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メルシャンサロンでワイン付ランチが1050円
東京駅の八重洲通りをまっすぐ行って、
ブリジストンのところを右に曲がるとメルシャンの本社があるのですが、
その本社の1階にレストランがあります。
入り口に大きなワインのボトルがドーンとあるのですぐわかります。
ランチのメニューが何種類かあるのですが、
なんと、本日のワイン付で、1050円!安い~(*^^*)
この日は明治屋さんに取材に行ったついでだったので
観光協会の草野さんと一緒に行きました。
私はハンバーグランチ。
手作りのハンバーグで、めちゃくちゃジューシーで、うま~いっ!
そして草野さんは15食限定のハヤシライス。
こちらもコクがあって美味しかったそうです(*^^*) ワインの量は少し少なめ。
オフィス街なのでOLさんも多く、午後からみなさん仕事ですから(笑)
ただ、お代わりワインが210円で飲めるみたいです★
ちなみに本日のワインはチリのメルロー種のワイン。
とっても飲みやすかったです。
シャトーメルシャンの甲州きいろ香や長野メルローなど、
漫画・神の雫に登場したワインがグラスやボトルで飲めます。
場所柄、土日祝はお休みですが、天井が高くて雰囲気のいいサロンで、
お財布に優しいランチが楽しめるのって嬉しいですね♪
小津安二郎も愛したやき鳥 ~伊勢廣 京橋本店
さて、先日竺仙さんにて浴衣の反物を選び、大満足の土曜の午後。 同じく、仕立てあがった浴衣と素敵な帯を手に上機嫌の上司とともに「今宵は『粋』にお蕎麦なんかどう?」と、もう初夏の夕暮れを楽しむ江戸っ子さながらの私たち! ところが・・・日ごろから贔屓にしているお蕎麦屋さんは、どこもかしこもお休み。残念。 散々迷った挙句、江戸の『粋』つながりで、京橋の伊勢廣さんへ向かうことに。竺仙さんからは少し距離がありますので、ここは地元の足・メトロリンクでLet's Go! 「京橋1丁目」で降りれば、お店はすぐそこです。本当に便利なバスですね♪ こちらが外観。少し歩けば、八重洲、銀座にも近く、高層ビルの立ち並ぶ京橋に在って、ここだけはどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。 きけば、創業は大正10年。歴史を感じます。ちなみに原敬が東京駅で暗殺された年です(・・・若い人には分からないかな?)。
土曜の夜ということもあり、ほとんど予約でいっぱい。 カウンターのお席でしたら・・・と伺っていたのですが、それは焼き手さんの目の前の「It's 焼き鳥屋!」とも言うべき最高のお席でした!(お席の前には、ガラスの仕切りがありますので、顔の前でモクモクする心配はありません) いただきましたのは、12品のフルコース。「鳥一羽をまるごと味わう」という名目通り、食後には羽が生えてきそうなほど、鳥を味わい尽くすことができます! 火力の強い備長炭で焼き上げるため、1口も大きめ。ちまちましたのを好まない江戸っ子にはピッタリかもしれません。 笹身から始まり、鶏スープまで味わいつくして大満足の6,300円。もっとカジュアルに楽しみたいという方には、ランチがお勧め!お昼のフルコースは9本にスープがついて3,600円です。13:00から1時間限定の「3本丼」は、人気のもも肉、団子、笹身が乗って1,000円とこれまたお得!
