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浜町の新しい素敵カフェ!「FRUIT & HERB TEA CAFE ONE'S」

[えだまめ] 2017年4月27日 09:00

子連れ特派員のえだまめです


先日、メトロリンク日本橋Eライン浜町三丁目(トルナーレ)バス停でバスを待っていると

新大橋通りの反対側に素敵なカフェがオープンしているのを発見しました。

確かに、内装工事をしていた頃から気にはなっていたんです。

ちょっとだけ垣間見える内装デザインの素敵さが。

どんなお店になるんだろう?と思っていたら、素敵カフェになったんですね。


というわけで、行かないわけにはまいりません。

4月19日にオープンしました

FRUIT & HERB TEA CAFE ONE'S です!!

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お店の中からは、ワンちゃんたちがこんにちは

こちらのお店、店内にワンちゃんを連れて入ってもいいお店、なんです。

入ってみたら、お客さんの半分はワンちゃんとご一緒でした。

1歳児の娘・あずきも可愛いワンちゃんがたくさんいるのでうれしそうでしたよ。

さて、席に着くと。

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飾られているお花もきれい!

そして・・・WIFIも使えるんですね

このご時世ですから、助かるという方も多そうです。


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こちらの黒板、スタッフの皆様の手作り(手描き)だそうですよ!

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座席の雰囲気はこんな感じです。

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カウンターにはおいしそうなクッキーなどもありますよ。


さて、注文しましょう。

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おすすめはオーガニックの豆乳スムージー(420円+税)。

「ローズ&いちご」「ラベンダー&ブルーベリー」

ということで・・・

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「ラベンダー&ブルーベリー」をチョイス。

甘すぎず、すっきりとしたのみごこちです。


そして、娘・あずきでもおやつにできるかな・・・と思って

「バケットフレンチトースト(バナナと生クリーム)」(700円+税)を注文。

お店の方に「甘いのがかかってない部分を作ってもらえたりしますか?」と

ダメ元で聞いてみたら・・・

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4枚あるフレンチトーストのうち2枚を「トッピングあり」に

(バナナ&レーズン&生クリーム&メイプルシロップ)

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そして残り2枚を「トッピングなし」の状態で

別々のお皿に盛りつけてくださいました。

お心遣いに感謝、感謝です!!

お味ももちろん、美味しくて。

生クリームの優しい甘さで癒されました。

あずきフレンチトーストは大好物

ぱくぱく、ぺろり、でした。

オープン記念のプレゼントに

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ハーブティーとマグネットをいただきました。

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フルーティーで、甘い、華やかな香りのお茶でした

そして・・・

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実はこのお店、この近くにある

ハーブティーの専門店「グリーンパークアヴェニュー」の姉妹店なのだそう。

なので、ハーブティーのメニューも色々あるんです。

次回訪れる際にはそちらも試してみようと思っています。


※子連れの皆様へ。

こちらのお店は子ども用のいすはありませんが、ベビーカーでの入店はOKです。

あずき(1歳10か月)は靴を脱いで、大人用の椅子にお姉さん座りをしていました。

カトラリーは・・・大きいかな?と思ったのですが

意外にも大人用の普通のフォークを使いこなしておりました。

お店にあるのは「アイスクリーム用の小さなスプーン」

「プラスチック製のスプーンフォーク」です。

ご不安な方は小さい子用のフォーク持参の方が安心かもしれません。

(フレンチトーストなら手づかみでも大丈夫かとは思いますが)

そして。

もしイートインが不安だという場合でも、

テイクアウトができるメニューもありますので。

そちらを試してみる、というのもアリだと思いますよ。



FRUIT & HERB TEA CAFE ONE'S

住所:中央区日本橋浜町2-1-10

   TKM日本橋浜町タワー 1階

電話:03-6661-0616

営業時間:火~金曜  7:30~19:30

     土・日曜 10:00~18:00

(morning 7:30~11:00  lunch11:30~14:30)

定休日:月曜日

http://shop.greenpark.co.jp/html/page174.html

 

 

永代橋から見た佃島?

