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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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 月島の「あづまや」は 、下町風情抜群の ゲタ屋さんでした。

[kimitaku] 2012年4月13日 14:00

 いまどき、ありそうで、中々見つからないのが、「下駄やさん」だ。


 月島西中商店街を、「月島駅」からのんびり歩くと、垂れ幕が四の部にかわる十字路に、いつも笑顔で迎えてくれるお店がある。


下駄やさん 「あづまや」は、創業から4代にわたり履物の暖簾を守り続けている。

 

ADUMAYA.jpg 主人の 楠香一さんと 奥さんの「サッチャン」が、

この店の笑顔の源。


 行き交う人々に、「いい天気ですね」 「どちらへ・・・・?」「昨日はお世話。。。」と語りかけてゆく。

 呼びかけられたひとたちも、足を止め、笑顔で答え、月島の賑わいを醸しだす。


GETANOHAKIKATA.jpg「下駄」について伺うと、
はき方からの薀蓄、・・・・・・いや、本当目から鱗・・・。写真参照。

 

 足の指は奥まで入れないこと。 指で下駄を挟む。 こうすると歩きやすいし、疲れない。これで下駄と足とのバランスが取れるそうです。


GETANOHAKIKATA2.jpg 通信販売はしない、 とのこと。
お客さんの足を見て、鼻緒を挿げる。

そうしないと下駄が足になじみにくいそうだ。

私も昔、祖父母の履物を、思い出した。懐かしい形の(サッチャンの)下駄を見て、なにか風格もあり、またまた、目から鱗。


 この店には、あちこちに、粋が感じられる。小唄の募集広告、浮世絵、・・・。

「素敵ですね。。。」、とほめると、「イヤー 暦を切ったんだよ。。」と笑って答える。

 一緒に聞いているお客さんも大笑い。本物らしく見えるのは、主人の風格からかも。

 

GETAKOUGU.jpg

 主人が、「是非、見てほしいものがある。」と言って、工具箱の鋏と、クジ(抉)リ、を見せてくれた。


年代ものの鋼でできている。これ一本で気持ちよく、仕事ができるそうだ。今はこの工具も少なくなって、新しいものは望めないとのこと。


KASA1.jpg お店では、傘も販売している。100円とかの傘でなく、2000円以上の高価な傘。

 傘も本物は美しい。


  奥さんのサッチャンは、余暇に趣味を満喫している。  「落語」鑑賞  「ウエスタンダンス」など、お稽古事にも、下駄でカラコロと出かける。

何か、下町の「粋」が垣間見えてくる。

 

今年の夏は、佃島住吉神社の本祭り、その日を目指して一生懸命働いて、

祭に備えるそうだ。 二人とも氏子さんたちとの交流をとても楽しみにしている。

 

 帰り際、主人に、「下駄を長持ちさせるには」 と問うと、

上目遣いに 「はい、...ハカナイこと ですよ」   なんて、答えてくれた。

 

 皆さん  月島で、「カラコロ」下駄の音が聞こえたら、 「あづまや」さんが、すぐ近くですよ。

     

● 「あづまや」さん

住所  月島3-17-10   電話03-3531-0926

地下鉄大江戸線「かちどき」駅 月島駅から西中商店街へ・・・徒歩5分くらいです。    

 

 

 

 

  

 

 

 

 

◆中央区 ここに歴史あり(43) 上野・清水観音堂「秋色桜」-元禄期、小網町の少女が詠んだ句

[巻渕彰/写楽さい] 2012年4月13日 08:30

桜の名所、花見客で賑わう上野・清水観音堂(きよみずかんのんどう)の境内に一本のしだれ桜が咲き誇る。石燈籠の脇に石碑と立派な句碑が建っている(写真上左)。句を詠んだのは、元禄のころ、日本橋小網町の「お秋」という13歳の少女であった。その俳号からこの桜を「秋色桜(しゅうしきざくら)」と呼んでいる。

 

句碑に刻まれているのは次の句で、台東区説明板によって紹介したい。

 

