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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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日本橋のデパートは化石の宝庫

[みど] 2017年8月17日 16:00

日本橋の老舗デパート(三越本店・高島屋)の壁材に使用されている 大理石の中には、数億年前のアンモナイトやベレムナイトなど恐竜時代 の化石がたくさん含まれているということをご存知でしょうか。 日本橋三越だけでも約13,000個のアンモナイトの化石があるようです。 とりわけ本館1階中央ホールの2階へとつながる階段の壁には、はっきり とアンモナイトの姿が見てとれる化石があります。

 これらのデパートの大理石はイタリア産で、アンモナイトが生きていた 当時のアルプス山脈やその地域は深い海になっていて、そこに石灰質 の泥がたまり、アンモナイトの遺骸が紛れ込んだと考えられているそうです。

 ちなみに 「化石」の定義は次の通り(必ずしも「石」でなくとも良い)

 1.自然に地中に埋没したもので人が埋めたものではないこと

 2.地中に埋まって 1 万年以上経っている

 

 店内の壁材を注意深く探してまわる、いわば『化石ウォッチング』を 楽しんでみてはいかがでしょうか。また子どもたちには夏休みの自由研究 になろうかと思います。 もし探せなくてもデパートの案内所で尋ねてみると、親切にその場所を 教えていただくことができます。

 

 

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暑い日に獺祭スパークリングがけアイスクリーム

[まぴ★] 2017年8月16日 18:00

町歩きの下見をしていて、たまたま見つけたのですが、
銀座5丁目のミスパリの1階にある、獺祭ストアです。

 

昨年の11月23日ににオープンしたそうで、
京橋にもありますが、銀座の路面店としては初の直営店です。

赤い毛氈のひかれた椅子があり、とても風情がありました。

 

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私が今回惹かれたのは獺祭アイス。
アイスクリームとシャーベットがあるそうですが、
おすすめを聞くと断然アイスだそうで、
獺祭スパークリングが小さなグラスでついていて、
「半分食べたところで注いでお召し上がりください」とのこと。


その通りに試してみましたが、スパークリングがしゅわしゅわして、
すごく美味しかったです。

 

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アイスクリームは1つ378円
スパークリングもついていて、この値段はびっくりです。
新商品の試飲もさせてもらいました。

 

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山口県の蔵元よりも品揃えはいいそうですし、
獺祭のバームクーヘンやチョコレーもあるそう。
プレゼントにもいいですね(*^^*)

 

獺祭ストアのホームページ

 

 

 

地名 永代通りを挟んでも、兜町は南北に

[銀造] 2017年8月16日 16:00

 8月の暑い日、都営浅草線日本橋駅D1を上がったところで、外国人のご夫婦が大きなバッゲージを持って、何やら困った様子でした。

お節介の銀造は、近づいて、Excuse me. May I Help you?と声を掛けましたが、何やら通じないので、スペイン語に切り替えて話すと、"Kabuto-cho"という返事。 兜町なら、東京証券取引所のあるところだからと、北を指さして、"あっちでしょ!"といったのですが、どうも合点がいかない様でした。

 ご主人が地図を持っていたので、ビルの曲がり角などを図示した写真も載っているメールを見せて頂いて、

"それなら、こっちです。" 、 Vamos !  と歩き出しました。

無事、ご案内出来て、ホっとしました。 喜んで頂いて何よりでした。

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 「センターホテル東京:日本橋兜町15−13」と「新馬場区民館:日本橋兜町11番9号」のある辺りは、兜町なのですね。 外国人に教わりました。

*ちなみに、茅場町は、永代通りより北側が茅場町一丁目、永代通りより南側が二丁目、三丁目です。

 

 

いまおすすめのカステラ・三笠山  ~ 文明堂 日本橋本店 ~

[rosemary sea] 2017年8月16日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をオーガナイズして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC02761a.jpg文明堂 日本橋本店さん、以前の記事はこちら2つです。

/archive/2016/09/post-3666.html

/archive/2017/02/post-3997.html

 

今回も株式会社文明堂東京 日本橋本店 星野本店支配人にお世話になりました。

  

今回は3品をご紹介させていただきます。

・・・最初に季節限定販売の2品。

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はちみつレモンカステラ

レモン果汁とハチミツを入れて焼き上げられたカステラです。

そのままでも大変美味しくいただけますが、凍らせると一段と美味しさが際立つ夏季限定のカステラ。

新食感、味わってみませんか?

なお、ご希望で包みに " メッセージ短冊 " をお付けできます。

「おめでとうございます。」「お世話になりました。」「よろしくお願いします。」等々。

6種類から選べるそうです。

どうか想いが伝わりますように。

 

 

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藻塩三笠山

新発売です。

旨み豊かな瀬戸内の「海人の藻塩(あまびとのもしお)」を入れたさっぱりとした口どけのよいこし餡を、ふんわり焼き上げられた皮で包みました。

藻塩とは・・・

かつて玉藻と呼ばれたホンダワラなどの海藻を使用してつくった塩のこと。

塩の辛さに角がなく、口あたりまろやかです。

 

 

