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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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平成28年 山王祭 日枝神社神幸祭 追っかけレポート2016

[銀造] 2016年6月13日 09:00

 平成28年6月10日午後、鍛冶橋の交差点から京橋、八丁堀、日本橋日枝神社(摂社)、日本橋一丁目から京橋、銀座、コリドー街を巡行する神幸祭を拝見してきました。

 

まずは、鍛冶橋の交差点を渡る先導車。藤色の飾りつけが華やかさを演出します。

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第一梯団は、先導神職、副宰領、御防講、竹棒持、そして諫鼓鳥(かんこどり)、太鼓持ち、日枝神社神幸祭の幟、馬に乗った祭典副委員長、金棒を持った者二人、日枝神社の高張提灯、朱傘、賛者が巡幸します。 写真は、諫鼓鳥(かんこどり)です。

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 その後ろには、錦旗、聖上無窮、天下泰平という旗を持った方たちが進みます。その他沢山の方々が続きます。

 

 第二梯団は、副宰領、権禰宜、御神馬、御弓、矢を持った方々、御鉾、御、御太刀、権宮司、権禰宜、舞姫、童女、笙を演奏する楽人、錦旗、菅蓋などをお運びする方々が進みます。

第三、第四梯団の方々の役割については、日枝神社の公式HPでご覧下さい。

 

 宝町駅前を進む山車、そしてそれに続く山車と巫女さん

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 八丁堀のすずらん通りでは、

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 日本橋日枝神社(摂社)は御旅所になっています。約1時間のご休憩です。

沢山の方々が、神輿三基を摂社に御奉安する神職に聴き入ります。

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 1時間後、摂社からお出でになる神輿三基。

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この日は、神奈川県、千葉県佐倉市など遠方からの方々がお出でになっていました。なんでも、民放の報道を見て、駆け付けて来られたとのことでした。佐倉市とは、山車のご縁があるのですね。

 

日本橋から京橋にかけての御巡幸のご一行。なんとも雅なご巡幸です。歴史絵巻を見ている様です。

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高島屋近辺で神幸祭を見守る人達、沢山の笑顔が見られました。

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 京橋では、(おそらく)坂本小学校の生徒さんから、泰明小学校の生徒さんにバトンタッチ。この子達が、山王祭を引き継いでいくのですね。

見守るお母さんたちのカメラ、連続シャッター音が響きました。

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銀座の街を行く神幸祭。山野楽器と木村家の前です。

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外国からの旅行客も予期せぬ出来事に大変喜んでおられました。

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 天國の前で。 この人形は上下に動いていました。

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コリドー街では、昼間ですが、"閑古鳥" は鳴いていません。沢山の見物人がいましたよ。商売も繁盛!

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それに続く、巫女さんたち。清楚で美しいですね。見ている私たちの心が洗われます。

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泰明小学校のあるみゆき通り。街灯のシンボルの鳳凰。神輿の鳳凰と重なって、両方が神々しく見えました。

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伝統ある日枝神社の神幸祭。 これからも氏子の皆様方のご尽力で永続して頂きたいと強く願いました。銀造

 

 

三島由紀夫と「銀座浜作」

[CAM] 2016年6月11日 16:00

三島由紀夫氏が、瑤子夫人と見合いしたのは「銀座浜作」であったようですね。

 

 猪瀬直樹の『ペルソナ』では、次のように述べられています。

 

>杉山瑤子との見合いは(昭和33年)4月13日である。(湯浅)あつ子が同席して銀座の浜作で食事をした。それからナイトクラブへ誘った。ダンスをしながら、ステップがするりと流れないので「ほとんど遊びズレがしていないな」と判定した。三島はあつ子に礼を述べ、瑤子を自宅まで送った。自宅まで送る、と言いだしたとき、決まりそうだな、とあつ子は思った。翌日、三島からあつ子へ電話がかかった。「なかなかよろしいではないか」とあっさりと言った。

その直後、倭文重は東大病院に入院した。入院前夜、三島は倭文重と浜作で"最後の晩餐"をすませた。」(289)  

(ここで、母との"最後の晩餐"と言っているのは、母の寿命はあと4ヶ月と診断されていたからである。しかし、手術の結果、腫瘍は悪性でないと判明した。)

 

 この見合いについては、Wikipedia「平岡瑤子」では、次のように述べられています。

 

