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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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刷毛を作って300年『江戸屋』

[橘] 2013年7月24日 14:00

刷毛とブラシの違いをご存知ですか?

七代将軍家綱の時代に将軍家お抱えの「刷毛師」となり、享保三年(1718年)に将軍家より

"江戸屋"の屋号を受けて以来、300年近く刷毛、明治時代からはブラシを作り続けているお店を

紹介します。

 

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江戸屋の外看板

店の前の通りは旧日光街道(現在は大伝馬本町通り)。

今では真正面にスカイツリーが見えます

 

刷毛は馬毛、山羊毛、人毛等を木で挟んで作ります。毛先がなにより大切だそうです。

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漆を塗る時に使う刷毛です

人の頭髪で作られています

一方、ブラシは土台に穴をあけて毛を植え込んで作るそうです。

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左のブラシは木箱に印刷する時に使用する

ブラシです

 

その他にも、ハブラシ、化粧用ブラシ、孫の手ブラシ、たわし等色々な種類の商品が置いてあります。

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皆様も是非一度お店を覗いてみては如何ですか。

 

URL:http://www.nihonbashi-edoya.co.jp/index.html

 

 

 

 

おしゃれに薬を学びませんか(くすりミュージアム)

[橘] 2013年6月21日 09:00

日本橋本町三丁目(昭和通りを挟んで小津和紙の向かい)にある "くすりミュージアム" をご紹介します。

 

"くすりミュージアム" は第一三共(株)の本社ビルの1、2階にあるとてもおしゃれなミュージアムで、無料で入れます。

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入口です

 

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                      1Fのエントランスです 

 

入り口で直径7,8cm、厚さ2cm弱の半透明のプラスチックのメダルを受け取ります。

まず、カプセルエントリーにてメダルを登録、その後は、

 

 ゾーン1 "くすりってなんだろう" 

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 ゾーン2 "くすりとからだ"  

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            <薬が体中にどの様に

          

             流れて行くかが分かる

             人体模型です>

 

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            <コレステロールを掬うゲームです>

 

      "くすりのはたらき"

      "くすりをつくる" 

と各コーナーで、入り口で受け取ったメダルを使って機械と対話しながら色々な情報を教えてもらったり、ゲームをしながら勉強していくことが出来る様になっています。

 

機械と対話といっても、操作は簡単ですし、係りの方も親切ですよ。

 

そして、最後のコーナーは3面のシアターで "くすりのあゆみ" を鑑賞できます。

 

私は、常々薬はどうやって体の中の悪い部分に効くのだろう? と疑問を持っていましたが、

当ミュージアムで学んだお蔭で何となくですが理解できた様な気がしています。

 

皆様も薬に付いて知りたいことがあれば、是非 "くすりミュージアム" に行かれては如何でしょうか。

 

くすりミュージアム  

URL: http://www.kusuri-museum.com

TEL: 03-6225-1133

 

 

 

 

祭りだ!祭りだ!(神田祭り)

[橘] 2013年5月13日 08:58

 "日本三大祭" 且つ "江戸三大祭"の一つとしても有名な「神田祭」、神田明神は千代田区にある神社ですが、氏子の範囲には中央区の日本橋川より北側の大部分が含まれていることをご存知でしょうか。

 今年は2年に一度行われる大祭「神幸祭」です。しかも、2年前は東日本大震災の為中止となっているので、4年ぶりの大祭です。

 今年の神田祭は5月9日(木)~15日(水)迄賑やかに行われていますが、その中でクライマックスとなるのは、11日の神幸祭、附け祭行列と12日に行われた神輿宮入です。

 

  

 神田祭の中でも、特に華やかなのは、残念ながら雨模様でしたが、11日(土)に行われた神幸祭、附け祭です。

 神幸祭とは、氏神様―氏子の町を守る神々―がお乗りの鳳輦・神輿をはじめとする行列が氏子の町々を巡り、氏子たちと触れあい、町々を祓い清める神事です。

 

写真は神幸祭の行列です。

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行列の先頭を行くのは
鼻高面を被った猿田彦です。

 

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道の両側で行列を見ている
我々にもお払いをして頂けました。

 

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行列の中心となるのは
神輿(右の写真は二の宮神輿-えびす様がお乗りになる神輿)と

鳳輦(ホウレン)です。

 

 日枝神社のお祭り(山王祭)では、茅場町にある摂津日枝神社が御仮屋となりますが、神田祭に於ける御仮屋は東日本橋二丁目(旧日本橋両国)にある、薬研掘のお不動様となります。


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 右の写真は薬研掘の御仮屋にて休止中の神輿と鳳輦です。


 右にあるのは、二の宮神輿です。

 中央は、大黒様がお乗りになる一の宮鳳輦です。

 左は、平将門様がお乗りになる三の宮鳳輦です。


 三基を同時に見られるのは、神田明神以外にはここしか無いかもしれません。

 

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  水天宮裏の有馬小学校以降のルートには附け祭が加わります。


