(「銀座・画廊の夜会2016 その1」の記事)
前回からの続きです
中央通りに面した黒田陶苑。
提灯の灯りがとても似合っていました。
榊莫山の書が飾られた、3階の落ち着いた空間。
「-花-今井完眞 陶芸展」が開催されていました。
京都の若手の作家さんの作品とのことで、細部まで作りこまれた自然の造形がとても印象的でした。
こちらは「プロテア」という作品。
アフリカ原産の花の生命力を感じさせる、美しい陶芸。
和の空間と調和していました
こちらはギャルリーためなが。
今年1月に逝去された「ポール・アイズビリ追悼展」を開催されていました。
アイズビリの作品を、1969年の開廊以来紹介して来られたとのことで、初期から晩年を網羅した展示をなさっていました。
南欧の明るい色彩が印象的な作品がたくさん並んでいました
玄関の佇まいも雰囲気のある、思文閣銀座。
「コンラッド・ヨン・ゴードリー展」が開催されていました
山や滝の作品は、絵具の刷毛目で表現されたもの。
離れた場所で見ると、まるで写真のようでした。
思文閣銀座は、玄関から続くらせん階段を降りた先に、書斎のような展示室があり、空間をゆったりと使った展示がとても素敵でした
最後にお伺いした、日動画廊。
玄関の両側の石像が、夜はとても神秘的でした
開催されていたのは、「第53回太陽展」。
新旧の作家の作品が一堂に会して展示されていて、とても見ごたえがありました
梅原龍三郎や中川一政、向井潤吉といった大家の作品も多く展示されていました。
美術館よりももっと近くで拝見することができて、とても嬉しかったです
そして、ここで21時の終了時間を迎えました
今回わたしは3時間の参加で、12の画廊を巡りました
本来の開催時間は4時間ですが、24画廊全部を巡ろうと思ったら、かなり駆け足になりそうです。
華やかな、初夏の夜の銀座もとても美しく、移動中も楽しめる「画廊の夜会」でした。
ご興味ある方は、ぜひ来年参加なさってみてください
画廊の夜会
http://ginza-galleries.com/yakai.html