[朱房の十手] 2017年4月26日 18:00

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永代橋は江戸時代現在の場所から150メートル程、上流にかけられていました。創架は1698年ごろとされています。当時は大規模な木造橋で見晴らしの良い名所として浮世絵に描かれています。

 

道路橋としては日本初の鋼鉄製です。明治37年には路面電車が敷設されました。

 

5代将軍綱吉の50歳の祝賀を込めて架橋されました。文化4(1807)年8月19日には深川八幡の祭礼に向かう混雑で橋が崩落し1000人以上が溺死しました。この事故は落語になるほど様々な物語があります。また赤穂義士が吉良邸から泉岳寺に引き上げるときに渡った橋として知られています。

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上部写真、下部の絵共に佃島方向を望んでいます。

上部写真は永代橋から撮影しました。

 

 

日本橋浜町「茂ち月」のかしわ餅

[五月雨ジョージ] 2017年4月26日 16:00

今週から「茂ち月」で待ちに待ったかしわ餅の販売が始まりました。

 

このお店のかしわ餅は甘みほど良いこしあん。柔らかすぎないお餅が美味しいと評判です。包み方は葉の表面で餅を包むタイプ(裏面で包むお店もあります)で、一つ150円です。

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浜町公園の脇にある「茂ち月」は知る人ぞ知る小さな和菓子屋さんです。外観はちょっとお店には見えません。

玄関に手書きの「どら焼き」「かしわ餅」の紙が貼ってあります。初めての人はちょっと入りにくいかもしれません。

定番の和菓子はどら焼き、最中、栗饅頭。季節もので、さくら餅やかしわ餅が加わります。

 

特にどら焼き(160円)はどうやって袋に入れたのかと思うほど大きく(計ったら135g!)、食べごたえがあります。

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いかにも職人気質という風貌のご主人、望月さんに伺ってみました。

「このどら焼き、どうやって袋に入れてるんですか?」

するとご主人、にやりと表情を崩し、「一度袋から出したらもう入りません」

と、こちらの質問ははぐらかされてしまいました。

 


茂ち月 (営業時間)9:30~18:00 (定休日)土日・祝日

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中央区は和菓子屋さんが多い街です。

どら焼きは茂ち月の他、有名な「清寿軒」(堀留町)や「うさぎ屋」(日本橋)などが名を連ねます。その他、焼きもちの「彦九郎」(甘酒横丁)、きんつばの「梅花亭」(小伝馬町店)と「榮太樓總本鋪」(日本橋)、たい焼きの「柳屋」(甘酒横丁)、黄金芋の「壽堂」(人形町)、かりんとうの「たちばな」(銀座)、最中の「空也」(銀座)、白玉大福の「あけぼの」(銀座)、塩せんべいの「三原堂」‥‥紹介しきれません。

 

みなさんもぜひ中央区で、あなただけのおいしい和菓子屋さんを見つけてください。

 

 

銀座5丁目 madras の社名の由来

[銀造] 2017年4月26日 14:00

 銀座5丁目の高級靴店、"madras" 

先日、店の前を通りかかったら、「madras 名前の由来」というリーフレットを入手しました。

銀座で初めて靴を買ったのは、このお店か、もしくはワシントン靴店かはっきりしませんが、

ずっとこのお店の店名が、"何故、インドの地方の名前と同じなのか"という疑問を30年以上、持ち続けていました。

 頂いたリーフレットの説明によると、

「madras 名前の由来:

  マドラスの名前の歴史は、イタリア人 バレンチノピコロット氏が一人で会社を設立した1946年にさかのぼります。

彼の会社は、長年の努力が報いられ、本場イタリアにおいて著名な靴会社の一つとして認知されるまでに成長しました。 

初期の頃に生産していた靴は、高品質のキッドを使用した手縫いのモカシンでした。 この高級素材はイタリアで鞣す(なめす)のですが、原材料となる原皮はインドのマドラス地方で入手できるものだったのです。 この高品質の革を生産する地"マドラス"に敬意と感謝をもって社名にしたとされています。」

 私の長年の疑問が解消して、すっきりしました。 madrasさんの、益々のご繁栄を祈念しています。

 

 

