にんぎょうちょうの人形市(町名の由来にもなっている人形に関するイベントで、人形の展示や販売・人形劇公演・人形町大観音寺の人形供養などが行われる ; ものしり百科91頁)が開催中です。
![2015人形市ポスター[1].jpg](/archive/2015%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E5%B8%82%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%5B1%5D.jpg)
10月9日(金)、少しのぞいてきました。
甘酒横丁(ものしり百科;89頁)。 東西250mにわたる小路で、通りには、つづら店や三味線を扱う老舗店などが立ち並ぶ。その名称は明治初めにこの横丁入口に尾張屋という甘酒屋があったことに由来する。(ものしり百科;91頁)
水天宮の改修もかなり進んでいました。
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「芸術祭十月大歌舞伎」始まるー歌舞伎座
気が付くとすっかりもう秋です。橋之助さんの「芝翫」襲名も発表されいよいよ本格的な芝居の季節の始まりです。十月の歌舞伎座は「二世尾上松緑27回忌追善狂言」は昼の部の「矢の根」(夢枕の十郎を藤十郎さんが勤めるという豪華版)「文七元結」、夜の部の「髪結新三」。孫の当代松緑さんが「矢の根」の五郎と「髪結新三」の新三を勤めます。新三は初役でひ孫の左近ちゃんも丁稚の役で登場。また、7月に「人間国宝」の認定を受けた仁左衛門さんが「東では初」ですが、定評のある「一條大蔵卿」を演じるのも話題です。
幕間に売店で「新発売」の歌舞伎座オリジナル雷おこしと今月の演目に因んだ津和野銘菓の「源氏巻」を見つけました。「源氏巻」は「津和野藩主が進物に添えて吉良上野介に贈り無事に勅使饗応役を勤めた」という言い伝えのあるお菓子です。今月だけの販売とのことです。四演目あるのは珍しいので「一條大蔵譚」の幕が降りると「帰宅準備」の方がちらほら見かけられあちこちでにぎやかな笑いが起きていました。(私の隣の方も帰りそうになりました。)昼の部は他に「音羽嶽のだんまり」、夜の部は玉三郎さんが平成19年以来の「阿古屋」を演じるのも楽しみです。
千穐楽は25日 お問い合わせは チケットホン松竹0570-999-489(10時~18時) 行列のできるラーメン店@八丁堀二丁目~七彩~
仕事の帰り道、いつものように八重洲通りを歩いていくと、新しいラーメン屋さんができていました。今まであまり繁盛していない中華や韓国居酒屋などが入っていた場所なので最初はあまり注目していなかったのですが、そのうち店の前に大行列が。歩道には(並ぶための)白線まで引かれていて、これは一度試してみなければと思ったのですが、いつも混んでいてなかなか入れません。 9月のシルバーウィークの谷間の木曜日、雨の降る中夕食には少し早めの18時に行ってみたところ運良く並ばずに入ることができました。(写真は、食べ終わった後なので既に行列になっています)。 場所は八丁堀2丁目。日比谷線八丁堀駅から徒歩5分くらいですが、前にブログでご紹介した江戸バスの屋根つきバス停「八重洲通り東バス停」(/archive/2015/08/post-2618.html)」を降りるとすぐ目の前です。 お店の名前は、「麺や七彩(しちさい)」。八丁堀で店を開いたのは今年の7月だそうですが、今年の5月までは東京駅地下のラーメンストリートで営業していた(2011年4月から)人気店だそうです。 今回は初めてなので、基本の「喜多方ラーメン(煮干)」をオーダーします。明るい店内にはカウンター席が13席。ラーメンのできるのを待つうちに空いていた席もぽつぽつ埋まり、そのうち後ろの待合用の補助イスまで満席になってしまいました。オーダーから待つこと15分くらい、待たされるのには理由があって、この店では厨房で打った麺をその場でゆでて作ります。小麦粉を混ぜて、叩いて伸ばして、包丁で切って、手もみしてゆでるという丁寧な工程がカウンターに座っていても良く見えるので飽きません。 そうこうしているうちに喜多方(煮干)ラーメンが出てきました。言葉で説明するのにも限界がありますので、先ずは写真をご覧下さい。 なんとなく後を引く味。これが人気の秘密のようでした。今晩も満足して幸せな気持ちで家路に着きました。
【麺や七彩(しちさい) 八丁堀店】 〒104-0032 中央区八丁堀2-13-2 (日比谷線八丁堀駅から徒歩5分程度。江戸バス 八重洲通り東(いちよし証券前)バス停目の前) TEL: 03-5566-9355 営業時間:1100~1530、1730~2100(火曜日定休) 五木寛之のアルバイト
