『ギフト、そして自分も楽しむ』をメーキャップして取材します、 rosemary sea です。
4月20日オープンのGINZA SIXさんのお客で賑わう銀座6丁目、そのすぐ隣りの7丁目のGINZA HAKKO 木の香(きのか)さん、先日はショップをご紹介させていただきました。
ロシア民芸のマトリョーシカやドイツ民芸のくるみ割り人形など、様々な木工芸品や木工雑貨を取り扱っておられますのがショップ、1階です。
1階店内より続く地下1階には教室・展示関係のスペースがあります。
取材日の4月21日には絵画作家、タケイチ ユリ先生の「マトリョーシカ教室」が開催されていました。
タケイチ先生、美しく若く、とても優しく丁寧に教えてくださいます。
※ 画像はパソコンで、クリック拡大してご覧ください。
マトリョーシカはご存知のとおり、ロシアの民芸品の人形。中から何重かのロシア人女性の人形が出てくる、いわゆる「入れ子」人形。
そのルーツは箱根細工の七福神入れ子人形とも云われています。
安産・子宝のお守りとしても人気があります。ギフトにも最適。
また、一番小さな人形に願いを込めて息を吹きかけ、重ね合わせてもとどおりにしておくと願いが叶うという言い伝えも。
ネバリャーシカ(=起き上がりこぼし)は中は開きませんが、金属のものが入っていてとても綺麗な音がします。赤ちゃんのおもちゃにも最適。
この日はマトリョーシカ・ネバリャーシカのどちらも選んで作れる日でした。
黄色の機械、白光株式会社さんの電気ペン、my pen α (マイペンアルファ)がテーブル中央に置かれています。温度設定は10段階、ペン先の太さは4パターン。
これを駆使して先生がウッドバーニング(焦がし絵)の技法を示してくださいました。
タケイチ ユリ先生の教室は毎月2回、金曜日の開催。14:00~17:00の3時間。6名が定員です。この日は静岡からの生徒さんもいらっしゃいました。
作品を仕上げるには2回から3回に分けて、となるそうです。
マトリョーシカは3個型を1組作る、ネバリャーシカですと2個作るシステム。
① 下絵を描く。
② ウッドバーニング(電気ペンを使い、木を焦がして絵を描く)。
普通ここまでで1日。
③ アクリルガッシュ(後述)。
※ アクリルガッシュとは・・・
アクリル絵の具のなかでも不透明調のもの。水分量を調節しても不透明調のままの絵の具。バインダー(顔料を定着させる糊)にアクリル樹脂を使っているため、一度乾くと耐水性になり、絵の具が水に溶けません。
他に特長としては接着力が強く、木など幅広い材質に着色することが可能。ポスターカラーのように不透明調で、乾くと艶消しになります。
④ 仕上げ。これも大事。ほっぺにチークを入れて完成です。
先生は2年くらい続けていらっしゃいます。最初は単発で教室を開かれていたそうです。
生徒さん募集中です。要予約。でもリピートされている方も。1組作ったらまた違う組を作られたり、絵柄を変えられたり。
木の香さんではタケイチ ユリ先生以外の先生の教室もございます。
他の教室は次回の稿でご説明させていただきます。
GINZA HAKKO 木の香
銀座7-10-5 ランディック第3銀座ビル 1F・B1F
行き方を、GINZA SIX エントランスからご説明します。
GINZA SIX前の中央通り(銀座通り)を新橋方面へ。
GINZA SIXとビヤホールライオンの間の銀座六丁目信号角を左折。
GINZA SIXとニコンプラザ銀座の角を右折すると右手に木の香さんの看板があります。
ものの数分で到着です。
03-5537-3107
営業時間 11:00~20:00 不定休
GINZA HAKKO 木の香さんのホームページはこちら ⇒ https://kinoka.woodburning.jp/
絵画作家 タケイチ ユリ先生のホームページはこちら ⇒ https://yuritakeichi.jimdo.com/