[ジミニー☆クリケット]
2015年6月10日 09:00
日本橋室町2丁目のコレド室町2に入っている「TOHOシネマズ日本橋」で、6月6日から、「トゥモローランド」が上映されています
「トゥモローランド」と言えば、ディズニーランドにある「未来」のテーマランドですが、この映画の「トゥモローランド」は、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のブラッド・バード監督が、ウォルト・ディズニーが残していた夢のプランに着想を得て手がけたオリジナル作品です
「TOHOシネマズ日本橋」は、昨年オープンした最新鋭の映像、音響設備を備えたシネマコンプレックスで、この「トゥモローランド」も、独自規格のラージスクリーン「TCX」と、ドルビーの革新的なシネマ音響「ドルビーアトモス」で楽しめました
音が渦巻きます
「ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト」 をお楽しみください
「TOHOシネマズ日本橋」のHPはこちら ⇒
http://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/073/TNPI2000J01.do
[隅田の花火]
2015年6月 9日 14:00
築地市場の場内にある水神さま(昨年暮れの風景)。
ここ築地市場内には鳥居とほこらのある遥拝(ようはい)所があります。ここでおまいりすることで、北の遠くの方向の神田明神境内にある「水神社」本殿を拝むことができるようになっている、そういう場所です。
「水神社」は魚河岸(魚市場)の歴史とともに歩んできた神様で、その始まりは江戸の初めにさかのぼります。
徳川家康公により大阪から江戸へ引き連れてこられた漁師で日本橋魚河岸の礎を築いた森孫右衛門一族が「弥都波能売命(みづはのめのみこと)」を祀った、「大市場交易神(おおいちばこうえきしん)」がその始まりとされ、その後、神田明神内に社殿が設けられ今に至っています。
魚河岸は関東大震災のあと、昭和10年に日本橋から今の築地市場の地に移りましたが、その時できたのがこの遥拝所というわけです。
その後80年間、水神社は魚河岸で働く方々を見守ってきました。
築地場内はあわただしい場所ですが、この遥拝所は比較的落ち着ける場所。いつも綺麗にされており季節の花も咲いたりして心を和ませてくれます。
今は紫陽花がとても綺麗ですね。
しかし来年、魚河岸が豊洲新市場に移転することになりました。ということはこの遥拝所も魚河岸と一緒に移転することになるのはごく自然の流れです。
同じ敷地内にある「旗山」と刻まれた石碑は、かつてここ築地が日本海軍の地であったことの由来を記すものになりますので、ここ築地の地に残ることになるのでしょうが・・・
しかし魚市場の「場外」はここ築地に残ります。遥拝所の裏の場外では、市場移転前に先行して開業する予定の施設「築地新市場」の建設が行われており、築地の新しい歴史がまた始まろうとしています。
そんな水神社のお話として、今まさに注目なのは、場外にある「波除神社」の『つきじ獅子祭』。このお祭りで水神社の大神輿が担がれます。
元々、水神社のお祭りもありますが、大々的に水神社の神輿が担がれたのは魚河岸が築地に移ってきてから数回しかないようで、市場祭りを除き築地町内を渡御するのは25年ぶりとのこと。
水神社の神輿が担がれること自体が珍しいうえに、「波除神社」の大神輿との連合渡御、いわゆるコラボは史上初。波除神社の大神輿が担がれるつきじ獅子祭の本祭は3年に1回なので、このコラボは「最初で最後」とか「歴史的瞬間」とか言われるゆえんです。
今後、水神社の神輿が築地町内で担がれるのはなかなか難しいと思われ、今回は水神社の「築地さよなら渡御」的性格もあると思います。
「波除神社」の『つきじ獅子祭』。
神輿が町内を巡るのは6月13日土曜日の渡御祭になります。
http://www.namiyoke.or.jp/shishimaturitokusetsu.html
ぜひ皆様の目でご覧になっていただけたらと思います。
[ジミニー☆クリケット]
2015年6月 9日 09:00
[サム]
2015年6月 8日 14:00
6月6日は二十四節気の「芒種」。太陽の黄経が75度に達したときをいい、芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種を蒔く季節の意。
晴海トリトンスクエア館内ポケットプラザ「花・水・木」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」。
6月4日開催の今回のテーマは「ハーブの香る庭」。
「花のテラス」「緑のテラス」、朝潮運河沿いの「スロープガーデン」を中心に、様々なハーブが植栽されています。
*ハーブとは一般に、料理の香り付けや保存料・香料・染料・防虫・防臭等に利用されたり、薬草として色々な薬効を有する、人の生活に役立つ有用植物を指しますが、本来は草または草本植物を表す広い概念ともされること。但し薬効が強く、副作用があるとされる有害なものもあり、注意を要すること。同様の有用植物でも種子、実、根、樹皮等は香辛料と呼ばれることが多いこと。