>4月13日、湯浅は瑤子を連れて銀座のドイツ料理店「ケテル」で三島と引き合わせ、その後3人で「浜作」で夕食を取った後、青山のナイトクラブに踊りに行った。三島は瑤子と踊っている時、瑤子が遊びずれしていないことが判り、翌日14日、「なかなかよろしいではないか」と気に入った旨を湯浅に報告した。瑤子の感想の方も、「どうにかなってしまいそうでした」と嬉しそうな声であったという。

 

 

以前に述べたように、三島は、その後も頻繁に「銀座浜作」を利用しています。

 

徳岡孝夫著『五衰の人』(文春文庫)によると、徳岡氏が最後に三島氏に会ったのは「浜作」でした。昭和45年、三島さんが亡くなる直前の9月、徳岡氏は三島氏に「浜作」へ呼び出され、その時、徳岡氏は約束の時間に40分も遅れるという失敗を犯したようです。

「いまでもそのときの失敗が恥ずかしく、記憶の戻るのが怖さに、その店を再訪したことがない。息せき切って引いた表戸の横に『関西割烹』と出ていたのを覚えているから、銀座の浜作だったと思う。階下はカウンターで、二階が座敷になっていた。階段を駆け上がって部屋に入ると、三島さんは畳の上に寝そべっていた。」と書かれている(164)。

 

 また、ジョン・ネイスンは「私は三島と銀座の「浜作」で待ち合わせ、白木のカウンターでかなりの酒を飲んだ。三島は上機嫌だった。もちろん私もそうだった。三島は私に翻訳の礼をいい、私は彼の期待に応えられてほっとしたといった。」と書いています。(ジョン・ネイスン『三島由紀夫―ある評伝―』野口武彦訳 新潮社)

I met him at Hamasaku, a Japanese-style restaurant on the Ginza patronized by the literary establishment. We ate at the wooden counter and drank a lot of sake. Mishima was in high spirits and naturally so was I. He thanked me for the translation; I expressed my relief at having lived up to his expectations. (JOHN NATHAN "MISHIMA A BIOGRAPHY; 204 )

 

 

人間国宝「加藤孝造の世界展」始まる―日本橋三越

[滅紫] 2016年6月10日 16:00

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紅志野で知られる加藤孝造先生の新作展が始まりました。日本橋三越では2年ぶりです。会場に入るとまず目に飛び込んでくるのはやはり「紅志野」のお茶盌。たっぷりとした大きさですが、何ともいえず柔らかくて温かさを感じます(お人柄なのでしょうか)。ずらりと並んだ「紅志野」の茶盌はほとんど売約済みのシールが貼られています(ため息)。加藤孝造先生=紅志野というイメージが強いですが、2010年に重要無形文化財保持者認定となった「瀬戸黒」もやはり抜群の存在感。「黄瀬戸」も数点あってこれも素敵。簡単に購入できる価格ではありませんが、「買えるのなら、頂けるのならこれがいい」と展覧会では勝手に密かに思っているのですが、「あれも、これも」と決められません。今回は水指、花入の外にお若い頃は画家を目指していらしたという先生の絵画や書も展示されています。

1935年生まれの先生ですが、作品からはお変わりのない若さを感じてしまいます。十数年前、機会を得て窯場にお邪魔し、雪のちらつき始めたお庭を眺めながら紅志野のお茶盌で一服いただいた時のことを懐かしく思い出しています。

「人間国宝・加藤孝造の世界展」日本橋三越本店6階美術特選画廊14日(火)まで。最終日は17時閉場

 

●百貨店建築としてこの度重要文化財に認定された日本橋三越では「店内ツアー」を実施しています。

第2土曜日 11:30と14:30の2回 前日までに電話3241-3311(大代表)か店内受付に申し込む。

 

 

水無月プランツウォーク

[サム] 2016年6月10日 14:00

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DSC02141LS.jpg 6月5日、気象庁より、「関東甲信地方が梅雨入りしたと見られる」との発表があり、いよいよ雨の季節到来です。

平年より3日早く、昨年より2日遅い梅雨入り。

前線や南からの湿った気流の影響で、どんよりとした日が続いています。

晴海トリトンスクエア2Fポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は6月9日、梅雨の合間を縫い、開催されました。(14:30~15:20)

今回は「花のテラス」に加え、「ノーストリトンパーク」「サウストリトンパーク」巡回コース。

この時期は、園内随所の、"エンドレスサマー"、白とピンクの "アナベル"、"常緑アジサイ 碧の瞳"、"アマチャ"、 "スミダノハナビ" 等々、様々なアジサイ類が映えます。

