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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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つゆどきの花(木槿)

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月25日 16:00

ムクゲ木槿)が咲いています

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ムクゲは、アオイ科フヨウ属の落葉樹で、庭木として広く植栽されています

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写真は、入船橋の築地側のたもと、コンビニの前の植栽エリアと新大橋通りの植栽エリアです

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花は短命で朝咲いたらその日の夕方にはしぼんでしまう一日花ですが、からに絶え間なく新しい花を次々と咲かせます

ここから「槿花一日の栄」「槿花一朝の夢」ということわざができ、「わずか一日のはかない栄え」の意に使われているのでしょう

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つゆどき真夏も似合う花で、斎藤茂吉は「あらたま」の中で、

雨はれて心すがしくなりにけり窓より見ゆる白木槿(しろむくげ)のはな

と詠んでいます

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俳句ではの季語です

松尾芭蕉は「野ざらし紀行」で、

道のべの 木槿(もくげ)は馬に くはれけり

と詠んでいます

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また、暑い夏がやってきます

 

 

【本格料理教室!】銀座 藤田(銀座八丁目)

[お染] 2016年6月24日 16:00

すっかり梅雨ですね。晴れ間がみえると夏が来るなーと感じます。

さて、今回は私が1年近く通った料理教室についてご紹介します。

   

     

銀座八丁目にある和食料理店「銀座 藤田」、普段は接待などに使われる大人なお店ですが、 毎週土曜日と平日昼間は料理教室が開催されています。

      

プロが直接教えてくださいますし、全行程すべて一人でできる!(グループで作るのではない)のがこちらの特徴です。

     

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博品館の並びにある第三ソワレ・ド・ビルの地下1階です。

   

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料理することの楽しさ、料理で大切な人をもてなす喜びを知ってもらいたいと願って始めた教室なのだそうで、既に10年で延べ800人の生徒さんが輩出されているのだとか。

   

先生は、料理をこよなく愛し、常に向上心あふれる大将と、元バンドマンでホイップの達人(!?)の職人さんのお二人です。先生方はユーモアがあって教室はいつも笑いが絶えません。

    

     

こちらでは、出し汁のとり方から魚のさばき方、食材の選び方など、和食の基本と料理のコツをみっちり教えてくださいます。

かといって、テキストがあるわけではなく、アレンジの楽しさ抑えるべきポイント、料理は堅苦しいものではなくもっと発想しながら作っていいんだよ、ということも教えていただきました。

     

    

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食材がとても良いものなので、これを基準に品質のポイントも学べます。

     

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定番から凝ったものまで...

     

   

はじめの1時間程度は先生のデモンストレーションを見ながら学び、残りの1時間半は自分で実際に作ります。

     

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座学で「ふむふむ。わかったぞ。」と思っても、実際やると「なんだっけ??」となりますね。。。

なので、こちらの教室のように全行程を一人でやらせてもらえるのはとても素晴らしいです。わからなくなったら先生がすぐに見てくださいますし、お隣の生徒仲間の方に聞いたり、交流もたくさんあります。

         

しかも1レッスンの内に、修行のように反復するので、ある程度その場で染みつきます。

     

たとえば、工藤静香を聴きながらアジ10尾を無心でさばいたり、サバの煮付けを味見しながら5回繰り返したり、イカ3杯さばいてひたすら細切り(包丁の動かし方の練習)したり、卵24個片手でガシガシ割って玉子焼き6本作ったり...

