[あすなろ]
2018年8月 3日 09:00
8月4日は、箸の日。
箸は食事作法として中国から入ってきたものだそうです。
唐に留学し、真言宗を開いた空海(弘法大師)は、衆生済度の誓願を成就するため
「箸を使う者全てを救わん」
つまり、全ての人を救うという表現から、箸の広まりが伺えます。
長い時間をかけて、定着した箸文化。
そこには、箸の正しい持ち方、さまざまな作法があります。
しっかりとした箸使いは不思議と美しく見えますね。
箸の利用は、ゆっくりと食べ、喜びを噛みしめる精神的効能や、
ダイエットや脳の働きを活性化させる効果もあるようです。
箸のことについて振り返ってみてはいかがでしょう。
◆薬研堀不動院
川崎大師平間寺の東京分院です。
東京都中央区東日本橋2-6-8
[あすなろ]
2018年8月 1日 14:00
夏の風物詩として涼を感じさせてくれる風鈴。
風鈴の起源は、お寺の四隅にかかっている
青銅製の風鐸で、その音が聞こえる範囲では、
災いが起こらないと信じられていました。
邪気除けから涼を感じるものへと変わり、
江戸時代になると、風鈴は大衆に広まっていきます。
高価であったガラス製品が、廉価になり、江戸風鈴が
全盛を迎えるのは、明治に入ってしばらくしてからのことです。
福徳の森の小径に、約200個の江戸風鈴が
吊り下げられ、涼やかな音色を奏でています。
期間限定の生演奏をお楽しみください。
◆福徳の森、森の風鈴小径
2018年7月6日~9月24日
[あすなろ]
2018年7月15日 12:00
観音さまの功徳日、7月10日。
この日にお詣りすると四万六千日分に相当するということで、江戸時代からこの日のお詣りが盛んになりました。
「観音さまを一心に念ずると、自由自在にお姿を変えて救ってくれる」という所以から観自在菩薩と呼ばれます。
その変化のお姿が三十三身あるとされ、観音霊場の札所が三十三になった起源であるといわれています。
江戸三十三観音 第三番札所は、大観音寺です。
◆大観音寺
ご本尊 聖観世音菩薩
所在地 東京都中央区日本橋人形町1-18-9
[あすなろ]
2018年7月13日 12:00
「浄土真宗本願寺派本願寺築地別院」
1617年に浅草近くの横山町に建てられましたが、明暦の大火で焼失。
八丁堀沖の海上を埋め立てて再建。"築地御坊"と呼ばれるようになりました。
その後、関東大震災により坊舎を焼失し伊東忠太博士の設計により、
1934年、現在の本堂が落成。
本堂の外観は古代インド様式(天竺様式)の石造りとなっています。
伊東忠太博士自ら
「予は何の因果か、性来、お化けが大好きである」
と語っていますように、築地本願寺には不思議な動物の意匠が何体も見られます。
<狛犬のカルラ>
<三畜評樹の孔雀>
築地本願寺には、この他にも風変わりな動物や妖怪たちが潜んでいます。
寺院の中を探索してみてはいかがでしょうか。
◆築地本願寺
東京都中央区築地3-15-1
[あすなろ]
2018年7月11日 09:00
1868年の「東京府」開設から150年の節目を記念し、
カッパバッジが復刻されました。
旧作デザイン(復刻版)と新作デザインがあり、
価格は2個セットが600円、単品で各300円です。
このカッパバッジの提示による特典があります。
一部をご紹介しますと、
2018年の9月29日・30日には、上野動物園や葛西臨海水族園
江戸東京博物館、都立9庭園などの都立施設で入園料等が
無料になります。その他、都内の民間施設等でも特定の
期間が無料・割引となります。
既に各販売店舗では品薄状態になっているようです。
詳しくは、下記サイトをご覧ください。
◆東京150年記念「カッパバッジ」について
⇒中央区観光協会/中央区観光情報センター
⇒Old meets New 東京150年
[あすなろ]
2018年7月 2日 18:00
6月の晦日は夏越の祓。
半年分の穢れを祓い、無事に過ごせたことに感謝し、
後半も無病息災を祈る行事です。
神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を
「思ふことみなつきねとて麻の葉を
切りに切りても祓へつるかな」
「水無月の夏越の祓する人は
千歳の命延ぶというふなり」
「宮川の清き流れに禊せば
祈れることの叶はぬはなし」
と唱えながら
8の字を書くようにくぐることで、
病気や災いを免れることができるとされています。
<花めぐりスタンプ 1月~6月の全6種類>
住吉神社では、四季の美しい花々が楽しめます。
自然豊かな境内で、季節の風情を楽しんでみては
いかがでしょう。
◆佃・住吉神社
東京都中央区佃1-1-14