お店の外に掲げられた立派な木彫りの看板。よく見ると、文字の外側をふち取るように彫られ、「伊勢廣」の文字が盛り上がった形になっています。 「店の名前がくぼむなんて絶対にだめだ!」という初代の店主さんのこだわりなんだとか。なるほど、江戸っ子らしい頑固さが伝わってきますね。
しかし、今回なぜ肝心の焼き鳥の写真が1枚もないのか・・・。カメラを構える前に焼きたてあつあつをすぐに食べたい私の性格がありありと出てしまいました! なんだかんだ、私が一番江戸っ子なのかもしれません。かたじけない(笑)
伊勢廣 京橋本店 中央区京橋1-5-4 03(3281)5864 平日 11:30~14:00 16:30~21:00 土曜 16:30~20:30 日曜・祭日は お休みです
「百花燦燦にほんばし」展に寄ってみました
高島屋からの帰り道、東海東京証券ビルの前で案内チラシを渡され、名前に惹かれてのぞいてみました。中に入ると丁度イベントの「老舗リレーセミナー」が始まる直前で用意された60-70席はほぼ一杯。なかなかの盛況です。 今日は「小津和紙」さんと「日本ばし神茂」さんのお話。両店とも老舗の多い日本橋の老舗の中でも創業江戸初期の老舗中の老舗の2店で史料館長と大女将のお話はユーモアを交えながらも老舗の伝統と誇りが感じられました。お話の後は抽選会。今日の賞品は小津和紙特製トイレットペーパーとティッシュのSET、神茂の「伊達巻」。参加者の熱気に包まれイベント成功裡に終了。 この「プレミア美術展」は6月9日から行われていて、同時にイベントとしてこの「老舗リレーセミナー」と「伝統芸能ライブ」が実施されています。丁度折り返しで24日までの会期中の残りイベントは以下の通り。 老舗リレーセミナー:6月21日(火)海老屋美術店・日本橋弁松総本店 14:00~15:15 6月23日(木)榮太楼総本舗・山本海苔店 伝統芸能ライブ: 6月18日(土)「日本橋葭町芸妓」久松姐さんの粋な踊り披露 14:00~14:45 6月19日(日)「講談師」一龍斎貞山極め付けのこの一席「当日のお楽しみ」 プレミア美術展:平日9:00~18:00 土日:11:00~16:00 会場東海東京証券東京営業部1Fギャラリースペース日本橋3-6-2 日本橋フロント1F ギャラリースペースには当時の日本橋の風景を描いた浮世絵や老舗のお宝(見てのお楽しみ)が展示されています。興味を引いたのは小津和紙さんからの出品の「千両箱」。実際に使われていたものだそうで「千両」入るとか。時代劇で盗賊が盗み出すのを見るのよりかなり小さい感じなのでちょっとびっくり。(写真が撮れないのでご興味のおありの方は是非会場へ)。小津和紙さんのお話によると「入っている」と想像してみると「金運がつく」と云われているそうです。今夜は想像しながら休むことにしましょう。 仙台七夕の「吹流し」 高島屋の正面玄関
日本橋高島屋の正面玄関に仙台の七夕飾りの「吹流し」が飾られています。 これは本物で仙台からお借りしている物です。 7月7日まで高島屋正面玄関に飾られていますがその後は仙台にお返しして8月6日(土)から8日(月)には仙台で七夕祭りに飾られます。 仙台七夕祭りの行事が始まったのは仙台藩主、伊達政宗公の時代です。 明治維新となり変革や新暦の採用、第一次大戦後不景気などで「七夕祭り」は全国的に衰退していきますが、昭和二年、商家の有志が集まり華やかは七夕飾りを復活させました。 仙台七夕祭りは400年の伝統に支えられています。 「吹流し」「折鶴」「短冊」「屑籠」「巾着」「投網」「紙衣」と由緒ある七つの飾り物には昔からそれぞれに願いが込められています。 「吹流し」は織姫の織り糸を象徴し機織や技芸の上達をねがったそうです。 華やかなくす玉が最上部に飾られています。 高島屋のマスコットである「ローズちゃん人形」店内の各所に見られますが御客様側から見て左側には、いつも「日の丸の旗」を持ち右側は「時代の反映」を話題として呼びかけています。 「被災地のために 日本のために 復興アクションを応援しよう」・・・とありました。
夏の準備はOK? ~日本橋 竺仙のゆかた
夏が来るたびに「あぁ、今年こそは浴衣を着ようかな。でももうだいぶ昔に仕立てたものだし・・・どうしよう」と、葛藤しながら、いつの間にやら秋を迎えてしまう私。 今年こそは!と一年発起し、数年振りに浴衣をあつらえることに!
