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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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親切なコインの専門店 ㈱銀座コイン 銀座ファイブ1階にあります

[銀造] 2016年6月29日 12:00

銀座が大好きで、ブログのハンドルネームを銀造と名乗っています。

私のコレクションの一つが、コイン収集です。銀座をご案内する時に、身に付けているのが一分銀です。 銀座で鋳造されていたのが、こういう一部銀などですと説明しています。

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ガイド仲間やお客様様から誉められたり、何処で買ったのなどの質問を受けるので、今日は、コインの専門店、㈱銀座コインさんをご紹介します。 銀座ファイブの一階にあります。

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 私所有の一分銀は、小学生時代に入手したものです。常是と刻まれていますので、おそらく蛎殻銀座で鋳造された物でしょう。

 お店のショーケースに陳列されている一分銀にも年代によって、2,500円 3,000円 9,000円の違いがあります。

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天保の物と安政の物とかの違いをどう見分けるのか?

店員さんが、親切に教えてくれました。

 

常是と刻んであるもの、そして是の一番下の人というのが交わっているのが、天保8年から安政元年に鋳造されたものだそうです。というと、私のが当てはまり、これは買うとなると、2,500円から3千円位のものでした。(残念、少しシュン) お手軽な価格で購入できますので、銀座土産に、お一つ如何でしょうか?

 

 また、これからコイン収集を始めたい方には、収集用のホルダーなども販売されています。
お店は、中央区銀座5ー1 銀座ファイブ一階にあります。

HPは、http://www.ginzacoins.co.jp

 

 

榮太樓總本鋪 ② ~各商品とおもしろ話 その1~

[rosemary sea] 2016年6月29日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をタイトルとして取材します、rosemary seaです。

榮太樓總本鋪さんの商品はみな素通りできない興味あるお話が附いています。

短めに書いたつもりですが、この量になってしまいました。

今回2つ、次回3つの商品をご紹介します。

ここでは「榮太樓總本鋪」さんを、親しみを込めて「榮太樓」さんと呼ばせていただきます。

 

1.金鍔(きんつば)のお話

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刀の鍔(つば)をかたどった、丸いかたち。薄く伸ばした小麦生地を成型したものをごま油で香ばしく焼いています。江戸から製法を変えていません。

初代榮太樓(三代目細田安兵衛)が屋台で焼いていました。

 

社名の榮太樓はもとは「井筒屋」。

「榮太樓がやってんだから榮太樓の店、榮太樓ちゃん、ってお客さんに言われてて、それを社名にしようということになった。」とも。

昔、賑わっていた日本橋魚河岸のそば、ちょっと行くと見世物小屋がある、ちょうどふとんの西川さん、コレド日本橋あたりでしょうか。「木原店(きはらだな)」という道で金鍔の屋台売りをしていました。魚河岸で働く軽子(かるこ)さん、今で言う力自慢の運送業のひとが特にひいきにしてくれて、おめえんとこの金鍔はうまいね、うまいだけじゃなくて大きくて腹持ちがいい、だから腹がすいたときはちょっとつまむ、みたいな感じで榮太樓、榮太樓って大好評でした。

 

そんな歴史を持つ金鍔です。当時あまた存在した金鍔屋さんも、丸いかたちで残っているのは榮太樓さんぐらいです。

DSC01181a.jpg江戸時代には川柳や流行歌にも詠まれた逸話もあります。

 

「流石(さすが)武士の子 金鍔を 食べたがり」 刀に関係したもの、ですものね。

 

「年季増しても食べたいものは 土手のきんつば さつま芋」 吉原の遊郭の芸者さんたちも通常の年季10年を増やしてでも、土手=日本堤で売っている金鍔がさつま芋=焼き芋と同等に好きだった、ということでしょうか。

 

ここで職場のT山さん3号(同じ苗字が3人います。スイーツ男子です。)の食レポ。

「榮太樓さんでは冬場限定の黒みつ饅頭が大好きです。今回は黒糖くるみ金鍔を買い求めました。入っているくるみと餡がベストマッチ。あんことは思えないような、洋菓子とも言えるような深い味わいも感じさせる、いままで食べたことのない和菓子でした。とにかく美味しかった。」とのこと。