 附け祭とは、江戸時代から各氏子町で競い合って毎回テーマを変えて、人々を楽しませた行列です。


 今年は、福島県南相馬市から
相馬野馬追騎馬武者10騎が
特別参加しています。

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右の写真は今年から附け祭りに

初参加となった「花咲爺さん」の山車です。 

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 更に、各町の神輿渡御が行われ、地区内を練り歩きます。


写真の神輿は、横山町・馬喰町・東日本橋の神輿が
合同で清杉通りを練り歩いているところです。


maturi10.jpg 12日に行われる神輿宮入は正に祭りの本番。11日と打って変わった五月晴れの下、威勢の良い各町の神輿が神田明神に向かって練り歩き、順番に神田明神に入って行きます。宮入りする各町の神輿は50基を超えているので、朝9時から夕方の6時前後まで掛かります。

神輿の関係者、見物客であたかも神田明神の一帯が人で埋め尽くされているようです。

 とにかく勇壮で、威勢が良くて、見ているだけでも"せいや!せいや!"の担ぎ手の掛け声に合わせて、知らない内に自分も同じリズムで体を動かしてしまう程でした。


 

 

新しいスタジオからの放送が始まりました(中央FM)

[橘] 2013年5月 3日 09:00

 皆さんご存知のラジオ番組 "Hell! Radio City" を放送している中央FM(84.0MHz)の新しいスタジオが、4月22日(月)から放送を開始しました。

 この番組は毎週月~金の12時から13時迄の放送(再放送は18時)ですが、その中で、月曜日の12時半頃から観光協会特派員の方が来られて、ブログに関してのトークがあります。

 新スタジオは4月18日にオープンした「東京スクエア・ガーデン」の地下1階にあります。

 私は特派員ブログに関しての収録があったので、このオープンしたばかりのスタジオに行ってきました。私はスタジオというものに入るのは初めてでしたが、出来たばかりということもあり、とってもきれいなスタジオでした。

 先ず、入口ですが、下の写真の様にドアには"Radio City 84.0MHz 中央FM"としか書いてありません。お店ではないので、余り目立つ必要は無いのでしょうね。写真は扉を半分開けた状態で、通路が見えています。

 

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通路にはお祝いの花が並んでいます。

 

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通路の突き当りには、おしゃれな中央区の地図が貼られています。

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突き当りの右手に東京スクエア・ガーデン」の地下にある庭に面してガラス張りのスタジオがあります。収録はここで行われました。外からも覗けるので、行った方はスタジオを是非覗いてみて下さい。有名人を見られるかも知れませんね。

studio.jpg向かって左の方がパーソナリティーの西川敏矢氏です(皆さんご存知で云うまでも無いとは思いましたが、ラジオ放送なのでお顔をご存じない方もあるかもしれないと思い書きました)。

 西川さんとはたった10分位しかお話ししていないし、ずぶの素人の私が言うのも僭越ですが、軽快でポイントを突いた話の進め方は、さすがプロのパーソナリティだなと感心しました。

 未だ、番組をお聞きでない方は、是非84.0MHzの中央FMでお聞き下さい。

 又、ラジオで当番組を視聴できない方は、パソコンで下記のサイマルラジオに接続すれば聴取できますので、是非どうぞ。

  http://www.simulradio.jp/#kantou

 

 当スタジオの入っている東京スクエア・ガーデンですが銀座線の京橋駅に直結しています。

t square g.jpg 又、地下1階から3階迄は、レストランとショップを併せて30軒の店が入っています。ランチの金額は千円前後の所が多いので、入り易いのではないかと思います。

 当ビルにはオープンスペースの地下広場や3階には空中庭園があります。

 更に、各階の天井が高いのでとてもゆったりした感じですし、休憩用の椅子もあちこちに置いてあり、寛げますのでお奨めです。URLは下記です。

 http://tokyo-sg.com/

 

 

 

お釈迦様の誕生日

[橘] 2013年4月 8日 16:27

釈迦の生誕祝いである花まつりは4月8日に行われますが、今年の人形町大観音寺の花まつりは4月6日に行われました。

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本堂でお参りする前に、小さなお釈迦様の像に甘茶をかけます。

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今日はご本尊の開扉日なので、いつもは閉じられている鉄造聖観世音菩薩のお首像の扉が開かれています。

尚、毎月の開扉日は17日だけだったのが、2011年3月11日の東日本大震災の揺れで、高さ170㎝、幅54㎝もある鉄製の仏頭が右に25度向きを変えたそうです。関口住職は仏頭の向きを元に戻さずに毎月11日を「東北を思う日」として、開扉日に加えたそうです。

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お参りの後、ゼイタク煎餅の小判型煎餅を頂戴し、スピード籤を引いて、当たりが出ると人形町の名店26店から提供された色々な賞品を頂けます。私はラッキーにも、鳥近の玉子焼が当たり美味しく頂きました。

籤がはずれでも階段下のテントで甘茶とお菓子を頂けます。赤い毛氈の敷いてあるベンチで食していると、人形町のキャラクター「人之助」が現れて愛嬌を振りまいていました。

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お参りの行列はだんだん長くなり、階段の下まで延びてきました。お参り迄少し時間が掛かるかもしれませんが、仏教の伝統行事である花まつりにお参りされては如何でしょうか。 

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