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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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プレミアムフライデー(日本橋三越)

[橘] 2017年4月 3日 09:00

3月31日はプレミアムフライデーでした。

日本橋三越ではこの日限りの特典が沢山用意されていましたが、その一つに「¥2,160以上のお買い上げで、サントリープレミアムモルツがグラスで頂ける」というのがありました。
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更に、4時は 日本橋の女将さんと乾杯 タイムで、この時はお買い上げが無い方もビールが頂けて乾杯に参加できました。

私はラッキーなことにその場に居合わせたので、乾杯に参加出来ました。
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日本橋三越さんでは、月末金曜はプレミアムな特典が一杯だそうなので、4月も三越に行くと何か良いことがあるかもしれませんね。

 

 

金刀比羅神社(神田明神)

[橘] 2017年3月16日 16:00

金刀比羅神社というと、東京では港区虎ノ門の金刀比羅神社を思い浮かべる 方が多いのではないでしょうか。この神社は2004年に建て替えられ"虎ノ門 琴平タワー"と一体の施設になっていますね。

金刀比羅神社の総本宮は香川県琴平町の神社です。江戸時代に船による流通が盛んになり、海運業者や商人に依って金刀比羅信仰が日本中に広められ、分社が 各地に作られました。

 

その一つが天明3年(1783年)に薬研堀(現在の東日本橋二丁目)に創建された 金刀比羅神社です。隅田川往来の船人達の守護神として崇敬され、その後、 町の発展と共に商家、特に飲食業・遊芸を職とする人々の篤い信仰を集めました。

 

現在は薬研堀には神社は存在しませんが、神田明神の境内に昭和4年に 遷座され神田明神の末社となっています。三宿稲荷神社と共に祀られています。


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又、神田明神境内には末廣稲荷神社がありますが、これも日本橋小舟町の 鰹節卸商により祀られた神社ですが、現在は神田明神の末社として遷座しています。
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これまでも、魚河岸水神社や小舟町八雲神社が神田明神に祀られていることを書いてきました。 神田明神自体は現在の住所では千代田区となりますが、現在も中央区の日本橋川北側の 大部分の町は神田明神の氏子となっている様に、中央区と神田明神とは切っても切れない 深い結びつきがあることがよく分かります。

 

 

 

「西河岸橋」界隈

[橘] 2017年3月 5日 09:00

今月初めにガイドで日本橋をご案内した時に、和菓子の榮太樓總本鋪に寄って お話を伺いました。

 

私は以前、東野圭吾さんの小説「祈りの幕が下りる時」に登場する神田川と 日本橋川の橋に関連してブログを書いていましたが、暫く中断してしまって いたのを思い出し、今回は続編として「西河岸橋」界隈に付いて書かせて頂きます。
 

この辺りは現在は日本橋川に沿って日本橋本石町、室町、八重洲という住所 ですが、江戸時代は川の西側が「西河岸」と呼ばれていたのに因んで「西河岸橋」 と名付けられています。

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泉鏡花の名作「日本橋」の舞台としては有名ですが、橋自体の造りには特徴が無く 大変地味な橋です。 昭和の中頃迄東京駅~小岩駅を走る都バスが橋を渡って走っていました。東京駅から橘町 (現在の東日本橋三丁目)の家に帰る時にバスが通るのがこの西河岸橋では無く、 "どうせなら日本橋を通って欲しいな"と子供心に思ったことを今でも覚えています。
 

ということで、橋に関してはあまり書くことは無いので、界隈に付いて書きます。
 

「日本橋西河岸橋地蔵寺教会」の地蔵菩薩は行基が彫ったとされています。又、泉鏡花の 「日本橋」を上演する際に花柳章太郎がお千世役を演じるに当たり、奉納した「板絵着色 お千世の図額」が現存しています。

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永代通の呉服橋交差点にあるみずほ信託銀行のビルの壁面には竹久夢二が開業した 「港屋絵草子店」の記念碑が埋め込まれています。

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又、浜町の明治座の向かいにあった水天宮仮宮の清洲橋通を挟んで反対側には 現在も「港屋絵草紙店」があります。ここでは、竹久夢二関連の商品を沢山並べて 販売しています。

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西河岸橋の辺りには、美味しい和菓子屋さんがあります。

榮太樓総本店でお聞きした説明では、江戸時代の安政年間に「金鍔」の屋台を出し 日本橋魚河岸にやって来るお客さんに販売したところ大繁盛し、この地に店を 構えたのが始まりということです。

