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銀座・画廊の夜会 2016 その2

[ミル] 2016年6月 7日 18:00

(「銀座・画廊の夜会2016 その1」の記事)

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前回からの続きです


中央通りに面した黒田陶苑。

提灯の灯りがとても似合っていました。


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榊莫山の書が飾られた、3階の落ち着いた空間。

「-花-今井完眞 陶芸展」が開催されていました。


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京都の若手の作家さんの作品とのことで、細部まで作りこまれた自然の造形がとても印象的でした。


こちらは「プロテア」という作品。


アフリカ原産の花の生命力を感じさせる、美しい陶芸。

和の空間と調和していました





こちらはギャルリーためなが。


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今年1月に逝去された「ポール・アイズビリ追悼展」を開催されていました。


アイズビリの作品を、1969年の開廊以来紹介して来られたとのことで、初期から晩年を網羅した展示をなさっていました。


南欧の明るい色彩が印象的な作品がたくさん並んでいました




玄関の佇まいも雰囲気のある、思文閣銀座。


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「コンラッド・ヨン・ゴードリー展」が開催されていました

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山や滝の作品は、絵具の刷毛目で表現されたもの。


離れた場所で見ると、まるで写真のようでした。


思文閣銀座は、玄関から続くらせん階段を降りた先に、書斎のような展示室があり、空間をゆったりと使った展示がとても素敵でした




最後にお伺いした、日動画廊。


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玄関の両側の石像が、夜はとても神秘的でした


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開催されていたのは、「第53回太陽展」。


新旧の作家の作品が一堂に会して展示されていて、とても見ごたえがありました




梅原龍三郎や中川一政、向井潤吉といった大家の作品も多く展示されていました。


美術館よりももっと近くで拝見することができて、とても嬉しかったです


そして、ここで21時の終了時間を迎えました




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今回わたしは3時間の参加で、12の画廊を巡りました


本来の開催時間は4時間ですが、24画廊全部を巡ろうと思ったら、かなり駆け足になりそうです。


華やかな、初夏の夜の銀座もとても美しく、移動中も楽しめる「画廊の夜会」でした。


ご興味ある方は、ぜひ来年参加なさってみてください



画廊の夜会

http://ginza-galleries.com/yakai.html


 

 

「橋づくし」ツアー (1)

[CAM] 2016年6月 7日 16:00

 平成28年6月4日(土)、三島由紀夫研究会が開催した「橋づくしツアー」に参加しました。 新橋の「末げん」で昼食をとった後、銀座板甚道、銀座、昭和通りを経て、小説のとおりに7つの橋をめぐり、無事にゴールとした築地本願寺に到着しました。以下、小説を引用しながら(小説は、昭和31年に雑誌文藝春秋に掲載され、単行本は昭和33年に刊行された。引用は新潮文庫『花ざかりの森・憂国』による)、当日のコースを紹介します。

 

新橋末げん

 明治42年創業の鳥割烹店。三島由紀夫と盾の会メンバーが、決起前夜、最後の晩餐を行った。平成9年に現店舗に建て替えられている。

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銀座板甚道

「陰暦八月十五日の夜、十一時にお座敷が引けると、小弓とかな子は、銀座板甚道の分桂家へかえって、いそいで浴衣に着かへた。」(177)

 

岡半本店

「たとえば夕刻髪結へ行くと、同じ土地の妓が、順を待つあいだを、岡半の焼肉丼なんぞを誂へて、旨そうに食べているのを見ることがある。」(178)

 

伊勢由

「厨口の三和土に満佐子の下駄が揃えてある。伊勢由の黑塗りの下駄である。」(184)

 

昭和通り

「小弓が先達となって、都合四人は月下の昭和通りへ出た。自動車屋の駐車場に、今日一日の用が済んだ多くのハイヤーが、黒塗りの車体に月光を流している。それらの車体の下から虫の音がきこえている。

 昭和通りにはまだ車の往来が多い。しかし街がもう寝静まったので、オート三輪のけたたましい響きなどが、街の騒音とまじらない、遊離した、孤独な躁音というふうにきこえる。」(185)

 

三吉橋(第一・第二の橋)

「程なく四人の渡るべき最初の橋、三吉橋がゆくてに高まって見えた。それは三又の川筋に架せられた珍らしい三叉の橋で、向う岸の角には中央区役所の陰気なビルがうずくまり、・・・・」(187)

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 説明標示標には「橋づくし」が引用されています。

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「日本橋とやま館」オープンー アンテナショップ花盛りの日本橋

[滅紫] 2016年6月 7日 14:00

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6月4日富山県のアンテナショップ「日本橋とやま館」がオープンしました。富山県は有楽町に1号店として「いきいき富山館」が既にありますが、物販中心の一号店に対し、こちらは何と約4倍の広さ、和食レストランやバーラウンジ迄併設。早速のぞいてみました。

10:30のオープンですが開店前から行列の出来る大人気。お店の方に許可をいただき、店内をパチリ。当日14時ごろの賑わいをご覧ください。

入口近くの観光サロンには欄間装飾で知られる南砺市の井波彫刻がずらりと展示され壮観です。ショップには富山の伝統工芸品(越中和紙やすず工芸品)や洒落たデザインの生活雑貨(何と「寿司ソックス」まで)が。有名な大門そうめんや氷見饂飩の他に私が見つけたのは「べつばら富山」(ネイミングがいいですね)コーナーの遊び心いっぱいのスイーツ。写真は「イチジクとゴマサブレー」(580円)コシヒカリ100%の「COMECOごまクッキー」は600円とお手頃値段です。

