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2017年1月11日 14:00
1月8日、鐵砲洲稲荷神社にて、新年恒例「第62回寒中水浴大会」が開催されました。(11:00~)
尚、平成29年は神社改修中の為、禊会場は鉄砲洲公園。
毎年、正月第2日曜日に行なわれる寒中水浴は、新春に神前で冷水を浴びて心身を清める禊を行なって無病息災を祈願する神事で、かつては寒垢離(かんごり)や寒禊と呼ばれ、江戸時代から行なわれてきたとされる年初めの行事です。
昭和30年、先代宮司により「寒中水浴大会」として復活した、今年で62回を迎える伝統の祭礼。
中川宮司の挨拶と参拝、篠道彦(みちひこ=導師)の注意指導、公道に出て神社一周ランニングの後、奉奏される鐵砲洲囃子が流れる中、準備運動の、櫓で舟を漕ぐ動作、鳥船(舟)などを行ない、大きな氷柱を入れて冷却した水槽に入り、胸まで冷水に浸かって「祓戸大神(はらえどのおおかみ)、祓戸大神・・・」と唱えつつ、腹の前で玉子を抱くように両手を上下に重ね胸から腹にかけて上下にゆっくりと振る、振魂(ふりたま)の動作を行ないながら、心身を祓い清めます。
終了後、再び鳥船などによる整理運動を行なって、寒禊を終えます。
鐵砲洲ならではの新春の風物詩です。
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2017年1月11日 12:00
厳冬の浜離宮恩賜庭園。今は冬枯れの時期ですが、潮入の池の畔の一角に、凛として咲く「素心蠟梅(そしんろうばい)」の静謐で穏やかな芳香が漂っています。
ロウバイは中国原産の落葉低木。
名前に梅(バラ科サクラ属)がつきますが、ロウバイ科ロウバイ属で別科の木本。
1~2月、初春のまだ寒さ厳しき頃、他の花に先立って、葉が出る前に黄色の蜜蝋を連想させる光沢のある可憐な花を咲かせます。
ソシンロウバイの花には多数の花被片(花弁と萼が形状的に類似している場合の総称)があり、鮮やかな黄色。
リナロール、ボルネオール、シネオールなどの精油成分由来とされる、上品で清々しい香りで、ニホンスイセンの香りにも似ています。
同じく早春の花のウメよりその芳香は強くはっきりしています。
俯き加減に咲き、和の趣を有し、茶花としても使われています。
尚花木園では、「蠟梅」(外側の花被片は大形で黄色、内側の花被片は小形で暗紫色)が薄甘い芳香を放っています。
花の少ない時期に咲くので珍重されていますが、その馥郁とした香りにはやすらぎを覚えます。
[ひまわりウサギ]
2017年1月11日 09:00
銀座一丁目駅の改札を入ってすぐのところに、 今までなかったものが設置されていました。
※東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅(新木場寄りの改札内)
ふるさと納税をPRする自販機でした。
全国の14地域の水を購入できます!
