ギンザ・シックスの地下にある能楽堂(観世流)で、お能を鑑賞してきました!
ここのシステムは、基本的に前売券がなく(当日券を事前購入することは可能)、全席自由で金額は同じです。
(料金は主催や演目によりますが、だいたい5千円前後。
(*一部会員さん向け指定席あり)
つまり、いつ行っても早いもの順に好きな席でご覧いただけますという感じ。
昭和の時代の映画館みたいだね。
何ヶ月も前からチケット予約して行くのもメンドウだし、ここがブラ歩きにピッタンコなポイント。
「お能」というとちょっと・・・、距離感を持ってしまう人にも、お気軽に鑑賞できちゃうと思うな。
能なんてど〜せツマンナイんだから、万が一見れなくもいいや!ぐらいの気分で。
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*個人による見解です。
スタッフの方によれば、これまでゴールデン・ウイークなどの一部の期間以外では、満席になったことはなく、チケットが売り切れることも滅多にないとのこと。
この日も、ガラガラとは言わないまでも、空席が目立つほどすいておりました。
アタクシは大学での専攻が演劇だったこともあって、若い頃から能や文楽には親しんではおりました(たぶん)
ただ、専門はシェークスピアだったので、歌舞伎などの日本の伝統芸能は、試験やゼミ、単位のために「やむを得ず」観るというレベルで、学生時代にもっぱら観ていたのはピーター・ブルックなどの西洋演劇だったり、寺山修司や夢の遊民舎、第三舞台といった小劇場方面に傾倒しておりました。
「銀ブラのついでに、ちょっくらお能でも見ていこっかな〜」みたいなノリは、以前なら考えられない。
別に「けしからん」とまでは言わないまでも、国立劇場や千駄ヶ谷であれば、もう少し「厳かな気分で観なければなるまい」的なプレッシャーもありえたような気もします。
ところが、Ginza Six の能楽堂は、外国人観光客も視野に入れたハードルの低さとでもいうのか、伝統と格式の近寄りがたい雰囲気と、ウエルカムとおもてなしムードのカジュアルな融合が見事に実現されています。
正直言うと、もっと凄いところかと思っていたのですが、全然たいしたことありません。
↑
*個人による見解です。
行き当たりばったりに、思いついたら行きたい時に行くのがブラ歩きの王道だと思っているので、ここはあらたなスポットになりそう。
お土産屋さんというほどでもない小スペースに、なんとスヌーピーグッズが!
前回も
「銀座でスヌーピー展」という記事をアップしましたけど、銀座にご縁があるんですね、スヌーピーちゃんは
。
これはここでしか買えない限定品(三越でも一部販売)だそうで、アタクシは思わず衝動買いしてしまいました。
歌舞伎座タワーの木挽町広場みたくオープン・スペースではないので、チケットを買って公演を観に施設内に入らないとゲットできませぬ(>_<)
本番の舞台よりこっちの方に感激したよ。
「写真撮っていいですか?」とスタッフに尋ねると、
「もちろんOKです。SNSなどでも
よろしければ拡散して下さい」だと。
この、なんともアバウトな腰の引けぐあいも心地よい。
アタクシはTwitterもインスタもやっておりませんが、特派員ブログに載せるのは、いわゆるリツイート?みたいな貢献になりますでしょうか?
それにしましても、インバウンドのご案内を何度か経験して、ろくすっぽ日本の伝統芸能について知りもしないくせに、立場上外国人観光客に解説している自分がウシロメタく感じていた昨今、ぶらりとお能を鑑賞できる機会は貴重でした。
ワケがわからんなりに、とりあえず見ておけば根拠のない自信はつくと思う。
何の予備知識もなしに、本当に行き当たりばったりにブラッと寄っただけなので、いい〜感じで、眠くなるんだよね。
だから舞台の内容についてはほとんど覚えておりませんので、ノーコメントにしておきます。
気まぐれに、久しぶりに能を鑑賞した思い出を持ち帰っただけなのですが、
何か問題ありましたでしょうか?
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