 

2.梅ぼ志飴のお話

 

DSC01171a.jpgお店が名付けたのではありません。指でつまんだ三角のかたちが梅干しに似ている、と洒落好きの江戸っ子たちが「梅ぼ志飴」と名付けました。だから梅の味もしませんし、酸っぱくもありません。江戸っ子はそれでいいんです。それがいいんです。何も問題はありません。

 

梅ぼ志飴の『志』。これは質屋の『し』に使ったり、おしることかに使われたり。「死ぬ、DIE」にならないようにこれを意識して当て字で使っています。

 

榮太樓さんはこの飴も江戸の製法を守り続けています。水飴を高温の直火で煮詰め、鍋から降ろすタイミングは職人の目の見計らい。適度な温度と硬さになったら三角に成型。

 

三角形。それは口中を傷つけない配慮と飴の欠けを防ぐ工夫の賜物。また口中が荒れないのは砂糖純度の高い証拠。化粧品の乏しい明治・大正の頃、上方の芸妓・舞妓さんたちがこの飴を唇に塗ってから口紅をつけると唇が荒れず紅に照りが出る、だから東京みやげに買ってきて、と言ったそうです。

 

ときの有名人にもファンはいました。いっぱいいたはずですが2人だけご紹介します。

平民宰相として親しまれた大正時代の首相、原敬。

岩手の実家に帰るときは母親の好きな梅ぼ志飴をみやげに買っていったとのこと。

小説家、開高健。アマゾンとかに行って船の上で食べたとか。著した小説にも梅ぼ志飴が出てきます。

(つづく)

 

榮太樓總本鋪 日本橋本店

日本橋1-2-5

03-3271-7785

営業時間: 9:30~18:00 (月~土)

定休日:日曜・祝日

榮太樓總本鋪さんのホームページはこちら ⇒ http:www.eitaro.com/

 

 

 

"How To Enjoy KABUKIZA THEATRE" At the Kabukiza Gallery

[滅紫] 2016年6月28日 18:00

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At the Kabukiza Gallery, we are planning to hold a brief guidance show about how to enjoy Kabukiza Theatre.

知人に「簡単な歌舞伎の案内がないかしら?」と聞かれて歌舞伎座のHPを探していたところこの案内を見つけました。「これだ!」「どんな風に説明すればいいのか?」と早速のぞいてみることに。

 

JNTOの統計によれば、2015年の訪日外国人旅行者数は1,974万人に達するそうで2013年に初めて1,000万人を突破して1,036万人になったことを考えると「物凄い」といえる増加数です。リピーターの方たちも多く、マスコミ報道によれば「買い物」から「日本文化を味わう、体験する」に目的も変化しているとか。オリンピックを前に益々増加する外国人観光客に日本文化を楽しんでもらえるよう「能・狂言」といった伝統芸能でもITを活用しての新たなファン層を開拓しようとしている動きが報道されています。

 

「歌舞伎を「しる・みる・ふれる・やってみる」体験空間である歌舞伎座ギャラリー」の会場には30~40人程、30%くらいが外国人のようにみえます。(といっても私も英語でアンケート用紙を渡されました!)

 

外国人向けのギャラリー・レクチャーは初めての企画だそうです。最初に簡単な歌舞伎の歴史の話があり、その後はスタッフお二人のかけあいで舞台上の設備、揚幕・黒御簾・すっぽん・柝など実物を見せながらの説明。最後が本日の第3部を中心の説明です。歌舞伎の登場人物の名前は長いので説明も大変。舞台写真も見せていただき時間超過する熱心なお話で大満足。国立劇場の6.7月の「歌舞伎鑑賞教室」にも「外国人向け」の日にちが設定されました。こちらはもともと中高校生向けの企画なので「歌舞伎の見方」という解説付きのプログラムをその日は解説が英語という構成。最初の一歩を入りやすくすることで日本の伝統文化に興味を抱く外国人観光客を増やそうという試みに拍手です。

