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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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映画「祈りの幕が下りる時」公開記念 明治座バックステージツアー ③  ~ 明治座 ~

[rosemary sea] 2018年2月27日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をヒット オンして取材します、rosemary seaです。

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映画「祈りの幕が下りる時」公開記念 明治座バックステージツアー ①・② はこちらです。

⇒ /archive/2018/02/post-4957.html

⇒ /archive/2018/02/post-4998.html

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(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

 

前回、前々回の続きをお伝えします。

舞台をご案内くださったのは、明治座舞台株式会社 装置担当チーフマネージャー 後藤順二さんです。

 

明かりを調節するところ:調光室や、ピンスポットを当てるところ:ピンルーム若しくはセンターといわれる場所をライトを当てて説明。宙乗りの装置なども説明。

音を出すところ:調整室の説明では実際に、「バイクの走り去る音」や「電車の音」、「海辺のかもめの鳴く声」を流していただきました。

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花道、花道の先の揚幕(あげまく)の説明。

花道は外国にはなく、日本特有のもの。客席の間を通る本花道は商業演劇場にしかないそうです。

必要に応じて、設置したり外したりできるそうで、映画の撮影の時は花道は設置されていませんでした。

舞台に近い部分はボタン1つで下に収納され、その上に椅子を並べて客席数を増やすことができます。

花道の中にある「せり」は「すっぽん」というそうです。

 

さて、本舞台の説明。

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今、下に敷かれているのはリノリウム。

リノリウムの下には檜(ひのき)の床。檜舞台です。

大きな丸い切り込みが入っているのが、「廻り舞台」。「盆」と呼ばれるそうです。直径約14m。

お客様を盆に乗せたまま、実際に180度回していただきました。

せりが大小含めて5つ。

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ビルの3,4階部分にある舞台から、ビルの1階部分まで下りるせりもあるそうです。

盆が廻ったり、せりが上昇下降するたびにお客様からはおおーっと歓声があがりました。

 

家のセットの説明、セット収納場所の説明。

客席から舞台をみて、右が上手(かみて)、左が下手(しもて)。

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松羽目(まつばめ)。羽目板に松の絵が描いてあるので松羽目。

歌舞伎などの公演で使います。元々は能舞台からきています。

これも実際に下してもらいました。

これは「大バック(おおばっく)」と言いまして、重量はだいたい150キロから200キロ。

それを人間1人で、綱元(つなもと)というロープを引いて操作します。

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日本の演劇では「黒は見えない」という約束になっています。

舞台の四隅には黒い布が下がり、舞台スタッフが黒色を着るのもこのためです。

大道具スタッフが使う道具「なぐり」。

ひと昔前はよく「なぐり」で釘を打ったりしましたが、現在は、上演中はできるだけ作業の音を立てないように、ドリルドライバーで打っています。

進化しています・・・。

 

質問コーナーの後、個別に後藤さんにインタビュー。

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ー 映画では明治座もいっぱい映りましたね。

自分も観に行ったんですけれど、始まってすぐに明治座のビルがバーンと映ったのでとても感慨深いものがありました。

最後のシーンも良かったですね。

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ー 花道の突き当りの、鳥屋(とや)と呼ばれる小部屋の入り口に掛かっている紺色の幕が揚幕(あげまく)でしたね。

はい。揚幕は開ける時に音がするようにできています。

「シャリン!」と勢いよく音を立てて開けることで、今から役者が登場します!という合図になり、お客様は揚幕を注目するわけです。

演出によっては、音をたてずに静かに開けることもあるので、公演前の稽古で、都度「シャリンありか?なしか?」を確認するんです。

紺の布地に明治座の紋、大和桜を染め上げています。

 

ー 後藤さん、どうもありがとうございました。

 

 

DSC03091a.jpg明治座

日本橋浜町2-31-1

明治座チケットセンター

03-3666-6666

受付時間  10:00~17:00

明治座さんの公式サイトはこちら

⇒ http://www.meijiza.co.jp/

 

映画「祈りの幕が下りる時」の公式サイトはこちら

⇒  http://inorinomaku-movie.jp/

 

 

 

銀座田中 純金製 おひなさま

[銀造] 2018年2月27日 12:00

 銀座通りに面したぎんざ1丁目の田中貴金属のGINZA TANAKAは、四季の行事に合わせて店舗の装飾をされています。

春は、「ひな祭り」、そして5月の武者人形・兜が飾られています。

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 なかでも、このひな人形は、お飾りする場所と保管する場所を取らないので、手軽だなと思っています。

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いつも快く迎え入れて下さり、丁寧な説明をして下さるので、とても楽しいひと時を過ごせます。

