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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ムクゲとサルスベリ

[ジミニー☆クリケット] 2015年8月 6日 14:00

毎日暑い日が続きますが、の少なくなるこの時季に、中央区の街路樹として、貴重なを咲かせてくれるのが、ムクゲサルスベリです

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私の勤めている会社の近くでも、新大橋通り沿いにムクゲが(下の地図上、赤枠)、築地川公園の両側の道路沿いにサルスベリが(下の地図上、青枠)、炎天下で咲いています

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ムクゲ木槿)は、アオイ科フヨウ属の落葉低木で、の大きさは10~18cmほど

は、その年に伸びた枝に咲きます

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ムクゲは、夏から秋に絶え間なく新しいを次々と咲かせます

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サルスベリ百日紅)は、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木

花びらは6枚で、フチが強く波打って縮緬状になっています

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名前「さるすべり」の由来は、幹の成長に伴って古い樹皮が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れてくることによります

猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑(さるすべり)ということでしょう(実際には猿は滑ることなく簡単に上ってしまうらしいのですが・・・)

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一方、漢字名「百日紅」の由来は、「約100日間(長い)、ピンク色の(白もありますが)を咲かせる」ことによるのでしょう

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この暑い季節、アスファルトジャングル、コンクリートジャングルの都会に、潤いを与えてくれるムクゲサルスベリに、感謝、感謝です

 

 

平成の蔵屋敷 in 中央区~その1~

[之乎者也] 2015年8月 6日 09:00


夏も本番、夏休みで海外・国内各地へお出かけ飛行機の方も多いかと思います。そんな方も、お仕事などでなかなか夏休みに行けない方にも、本日は中央区で旅の気分を楽しむご提案です。

 

中央区は日本全国の名産品の買い物やお食事が東京に居ながらにして楽しめるアンテナショップの集積地です。10月のアンテナショップスタンプラリーは有名ですが、日本橋、銀座、八重洲・京橋周辺に26店舗があるようです。江戸時代には江戸城の近くに大名が江戸藩邸を置きましたが、中央区に集まるアンテナショップは、言ってみれば現代版「江戸藩邸(蔵屋敷)」といったところでしょうか。。。

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中央区にあるアンテナショップでは、いしかわ百万石物語・江戸本店(銀座2丁目)やTAU - 広島ブランドショップ(銀座1丁目)のように、数フロアにわたり地域の高級名産品(金沢漆器、熊野筆。。)、日本酒、食べ物(もみじまんじゅう。。)そしてイートインのような食事スペースを備える大型店も多いなか、本日は、ちょっと異色の函館市のアンテナショップ「函館もってきました」に行って来ました。hakodate2.jpg場所は京橋2丁目。地下鉄京橋駅の真上、東京スクエアガーデンの向かいです。

「函館もってきました」というネーミングの通り、函館の名産品がコンビニ24時間のローソンの一部スペースを区切って販売されています。hakodate3.jpg五島軒の函館カレーはもちろんのこと、いかめし、ホタテ貝柱、yukky北海道キャラメルシリーズ(練乳、バター、メロン。。)そして定番のトラピスト修道院のクッキーまで置いてあります。食べ物ばかりでなく、ハコダテ市観光ガイドキャラクターとして売出し中の「イカール星人」のかぶりものまで売っていて、ここは京橋か、はたまた函館空港飛行機か?しばしの旅行気分を楽しめます。hakodate4.jpg

コンビニですのでもちろん24時間営業。仕事や銀座での宴会、日本橋でのお買い物の後にちょっと立ち寄るなんてこともできそうですね!hakodate1.jpg

 

 

「スヌーピー in 銀座2015」〔銀座三越〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年8月 5日 18:00

銀座三越の8階催物会場で、7月29日(水)から、「スヌーピー in 銀座 2015」が開催されています

今年で17回目を迎える人気イベントです

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今年は、スヌーピーの原作コミック「PEANUTSピーナッツ)」が生まれて65周年)に当たるそうです

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会場では、このイベントのために描き起こされた12枚のオリジナルアートを使った銀座三越オリジナル商品が販売されています

スヌーピー商品の品ぞろえの豊富さと、来場者の多さにびっくりです

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9階の銀座テラス/テラスコートでは、スヌーピーが撮影に応じるイベントも行われるそうです(日時限定

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開催期間は8月11日(火)までです

銀座三越スヌーピー in 銀座2015」のHPはこちら ⇒

http://mitsukoshi.mistore.jp/store/ginza/event/snoopy/index.html

 

