これなら100点取る人、絶対いるだろうな。
「いや、私、100点かもしれない。」
四択の問題集に、サクサクと丸を付けて最終ページにたどりついた時、
ふと、頭をよぎりました。
出題の100問は、奇をてらったものはありません。
問題文章の量が多く、その中にヒントが隠れていたり、サービス精神旺盛です。
これなら、ジュニアでも十分トライできるでしょう。
後はチェックしながら、マークシートを塗りつぶすだけ。
あれれっ。その単純作業が意外に足を引っ張るのです。
解答シートにマークしているうちに段がズレて、問題番号が合わなくなり、
ヒヤリとしながら、前のページに戻ります。
そんな作業を2回3回続けると、満点花丸の夢が、しだいに遠のいていきます。
「脳トレ」しておけばよかった。
中央区観光検定は、2月28日に行われました。
今年で7回を数える、東京23区最古のご当地検定です。
やっぱり100点がほしい!
実生活では、すべてが満足の満点を取ることなど、ほぼ不可能なことです。
でも、検定試験ならば、手が届く夢かもしれません。
他の試験のように、やたらマニアックな問題が出ないことも希望が持てます。
そう来たか。私ならばこう出題したいな。
散歩しながら見た風景を思い出しながら解答を導く、楽しい時間です。
では私が、今年出題されるのではないかと予想した事をいくつか挙げます。
・平成26年10月に社殿が改修された日本橋室町の福徳神社(芽吹神社)について
・平成26年に架橋工事が完了した隅田川を跨ぐ「築地大橋」について
・平成24年に選定された中央区名誉区民について
・夏のイベント、アクアリウムについて
などなど、問題になりそうですよね。
試験後、会場となったホテルのお食事処で、受験者特典の割引券を利用し、
昼食兼自己採点。
100点は、はかなくもおあずけ。
来年に向けて、街歩きや区内の多彩なイベントを楽しみながら
からだで覚えて学習していきましよう。