お値段も色々。 どこのお水を購入しようか...迷いますね
この自販機は、埼玉県深谷市、岐阜県美濃加茂市に次ぐ全国3例目で、
都内では初めての設置とのことです。(2016年12月14日~)
[ジミニー☆クリケット]
2017年1月10日 16:00
東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ
これは、万葉集 巻一(四十八)に収められている柿本人麻呂の有名な歌ですが、最近、この歌に関しておもしろい記述を発見したので、ご紹介します
それは、「この歌を詠んだのは誰か?」と聞かれたら、普通「そりゃ、柿本人麻呂でしょ」となるはずなのですが、実はそうとも言えないということなのです
どういうことか
万葉集は、万葉仮名で書かれており、この歌も、「東野炎立所見而反見為者月西渡」と漢字14字で記されているだけで、これを日本語で何と読むのか、万葉集には何の手がかりもありません
これを、「ひむがしの・・・」と読んだのは賀茂真淵であり、それまでは、「アヅマノノケブリノタテルトコロミテカヘリミスレバツキカタブキヌ」と読まれていたそうなのです。最古の記録に平安時代の最末期、元暦元年(1184年)の書写本があるそうです
結局、柿本人麻呂がこういう歌(ひむがしの・・・)を詠んだということにした()のは、人麻呂より千年以上ものちの人、江戸時代中期の賀茂真淵ということなのだそうですへぇ~
この賀茂真淵の読み方については、「大胆」だとか「無謀」だとか言われているそうなのですが、そう言われながらも真淵の読みが定着しているのは、それだけ影響力のある方だったからなのでしょう。
実際、「ひむがしの・・・」の方が力強く、いかにもこれぞ万葉集って感じがしますし
ちなみに、上記の出典は、高島俊男著「漢字雑談」(講談社現代新書)であり、高島先生が引用しているのは、白石良夫著「古語の謎」(中公新書)です。
賀茂真淵は、万葉集を中心とする古典を研究した国学者で、「万葉考」「歌意考」「国意考」「祝詞考」などが主な著書として知られています
その真淵の住まいは、中央区の久松町にあったそうです。現在、清洲橋通りに面して、久松町交差点の近くにあるジョナサン日本橋浜町店の壁面に賀茂真淵県居の跡を示すプレートがあります
そのプレートの説明文によると、本当の住所は、ここから北東約100メートルのあたりだそうです
近くの通りから東京スカイツリーがきれいに見えました
[まぴ★]
2017年1月10日 14:00
2013年にも2回ほど紹介している
リヨン出身の三ツ星シェフのポール・ボキューズのお店です。
銀座はマロニエ・ゲートの10階にあり、ブラッスリーなのでとてもお手頃。
今回は、10人で行ったのですが、ブラッスリーだし個室はないと思っていました。
ところがお店に到着してみると個室に案内され、
なんと最後の晩餐のような壁画の中心にポール・ボキューズさんがいます(*^^*)
そして今回はクリスマス直前ということもあり、
一休やOZのお得なプランが使えなかったのですが、
それでもとてもコスパのいいコースでした。
前菜、メイン、デザート、食後の飲み物に焼きたてバゲットもあり2800円+税
今回メインに選んだクネルがものすごく美味しかったです。
クネルはリヨン名物の魚のすり身を茹でたり蒸したりしたものですが、
本場のリヨンで食べたものより美味しかったです。
たぶんリヨンで使っているのは川魚、
このクネルは鯛だそうなので美味しいはずですね(*^^*)
デザートはもちろん、ポール・ボキューズのスペシャリテのクレーム・ブリュレ。
いつもこれ食べてる気がします(笑)
個室料もなく、10人でのんびりできてとてもいいランチでした。
ちなみに店の外にポール・ボキューズさんのパネルがあり、
一緒に写っているのは平松氏だそうです。
ブラッスリー・ポール・ボキューズ銀座のホームページ
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2017年1月10日 12:00
1月7日、築地波除稲荷神社では、新春恒例の「七草神事」の祭典が執り行なわれ、境内では「七草粥」が振る舞われました。
古来の、生命の再生を願い若菜を摘む「若菜摘み」、中国古俗の1月7日の「人日(じんじつ)の節句」に食された「七種菜羹」の風習が交わり、「七草粥」が食されるようになったと考えら
れており、江戸期に入り、五節句のひとつと数えられ、"1月7日に七草粥を食す" ことが民衆に広まり定着したとされます。
正月7日は正月行事の節目に当たり、この日の朝に、大地から芽生えた春の七草(せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を入れた七草粥を食し、無病息災を願う年中行事。
7日と云えば、松の内の最後の日に当たり、正月の馳走に疲れた胃腸を労り、青菜が不足しがちな冬場の栄養補給の一面も見逃せず、理に適った古人の知恵をも彷彿とさせる習わしと云えます。
七草の種類は、時代や土地により異なり、"七" 草の数にも多寡があったとされます。
七草粥は日常の食生活に戻るひとつの区切り。
よい気分の切り替えになります。