[ジミニー☆クリケット]
2015年10月17日 12:00
銀座3丁目、松屋銀座の7階和の座ステージで、「小林広司作品展~木で作る懐かしいくるま達~」と題して、木で作られた、ちょっとレトロな車の作品展が開かれています
シトロエン2CVが、アルファロメオ1300GTAが、ジャガーが、ロータス・ヨーロッパが、ロータス・スーパー7が、ランチア・ストラトスが、ビートルが、BMW2002が、ポルシェ356Aがあります
懐かしい記憶の中のアメ車もあります
会場には、小林広司氏がおられ、直接お話をうかがうことができました。
そもそも、この車作りは、まったくの独学で始められたとのこと。使われる材は、ケヤキが多く、ナラや紫檀、神代タモ(土中に1000年以上()埋もれていたタモの埋れ木)など、パーツに合った色や木目の材を使われるそうです。車以外にも、プロペラの飛行機、潜水艦等を作られるとのこと。
なぜレトロな車なのかという質問には、最近の車は、ヘッドライトがボディの曲線と一体化しているからだそうです
小林氏は、私の稚拙な質問にも終始笑顔で丁寧に答えてくださいました
会場に並べられた車は、1台1台すべて、彫り出し、削り、磨きの手作業で、丁寧に作られており、それらはとても温かく、懐かしく、木目が優しかったです
開催期間は、10月14日(水)から10月20日(火)までです。
なお、会場での写真撮影は、ご本人に了解をいただきました
松屋銀座ギャラリーのご紹介のHPはこちら ⇒
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/index.html#gallery02
[ジミニー☆クリケット]
2015年10月17日 09:00
芸術の秋です
10月10日(土)から、日本橋蛎殻町1丁目にある「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」で、「パリの四ヵ月」と題して、写真家の秋山庄太郎氏と銅版画家の浜口陽三氏の作品の展覧会が開かれています
今回の展覧会では、秋山庄太郎氏がヨーロッパ外遊で撮影したパリやヴェネチアの写真が公開され、浜口陽三氏の銅版画については、ヴェネチア・ビエンナーレ出品作を中心に約30点が展示されています
秋山庄太郎氏は、日本を代表する写真家で、女性や花の写真が印象に残っていますが、この展覧会に展示されているパリやヴェネチアの写真は、氏が「リフレッシュ休暇」のような形で、パリに滞在した期間に撮ったものだそうです。そのためか、とてもわかりやすい作品が多いように思いました
浜口陽三氏は、カラーメゾチントという技法を開拓して世界的に知られる銅版画家です。作品は、空間を広く取った画面構成に、小さな果物や貝などを配して、立体感のある静寂な世界が表現されています。メゾチントの特徴である微妙な黒の濃淡もすばらしいです
また、会場の「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」は、浜口陽三氏の作品を収蔵・展示する美術館として、1998年11月にヤマサ醤油株式会社が開設したものです
これは、浜口陽三氏がヤマサ醤油第10代目社長の三男として生まれたことによります
期間は、2016年の1月24日(日)までです。
「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」のHPはこちら ⇒
http://www.yamasa.com/musee/info/
[CAM]
2015年10月16日 18:00
「ものしり百科」では、「震災復興事業により賑わいを取り戻した銀座」として、
>明治43年(1910)、日本橋区小網町に東京で最初のカフェー「メイゾン鴻乃巣」が開業した。翌年3月には銀座初のカフェー「カフェー・プランタン」がオープンし、・・・同年8月には、現在の銀座5丁目角に3階建ての「カフェー・ライオン」が開店した。・・・・・大正期に入ると、「カフェー・ライオン」の成功が呼び水となり、銀座煉瓦街にはカフェーの開店が相次ぐ。そして銀座は、大正ロマンの香り漂う、華やかな時代を迎えていく。
と述べられている。(122頁)
荷風も盛んにカフェーに足を踏み入れており、大正15(1926)年11月20日の日乗では、当時のカフェーの様子を詳しく述べて、「太牙は震災の翌年春頃より開店し、尾張町の獅子閣と相対して今やその繁栄遥に優るといふ。銀座通にはこの他に松月、銀武羅など呼べる酒肆あり」と述べる。
