[橘]
2016年5月25日 14:00
明治6年7月に第一大学区第一中学区二番小学 久松学校と改称された久松小学校は、第一大学区第一中学区第一番小学 阪本学校に若干遅れて創設されましたが、やはり一番というのは大切なことで、中央区のテキスト「歩いてわかる 中央区ものしり百科」に阪本小学校は載っていますが、久松小学校は載っておらず卒業生としてはちょっと残念なことです。
そこで以前当ブログで久松小学校の節目の年に行啓を仰いだ皇室の方々をご紹介させて頂きました。
今回は、5月22日(日)に毎年恒例の校友会が開催され、本年3月に竣工した増築棟の見学会があったので、ご紹介させて頂きます。
私が在籍していた50年以上前は1学年に1クラス40人以上で4クラスありました。
その後中央区の夜間人口の減少と共に生徒数も減り、現在の久松町区民館の場所に小学校とは別棟として建っていた久松幼稚園が小学校に取り込まれる等縮小の一途でした。
しかし、平成9年以降の中央区の人口増加と共に近年-学区内にマンションが沢山建ちました-児童・幼児が激増し教室が不足してきたことによる増築です。3年前から設計を始め一昨年・昨年と工事が行われやっと完成したものです。
一時は越境入学の児童も結構いたようですが、現在はかなり少なくなっているようです。
人形町一丁目にある日本橋小学校(嘗ての東華小学校と十思小学校の合併でできた小学校)も児童の急増で別の利用に供していた空間を急遽教室に変更したそうです。
増築校舎は久松児童公園に面して30m位でしょうか、久松警察署のすぐ傍迄増築されています。私が生徒の頃には砂場がありよく相撲をとって遊んだ場所でした。
増築された建物は6階建で、外壁緑化がなされています。
また、特徴的なのは6階に"スカイプール兼アリーナ"が作られたことでしょう。
普段は人工芝のアリーナ、床を動かすと下から25mプールが出現するそうです。プールの深さも床を上下させることで調整できます。
又、ガラスの屋根も開閉式になっています。
この施設は生徒たちによって「久松スカイプール&グリーンアリーナ」と名付けられたそうです。生徒による当施設の説明文も貼ってありました。
5階以下の各階の内装も木材をふんだんに使用し、トイレも洋式、階段も真ん中で色分けされ-上り下りを区別しているのでしょう-安全を期しています。とても立派な校舎に仕上がっています。
この様な良い設備の学校で学べる今の子供たちは幸せですね。
[橘]
2016年4月12日 16:00
4月10日(日)に水天宮様に安産祈祷のお礼参りと孫の初宮詣を兼ねて行ってきました。
昼過ぎに水天宮に着いてまず吃驚したのは、何と本殿にお参りするだけで(境内に入るまでに)1時間以上並ばなければ入れないということでした。
良く考えてみれば、水天宮様が蠣殻町に戻られて最初の"戌の日"。皆さんが待ちかねてお参りに来られるのは当たり前かもしれませんね。
しかし、我々は未だ2か月の孫を抱いているし、今日は諦めざるを得ないかなと考えていたら、警備の方が「お宮参りなら待たずに入れますよ」と教えてくれたので、早速初宮詣を申し込み、さっと待合室に通されました。
待合室は広々とした採光の良い部屋です。
待合室のベンチの肘掛はあげられる様になっており、空いていれば赤ちゃんを待っている間寝かせておくことも出来そうです。又、授乳室も完備です。
そして、安倍首相からもお祝いのお花が届いていました。
神主さんにお払いをして頂く部屋から出口に続く長い廊下です。
妊婦さんや、赤ちゃんを余り長く並ばせないようにとの、水天宮様の配慮のお蔭で無事お参りを済ませることが出来ました。
有難うございました。
[橘]
2016年3月17日 14:00
「小舟町八雲神社」が日本橋小舟町の何処にあるかご存知の方はいらっしゃいますか?