  井戸ばたの 桜あぶなし 酒の酔

 

0913_43_120410ueno_shushiki.jpg日本橋小網町の菓子屋の娘・お秋が、元禄のころ花見客で賑わう井戸端の情景を詠んだ。桜の枝に結ばれたこの句を、輪王寺宮が賞賛したことで、江戸中の大評判になった。

 

お秋は9歳で宝井其角の門下となり、俳号は菊后亭秋色と号した。当時13歳であったと伝えられる。以来、この桜は「秋色桜」と呼ばれている。

 

其角没後、その点印〔(編注)てんいん=俳諧の点者が句の評点のための押す、各自独特の印形。『広辞苑』〕を預かるほどの才媛であった。享保10(1725)没と伝えられる。

 

碑は昭和15(1940)10月、聴鶯荘主人が建てた。現在の桜は、昭和53(1978)に植え接いだもので、およそ9代目にあたると想像される。

 

この句碑の脇には井戸端(写真上右)が作られて、秋色桜には「ヤエベニシダレ(八重紅垂)」の標札が付いている。

 

其角は江戸の人。松尾芭蕉門下、江戸の蕉風派で「蕉門十哲」の一人。「其角住居跡」碑(写真下右)が日本橋茅場町の永代通りに面した所に建っている。お秋が住んだ小網町は日本橋川の北側で、其角宅とは至近距離にあったのだろう。

 

港区三田に和菓子店「秋色庵大坂屋」があり、同店のHPには由来などが掲載されている。●巻渕彰

 

 

 

明治座140年展 発展を楽しく拝見 予約は「席とり君」が便利

[銀造] 2012年4月13日 08:30

明治座は、平成25年4月28日に創業140周年を迎えます。 明治座の2階では、誕生時と名前の変遷、出座した役者さんなどが写真とともに紹介されています。

CIMG0140.jpg

 

明治座の2階では、その歴史を説明したパネルが展示してあります。 当初は、喜昇座という名前で始まり、久松座、千歳座、明治座と変遷があったのですね。 

CIMG0142.jpg

 

明治から、大正、昭和、そして平成への変遷と発展が、懐かしい男優、女優さんのお姿とともに展示されています。 

CIMG0143.jpg

 

いやあ、明治座のお芝居って本当に楽しいですね。 銀造は、予約システムの「せきとりくん」を利用して、観劇に最適な席を予約しています。明治座のHPは、こちらです。http://www.meijiza.co.jp/

 

 

春眠暁を覚えず

[下町トム] 2012年4月12日 15:00

兜町の桜.jpg

春爛漫の季節を迎えました。

皆さんそれぞれにこの麗しい季節を楽しんでいらっしゃることでしょう。up  

今日は夕方から時間ができたのでブラブラと蛎殻町から兜町、日本橋へと歩いてみました。もう風もすっかり優しくなって、気持ちよく歩くことができました。

兜町の東京証券取引所前の〝一本桜〟も淡い色彩を楽しませてくれました。cherryblossom 

201204日本橋西川(1).jpgさて、今日のお目当ては〔日本橋西川〕さんです。ご存知のとおり、このお店は江戸開府の折に選ばれて招かれた近江商人の名家であり、東京の歴史ある老舗です。品揃えはもちろん、お店の方の立ち居振る舞いからプライドのようなものが伝わってきます。


「春はあけぼの」と枕草子で讃えられたほか、かの漢詩の名文、孟浩然の『春暁』において「春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く」と謳われたことを想いだしました。このところ、暖かくなって朝のまどろみが何と気持ちいいことでしょうか。

その反面、何だか熟睡感が無くて「これはもったいない」と考えました。少しは春の惰眠を貪りたいとの欲に駆られ、快眠用のよい枕を求めて〔西川〕さんを訪ねたのでした。shoe 

201204日本橋西川(2).jpg 

お店の方にうかがうと「このところ、健康的な睡眠を大切にする方が増えて、枕や敷き布団をお買い求めの方が増えています」とのことでした。やっぱり、皆同じような悩みや欲望を持っているんだなぁ、と感心。