現在でも榮太樓の金鍔は目玉商品であり、特徴は刀の鍔の様に丸い形をしている ところです。

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URL: http://www.eitaro.com/
 

 
又、近くには、「うさぎや 日本橋本店」があります(中央通店もあります。 本店は土・日・祝日定休ですが、こちらは土曜は開いています)。 「うさぎや」は上野(うさぎや発祥の店)や阿佐ヶ谷にもお店があります。

どら焼きが有名ですが、私はここの最中もとっても美味しいと思います。

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URL: http://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/shop/0303.htm

日本橋からちょっと入った所ですが、三越や高島屋に来られた際にでも立ち寄って みては如何でしょう。

 

 

橘稲荷神社(人形町)

[橘] 2017年2月 1日 18:00

私のブログネームと同じ"橘"の名前が冠されている人形町三丁目にある「橘稲荷神社」をご紹介させて頂きます。

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この辺りは三代将軍徳川家光お気に入りの医師「岡本玄冶」が将軍家から賜った千五百坪の拝領屋敷があった所です。現在も碑が建っています。

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玄冶は拝領地に借家を建て庶民に貸し出しました。

歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の「お富さん」の妾宅があったと設定されている場所です。

春日八郎さんのヒット曲「お富さん」でも有名ですね。



橘神社は、港区の御殿山にあったものが江戸城内に移り、更に玄冶に賜れ人形町に移されました。現在は、特定の個人や企業の所有ではなく、町のお稲荷さんとして親しまれています



神社の近くには、ミシュランガイドが東京で初めて出版された時に三ツ星を取得した料亭「濱田家」があります。現在の建物は外から見てもすっきりしていますが、私が子供の頃は確か黒板塀で囲まれていた記憶があります。

「濱田家」のオーナーの三田芳裕氏は「明治座」の社長でもあり、お嬢さんはフジTVアナウンサーの三田友梨佳さんですね。

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又、鼠小僧次郎吉が生まれたとされる、三光稲荷神社も近くにあります。こちらは、つい最近「ジミニー・クリケット」さんが '17年1月26日のブログで紹介されているので詳しい説明はご参照下さい。

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そして、有名な刃物屋さんの「うぶけや」があります。

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創業1783年の老舗で、「うぶけや」という屋号は、初代が打った刃物が"うぶ毛"でも剃れるという評判から名付けられたものです。



この他にも、以前は「人形町末廣」(1970年に閉場)がありました。

現在は、読売インフォメーションサービスのビルが建っていますが入口足元に「寄席人形町末広跡」の石碑が埋め込まれています。

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この辺りは堀留に近く人形町の中心からは少し離れていますが、人形町散歩の際に少し足を延ばしてごらんになっては如何でしょう。

 

 

第24回大江戸問屋祭り

[橘] 2016年12月 1日 16:00

毎年ご紹介しておりますが、今年も馬喰町と横山町の間の"新道通り"で開かれる 「大江戸問屋祭り」の時期がやってきました。

 

開催日は 「12月4日(日) 9時 ~ 16時」 の1日限りです


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この問屋さんの売り出しは、通常卸売専門のお店が特別に小売りをする日なので、商品は間違いありませんよ
 

商品は、紳士・婦人服、靴・鞄、タオル、ネクタイ、呉服、傘等色々豊富です
 

 

お時間のある方は是非覗いてみて下さい。 

 

最寄駅は
 

総武線各停:浅草橋

総武線快速:馬喰町

都営浅草線:東日本橋

都営新宿線:馬喰横山

日比谷線 :小伝馬町
 

となります。
 

大江戸問屋祭りのホームページのURL:

http://tonyamatsuri.com/

 

 

 

日本橋三越に日本庭園

[橘] 2016年11月16日 18:00

今日(11月14日)に偶々日本橋三越を通りました。

新館の玄関には既にクリスマスツリーが立てられています。

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内に入って見るといつも見慣れた天女像の前が日本庭園になっていました。
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中央に池が作られ、周囲が庭園になっています。
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池の底には天女の絵が描かれています。
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又、庭園を眺めながら宇治茶と鶴屋吉信の和菓子が食べられる様に椅子が用意されていました。

しかし、大変残念なことに、この催しは11月15日で終了です。

遅い情報でごめんなさい