天王祭というお祭りは小舟町で行われますが、実は神社は神田明神の中にあります。
小舟町(堀留児童公園)には天王祭の時だけ御仮屋が建てられ原則4年に一度盛大に神輿渡御が行われます。
上記の写真は神田明神内にある小舟町八雲神社です。
これは、八雲神社の天水桶です。
奉納者は日本橋魚市場界隈で塩干肴や乾物を扱っていた"遠州屋新兵衛"他10名です。
小舟町八雲神社の当初の宮元は小伝馬町、その後魚問屋仲間が関与し、現在は小舟町の方々によって崇敬されています。
小舟町八雲神社は「牛頭天王三社」の三の宮に当たり、一の宮は「江戸神社」、二の宮は
「大伝馬町八雲神社」となっています。
この天王三社が奉っているのは「建速須佐之男命(タケハヤスサノヲノミコト)」-大黒様のお父さんに当たる神様です。
神田明神にある大黒様の巨大な像です。
一の宮の「江戸神社」です。
二の宮の「大伝馬町八雲神社」です。
その天水桶です。
天水桶の奉納者は「太物問屋」仲間(日本橋界隈に軒を並べていた,反物等を扱っていた商人)ですが、その前は大伝馬町が宮元であったので、大伝馬町の名前も記されています。
「大伝馬町八雲神社」では、残念ながら現在は祭りは行われていません。
今年は「小舟町八雲神社」の神輿渡御が行われる年と言われているので、9月に行われるであろう神輿渡御を取材出来たら、又、ブログでご紹介したいと思っています。
[橘]
2016年2月17日 18:00
皆様良くご存知の築地市場内にある「魚河岸水神社 遥拝所」です。
そして、神社の前には海軍発祥の地を記念した「旗山」の石碑が立っています。
水神社にある説明版には、明治34年に「神田明神」の境内に「水神社」本殿が建立され・・・・・
と記載されているので、神田明神で本殿を見てきました。
こちらが神田明神にある魚河岸水神社の本殿です。
こちらの説明版には、「日本橋魚河岸水神社」は徳川家の武運長久と併せて大漁安全を祈願するため、魚河岸先人により鎮座され、「水神社」と改称後、明治24年に「魚河岸水神社」と社名を変更し、日本橋魚市場の守護神として崇敬されている。魚市場が築地に移ってからは築地市場内に遥拝所が建てられ、市場に係る人々の篤い信仰により支えられている。という主旨が書かれています。
尚、神田明神から見ると、「魚河岸水神社」は氏子町ゆかりの「末社」という位置づけになっています。
[橘]
2016年1月26日 14:00
23日の寒い土曜日に人形町の甘酒横丁に行ってきました。
甘酒横丁の名前の由来は、甘酒横丁と人形通りの交差点に現在ある京菓子「玉英堂」さんの場所に、嘗てあった「尾張屋」さんが甘酒を販売していたところから、付いた名前と言われています。
現在、甘酒横丁で甘酒を頂けるのは豆腐屋さんの「双葉」さんです。
お店の前にはベンチがあって、この日も甘酒を寒い中飲んで温まっている方々がおられました。
そして、甘酒で有名なのは千代田区になりますが、神田明神随神門前にある2軒の甘酒屋さんの「三河屋」さんと「天野屋」さんですね。
「三河屋」さんは江戸時代の初期から、「天野屋」さんは江戸の後期からあったそうです。
こちらでも、美味しそうに甘酒をを飲んでいる方がおられますね。
寒い最中ですが、寒い時こそ皆さんも是非甘酒で体を温められては如何ですか。
[橘]
2015年12月 8日 14:00
"大江戸問屋祭り"は6日(日)に終わってしまいましたが、まだまだお店を開放して問屋値段で販売してくれているお店があります。
以前にもご紹介したことがありますが、東日本橋一丁目の「堀越ネクタイ」です。
ネクタイやマフラーの製造卸販売の会社です。
500円のネクタイからブランドネクタイ迄市価の半額位の値段で購入できます。
バーゲンの期間は12日の土曜日までです。
ネクタイ・ポケットチーフ・マフラー等ご自分用やプレゼントにこの期間はお買い得ですよ。
堀越ネクタイ(株)
中央区東日本橋一丁目4-2
℡:03-3863-1601
最寄駅:都営新宿線「馬喰横山」、都営浅草線「東日本橋」