[あすなろ]
2018年4月10日 16:00
4月8日は、お釈迦様の誕生日。
お釈迦様は生まれてすぐに、四方に七歩あるいて
右手で天を、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊」
と唱えたといわれており、花御堂にまつられている
立像はそのときの姿となっています。
<大安楽寺>
ひしゃくで甘茶を注ぎ、誕生を祝います。
甘茶は、抗アレルギー効果もあるそうで、
花粉症への効果を期待するとともに
ゆったりと春の一日を過ごしてみるのもいいですね。
<身延別院>
◆大安楽寺
東京都中央区日本橋小伝馬町3-5
◆身延別院
東京都中央区日本橋小伝馬町3-2
[あすなろ]
2018年4月 3日 09:00
日枝神社 日本橋摂社は、赤坂にある日枝神社の
御旅所です。日本橋茅場町の「山王さん」として、
人々に親しまれています。
東京証券取引所なども近くにある都心部ですが、
境内に入ると喧騒から解き放たれた静寂な空間です。
境内の狛犬は、胸を張り天空を見つめる姿をしています。
酒井八右衛門と石匠の野村保太郎の名コンビによる
石彫芸術です。
上を向く狛犬の目線にあわせると、ご神木に鳥の巣を
見つけました。
上向きの気持ちが招く人の幸福、運気上昇の獅子守を
受けられます。
◆日本橋日枝神社
東京都中央区日本橋茅場町1-6-16
[あすなろ]
2018年3月20日 18:00
仏教では、真西に西方浄土があると言われ、
彼岸の頃(春分、秋分)は太陽が真西に沈むことから
この時期に先祖供養をするようになりました。
お彼岸では、お餅には五穀豊穣を、小豆には魔除けの
意味を込めて、「ぼたもち」や「おはぎ」にして
ご先祖さまへの感謝と家族の健康を願ってお供えする
ようになったといわれています。
春は「牡丹」の花にあわせて牡丹餅と呼び、
秋は「萩」の花にあわせて御萩と、季節にあった
呼び名があります。季節を大切にする気持ちを
忘れないようにしたいですね。
◆たねや日本橋三越店
東京都中央区日本橋室町1-4-1
※牡丹餅は期間限定、店舗のみの販売です。
[あすなろ]
2018年3月17日 14:00
旧暦3月16日は「十六団子の日」。
この時期、農神、田の神へ団子をお供えし、豊作を
祈願する伝統が残っています。
東北や北陸地方に広まっている行事で、その方法は
地域によって様々です。季節を感じる団子の味を、
感謝を込めて楽しまれてはいかがでしょう。
◆いわて銀河プラザ/芽吹き屋コーナー
岩手直送のだんご、餅、大福などの和菓子が並びます。
東京都中央区銀座5丁目15-1 南海東京ビル1F
[あすなろ]
2018年3月 2日 09:00
中国の「上巳の節」が現在の雛まつりの原点と
言われています。この時に食べられていたのが
「餅の団子」、母子草が使われ緑色の団子でした。
これが日本に伝来。
江戸時代には、菱の実を入れた白い餅が加わり、
日本の習俗と混じり合い、明治以降に赤を入れた
三色の菱餅になったようです。
色それぞれに健康、長寿、魔除けなどの意味が
込められています。
中国の祓いの行事は、時代が下がるにつれて
雛人形を飾り鑑賞されるようになりましたが、
子供の成長を祈る行事に変わりはないでしょう。
縁起の良い菱餅を美味しくいただき、元気に
春を迎えたいですね。
◆伊場仙浮世絵ミュージアム /伊場仙お雛様
東京都中央区日本橋小舟町4-1
◆熈代勝覧 /十軒店の雛市
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅
地下コンコース壁面
[あすなろ]
2018年2月22日 12:00
2月23日は、「ふろしき・つつみの日」
風呂敷の名前の由来は、江戸時代、風呂屋の脱衣所で
着替えを包んだり、床に敷いて身繕いをした布であった
ことから、文字通り風呂に敷く布として「風呂敷」と
呼ばれました。
「荷物を包み、運ぶ道具」は、今ではモダンでカラフルな
柄も増え、どんな形にも収まる、知恵と美意識がつまった
万能アイテムとしてその魅力が見直されています。
風呂敷としての役目が終えた後も、雑巾に加工して
リサイクルする変幻自在さは、モノを大切にする、
そして心を豊かにしますね。
折りたたんで、かさばらない、お土産としても重宝
します。暮らしの中に取り入れてはいかがでしょう。
◆築地本願寺
インフォメーションセンター内オフィシャルショップ
東京都中央区築地3-15-1