[あすなろ]
2018年6月18日 12:00
旧暦6月16日。和菓子や餅を神さまに供え
病気にならないようにと願い、それをいただく嘉祥喰
という風習がありました。
江戸時代には、将軍から大名、旗本が菓子を賜るなど
贈答文化としても広まった行事です。
そして昭和54年、全国和菓子協会が「和菓子の日」
に制定しました。
「和菓子の命はあん」といわれ、自分の店にふさわしい
独自のあんを工夫します。
築地にも、魚の形をした皮にこだわりのあんを包んだ
和風スイーツを提供しているお店があります
小倉あんの「本マグロ」と、小倉あんに甘酸っぱい
あんずを包んだ「中トロ」の2種類。
ここでしか食べられない
「まぐろ焼き」をおやつや手土産にいかがでしょう。
◆築地 さのきや
東京都中央区築地4-11-9 築地市場場外
[あすなろ]
2018年6月11日 12:00
2018年のつきじ獅子祭は3年に一度の本祭りです。
江戸時代に行われ、近年川の埋め立てで行われなくなっていた「水鎮祭」が約100年ぶりに復活し、千貫宮神輿を船に乗せての「船渡御」が行われました。
子供神輿も勢ぞろいし、水鎮祭が斎行され隅田川を下り、船はそのまま浜離宮へ。
とても立派な浜離宮の御旅所で一泊し、翌日は築地周辺を渡御しました。
今年は特に力が入っていましたね。
◆波除神社
東京都中央区築地6-20-37
◆浜離宮恩賜庭園
東京都中央区浜離宮庭園1-1
[あすなろ]
2018年6月 7日 12:00
6月2日は、「路地の日」。
路地の良さを見直そうと制定された日なんだそうです。
銀座のビルが立ち並ぶその隙間には、細い路地がたくさんあります。
お店横の路地を進むと、
先には、自動ドアと「通り抜けできます」の案内。
自動ドアを抜けると、喫茶店の店内。
店内の床の白線の内側を路地が通っています。
さらに路地を進むと、曲がり角に豊岩稲荷神社が見えてきます。
華やかな銀座の街の路地裏でひっそりと息づく非日常を味わえます。
◆豊岩稲荷神社
東京都中央区銀座7-8-14
[あすなろ]
2018年6月 6日 09:00
人形町の紫陽花も見頃ですね。
日本紫陽花の在来種、額(萼)紫陽花です。
ガクアジサイは、よく見かける華やかな品種と比べると
少し地味な感じですが、
控えめに咲く花は、雅な趣がありますね。
鑑賞花として改良され、
日本に逆輸入された西洋紫陽花も
梅雨の季節に、鬱陶しい気分を晴らしてくれます。
「紫陽花や はなだにかはる きのふけふ」/子規
時の移ろいと重ねて、観るのもいいですね。
レトロな街並みに縹色の紫陽花がよく似合います。
◆末廣神社と人形町界隈()
東京都中央区日本橋人形町2-25-20
[あすなろ]
2018年6月 4日 18:00
築地市場を縦横無尽に走り回る「ターレット式構内運搬自動車」のカプセルトイを場外市場で見つけました。
積荷は、段ボール、発泡スチロール箱、マグロなど、築地らしいアイテムが精密に再現されてます。
また、波除神社では、千社額木札のカプセル自動販売機が設置されています。
オリジナルでなんとも渋いですね。
築地観光のお土産にいかがでしょうか。
◆築地・波除神社
東京都中央区築地6-20-37
平成30年6月6日~10日は、夏越し大祭『つきじ獅子祭』
[あすなろ]
2018年5月29日 12:00
夏椿(別名:シャラノキ)が咲き始めました。
清楚な白い花は、なんとも涼しげな風情があります。
利休七選花の1つ夏椿は、朝に開花し、夕方には落花する一日花です。
ぱっと咲いて潔く散る様は、「一期一会」の意味を持つとされ、
まさに茶道の心得に通じますね。
利休さんは、この儚さと意味を感じ入ったのかもしれません。
◆中央区:水とみどりのふれあいマップ
隅田川月島緑道()
◆利休七選花「山法師」/過去ブログ