昨夜は少し寝つきが悪く、何とはなしに書棚から、昔読んだ五木寛之のエッセイ集を取り出して少し読み返した。
その第一作とも言うべき『風に吹かれて』、その冒頭で、当時の学生アルバイト作業について書いている。その頃、池袋の近くに住んでいたというが、専門紙(業界紙)の配達をやっており、その配達区域が日本橋から月島、佃島を含んでいた。その頃の生活が、『ゴキブリの歌』の中の「18年前の日記から」で述べられている。
昭和28(1953)年1月8日「配達を終り1時から4時半まで日本橋図書館。」 1月9日「日本橋図書館へ行き、映画史を読む。」
日本橋図書館を利用していたようである。
現在の日本橋図書館(日本橋小学校)
そして、当時の日記の「解説」として、当時の配達エリアについて、次のように述べている。
「先ず日本橋の事務所を出て、日本橋の手前を真直ぐ電車通りをつっ切ると、西川の次の通りを右に回り、丁度日本橋の電車通りと昭和通りにはさまれた道路をどこまでも真直ぐに、京橋に入って右にテアトル銀座を眺める所で左に昭和通りを横切り、配達区域に入る。まず新富町。ここには松竹の本社がある。 次に湊町、聖路加病院の明石町。 松竹本社の前の橋を渡って築地1丁目、2丁目にはビクターがある。 築地警察、京橋公会堂などのそばを通り東本願寺の前を通って、華僑ビルを配り東劇を回って小田原町、勝鬨橋を渡って月島に入る。 石川島重工業を経て又築地5丁目へ回り、中央市場を配って終わる。約3時間。これが私の責に区域であった。」
湊町は現在の湊1~3丁目、小田原町は現在の築地6~7丁目の旧町名である。(ものしり百科『旧町名の由来』168頁)。
『風に吹かれて』は昭和43(1968)年7月、『ゴキブリの歌』は昭和46(1971)年8月の発行である。今から45年前後の昔。そして、昭和28(1953)年というと、もう60年以上前の話である。
今の若者が読むなら、私たちの世代が永井荷風の「断腸亭日乗」を読むようなものであろう。
サルビア コレクション <晴海トリトン>
晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。 10月8日開催の今月のテーマは「トリトン・サルビアコレクション」。 サルビアと云えば一般には、赤いサルビア「サルビア スプレンデス」(和名:緋衣草)とその園芸種を指しますが(狭義)、広義には「シソ科サルビア属」の植物全体を指し、世界に500種以上あるとされているようです。 サルビアの名はラテン語 salvus(健康、よい状態、の意)に由来するとされ、本属のある種に薬効があるとされたことに因むと云われています。 サルビア属には、草姿や花色の異なる様々な品種がありますが、その多くは宿根草。 ブラジル原産の「サルビア スプレンデス」、テキサス原産の「サルビア ファリナケア(ブルーサルビア)」、メキシコ原産の「サルビア コクシネア」などは、園芸上 "一年草" 扱いとされている由。 "コクシネア種" に関しては、品種は限定的と聞きますが、園内にはそんな "コクシネア 種" の新しい品種「サルビア コクシネア "サクラブルコ"」も植栽されています。 サクラを思わせるややサーモンがかったピンクの花色が美しい可憐な花姿。 一方、ちょっと渋めの落ち着いた色合いの、「サルビア フェニックス "フェニックスワイン" 」は大人の雰囲気を漂わせた印象です。 この他、葉を擦ると完熟フルーツのような甘い香りのする「サルビア ミクロフィラ(チェリーセージ)」、白色の花弁と赤紫色のビロード状の萼がユニークな「サルビア レウカンサ(アメジストセージ)」、濃青紫色の花と黒色の萼が目立つ「サルビア グアラナチカ(メドーセージ)」、ラベンダーに似た花穂に紫の小花を付ける「サルビア インディゴスパイヤー(ラベンダーセージ)」、爽やかなブルーの花色の「サルビア ウルギノーサ(ボッグセージ)」等々、多彩なサルビアが植え込まれています。 今回は、「花のテラス」を中心に巡りながら、サルビアにスポットライトを当てて、「見て、聞いて、触れて」植物の楽しみ方を学ぶ、約50分のプランツウォークでした。
左から、サルビア ファリナケア、サルビア コクシネア "サクラブルコ"、サルビア "フェニックスワイン"、サルビア ミクロフィラ 左から、サルビア レウカンサ、サルビア インディゴスパイヤー、サルビア ウルギノーサ、サルビア グアラナチカ 本店限定の特別な肉まん★維新號
維新號は銀座にある有名な中国料理のお店ですが
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