以上の2品は8月いっぱいまでの販売となります。9月になると、『栗のカステラ』と『栗の三笠山』が登場します。

そして通常商品から1品。

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黄金(こがね)三笠山

品の良い甘さでしっとりとした生地。

色も鮮やかな黄色をしていますね。

実は通常の卵より黄色味が強い卵が使われているとのこと。

更にこの皮自体に和三盆糖を使っています。

餡の方はみずみずしい十勝大粒小豆餡、豊かな風味。

この生地と餡のマリアージュ、秀逸です。

「以前は茨城県内の養鶏場の『ルチン強化卵』を使っていましたが、震災以降その卵が入らなくなってしまいました。

それで現在は黄色味の強い卵に替えてあります。」

"黄金"の名にふさわしい生地となっていますね。

「黄金三笠山は、3年前になりますけど、日本経済新聞土曜日発行の別刷り紙面、NIKKEIプラス1『何でもランキング どら焼き部門』で好評を得ました。2番になりました。」

 

 

【お知らせ】

中央区観光協会が主催するまち歩きツアー、「わくわくツアー」の " まち歩き産業コース " にて9月12日(火)と11月30日(木)の2回、ツアー名『日本橋界隈と「文明堂 日本橋本店」』が催されます。

題名のとおり、このツアーには文明堂 日本橋本店さんへの立ち寄りが含まれます。

当日は星野支配人より、こだわりカステラのお話があります。

なお、9月12日のご案内特派員のひとりにはロズマリが予定されています。

参加費お一人様500円、定員10名、このツアーは8月22日(火)の申込締切となっております。

詳細とお申込は右側のリンク集『中央区観光協会』をクリックし、 " わくわくツアー 参加者募集 " の項をご覧ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

また、他のツアーも見どころ聞きどころ満載です。ぜひご参加ください。

 

DSC02763a.jpg文明堂 日本橋本店

日本橋室町1-13-7

03-3241-0002

無休

営業時間

 平日   9:30~19:00

 土・日・祝日 10:00~19:00

日本橋三越さんのライオン像のある角、COREDO室町1とCOREDO室町3の間の江戸桜通りの右側を歩き、COREDO室町2の建物が切れるところの向かい側です。

 

文明堂東京さんのホームページはこちら

⇒ http://www.bunmeido.co.jp

 

 

2017 富岡八幡宮例大祭 「深川八幡祭り」

[サム] 2017年8月15日 18:00

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DSC_0051RS'G.jpg 富岡八幡宮の祭礼は深川八幡祭りとも称され、寛永19(1642)年に将軍家光の長男(後の家綱)の世嗣祝賀を執り行なったのが始まりとされています。日枝神社の山王祭、神田神社の神田祭と並んで江戸三大祭りのひとつに数えられ、「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様」とも謳われる程、その神輿ぶりが有名で、昔ながらの「わっしょい、わっしょい」の掛け声と共に、沿道の人々から清めの水が威勢よく浴びせられ、「水掛け祭り」としても親しまれています。

今年は3年に1度の本祭り。中でも、8月13日に挙行された、氏子各町53基(1~55番。4番、42番は欠番。)の大神輿が勢揃いして練り歩く、「各町神輿連合渡御」は圧巻です。

富岡八幡宮を起点に、永代通り~大門通り~江戸資料館通り~清洲橋通り~清洲橋~箱崎湊橋通り~永代橋~永代通りと約8kmを巡行。

見せ場のひとつが永代橋袂の永代橋西交差点。両側から消防用ホースで大量放水され迫力満点。「揉み上げ」「差し上げ」「舞い上げ」等、粋なパフォーマンスも繰り広げられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がりを見せます。 

 

 

今回は「歌舞伎座殺人事件?!」ー東海道中膝栗毛ー 八月納涼歌舞伎

[滅紫] 2017年8月15日 16:00

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昨日は37.1度、そのせいか今日は幾分か涼しく感じますが34度。八月納涼歌舞伎開幕2日目の第2部にやってきました。一幕見はすでに「売切」になっており、暑さをものともしない歌舞伎人気が伺われます。

 

昨年はラスベガスまで行ってしまった弥次喜多珍道中ですが、今年はまたまた歌舞伎座に戻ってきました。松竹映画による前回の粗筋の紹介が終わるといきなり宙乗りで弥次喜多が3階席の客席後方から登場。一階席の後ろからは勘九郎さん扮する大道具伊兵衛も現れ、客席は一気に芝居の中に引き込まれます。文無しの二人は人手不足の黒衣のアルバイトを再開、相変わらずの失敗続き。そこで起きた奇想天外な殺人事件に巻き込まれ、さあ大変。猿弥、亀蔵の同心に、前回助けた金太郎・團子主従の探偵、監察医の七之助、中車の座元に児太郎の女房、役者に隼人、巳之助、新悟、竹三郎、竹本の大夫に門之助と豪華な配役。劇中劇の「義経千本桜」「四の切」の巳之助さんのふてくされた静御前と真面目に演じる忠信が何とも上手くて可笑しい。幕切れはまた宙乗りで飛ばされてしまいました。次回はどこから現れるのか楽しみです。

 

染五郎の名前が今年いっぱいになった染五郎さんの弥次郎兵衛と猿之助さんの喜多八コンビの息の合った遊び心満載の舞台でこのくらい笑うと暑さもどこかに行ってしまいそうです。

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もう一幕は「修善寺物語」初世坂東好太郎三十七回忌、二世坂東吉弥十三回忌の追善狂言で息子にあたる弥十郎さんが夜叉王、桂を猿之助、頼家を勘九郎さんが演じます。

 

八月の歌舞伎公演は3部制。一部は「刺青奇偶」「玉兎」「団子売」三部は「野田版桜の森の満開の下」です。三部は野田秀樹が勘三郎さんから歌舞伎化を頼まれていて生前には果たせなかった約束の舞台です。来週が待ち遠しい。

 

千穐楽は27日。1部11時 2部14時15分 3部18時30分の開演です。

お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489 (10時―18時)