     

大変そうかもしれませんが、先生がとても優しいですし、会話が自然発生するので笑いながらやりきれます (´▽`*)

      

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フワッフワのアジフライに変身です。

   

     

作った後は試食タイム。ここでも話に花が咲きます。

そして、毎回エビスがサービス

    

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作る量が多いので全部は食べないで持ち帰ることが多いですね。

子供は大変正直なので、この教室のお土産はほんとうにパクパク食べます(^^;)

    

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正直太郎。

     

もともと私が料理教室に通おうと思ったのは、我が家のチビさんの離乳食を作るのに「出汁の取り方すらよくわからん...。子供にはちゃんとしたもの食べてほしい。。」と思ったのがキッカケでしたが、それ以上に知識はもちろん「料理って楽しい!」ということを実感しました。

     

   

初級編→中級編と通ったあと、もう一度初級編を受講される方も多いとか。月1回の教室の時間が楽しく充実したものなので、リピートしたくなっちゃうんですね。 たぶん私もそうなります(笑)

    

興味のある方は、お店にお電話してみてください。 (電話:03-3572-5601)

   

   

◆◆募集中クラス◆◆ (注:ブログ掲載時の情報です)

第49期生 平成28年7月スタート 毎月第4土曜15:00~17:30

第50期生 平成28年8月スタート 毎月第3土曜10:30~13:00

定員:1クラス5~6名 回数:全14回(月1回×14回)

受講料:1回 7,500円×14回一括:入会金無料、受講料105,000円)

    尚、2か月前入金 入金後キャンセルはできません。

   

イワシのなめろう・つみれ汁・冷や汁、アジのバッテラ・フライ・南蛮漬け、 いくらの醤油漬け、サバの煮付け、メバルの煮付け、天丼、昆布〆、いかの塩辛・ホイル焼き・いかソーメン、天茶、タイ茶、冷たいお茶漬け、たけのこ御飯、若竹煮、沢煮椀、玉子焼き、茶わん蒸し、かぶら蒸し、さくら蒸し、カレイの唐揚げ、ふろふき大根、なすのしぎ焼き、太巻 他

    

※欠席の場合、受講料の払い戻しは致しかねますので予めご了承ください。 (尚、2回まで無料で補習授業を受けつけます。)

   

◆◆関連ブログ◆◆

 中級クラスについて

 お食事について

    

    

◆銀座 藤田

HP:http://hitosara.com/0006039581/(ヒトサラ)

住所:中央区銀座8-8-7 第三ソワレ・ド・ビル B1F

電話:03-3572-5601

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「救世軍渡来記念の地」碑

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月24日 14:00

今まで、横を通っても花壇だと思っていて、まったく気づきませんでした

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中央区役所側から築地橋を渡ってすぐのところ、平成通りに面して、「救世軍渡来記念の地」の碑がありました

京橋税務署の向かい側です(下の地図赤〇)。

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救世軍(The Salvation Army)とは、キリスト教プロテスタントの独立した一派で,1878年にイギリスで創設されました

独特の軍隊的組織のもと、伝道社会事業を行なうことで知られ、歳末になると軍服を着た男女がラッパを吹いて"社会鍋"に寄付金を集めている姿が思い出されます

「思い出されます」と言うよりも、テレビドラマなどで、歳末の風物詩としてより強調されて、記憶に残っていると言うべきでしょうか

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日本では、1895(明治28)年ライト大佐が来日して、日本救世軍を創設しました

ライト大佐一行は、この地に日本最初の本営を設け救世軍活動を開始したのだそうです

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この碑は、1995年、日本における救世軍創設百年を記念して設置されました

 

 

かき氷付きランチ★麦酒屋るぷりん

[まぴ★] 2016年6月24日 09:00

銀座の西五番街通りのピエールマルコリーニの前を
六丁目の方へ歩いて、右側にある浦野ビルの3階です。
ビルの看板には「る」と書いてあります

そして一階の入り口には黒板に書いたメニューがありました。

 

ネットでかき氷で調べていたら出てきたお店。
かき氷だけでは頼めないらしいです。
1500円のランチに、かき氷ハーフサイズ500円でつけれます。
ここのかき氷は天然のかき氷がウリのようです。

 

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この日はトマトと煎り抹茶の2種類。

 

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友達がトマトで私は煎り抹茶にしたのですが、
黒蜜のような甘さと中には粒あんも入っていて、
でもあっさりした甘さで美味しかったです。

 
ランチは、サバのみりん干しにしたのですが、
脂がのっていてめちゃ旨。
煮物のようなお味噌汁のようなのに
野菜がごろごろ入っていて、ほぼ舞茸で(笑)

 

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舞茸が苦手な私はほとんど残してしまいました。
でもとってもヘルシーなランチでした!

