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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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弁財天お歯黒獅子御巡行〔築地波除稲荷神社〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月15日 16:00

6月12日)午後、築地波除稲荷神社の「つきじ獅子祭」での弁財天お歯黒獅子渡御の様子です

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場所は下の地図で赤い矢印の箇所、獅子平成通りから晴海通りに入って、左に90度曲がるところです

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この区間は、女性の担ぎ手のみによる巡行でした

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お歯黒獅子は、高さ2.15メートル幅2.5メートル重さ700キロ木彫り大獅子で、普段は見れない獅子の後ろ側には、弁財天が描かれていました

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今年の「つきじ獅子祭」は陰祭のため、渡御が行われるのは、千貫宮神輿弁財天お歯黒獅子だそうです

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晴天の下、車が頻繁に行きかう大通りを一部通行止めにして、お囃子にのって獅子が進んでいくさまは、古くて新しい東京のよさだなと思いましたohagur05.JPG

築地波除稲荷神社のHPはこちら ⇒

http://www.namiyoke.or.jp/

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「忍性」展〔奈良まほろば館〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月15日 14:00

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日本橋室町1丁目、中央通りに面した奈良県アンテナショップ、「奈良まほろば館」で、「奈良生まれの名僧「忍性」-救済に捧げた生涯-」と題する企画展が開催されています

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期間は、6月9日)から21日)までです。

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良観房忍性りょうかんぼうにんしょう)は、鎌倉時代、奈良に生まれ文殊信仰を拠り所に、病や飢えに苦しんでいる人々を救うための献身的な活動を続けました

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特にハンセン病患者を毎日背負って町に通ったという話(「元亨釈書」等)は、有名です

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人々の救済に努めた忍性に、後醍醐天皇は「菩薩」号を追贈したそうです

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来年2017年は忍性生誕800年にあたるということで、奈良国立博物館では、忍性ゆかりの寺院に伝わる名宝文化財を一堂に集めて、奈良生まれの名僧の熱い人生とその偉業を偲びます

こちらの期間は、7月23日)から9月19日)までです。

また、奈良まほろば館でも、6月18日)に、田中密敬師霊鷲山感應院極楽寺 住職)による忍性に関する講演も予定されています

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奈良まほろば館のHPはこちら ⇒

http://www.mahoroba-kan.jp/index.html

 

 

猫好きのパラダイス「猫屋」                           Cat Lovers' Paradise, "Nekoya"

[HK] 2016年6月15日 09:00

月島と言えばもんじゃが有名ですが、猫グッズの専門店があるのをご存知ですか?

マニアには有名なのかもしませんが、このお店は基本的に土日しか営業していないので、まだご存知ない方も多いのでは?

西仲商店街を一本狭い路地に入った場所にあり、週末には老若男女問わず猫好きが集まってきます。

  

Tsukishima is famous for "Monja (Japanse soul food)", but did you know that there practically is a very special select shop for cat goods collectors? If you are a maniac, you might already be aware of, but since this shop only opens on Saturdays and Sundays, a lot of people might not know.

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猫屋に一歩足を踏み入れると味のある猫グッズに夢中になります。 商品は国内外問わず取り揃えられております。

 

If you step into the shop, you will be taken away with the irrisitible cats/goods surrounding you. The goods are supplyed worldwide.

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中には猫屋オリジナル商品もあり、この店でしか購入できない優れものもあります。

 

There are some original products that you can only buy at "Nekoya".

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個人的にはまったり系が好きなので、こんなのが目が留まりました。

 

I have a weakness for lazy cats.

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なぜ土日しか営業していないか、それはオーナーの鬼久保さんの本職が歯科医なので、平日は本業でお忙しいからです。 

 

The reason why this shop only opens on weekends, is because Ms. Onikubo is busy during weekdays. She is a dentist by profession. CIMG1465.JPG

 

 

週末月島にお越しになる際に、猫好きの方はお立ち寄りになられたら如何でしょうか。 7月の草市(2016年は9日と10日)の時期も営業しています。 

 

If you have a time to visit Tsukishima on weekends and if you are a cat lover, why don't you stop over? The shop will be opened during Kusaichi festival (July 9-10, 2016), so come on over.

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猫屋
住所: 〒104-0052 東京都中央区月島3丁目20−3
営業時間:12:00-18:00

 

 

平成28年 山王祭 下町連合渡御 追っかけレポート2016

[銀造] 2016年6月14日 18:00

2016年6月12日、「下町連合渡御」が催行されました。

 

区間は、京橋から日本橋間で、いわゆる「擬宝珠」から「擬宝珠」の間の山車と15基の神輿による盛大な渡御です。

今回は、12:10から行われた来賓の祝辞、江戸消防記念会による木遣りなどの「セレモニー」からの追っかけレポートです。

若葉が茂り樹木が成長した東京スクエアガーデンの3階から、山車と神輿を拝見すると、既に沢山の方々がお集まりです。

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神職による祝詞、来賓のご挨拶、

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続いて、江戸消防記念会による木遣りが聞こえてまいりました。