早速頭の高さや寝姿をチェックしてもらって、適切な枕をチョイスしていただきました。なかなか枕も奥が深いものです。これもお店の方にうかがったのですが、「枕はあまり高いと首に疲れが残ります。また、ある程度広さがないと寝返りが打ちにくく安眠の妨げになります」とのこと。これまで無造作に考えていたことを反省しました。coldsweats01 

 

西川の枕.jpg早速買い求めた枕を抱いてうきうきと帰宅しました。

先ほどの漢詩の後半には「夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ」という下りがあります。このところ強い雨の日がたまにあるので、今の桜がいつまでもつのかとちょっと心配です。

そんな不安も快眠の夢に包まれて、今夜からはすやすやと眠りたいものです。楽しい夢を見られることを期待していち早く就寝です。おやすみなさい。night 

 

続きを読む: 春眠暁を覚えず

 

新しい東京土産に如何?-「日本橋ショコラおこし」ー日本橋屋

[滅紫] 2012年4月12日 08:30

急に博多に出かけることになり、「お土産はどうしよう?」と思ったものの用意する時間がなく、そのまま羽田へ。出発ゲート近くの売店でポップが眼を引きました。

「踊る、香る、新おこし」「おこし?」とは思ったものの洒落たパッケージと軽さに引かれて求めてみました。機内での味見用に5本入りも。かりっとした食感にチョコレートの甘味が加わり、眠気覚ましにもらったコーヒーとの相性バツグン。これなら大丈夫と一安心。昔からの「おこし」とはちょっと違った「新世代のスイーツ」という印象です。箱を見ると本店住所は「日本橋室町」となっています。帰京して早速お店を訪ねてみました。中央通に面した日本橋三越新館の向かいです。

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老舗ぞろいの日本橋のお店の中では

平成15年(2003年)創業、

現在の場所に出店したのは2007年という

まだ若いお店です。


「日本橋ショコラおこし」の他に季節にぴったりの「桜餅」「上野夜桜」「日本橋さくら」「紀尾井坂」など桜のお菓子がずらりと勢ぞろい。店内も花盛りです。

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「日本橋ショコラおこし」5本入り525円、10本入り1,050円

国産玄米パフと玄米ローストにチョコレートをからめた。いちご、抹茶、きなこの3種の味

 

下は「天下鯛へい」の季節限定桜あん(1ヶ137円)


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おまけに日本橋たもとの枝垂桜を。

 

御菓子司日本橋:中央区日本橋室町1-6-2 

TEL03-3242-3030

http://www.nihonbashiya.jp/

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2,200本のカーネーション<ソニービル・エントランスホール>

[サム] 2012年4月12日 08:30

R0018149RSG.JPGR0018147LS.JPG  銀座ソニービルでは2011年5月からスタートした「Ginza Flower Letters」第5弾として、4月9日~4月15日の期間、館内1Fエントランスホールにて、東日本大震災の被災地宮城県名取市で生産されたカーネーション200本(右上写真)を始め、合計34種2,200本の色とりどりの国産カーネーションが展示されている。

テーマは「母と子の絆」。

母の日ももうまもなく。

今年もまたカーネーションは「ありがとう」の心を伝えるメッセンジャー役を担う。

       アップルティーERS.JPG アリエールERS.JPG カトリーナERS.JPG キャラメルERS.JPG クレーベERS.JPG

       サラERS.JPG シベリアERS.JPG ズリコERS.JPG セイシェルERS.JPG セバERS.JPG

       セレッソERS.JPG タマリンドERS.JPG デルフィーERS.JPG パピヨンERS.JPG ハリケーンERS.JPG

       ピーチマンボERS.JPG フーガERS.JPG フェスタコマチERS.JPG フランシスコERS.JPG ポリミナミERS.JPG

       ボルトERS.JPG ミスティERS.JPG ミナミERS.JPG モントリオールERS.JPG ラムERS.JPG

 

                               

 

 
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