあたります。三角形の形をしていて、鉄砲洲川への入り口に「新湊橋」、築地川からの入り口に「堺橋」があったのです。
三角形の途中、冒険広場との間に、居留地中央通りが横切りますが、ちょうどその辺りに、外国人居留地への入り口と呼ばれた「新栄橋」が架かっていたのでしょう。
 
明石堀は江戸時代から、船溜りとして利用されてきました。明暦の大火後、播州明石の漁民が移住し、対岸の佃島を淡路島に見立てたそうです。明石堀は、昭和45年(1930)に埋め立てられ、その後築地川も、昭和40年代より埋め立てが始まり、平成7年まで残っていた箇所もあるようです。
 

(上)鉄砲洲川への入り口「新湊橋」のあったところは、現在あかつき公園の入り口/(下)明石堀の途中に架かる「新栄橋」のあったところは、現在「居留地中央通り」
 


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また、暁橋の上流側(聖路加方面)には公衆トイレがあり、こちらは今年に入って新しくなりました。バリアフリーです。そして、新しい誕生記念樹も植えられました。
 
変化の激しい東京の街ですが、どうか「堺橋」の親柱を、このままそっと、この場所にいさせてあげてほしいです。または、銘板がつけば、もっといいと思います。いずれにしても、道行く人に大切にされてほしいです。
 
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▲築地川公園に来た白い鳩
 
 
中央区観光特派員 湊っ子ちゃん

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第12号 平成30年5月22日

 

 

伝統を守り続ける料亭 ②  ~ 玄冶店 濱田家 ~

[rosemary sea] 2018年5月27日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインテレクチュアルに取材します、rosemary seaです。

 

玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)さんは日本橋人形町にあります、伝統と格式の料亭です。

濱田家ロゴ.jpg

前回は濱田家さんの歴史について語らせていただきました。

前回記事はこちらです。

/archive/2018/05/post-5282.html

 

今回はお料理・おもてなしなどにつきましてご説明させていただきます。

玄冶店 濱田家 総支配人 伊藤博仁さんにお世話になりました。

それでは・・・

広間(婚礼).jpg

濱田家さんは今年で創業106年です。

昔ながらの有り様に時代の風を取り入れながら、今も大切に料亭の伝統を守り続けています。

一椀、ひと鉢にこころを込めた四季折々のお料理はもちろんのこと、それぞれのお席に合わせたおもてなしや、季節ごとに趣をかえる床の間のしつらえなど、全体の調和が描く日本文化の奥深さもご堪能いただけます。

造り.jpg 椀盛.jpg

お料理は・・・

季節の恵みと彩りを最大限に活かした伝統的な懐石料理がいただけます。

大切にされていますのは美味しさ、そしてひと皿ひと皿に季節感を凝縮させた盛り付けの美しさ、彩りの美しさや手の込んだ繊細な味と技。

その五感に響く日本料理の神髄を、その日お見えになるお客様のためだけに、こころを込めておつくりされているそうです。

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お料理の器は・・・

お料理は器に盛られて初めて完成します。

もちろんですが濱田家さんでは、献立に合わせて器を選ぶことに大変気を配ります。

そのどれもが美しい名器、どれも名匠の手によるものです。

一幅の画にも似た鮮やかな調和が、お楽しみいただけます。

椀替り.jpg 焼物.jpg

おもてなしは・・・

ご接待でしたらそのご商談が進みますように、ご会食でしたらそのお席が和みますように、女将・女中さんともにお席に合わせてきめ細やかなおもてなしができますようこころを尽くされておられます。

政財界をはじめ、海外の要人の方々等に愛され続けてきました理由はここにあるようです。

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しつらえ(調度類を配置し、室内の装飾を整えること)は・・・

季節の移ろいを床の間で描き出す、本物の掛け軸や生け花。

四季折々で表情を変える、手入れが行き届いた日本庭園。

清々しく水が打たれた玄関の敷石。

しつらえ全てにおいて、細部にまで気を配り趣向を凝らされています。

外観(昼).jpg

数寄屋造り・・・

戦後まもなく建て直された玄冶店 濱田家さんは、東京では数少なくなりました数寄屋造りの建物です。

季節ごとに表情を変える庭とあわせ、日本建築の端正な佇まいとなっております。

茶の湯に端を発する数寄屋造りは虚飾を排し、簡素な造形のなかに美しさを見出す建築様式です。

深い陰影を宿す聚楽壁の室内には、木のぬくもりと僅かな畳の香りが漂います。

夏なら簾障子にかわるお座敷は、掘りごたつのお部屋を中心に全8室あります。

芳町芸者衆.JPG

芸者衆・・・

「芳町」は東京六花街のひとつとなります。

濱田家さんは、伝統文化として花柳界の存続にも尽力されております。

 

なお、現在の玄冶店 濱田家さんの代表取締役社長は三田芳裕氏。

創始者の三田五三郎氏の孫にあたります。

株式会社明治座 代表取締役社長でもあられます。

そのお子様には株式会社明治座制作部長の三田光政氏。

以前、明治座さんとしての映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり⑩にてインタビューをさせていただきました。

 

・・・2連続のご紹介はここまでです。

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玄冶店 濱田家

日本橋人形町3-13-5

03-3661-5940     FAX 03-3808-0801

営業時間 <昼> 11:30~15:00 (水曜、木曜、土曜のみ営業)

     <夜> 17:30~22:00

定休日 日曜・祝日

総室数 8室(2~60名様)

お料理単価 <昼> お一人様 15,000円 / 25,000円

          (サービス料15%別、消費税別)

      <夜> お一人様 30,000円 / 40,000円 / 50,000円

          (サービス料20%別、消費税別)

 完全予約制です。

玄冶店 濱田家さんのホームページはこちら

⇒ https://hamadaya.info/

 

 
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