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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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築地から湊へ!オシャレな新カフェ「CO-SIDE CAFE@TSUKIJI SANOKIYA」

[Hanes] 2018年11月29日 12:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
先日まち歩きをしている際に、11月12日にオープンしたばかりの素敵なカフェを偶然発見しました!
そのカフェというのが、南高橋のそばにあるCO-SIDE CAFE@TSUKIJI SANOKIYA

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オープンしたてなので、店内はとてもキレイ
そして、木のぬくもりが感じられるようなオシャレで落ち着いた空間になっています。

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こちらのお店では、先輩特派員あすなろさん私Hanesが過去にご紹介したことのある
築地の人気スイーツ、築地さのきや「まぐろやき」もいただくことができます
そして嬉しいことに、メニューには築地を代表するグルメがもう1つあります。
それが、築地丸武とのコラボ商品「厚焼玉子サンド」(300円)と「キューブ厚焼玉子」(250円)

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今回は、いつも行列を見ただけで買うのを諦めていた築地丸武の厚焼玉子が
贅沢にはさまった「厚焼玉子サンド」をいただきました
一口食べて、厚焼玉子のジューシーさに感動!
甘めの厚焼玉子にほんのりとやさしい辛み(のマスタードのようなもの)がマッチし、
非常に食べやすく飽きの来ないサンドイッチになっています

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ドリンクメニューも充実しているので、お近くにお越しの際には、築地の人気グルメとコーヒーをおともに
こちらでのんびりくつろいでみてはいかがでしょうか?

■CO-SIDE CAFE @TSUKIJI SANOKIYA
住所:東京都中央区湊1-13-3
暫定営業時間:月~土 8:00~18:00
定休日:日、祝

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※本記事は、CO-SIDE CAFE @TSUKIJI SANOKIYAの方より掲載許可をいただいております。

 

 

咳止めの擬宝珠 京橋親柱

[マダムはるみ] 2018年11月29日 09:00

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こんにちは。マダムはるみです。

暫くぶりの書き込みとなってしまいました。。

少し前の気持ちの良い秋晴れの日、都バスの一日乗車券を購入し区内散歩をしてきました。

街道の起点日本橋から中央通り(東海道)をブラブラと西方向へ。再開発著しい景色を眺めながらあっという間に京橋の交差点。

ここに残る擬宝珠付きの欄干をごぞんじでしょうか?

そもそも京橋は「日本橋」「新橋」と並ぶ江戸幕府のご公儀橋。つまり幕府直轄の格式高い橋でした。

京橋がいつ創架されたかはは諸説あるのですが、1603年(慶長8年)頃に日本橋と一緒につくられたとも言われています。

今は下を流れていた京橋川も埋め立てられ、橋はなくなっていまいましたが、交差点に京橋の擬宝珠付き欄干は残っています。

 

この擬宝珠にはひとつの言い伝えがありまして。。。

「咳止めのぎぼし」だと。咳が止まらない時この擬宝珠に縄を巻き付けて願をかけると咳が不思議と治まるのだとか。。。江戸の庶民はこれを信じていたのだそうです。

以前風邪をひいて2か月以上咳が止まらなくなった筆者はそれを思い出してここに来てみたことがありましたっけ(笑)

縄こそ結びませんでしたが、その2日後に不思議と咳が止まったのは偶然ですね・・・

京橋の擬宝珠装飾は橋が架け替えられても存続し、今残る親柱欄干擬宝珠は明治8年に石橋に架け替わった時のものです。

寒くなってきました。風邪の季節です。もしも咳が止まらない時、暖かくしてこの擬宝珠に願をかけてみるのは・・いかがでしょうか?

 

 

清野 咲子個展〔ギャラリー銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年11月29日 09:00

銀座2丁目の画廊、「ギャラリー銀座」の2階で開催されている作品展のご紹介です

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中央区在住で、中央区での個展開催が初めて清野 咲子さんの作品展です

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編む・織る・紡ぐ」と題されています

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清野さんは、いわゆる「編み物」である手紡ぎ「糸」セーターから入られて、ワイヤーレースにも、その作品の幅を広げてこられたとのこと

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編み物ワイヤーレースアクセサリーに関するたくさんの認定講師資格をお持ちです

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今回、ワイヤーも「編む」と表現することを初めて知りました

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展示されている作品は、どれもすべて繊細で、美しく細部にまで行き届いた神経のきめ細かさを感じました

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いやあ、こんないろいろな作品を一人で作れたらさぞかし楽しいだろうなと思わせてくれるものばかりです

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会場では、清野さんによるレースジュエリー・アクセサリーキットも販売されており、作品を自分で作って楽しめるようになっています

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見ているだけでも楽しくなれる作品展です

是非、お立ち寄りください

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期間は、11月27日)から12月3日)までです。

時間は、11時から19時までで、最終日17時30分までとなりますので、ご注意を。

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただき、清野さん本人から、作品の制作手法等につき、懇切丁寧なご説明をいただきました

ありがとうございます

ギャラリー銀座のHPはこちら ⇒

https://www.gallery-ginza.com/

 

 

【遠足シリーズ第9弾】漁民が結んだ縁の島

[Hanes] 2018年11月28日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
先日大阪出張時の昼休みを利用して、駆け足で中央区ゆかりの地に行ってきました
それが、大阪市西淀川区にあるです!