*一口にハーブの芳香といっても、柑橘系・フローラル系・エキゾチック系・樹脂系・スパイス系・樹木系と幅広いこと
*ラベンダーはハーブの中でも人気のあるガーデンアイテムのひとつですが、
(a)アングスティフォリア系(別名イングリッシュラベンダー/トゥルーラベンダー/コモンラベンダー) (b)ストェカス系(別名フレンチラベンダー/スパニッシュラベンダー) (c)デンタータ系(別名フリンジドラベンダー) (d)プテロストエカス系(別名レースラベンダー) (e)ラバンディン系(アングスティフォリア×スパイクラベンダー)に大きく分けられ、
①薫り高く鮮やかな色彩 ②多用途に利用可 ③育てる楽しみ が魅力とされること
*所謂カモマイル(カモミール/カミツレ)には、花のみに芳香がある1年草の「ジャーマンカモマイル」と、花・茎・葉に独特の芳香がある多年草の「ローマンカモマイル」の代表2種があり、それぞれキク科の別属であること
等々今回もまたプランツウォークを通じて、いろいろと学びました。
今回取り上げたハーブの中では、茎葉からカレーのようなスパイシーな香りを放つ「カレープラント」、睡眠導入/鎮静/リラックス効用があるとされる「バレリアン(セイヨウカノコソウ)」、園内のオトギリソウ科の花の中で最も小振りな「セントジョンズワース」等が印象的でした。
因みに「ラベンダー アロマティコ」はイングリッシュラベンダーの園芸種です。
左から ラベンダーアロマティコ、ヒソップ、モナルダ、オレガノ、ジャーマンカモミール
左から ポリジ、コモンマロー、カレープラント、バレリアン、セントジョンズワース、
尚東京地方は5月26日に、季節の便りの生物・季節観測のひとつ、「アジサイの真の花の開花宣言」が出されましたが、園内でも、アジサイ "ダンスパーティ" (右上画像)、アジサイ "雨に唄えば" 、アジサイ "マジカルシリーズ(秋色アジサイ)" 等々の個性的なアジサイも楽しむことが出来ます。
[ぺんぺん]
2015年6月 8日 09:00
こんにちは。
ぺんぺんです!
今回の記事は少し趣向を変えて、私の好きなお店をご紹介します。お店はお店でも、"日本酒
が好きな方"に是非お勧めしたいBarのご紹介です。
皆様は、「日本酒バー川口酒店」をご存じですか?
場所は、中央区日本橋2丁目9-6(日本橋高島屋の裏手)です。目印は、お江戸日本橋の老舗
「穴子専門店 玉ゐ本店」です。川口酒店はその玉ゐの裏側の路地に位置しており、言うなら
ば、こじんまりとした隠れ家的な雰囲気のお店です。
こちらのお店、実は玉ゐ本店が出したお店で、酒屋「川口商店」を改装して作ったそうです。
1Fは立ち飲みスタイルで、2Fがテーブル席になっています。全国の日本酒を取り揃えている、
なんとも居心地の良い素敵なBarです☆
特にお勧めは、「利き酒セット3種」で、地域ごとに3から4種類、全部で20種類近くのお酒の
中から好きなものを選べます。お酒に詳しくなくても、味のチャート表がメニューの中にある
ので、安心して選ぶことができます。
こちらの写真は、父と2人で飲みに行った時のものです♪
お酒の肴もとてもおいしかったです。
6月3日にお店の前を通った時には、「夏酒はじめました」という案内が看板にありました。
「夏酒」・・・。なんとも涼しげな響きですよね。
1Fは立ち飲みバーなので、待ち合わせの合間に利用するのも良し、2Fを予約して日本酒片手
に普段はできない深い話をするのも良しです。
"女子会"には少し渋すぎる感じもしますが、とにかく夏本番を迎える前に、日本酒を思い切り
堪能したい!という方にはお勧めします。
URLは、こちら。
http://anago-tamai.com/sakebar/
[CAM]
2015年6月 7日 18:00
「女が階段を上る時」は昭和35年公開の作品です。我が国が戦後復興から高度成長の時代へと変貌し始めたころで、その頃、「バー」が全盛期を迎えようとしていました。題名にある高峰秀子演じる「女」は、夫を交通事故で亡くした30歳の未亡人で、銀座のバーで雇われマダムをしているという設定です。
表通りから少し裏に入ったバー街が主たる舞台ですから、銀座の表通りなどの情景はあまり出てきませんが、高峰秀子と仲代達矢が三吉橋を渡るシーンがあります。三吉橋の向こうに見える橋は新富橋でしょうか。橋の下にはまだ築地川が流れています。
この高峰秀子演じるヒロインの実家が佃島という設定です。体調を崩した「女」が実家で静養するという場面で、佃の家並み、佃の渡し舟風景、住吉神社の鳥居が登場します。その佃島の実家を見舞いに訪れたバー経営者細川ちか子は、「佃島なんてはじめて来たけど、このへんはなんだか昔の東京の名残りみたいなものがあるわね」と言っています。
佃の渡しは、成瀬己喜男監督の「夜ごとの夢」(昭和8年)にも出てきます(You Tubeで見ることができます)。子供を抱えてカフェーで働くヒロイン栗島すみ子は佃島に住んでいるという設定で、戦前の佃島の情景を見ることができます。
豊田四郎監督の「如何なる星の下に」(昭和37年)では、廃止直前の佃の渡し舟や埋立直前の築地川が頻繁に登場するそうですが、私は見ておりません。DVD化はされていないはずです。 著作権が消滅してYou Tubeで公開されていない限り、古い日本映画を見ることは難しいですね。