中央エフエムの方々も、今日は現場で実況中継をしていました。

84.0から聴こえてきたのは、アッコさんと志歩さんの掛け合い、お祭りマンボの歌も流れていました。

 

それではと、山車と神輿の進行する日本橋方面へと、追っかけを開始しました。

写真は、京橋のみずほ銀行、パイロットのペン・ステーション前を行く、佐倉から里帰りの山車です。歌舞伎の連獅子の様です。

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 高島屋前へ、神職を先頭に一行が、次々と到着してきます。

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高島屋前で、22の高張提灯が勢揃い。

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 子供たちも一生懸命、綱を引っ張っていましたし、お父さんに肩車してもらって応援していました。

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 一部の神輿は高島屋前がゴールです。木頭が拍子木で指図をします。

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日本橋まで行ったお神輿が高島屋前に帰ってきます。神輿のてっぺんは擬宝珠です。そして、その下の「駒札」と言われる部分には、「日本一」の字が。これは、日本橋一丁目の神輿なのですね。

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 この下町連合渡御で最後を飾るのは日本橋髙島屋での「差し」です。到着した神輿は、「木頭」と呼ばれる神輿の上げ下げを指揮する人により、重要文化財となった高島屋の重厚な正面入口に入り、空間いっぱいに威勢よく差し上げられました。

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 この後、各町の神輿は地元に帰り、氏子の町内を回ります。日本橋プラザで、表敬訪問をしている神輿に出会いました。 

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日本橋は住人の少ない地域ですが、企業の支援、企業や商店に努める方々の熱意で、盛大な祭りが続いており、これからも続いていくのだと実感しました。

 

 

 

金春湯♨ こんぱるゆ

[コットン] 2016年6月14日 14:00

中央区には今でも銭湯が9軒あるのをご存知ですか?

今日はそのうちの1軒金春湯♨をご紹介します。

 

金春湯♨1863年(文久3年)に銀座で開業しました。14代将軍 家茂の頃ですね。

場所は銀座八丁目の金春通り沿い。現在はビルの中にある為、うっかりすると見過ごして

しまいますが、金春湯♨の青い看板と入り口の横にある花屋さんが目印です。

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ビルの中に入るとまずは下駄箱がずらり。その脇には素朴な料金表がありました。

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下駄箱の右、手前が男湯、奥が女湯です。

 

ドアを開けるとすぐ横に番台、正面にはいかにも年代物の大きな神棚があります。

お店のホームページによると大正時代に作られたものだそうです。

脱衣所の天井は吹き抜けになっていてとても開放的です。昔ながらの扇風機も付いているので暑いこれからの季節にはありがたいですね。

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さて、浴室に入るとまず目に飛び込むのが錦鯉と春秋花鳥の見事なタイル絵です

いずれも章仙描く鈴栄堂製の九谷焼です。

特に湯船の上を飾る錦鯉はまるで池の中を泳いでいるようです。

錦鯉r44.png  春秋花鳥r44.png

 

もちろん富士山のペンキ絵もあります。

金春湯♨の富士山は日本で2人しかいないペンキ絵師のうちの1人、中島盛夫さんの作品だそうです。

男湯と女湯で異なる富士山が描かれています。実際に見ることができるのはどちらか一つだけですが。

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浴槽は2槽あります。大きい浴槽にはジェットバスが付いていて、腰かけた状態で心地よい刺激を与えてくれます。

 

尚、浴室内にはボディソープ、シャンプー&リンスが備え付けてあるので、タオルさえあればお買い物帰りに汗を流すことができます。(第2・第4金曜日のふれあい銭湯デーにはボディソープ、シャンプー&リンスは設置しませんのでご注意ください。)

皆様 是非一度金春湯♨にいらしてください。

  

営業時間 14:00~22:00   定休日 日曜祭日

東京都中央区銀座8-7-5  ℡03-3571-5469

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鎚起銅器の企画展〔ポーラ ミュージアム アネックス〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月14日 12:00

鎚起銅器の技を継承する玉川堂200周年記念企画、「玉川堂200年展 ~ 打つ。時を打つ。」が、銀座1丁目、中央通りに面したポーラ銀座ビルの3階、ポーラ ミュージアム アネックスで開催されています

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本展では、創業時から今年の最新作に至る玉川堂代表作20余点が展示されています

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暗くした会場には、オイル液体)を張ったテーブル状のものの上に展示された銅器が、スポットライトで浮かび上がるという趣向で、幻想的な雰囲気が漂っています

展示されている銅器はさまざまで、質感も違い、作風も異なっているため、とても一つの素材から作られたものとは思えません

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鎚起銅器作業場も再現されており、道具も極めて特殊で、驚かされます

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期間は、6月4日)から19日)までです。

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期間中、製作実演作品解説小皿製作体験ギャラリートーク等のイベントも開催されています

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ポーラ ミュージアム アネックスのHPはこちら ⇒

http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/index.html