 今度は、引き出しを整理して、金製品を買取してもらおうと思っています。

お店のHPは、こちらをご覧ください。 http://www.ginzatanaka.co.jp/shop/ginza.html

 

 

実録忠臣蔵 活弁トーキー版」発掘された映画たち2018-近代美術館フィルムセンター

[滅紫] 2018年2月27日 09:00

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本年4月に「国立映画アーカイブ」として近代美術館から独立し、6番目の国立美術館として開設されることが発表された京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで「発掘された映画たち2018」が1月30日から3月4日まで開催中です。気が付いたのが遅く見損ねたものが多くて残念なのですが、間に合ったのがこれ、「横田商会製作の【忠臣蔵】複数バージョン特集」です。「実録忠臣蔵」は1910~12年に撮影された各場面をまとめた全通しの忠臣蔵に後に音声を付加したもの、日本映画の父・牧野省三と最初の映画スターと呼ばれる尾上松之助コンビによるものです。(NFCのパンフより)

 

特別口演:巴うの子、声色弁士:生駒雷遊他3名。活弁士のしゃべりがアフレコのようにうまく役者のセリフになっています。オープニングの浪曲師の巴うの子の迫力は凄い。今回復元されたフィルムには以前のものには含まれていなかった場面も多いとか、もう一本も場面毎の構成は異なるものの「これをもとにして活弁トーキー版が作られたと思われる」(同パンフ)そうです。こちらは音声なしですが、同じ場面の長さが違ったり、前の版にはない場面があったりで両方見てわかることも多くて面白い。2本で125分、飽きないで楽しめました。椅子も商業館並みでこれで520円(学生・シニアは310円)はお得です。

 

フィルムセンターがある場所は日活本社ビルのあったところで昭和27年(1962)に国立近代美術館)フィルム・ライブラリーとして発足しました。この頃京橋には他に大映(京橋3-2)、東映(京橋2-8)と3社も映画会社の本社がありました。京橋に国立映画アーカイブが出来るのも必然ですね。

 

今後の企画についてはNFC HPをご覧ください

http://www.momat.go.jp/

 

国立近代美術館フィルムセンター 京橋3-7-6

京橋駅出口1から1分、宝町駅 出口A4から1分 銀座一丁目駅出口7より5分

 

 

「合同展」開催のお知らせ

[ジミニー☆クリケット] 2018年2月26日 18:00

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私は、勤務先に近いこともあり、築地社会教育会館をよく利用させてもらうのですが、3館合同の作品展が、今年も開催されます

3館とは、築地日本橋月島社会教育会館3館のことです

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絵画書道俳句写真クラフト等、幅広い分野の作品がたくさん展示されます

観覧は無料です

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開催期間は、3月23日)から25日)までの3日間で、時間は、午前10時から午後4時までです。

毎日、ワークショップも開催されますよ

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会場は、アートはるみギャラリーです。

場所は、晴海1-4-1、地下1階です。

中央区立社会教育会館のHPはこちら ⇒

http://chuo-shakyo.shopro.co.jp/

芸術芸術芸術

 

 

東京マラソン2018

[銀狸] 2018年2月26日 16:00

2月25日は、おおむね穏やかで曇り、走るには好条件と思う。

 

朝9時雷門近くには、区の早い人が沿道に立ち始めている。

黄や青のジャンパーを着たボランティア

ピンク、ミドリの帽子をかぶった応援隊

東京マラソンの名はついていても、中身は祭りである。

 

12km地点で20人の先頭集団、少々遅れ、30人の集団が通過し、その後は多数の状況となる。

 

25km通過後の日本橋交差点では10人の先頭集団になり、この中から優勝者が出る見込み。

駆け引きを考えているだろう。

今回、直線の銀座通りを走る人にとっては、どんな心境なのかを思いめぐらせた。

 

応援側も様々、懐に入っている犬も人間に負けじとワンワンの声を出している。

 

G-SIX屋上からは、顔の表情は見えないが、ランナーの色とりどりな姿や間隔が見られ、この光景も良いと楽しめた。

 

 

 

ゆりかもめ 羽根を休める 江戸湊

[銀造] 2018年2月26日 14:00

 ここは、「霊岸島検潮所・量水標跡」で、水位の観測所のフレームには、夕方に羽を休める「ゆりかもめ」が群れを成しています。 後ろには、中央大橋の雄々しい兜の姿の橋が見えます。 冬の風物詩です。

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 「ゆりかもめ」は、都鳥とも呼ばれ、東京都の鳥に指定されています。 

在原業平は、名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやとと詠っています。   

 

 

 
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