 

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麦酒屋るぷりんのホームページ

 

 

 

「日本橋」名の由来(2)

[CAM] 2016年6月23日 18:00

歴史・由来を考える場合に、絶対に行ってはならないのは、「後知恵」で判断することであり、常に当初の時点に立って考えるという態度を失ってはならないのではないか。

 池田弥三郎氏は、「大阪にも日本橋があり、京橋があるが・・・・大阪の場合、これをニッポンバシと言っていることは考えさせられることである。つまり、江戸で日本橋をニッポンバシと言わないで、ニホンバシと言ったのは、もともと(東京・日本橋の名の起原が)『日本』ではなく、『二本』だったということの傍証になると思う。」(56)と述べられている。

 

 元和4年(1618)に架け替えられた東京・日本橋は、長さ約67.8m、幅7.8mの木造橋であった(『中央区ものしり百科』118頁)のに対して、大阪の日本橋はほぼ同時期の元和5年(1619)に江戸幕府によって道頓堀川に架けられた。長さ約40m、幅約7mの木造橋で、道頓堀川では唯一の公儀橋であった(Wikipedia)。 なお、池田氏も述べるとおり、『慶長見聞集』では、1618年の架け替えられた橋の大きさを記しながら、それ以前の橋の大きさについての記載がない(『日本橋私記』92頁)。このことによっても、以前のものはかなり粗末なものであったのではないか、という推測が成り立つ。

 

 公儀橋というのは、幕府が管理し、かけかえや修理などを幕府の費用で行う橋であり、外見的な区別として、公儀橋の場合は青銅製の擬宝珠がつけられていた。 江戸の場合、公儀橋は江戸城の内外にかけたもの4、50のほか、市中に約120、あわせて160から170もあった。しかしながら、天明7年(1787)の調べでは、当時の大阪の公儀橋数は12に過ぎなかった。これは、"水の都大坂"の生成がいかに町人の力によるところが大きかったかを物語るものと言える(岡本良一『大阪の歴史』;60)。

 

 このように、1619年(東京ニホン橋架け替えの1年後)という時点で幕府によって架けられた大阪では数少ない公儀橋が、当時から「ニッポンバシ」と称せられていたとするのならば、創架(1603年説が有力)前後からしばらくの間、東京のものは「二本橋」と称されていた可能性が高く、上記の池田弥三郎説はかなり説得的なものとなると思う。

 

なお、池田氏は自ら作詞した「雨の四季」という歌詞の中でも、「二本橋」という用語を用いて、「大阪はニッポンバシで、江戸がニホンバシなのは、日本橋は後の合理解で、古くは二本橋だったのではないか、という作者の学説(?)にもとづいて、わざとそうしてみた」と述べておられる。(184)

 

 

 

笹倉鉄平原画展〔セントラルミュージアム銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月23日 16:00

銀座3丁目にある紙パルプ会館5階、「セントラルミュージアム銀座」で、「笹倉鉄平原画展」が開催されています

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肉筆原画約50点版画等約100点展示されています

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期間は、6月21日)から26日)までです。

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光の情景画家と呼ばれる笹倉氏の作品は、ヨーロッパの古い建物や石畳に射す優しいが印象的で、その中に人や猫が登場していて、夢の世界のようでいて、写実的な、不思議なやすらぎを与えてくれる作品ばかりです

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また、だけでなく、「」も大きなモティーフで、やはりヨーロッパの湖だったり、パリやイタリアの街に降る雨を描いた作品も、本当に抒情的で美しく、すばらしいです

サイン会が、25日)、26日)に予定されています。

この原画展では、販売用の作品もたくさん展示されています

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セントラルミュージアム銀座のHPはこちら ⇒

http://central-museum.jp/

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