オランダ館

[yaz] 2017年4月26日 12:00

江戸時代三代将軍家光の時代から鎖国を断行しましたが、長崎の出島を唯一の窓口としてオランダや中国に門戸を開いていたことは有名な話です。しかし長崎だけが外国との窓口ではありませんでした。それがお江戸日本橋にありました。オランダの商館長(カピタン)は自分たちの権限を将軍に認めてもらいそれを更新するために、当初は毎年・江戸後期になると4年に一度大量のお土産を持参して江戸参府をしていました。日本橋本石町三丁目に居を構え唐人参座を経営していた江原源右衛門(屋号:長崎屋)は参府の際の定宿として「オランダ館」を江戸末期まで提供しました。

 

海外からのインバウンドの増加が著しい現在、200年前~400年前の外国との接点が日本橋に発見されたことは事実であり、非常に興味深く思っています。オランダ館に関わる資料としては、葛飾北斎の「画本東都遊」が有名ですがそれ以外は非常に少ないのが現状です。現時点で提供されている資料を基に長崎屋・オランダ館を分析してみたいと思います。第一回ブログでは、オランダ館の地理的位置と想像で作成した建物内部構造をお知らせしたいと思います。オランダ館に関わる資料は非常に限られていますが、殆どが文章で視覚化されていないので想像することができません。今回のブログでは鎖国時代の外国への窓口を"視覚化"してみました。

 

カピタンの江戸参府は桜の花が綻び始める頃ですから、3月末(新暦)に長崎を出立し海路・陸路を経て江戸に約2週間かけて到着しました。長崎からの一行は50人余でしたが、江戸で面倒を見る人を含めると100人以上となり非常に大きな宿舎が必要でした。本石町三丁目にあった唐人参問屋(長崎屋)の離れのオランダ館だけでは収容できず、近くの旅館にも収容しました。カピタンの江戸参府により日本橋地域には多くの金が落ちたことは間違いありません。江戸滞在は約2週間、長崎を出てから帰還まで約2ケ月余の旅でした。

 

鎖国の時代ですから、セキュリティは非常に厳しく「画本東都遊」に描かれているような江戸一般庶民との交流が行われたとは想像できません。これは北斎の想像の産物と考えられます。江戸では殆ど軟禁状態でしたが、平賀源内や桂川甫周など知識人・医者・科学者などがオランダ館を訪問し、海外の先端技術を吸収したといわれています。

 

本石町三丁目の長崎屋の別館であるオランダ館は、三丁目と隣り合った岩付町との小道"鐘撞堂新道"(本石町三丁目新道)を挟んで江戸で最も古い「時の鐘」と接しています。長崎屋の敷地は三丁目の一角を占め、居屋敷に倉庫を建て並べていた大きな構えでした。セキュリティの面からオランダ館は本石町三丁目新道側に入り口を設け、表通りの「本石町三丁目通り」側に長崎屋があったと想像されます。明治6年の沽券図(不動産登記簿)で長崎屋を示していますが、江戸後期に経営が悪化し近隣に不動産を売却したため小さくなっていますが、それでも400坪を有しています。当初は本石町三丁目の一角を占めていたといわれます。(長崎屋は江戸時代末期に経営が悪化し、土地を売却し後の築地外人居留地に移転しましたがその後廃業しています)

 

長崎屋・オランダ館沽券図.jpg

ブロムホルツというオランダ人がカピタンの時代には長崎屋の娘との交流があったことが知られていますので、内部で交流があったと考えられます。長崎屋は別棟ですがオランダ館とは内部でつながっていました。新道側の入り口には警備員がいて、厳しいセキュリティが保たれており滞在中も外部との交信ができないような構造となっていたと考えられます。警備員横の入口扉を開けると左に階段(14段?)があり、カピタン一行は2階に滞在します。1階には台所・食堂・待合室があったでしょう。台所の竈の煙が2階に上って煙く苦労したという資料が残っていますので、下図のような配置であったと予想されます。

 

画本東都遊 長崎屋.jpg平賀源内など日本人との交流の資料が残っていますので、その資料を利用して2階のレイアウトを想像してみました。2階は客間・カピタンの執務室・医師/書記官の室・風呂などが並んでいました。それらが長屋風に並んでおり、室の前には廊下がありました。就寝はベッドなのか、布団なのかは不明です。医師/書記官の室にはスタンドや顕微鏡が机の上に置かれた絵が残っていますので、それらを利用して日本の知識人や蘭学者・蘭方医と交流したと想像されます。