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歌舞伎座ギャラリー 歌舞伎座タワー 5F 10:00~17:30 

入場料 600円(当月の歌舞伎座観劇券で100円引き)

 

 

銀座朝の風景

[kimitaku] 2016年6月28日 16:00

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休日 銀座を朝の散歩

眠たい目をこすりながら歩くと、


ショウウインドウが目にとまりました。


明かりがついたままのウインドウ

 そうでないウインドウ。

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昨日のにぎやかさも少し感じさせて、

これから開店の準備に入ります。

土曜の今日も

多くのお客さんでにぎわうことでしょう。

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名所・旧跡を歩いて、江戸和菓子と出会う(八丁堀編)

[達磨] 2016年6月28日 14:00

「八丁堀」は寛永年間に埋めたれられ、8町(約873m)の八丁堀と称した水路が開削された地域で、慶長16年(1611)から30年ほどの寺町時代を経て「与力同心の組屋敷」に変わった下町、明治維新後に京橋区と日本橋区に分割されて、京橋区に八丁堀地区が残る。 大正12年の大震災では焼け野原になった八丁堀、昭和20年の米焼夷弾では西八丁堀3・4丁目全滅だったという・・・・現在は商店、オフィスビル、マンションがきれいに並ぶ街。  ◆町会設立50年記念誌「わが町・八丁堀」Web版

(余談)私の先祖は西八丁堀4丁目で江戸時代から江戸小紋・刺繍を家業としていましたが、大震災によって廃業、史料など一切ありません。

 

<スタート>八丁堀駅A2→「八丁堀(桜川)跡・桜川公園」→「日比谷稲荷」→「堀部安兵衛武庸の碑」→亀島橋

江戸時代には、船見番所が置かれた「亀島橋」・・・橋上より亀島川・日本橋水門・スカイツリーを望む。

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八丁堀3丁目を歩く(平成通り)→注目!ロースカツカレー「ロダン」→神仏具店・神輿師「秋山三五郎商店」→八丁堀スズラン通り→和菓子西八丁堀「青柳」→和菓子「八丁堀伊勢屋」→「八丁堀の与力・同心組屋敷跡」<ゴール>

 

「青柳」は大正九年の創業、三代目のおすすめは全国菓子観光大博覧会名誉大金賞牌の「味かく」と「菊最中」・・・美しく、男性的な味わいの生和菓子!です。

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「八丁堀伊勢屋」・・・明治40年創業以来、餅と豆にこだわり『質を落とすな』・・・先々代から守り続け、気取らず普段使いのお茶菓子を心掛けております。「HPより」

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BAY HOTEL GINZA 足湯が嬉しい 親切で庶民的なホテルです

[銀造] 2016年6月28日 12:00

 今日は、浜離宮で庭園散策の後、「銀座ときめき橋」にやってきました。

「銀座ときめき橋」の由来については、以前にもお伝えしましたが、「江戸初期、徳川家康は出雲二十四万石 堀尾吉晴にこの辺り一帯の土地造作を命じ、銀座八丁目界隈は、その後出雲町と呼称されました。(・・。以下、略。)」 その由来を拝見した後、

 

さて、この後、どう銀ブラを楽しもうかと思い、眼下を見たときに、以前は銀座クリニックのあった場所に、BAY HOTEL GINZA という建物が建っています。 そうだ、確か1年ほど前に建て替えになったんだと思い出しました。 2,3度前を通過しただけでしたが、今日は入口に水槽の様なものを見つけました。 そうです、"足湯"です。宿泊客だけでなく、通りがかりの一般の方でも、この足湯の利用が可能なのです。嬉しいですね。隣は、「HANABI  炙り酒場・らぁめん」いうお店です。そのお隣は、コンビニです。

 

 "足湯"は、街歩きをした後とか、これから靴を脱いで、宴会場に行く時など、すこし清潔にして行くのに有り難いですね。

 

また、ホテルの料金は大変お安くなっていますので、急場の宿泊先としても便利だと思います。どうぞ、併せてご利用下さい。

 

 
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