朝潮運河沿いの「スロープガーデン」には、チコリ、マロウ、除虫菊、アケビバナナ等の新顔。

そして、一重に混じり珍しい八重のベコニア、多彩な花色の、ペチュニア、ニチニチソウ。

「サウストリトンパーク」では、ユニークなトケイソウが開花中です。

梅雨時、鬱陶しい日が続きますが、水のせせらぎ、緑陰に加え、華やかな彩りは、気分を和ませてくれます。

 

ペチュニア "サングーナ ライトブルーベイン"、"ミラージュイエロー"、"イージーウェーブ"、"カーペットローズスター"、"ピルエット" 

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ニチニチソウ "ナツミカン"、"アイシーピンク"、"ローズ"、"アプリコット"、"ラベンダー" 

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平成28年 山王祭 日枝神社下町連合 6月10日は神幸祭

[銀造] 2016年6月10日 09:00

 4、5月に「江戸まち塾」で開催して頂いた「天下祭り 山王祭を楽しむ」の講演で、山王祭の歴史、伝統などについてお聞きしたので、断然、応援と見物に出かけようと思っていました。

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 頂いた立派なご案内の本には、こう書かれています。

 

6月10日(金)は、神幸祭(じんこうさい)とは、「山王祭」最大の盛儀で隔で斎行されます。

御鳳輦二基・宮神輿一基・山車三基が、300㍍もの御列次を組み、総代役員や氏子青年に供奉されながら、都心の氏子地域を、丸一日かけて巡行します。

 

そして、6月10日(金)の神幸祭の御順路と時間は、(中央区だけ抜粋します)

鍛冶橋交差点12:30、八丁堀すずらん通り入り口12:50、日本橋日枝神社(摂社)13:10~14:10、

日本橋交差点14:30、京橋三丁目14:45、銀座一丁目14:50、銀座四丁目15:00、

新橋一丁目15:15~15:35、コリドー通り15:45、東京宝塚劇場前15:55、帝国ホテル角16:00とのご案内です。

 

詳細は、山王祭の公式HPでご覧ください。

http://tenkamatsuri.jp/nittei/index.html

 胸が躍ります。 是非、中央区内の御巡幸だけでもと、駆けつけるつもりです。 銀造

 

 

波除稲荷神社 夏越し大祭「つきじ獅子祭」 周辺情報も

[銀造] 2016年6月 9日 16:00

波除稲荷神社の夏越し大祭「つきじ獅子祭」は、

6月10日(金)に大祭式・鎮花祭、

翌11日(土)には、御神楽祭、

12日(日)には、渡御祭として、<弁財天お歯黒獅子>御巡行があります。

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詳細は、同神社のHPでご覧下さい。

http://www.namiyoke.or.jp/shishimaturitokusetsu.html

 

築地に来られたら、近くの築地本願寺にもお立ち寄り下さい。

ご本堂では、先ずお参りして、「築地本願寺を探検しよう!! 伊東忠太博士が集めた世界の動物意匠」というリーフレットを頂いて、寺院の中のオブジェを楽しんでは如何でしょうか?

参拝記念の「築地本願寺のあゆみ①,②も頂いて行って下さい。

 

築地市場の晴海通り側には、「軍艦操練所跡」の碑や、

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橋の袂には「かちどき 橋の資料館」があり、跳開橋として稼働していた当時の写真などをご覧になれます。

詳細をご覧ください。

http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/road/kanri/gaiyo/kachidoki/

 

また、反対側の吉野家の前の紫陽花、

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ちょっと天竹の方へ行ったところに咲いている「ダチュラ」の花などを眺めながら、隅田川テラスに出て、行きかう船を眺めて、静かに楽しみましょう。

 

 ちょっと足を伸ばして、明石町の方へ行かれてはどうでしょうか?

タイムドーム明石では、常設展示に加え、

6月4日から 「中央区近代建築物パネル展」を開催中です。

http://www.city.chuo.lg.jp/event/culture/28panerutenn.html

 

 近くには、聖路加国際大学の周辺には沢山の歴史を伝える石碑やパネルがあり、

浅野内匠頭邸跡、蘭学事始めの地碑や、ミッションスクール発祥の地碑があり、歴史好きの方には、お勧めです。

お食事も美味しい処が沢山ありますので、新鮮な魚介類を召し上がっていって下さい。