訪れましたは、日本橋・小舟町の竺仙さん。1842年創業の老舗です。 1901年(明治34年)、公益社発行の『東京名物志』の一説。『「竺仙」の染物を着せざるなく、之を着せざれば、未だ以って通を談ずべからずと云ふ』ー竺仙を着たことのない者は、通を名乗ってはいけないとまで述べられています。竺仙さんがどれほどまでに世に認められていたのかが、よく分かります。
この一風変わった「竺仙」という屋号。なんでも、初代・仙之助さんの背が低く「ちんちくりんの仙之助」と呼ばれていたことに由来するのだとか。これを縮めて「竺仙」と命名したのが、歌舞伎役者の市川左團次ということからも、歴史を感じます。
ベテランでいらっしゃるのにとっても気さくな児島さまが私の雰囲気に合うものを次々に見立ててくださいます。「あれも素敵」「これも渋くていいね」・・・どんどん目移りしてしまって、なかなか決められません(笑) お忙しいなか、代表の小川文男さまにもご挨拶させていただきました。五代目をおつとめ、粋な笑顔の江戸っ子さんでいらっしゃいます! 貴重なショットがこちら(緊張気味の私・・・) 仕立て上がりまでに、ひと月ほどかかります。素敵な浴衣になって戻ってきてね~!
さて その頃はもう梅雨明け♪ どこに着ていこうかな。盆踊り?演舞場で歌舞伎を観ようかな? 中央区は楽しい夏のイベントがいっぱいですからね! みなさまも、地元・中央区の竺仙さんの浴衣で、「粋」な夏を迎えませんか?
株式会社 竺仙 http://www.chikusen.co.jp/ 中央区日本橋小舟町2-3 (03)5202-0991 営業時間 09:00~17:00 土日祝・お休み *7月までは土曜日も 営業されています
中洲 歴史発見 東都食通名家双六は郷土天文館にて
今日は、箱崎のTCATから清洲橋方面を散歩。 あやめは見つけられませんでしたが、中洲では金刀比羅宮を発見しました。
鳥居の下にある記念碑には、 中洲は江戸時代隅田川の浮き洲なりしを明治初年に埋立て此地に船玉、琴平宮が祀られ産業振興の神として廣く崇められたり。 しかし惜しくも大正12年関東大震災の為に烏有に帰し、再建の機運に至らざりし処、湯浅勘次郎氏の夢枕が機縁となり同士相諮り此地をトして四国琴平宮の御霊を遷座奉祀し廣く繁栄の守護神として茲に神殿を建立し奉る 昭和29年12月吉日 とあります。 そもそも中洲の意味は、「川の中に土砂が溜まって島のようになっている場所」です。歴史は明和8年(1771)馬込勘解由により埋立てられ、浜町と地続きになる。安永元年(1773)中洲新地が竣工、1775年ごろに料亭などが立ち並ぶ歓楽街になる。 上流からの堆積物で隅田川は何度も氾濫が続いていた。 田沼時代の奢侈な時代。寛政元年(1789)老中松平定信が推し進める「寛政の改革」により、取り壊され葦の茂る中洲へ。
安政3年(1856)から安政5年(1858)の間に、浮世絵師初代歌川広重が、「みつまたわかれの淵」を描いていますが、この絵では葦が茂った中洲です。 明治初年(1868)に、上記の通り、琴平宮が祀られ、大正12年(1923年)9月1日の関東大震災で烏有に帰し、その後昭和29年(1854)に再建されたのですね。 この時の、ご寄進なさった方々のお名前を琴平宮の石垣???から拝見すると、 鳥居には、昭和29年 新田新作。石垣には、倉谷重次郎様ほか沢山の料亭ほか関係者のお名前が。聞いたことのあるお名前が多いし、日本橋地区の歴史も勉強できます。 中には現存するギネスブックに掲載された名前の料亭もありました。昭和31年に「東都食通名家双六」というのが発行され、本日6月19日現在、中央区立郷土天文館で開催されている「蔵出し これ!クション」で、当時の有名料亭など名前を見ることができます。 さて、あなたは、いくつご存知?http://www.chuo-museum.jp/webmuseum/search_result_list.do?stype=0&startNo=1&inputkeyword=%E6%9D%B1%E9%83%BD%E9%A3%9F%E9%80%9A%E5%90%8D%E5%AE%B6%E5%8F%8C%E5%85%AD&classes=history&classes=archeology
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