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富山の銘酒がそろったお酒コーナーとレストランは大繁盛。少し落ち着いてからのお楽しみに。

重文指定が発表された日本橋三越の壁面に→つき「日本橋とやま館オープン」の垂れ幕を見つけました。日本橋地区全体で応援している感じがとてもいいですね。

中央区のアンテナショップは銀座一丁目が一番多かったのですが、ここ日本橋も奈良、新潟に3月には長崎、今回の富山と目白押し。新しい激戦区になりそうで、またお買い物の楽しみが増えました。

高島屋さんの方まで行くと「御神酒所」が作られ始めています。そうです。日枝神社の祭礼「山王祭」が近づいてきました。お祭りはその期間中は勿論楽しいですが、お祭りに向けてだんだん街全体が盛り上がっていく感じが何ともいえません。

「日本橋とやま館」日本橋室町1-2-6日本橋大栄ビル1F TEL6262-2723

営業時間:ショップ10:30~19:30

     和食レストラン11:30~14:30 17:00~22:30

     バーラウンジ 11:00~21:00 

     休業日 12月31日~1月3日

 

 

錦絵展〔銀座・伊東屋〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月 7日 12:00

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銀座2丁目の伊東屋は、1904年(明治37年)創業老舗文房具専門店ですが、現在、こちらのG.Itoya、地下1階で、「岡田 親 錦絵展 祭囃子に誘われて」が開催されています

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期間は、6月3日)から12日)までです。

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岡田親(おかだちかし)さんは、江戸町火消錦絵師として活躍されている方です

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岡田さんの錦絵は、和紙アクリル絵具で彩色されており、半纏、持ち物などの小道具に至るまで、細部にわたって緻密に描かれています

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今回は、"祭り"をテーマにした新作約60点が展示販売されています

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山王祭に合わせた本展のタイミングもすばらしく、江戸っ子心意気が感じられ、本当に祭り囃子が聞こえてきそうな展示会です

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会場では、原画作品をはじめ、版画作品ポストカード扇子などのアートグッズも販売されています

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会場での写真撮影はOKです

銀座・伊東屋のHPはこちら ⇒

http://www.ito-ya.co.jp/

 

 

西仲通り知ってますか?@月島&勝どき

[月島菜々子] 2016年6月 7日 09:00

毎日歩いている道の名前、ご存知ですか?

中央区ではいくつかの道に愛称名が付いています。

 
区のHPによると、区民の生活空間として重要な役割を果たしている道路に愛称名を付け、区民の皆さんにわかりやすく親しめるものとし、現在98路線が設定されています。

 
菜々子の街、月島地域には「トリトンブリッジ」「桜の歩道道」など合計10路線あります。


今回は、もんじゃ焼で有名な「西仲通り」を、起点(月島1丁目9番)から、終点(勝どき5丁目11番)まで歩いてみました。

有楽町線月島駅を出たところから西仲通りが始まります。「月島西仲通り一番街」の赤い看板が目に鮮やかです。二、三番街へ進むにつれ、もんじゃ焼屋さんの看板が多くなります。最近では昼間に修学旅行生の姿を見かけることも。今ではもんじゃストリートはテーマパークになっています。行列の出来る大衆酒場さんを過ぎ、四番街の出口で「西仲通り商店街」は終わりますが、「西仲通り」のやっと3分の1が終わったところです。

ここからは両側にビルが続き、西仲橋で月島川を渡ると晴海通りに差し掛かります。晴海交差点の交番を渡り、ビュータワーと月島第二小の間を進み、ソフィアタワーで突き当り。地図には新月島川の向こうにもまだ「西仲通り」は続きます。

一旦清澄通りに出て、建設中の勝どき陸橋の下をくぐり、また「西仲通り」に戻り、倉庫やマンションの間を進み、突き当りで終点となります。

中央区の道路の愛称がきっかけで、「西仲通り商店街」が通りのほんの一部であることを知りました。

道路には住む人々の暮らし方と同じで、様々な顔、味があると思います。


中央区の道路愛称名マップを見ながら98路線を歩いて、新たな発見を楽しむのもお勧めです。


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アオサギもみんなでランチタイム

[佃のうさこ] 2016年6月 6日 18:00

 石川島公園パリ広場から中央大橋を見上げたら、澄んだ青空が広がっていました。

 こんな日は、みんなでお弁当ランチタイムとしましょう。

 

 おっ!ウミネコさんが、大きなお魚ゲットです。

 喉を通るかな?大丈夫?

 

 あれ!!アオサギさんだ。

 通常アオサギさんは、この近辺では

 浜離宮恩賜庭園・日比谷公園・清澄庭園で見かけますが、

 今日は珍しく隅田川テラス常連のコサギさんとご一緒にお食事中です。

 この時期、隅田川河口にはハゼの幼魚が群でやってくるので、

 それをお目当てに食欲旺盛なサギさん達。

 アオサギさん1羽、コサギさん7羽と隅田川の干潮タイムに大集合ですね。

 

 みなさんも、青空ランチを隅田川テラスで鳥さん達とご一緒にいかがですか?

 

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