[あすなろ]
2018年9月15日 09:00
福徳の森の裏手で茶店を見つけました。
お茶の発祥地である中国では古来、希少だった最高品質
のお茶を、時の皇帝に献上するしきたりがあり、
それを貢ぐ茶、「貢茶(ゴンチャ)」が店名の由来。
伝統ある中国茶を、格式張らずに気軽に味わって
欲しいという思いを込めて台湾で誕生したお店です。
抹茶ミルクティータピオカトッピングと主菓子に
パイナップルケーキを注文。
もちもちとした食感と甘味が美味しかったです。
門前近くで商う一服一銭の茶ですね。
お薦めです。
◆Gong cha貢茶 日本橋武田グローバル本社ビル店
東京都中央区日本橋本町2-1-1
[あすなろ]
2018年9月11日 12:00
9月9日、菊の節句との異名もある重陽には、
菊被綿という風習が伝えられています。
菊被綿は、重陽の前夜に菊の花を真綿で覆い、
重陽の日の朝に菊の香りと夜露が染み込んだ真綿で
身体や顔をなでると、若さを保つことができるとされ、
不老長寿を願って行われました。
また、古代中国の故事で、重陽の日に呉茱萸の実を
入れた赤い袋を身に着けて山に登り、菊酒を飲むと
災いから逃れられるといわれました。
福徳神社では、呉茱萸の実を収めた茱萸嚢(しゅゆのう)
を特別な御守りとして数量限定で授与されます。
伝統を感じ愉しむ、大切にしたい行事ですね。
◆福徳神社
東京都中央区日本橋室町2-4-14
[あすなろ]
2018年9月 6日 09:00
夏から秋へと少しずつ移り変わってきましたね。
銀座のビル屋上に本殿がある「朝日稲荷神社」です。
商いの神として商売繁盛や、縁結び、家内円満にも
ご利益があるとされています。
頭上をおおう空が開放的で心地良いです。
肌を撫でる風は涼しく、
秋晴れともなれば、もっと爽やかでしょう。
建物の8階までエレベーターで上り、そこから外階段で
屋上に上がれます。静寂な空間で、
人とは少し違う銀座観光を体験してみませんか。
いつでも、熱中症対策は忘れずに!
◆朝日稲荷神社
東京都中央区銀座3-8-12 大広朝日ビル
銀座八丁神社めぐりの一社です。
[あすなろ]
2018年8月21日 09:00
水を撒く、水を打つ。
地面を湿らせることによって、熱気を和らげ、涼を呼び、
埃を立てないようにする。
気化熱を利用して、体感温度を下げる効果もありますが、
打ち水には、場を清めるという意味合いもあります。
店の前や玄関前に水を打ち、
お客さまをおもてなしする風景は、
押しつけがましくない心遣いが感じられますね。
中央区の風情ある街並みから、
涼とともにおもてなしを感じとるのも一興です。
◆中央区日本橋室町・仲通り付近
[あすなろ]
2018年8月17日 18:00
「甘酒」はお正月や冬のイメージがありますが、夏の季語になっています。
「飲む点滴」とも称される米麹甘酒は、麹菌によってブドウ糖を分解してくれるので、効率よく体内にエネルギーを吸収できます。そして、アミノ酸やミネラルなども含まれるため、立派な栄養ドリンクです。
昔の人は甘酒のことを十分理解していたので、江戸時代では夏バテ予防の飲み物として町で売り歩く甘酒屋さんが名物になるほどでした。
だからこそ「甘酒」は、夏の季語になったのですね。
ノンアルコールの米麹甘酒味ですっきりとした
ソフトクリームです。暑い季節に相性抜群ですね。
◆とうふの双葉
東京都中央区日本橋人形町2-4-9
[あすなろ]
2018年8月14日 18:00
エアコンが無かった時代、人々はどのように
暑い夏を過ごしてたのでしょう。
都立庭園では、日差しが強い夏季期間中に、
和傘の無料貸出しを実施しています。
そして、浜離宮庭園の「中島の御茶屋」では、
季節限定の抹茶セットを有料で提供しています。
冷たい抹茶とねりきりのセットを注文。
程よい苦味と甘みですっきり美味しく、
開け放されたテラス側から中庭に通り抜ける風は
とても心地良かったです。
水辺の風景は視覚的にも涼しく感じます。
季節の感覚を楽しめる至福の時間でした。
この時期ならではのサービスを利用しながら
歴史ある日本庭園の風情を楽しむのはいかがでしょう。
くれぐれも熱中症対策は万全に!
◆浜離宮恩賜庭園
◆都立庭園「和傘で庭園めぐり」