佃と聞いてピンときた読者の方も多いのではないでしょうか?
そうです。大阪の佃は中央区の佃島と関係があるのです

中央区の佃島は、摂津国西成郡佃村(現・大阪市西淀川区)から江戸入りした漁民が埋め立て、正保元年(1644年)にできました。
では、なぜ遠く離れた摂津国の漁民たちによって築造されたのでしょうか?
そのきっかけは、ちょっとした縁にありました。

天正14年(1586年)、徳川家康が大阪住吉大社と摂津多田神社を参拝。
その際に神崎川の渡船を務めたのが、今回の主人公佃の漁民でした

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(向かって左側が佃)

慶長17年(1612年)、彼らは将軍家に献魚の役目を命じられ、田蓑神社宮司の弟や佃村の庄屋森孫右衛門を含む、佃・大和田の漁民33名が江戸に入り、
日本のどの海でも漁ができ、免税対象となるといった漁業権の特権が与えられました。
当初彼らは日本橋小網町に居住し、江戸湾で漁業を営んでいましたが、
後に幕府よりいただいた鉄砲洲の地を埋め立て造成し、
故郷にちなんで「佃島」と命名し、移住

後に、幕府に献上した残りの魚を板船の上に並べて一般の人にも売るようになり、
それは先日ご紹介した日本橋魚河岸の始まりとなりました。

日本橋魚河岸発祥の地.jpg

住吉の大神を祀る大阪・佃の産土神田蓑神社には、

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中央区の発展に大きく貢献した漁民にまつわる碑があります

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境内には、家康の没後祀られたという東照宮もあり、佃と将軍家の特別な縁をうかがわせます

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そして、漁民の代表ともいえる森孫右衛門のお墓が、神社から近い正行寺にあります。
お寺の方曰く、子孫のご意向もあり、保存の関係上現在は一般公開していないとのことでした。

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しかし、中央区の築地本願寺では、「森孫右衛門供養塔」を見ることができます
こちらは彼の200年忌である1861年に建てられました。

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右側面には佃島の漁師と徳川家の関わり、左側面には佃島の成り立ち等が刻まれています。

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(右:右側面、左:左側面)

そして最後に、中央区観光検定受験者はチェックしておきたい佃に関する文化財「白魚献上箱」をご紹介します
こちらは、佃島の漁師が将軍に白魚を献上する際に使用したもので、
朱塗りの内箱(ふたの部分に金泥で「御膳白魚箱 佃嶌」と書かれている)を
黒漆塗りの挟み箱(朱漆で「御膳御用 御本丸」と書かれている)に入れ、かつぎ棒を通して運んだといわれています

御用漁は毎年11月~3月に、定置網の一種である建網漁法にて行われました。
その様子は、『江戸名所図会』にも見ることができます。
こうして漁民にスポットライトを当ててみると、自然と彼らの生活が目に浮かんできませんか?

摂津国・佃から不思議な縁があって江戸に移り住んだ漁民たち。
そんな彼らが結んだ縁には、将軍家との縁のみならず、江戸と摂津の縁もありました
現在でも中央区立佃島小学校と大阪市立佃小学校の学生が交流するなど、
漁民が結んだ縁の島では今でも良い関係が続いています

【参考資料】
大阪あそ歩(Osaka Asobo)「千船駅(阪神本線)佃漁民ゆかりの地を歩く」

【観光検定の文化財対策で役立つサイト】
中央区「中央区文化財」http://www.city.chuo.lg.jp/smph/kusei/syokai/tyuobunkazai/
(より詳しい書籍版は、区内の図書館で借りられます

【余談】
江戸時代において、市中からわずかに海を隔てた佃島は、市中の人にとって魅力ある場所でした。
藤見物、住吉神社祭礼、潮干狩りなどで観光名所となっていたようで、
その様子は、『江戸名物鹿子』や『絵本 江戸土産』に描かれています。

 

 

11月28日 「いい庭の日」

[サム] 2018年11月28日 18:00

DSC07899ELS'.jpgDSC07886RS'G.jpg 11月28日は「いい庭(一一二八)の日」。

都立、国公立、民間など都内の日本庭園に於いて、「秋の東京いい庭キャンペーン」と題し、「いい庭の日」の前後に、東京150年記念に関連した取り組みも含め、各庭園の魅力を発信するさまざまなイベントが展開されています。(11月10日~12月2日)

都立9庭園(浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、旧岩崎邸庭園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園)では、「いい庭の日」当日来園者先着10,000名に、オリジナルグッズの都立9庭園の家紋入り手ぬぐい(左上画像)がプレゼントされます。

尚、都立9庭園では「都立庭園紅葉めぐりスタンプラリー」も開催中(11月3日~12月9日)。

秋色に染まる庭園巡りを楽しむチャンスです。

 

 

京橋に シロホトトギス 咲いてます

[銀造] 2018年11月28日 14:00

 京橋の高速道路の下の植栽に、可憐な花を見つけました。 

花弁がタイワンホトトギスに似ていて、葉っぱは全く同じなので、「白いホトトギス」という花かなと思っていました。 日比谷公園で開催していたボタニカル・アートの展覧会に行き、お花に詳しい先生にお尋ねしたところ、「シロホトトギス」というお花が園芸種で出ているとの事でした。

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 写真を見て頂いたら、おそらく「シロホトトギス」でしょうと仰ってくれたので、嬉しくなりました。

お隣には、十月桜が開花しています。 お散歩の時にご観賞して下さい。

追申:「シロホトトギス」は、 ユリ科 ホトトギス属の植物です。

 

 
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