オランダ館2F内部.jpg

2階の上には火の見櫓のような台があったようです。江戸の町をそこから見ることができたでしょうし、また江戸の火事の延焼の様子を見ることもできたことでしょう。

 

参考文献:

城内誠一: 江戸最初の時の鐘物語(流通経済大出版会)

城内誠一: 江戸のオランダ人定宿「長崎屋物語」(流通経済大出版会)

片桐一男: 江戸のオランダ人(中公新書)

片桐一男:それでも江戸は鎖国だったのか(吉川弘文館)

東京都中央区教育委員会: 中央区沿革図集(日本橋編)

 

 

木の香りが伝わるコンセプトショップ ~ GINZA HAKKO 木の香 ~

[rosemary sea] 2017年4月26日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をリンケージして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC02235a.jpgDSC02231b.jpgGINZA HAKKO 木の香(きのか)さん、銀座の情報誌「銀座百点」4月号に掲載の広告を拝見してお伺いしました。

加藤店長と、デザイナーの毛塚さんにお話を伺いしました。

木の香さんはウッドバーニング(後述)に必要な道具・白木素材やロシアのマトリョーシカなど様々な木工芸品・雑貨を販売されています。

※ウッドバーニングとは...

 電気ペンを使い、木を焦がして、絵や模様・文字を描く技法。

1階は木工芸品の展示販売、地下1階は企画展示や教室を開催するイベントスペースです。

実は木の香さん、はんだごてメーカーの、大阪市浪速区の本社があります白光(はっこう)株式会社さんの一部署です。

会社としてウッドバーニングの技法を広めるために、10年ほど前にこのお店は開かれたそうです。

当初は千葉そごうさんの一角で営業、それからこの銀座に移られて4年目とのこと。

最初はウッドバーニングの機械と作品を販売されていましたが、何かコンセプトを、面白いものを、ということでマトリョーシカを販売されるようになったそうです。

それでは商品をご説明いたします。

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マトリョーシカ

マトリョーシカの品揃えは国内最大とのこと。

結婚式用や誕生日用、縁起物ですね。こちらのスタッフさんがデザインをして、それをロシアで製造されているものです。

こちらの品は一点ものではなく、常時販売されています。絵入れは手書きなので微妙に顔が違ったりします。

そのハンドメイド感が収集されるかたの好みに合うようです。

ギフトにも最適かと。

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地球儀のマトリョーシカ

ちょっと変わり種のマトリョーシカ。それぞれの国の民族衣装が描かれています。

下に降ろしてあります4つの左から2番目、手前先頭が日本の人形とのこと。

ロシアの人の感覚には少し違和感?それも趣きの1つです。

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くるみ割り人形

ドイツのコーナーとなっております。

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木のおもちゃ(キッコロ)

日本の作家さんの作品です。

お祝い用に、記念日や名入れの無料サービスもあります。電気ペンで手書きされます。

詳しくはお店にご確認ください。

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こけし

主に福島や山形のものです。

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卯三郎(うさぶろう)こけし

群馬産ですので、近くの群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家(ち)」にも作品があるようです。

ウルトラマン他、キャラクターのこけしも可愛いですね。「銀座百点」4月号にも載っていました。

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アクセサリー

ロシアで造られたものです。

上部中央の猫のものは絵の具で下地を塗り、その上にラメを塗ったものに絵をつけています。

ロシアテイストのギフトにもなりそうです。

地下1階の教室・イベントスペースにつきましては改めまして後日の稿にてご紹介させていただきます。

DSC02233a.jpgGINZA HAKKO 木の香

銀座7-10-5 ランディック第3銀座ビル1F・B1F

行き方を、今話題のGINZA SIX(4月20日オープン)のエントランスから説明します。

中央通り(銀座通り)を新橋方面へ。GINZA SIXとビヤホールライオンの間を左折。

GINZA SIXとニコン銀座プラザの角を右折すると、右手に看板があります。

GINZA SIXに寄られたら、徒歩数分の近くですから併せてお店を覗いてみませんか?

03-5537-3107

営業時間 11:00~20:00 不定休

GINZA HAKKO 木の香さんのホームページはこちら ⇒ https://kinoka.woodburning.jp/

 

 

 
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