荷風も述べているように、開店は「カフェー・ライオン」(獅子閣)が早く明治44年、築地精養軒の経営であった。タイガーはそれを追って大正13(1924)年に出来た。
荷風は、大正末頃から昭和の始め、特にこの「カフェー・タイガー」(太牙)に足繁く通っている。昭和2(1927)年9月28日には、カフェー・タイガーの女給お久に130円という慰謝料?を払ったりしている。
タイガーは、一時は女給が200人もいたほどの大型店。菊池寛が多数の友人や文藝春秋の社員を連れてきては、さかんにビールを飲んだ。「銀座行進曲」(昭和3年)には、「タイガー女給さん文士が好きでライオンウェイトレスレディ気取り」とある。
「カフェー・タイガー」(Wikipedia からコピー)
カフェーとは、本来は喫茶店であるはずであったが、その頃のカフェーの性格は純然たるバーであった。
[ジミニー☆クリケット]
2015年10月16日 16:00
銀座2丁目にあるギャラリー銀座で、美濃和紙と美濃紙布(しふ)の魅力に触れられる展示会が開催されています
中央区で和紙と言えば、「小津和紙」さん(日本橋本町3-6-2)ですが、この展示会では、2014年にユネスコ無形文化遺産に登録された美濃和紙と、その手漉き和紙を撚ってつくる美濃紙布で作られた日用品が展示されています。洋服、帽子、クッション、バッグ、座布団、枕、傘等々
和モダンな空間が演出されています
柿渋で染めた紙布には独特の表情があり、時間がたつにつれてそれが革のような風合いになるそうです
また、柿渋には、抗菌・消臭・ホルムアルデヒドの無害化などの効能があるそうで、健康志向の家庭のインテリアには特におすすめしたいとのことです
革のようで革でない、布のようで布でない、美濃和紙、美濃紙布の魅力は、実際に会場で見てもらえば、よくわかると思います
期間は、10月12日(月・祝)から18日(日)までで、時間は、 午前11時から午後7時30分までです。
最終日は、午後4時までとなります。
ギャラリー銀座(銀座2-13-12)
[サム]
2015年10月16日 12:00
目の前は日本橋川。
河畔のオープンテラスで、「日本橋ビール」が楽しめます。
古くは五街道の起点、日本の中心、江戸の繁栄の象徴、架橋100年超の日本橋の袂に、2008年6月オープンした、所在番地をそのまま店名にした和食ダイニング&バー「ニホンバシイチノイチノイチ(日本橋一丁目一番一号)」(国分ビル1F)。
スタイリッシュな内装で、ダイニング・バール・テラス エリアで構成され、様々なシーンに利用可との由。
営業時間
ランチ 11:00~14:00
ディナー 17:00~23:30
尚16:00~19:00(土日15:00~19:00)はハッピーアワー: Drink ALL ¥300 で提供
(但し日本橋ビールは除外)
「日本橋ビール」の醸造元はホッピービバレッジ。
生きた酵母入り、麦の香ばしい甘味、爽やかなホップの苦味の、下面発酵ビール。
まろやかですっきりした味わいです。
元々は、日本橋の老舗食品・酒類問屋 国分 のPB商品として、本社所在地の名を借り、東京を代表するビールに育てようと誕生したと聞き及びますが、昨今のグルメシーンで話題を集めているクラフトビールのムーブメントもあり、注目度アップのようです。
爽やかな風に吹かれて過ごす夕方のひとときも格別ですが、夜、日本橋がライトアップされた煌めく借景も見逃せません。
[橘]
2015年10月16日 09:00
例年通り10月19日(月)、20日(火)にべったら市が開催されます。日本橋大伝馬町の辺りでは
着々と市の準備が進められています。
べったら市と言えば"切り山椒"ですね。
"切り山椒"は"ぎゅうひ"の様な感触で、丁度"すあま"に山椒が入った様な大人の味です。
"切り山椒"はべったら市の期間だけ「梅花亭」小伝馬町店で販売されます(霊巖島の本店でも
買えるはずです)。又、「梅花亭」ではこの期間だけ"喜利羊肝"(栗蒸し羊羹)も販売されます。
べったら市に行かれたら、べったら漬けだけでは無く、是非ともとっても美味しい"喜利羊肝"と
縁起物の"切り山椒"をお試し下さい。
"梅花亭"小伝馬町店
住所:中央区日本橋小伝馬町12-5
TEL:03-3661-7604
*日比谷線小伝馬町駅1番出口すぐ横ですが、間口が1間位の小さなお店なので
見逃さない様ご注意下さい。
**"切り山椒"と"喜利羊肝"の写真は以前のものです。