 

 

獅子頭巡行 ~2015住吉神社例祭(本祭り)~

[サム] 2015年8月 5日 14:00

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R0034593GRS.jpg 住吉神社の例祭(本祭り)では、宮神輿が渡御する前日、宮神輿巡幸の道清めと悪魔払いの為行なわれると云う、獅子頭巡行の伝統が承継されています。

清祓いを受けた後、いよいよ年番から順に一部二部三部に分かれての獅子頭の宮出し。

合図と同時に若衆達は一斉に境内に駆け込み、獅子頭に飛びつきます。

獅子の鼻先を早く掴むと。縁起がいいと云われ、激しい争奪戦が繰り広げられます。

手を真っ直ぐ伸ばしたままの状態で獅子頭を担ぎ上げ、「おりゃ、おりゃ」の掛け声と共に、お囃子が流れる中、氏子区域に繰り出します。

各戸の家内安全を願いながら獅子舞のごとく練り歩き、お囃子の舞台の前で揉み合いが続くと、太鼓・笛の音も高鳴ります。

獅子頭は雌雄一対で、宮出しの際は耳は立ててあり、安置される時は耳は下を向いています。

雄と雌の表情も微妙に違い、頭の上にある角が長いのが雄、丸いのが雌とされます。

巡行に用いられる三対の獅子頭の他にも "佃島" には七対の獅子頭が保存されています。

なかでも「黒駒の獅子」「龍虎の獅子」は区民有形民俗文化財に、また獅子頭宮出しは区民無形民俗文化財に登録されています。

現在は造園業者の手になる、本祭り期間中臨時に獅子頭を安置する葦簀張りの獅子小屋(獅子の庭)は、箱庭を大きくしたような造園物で、他では見られない風習のひとつに挙げられています。

 

例祭に欠かせないもののひとつに「揃衣(そろい)」(と呼ばれる "浴衣")の新調があります。

宮神輿は揃衣を着て、白足袋を履かないと "佃島" では担げないとされます。

佃島(佃一丁目)には、一部<上町>・二部<下町>・三部<東町>からなる男子のみで構成される佃住吉講という氏子組織があり、住吉神社の例祭は勿論、神社で行なわれる祭祀全般の仕切り役を担っているとの由。

講員は「世話人」「大若衆」「若衆」(入会1年目は新縁<しんべり>)の三つに序列され、身につける揃衣や役割が異なる厳然たるタテ社会と聞きます。

 

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平成27年度の「揃衣」デザイン(左から世話人・大若衆・若衆) 右端は番外

 

 

浮世絵がやってきた(街さんぽ その6)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年8月 5日 11:00

三井記念美術館で8/16まで開始されている"フィラデルフィア美術館浮世絵名品展"
へ行ってきました。

 
江戸中期の明和2年(1765)、浮世絵に色の革命が起こります、浮世絵師・鈴木春信を中心とするグループにより、
多色摺木版画の新しい技術が考案され、"錦絵"が生み出されました。民衆に愛された美術品の
より高度なレベルへの技術進歩だと思います、これは普遍的な価値をより追求した江戸人の息使い
を感じさせるものであり、その道で高みを目指すという日本人古来の特徴が現れていると思いました。

アメリカからの里帰り品鑑賞の機会です、私が好きな作品を掲げておきます。暑さと喧騒の中で
暮らしていると、このような作品を観る事は心が欲することのような気がしてきました、
よろしければ、夏の一時をこの版画と共にお過ごしください。
 
1.《吉原の花見》鳥居清長

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天明5年(1785)フィラデルフィア美術館蔵
Philadelphia Museum of Art:
Gift of Mr. and Mrs. Lessing J. Rosenwald, 1959
展示期間:7月22日~ 8月16日
 (Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)
 
2.《富嶽三十六景 凱風快晴》葛飾北斎

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天保元年~3年(1830-32)頃 フィラデルフィア美術館蔵
Philadelphia Museum of Art
Gift of Mrs. Moncure Biddle in memory of Ernest Fenollosa, 1958
展示期間:全期間
 (Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)
 
3.《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》東洲斎写楽

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寛政6 年(1794)フィラデルフィア美術館蔵
Philadelphia Museum of Art
The Samuel S. White 3rd and Vera White Collection, 1956
展示期間:全期間
 (Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)


三井記念美術館 http://www.mitsui-museum.jp/

 

※各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。

 

 

江戸バスの屋根付きバス停

[之乎者也] 2015年8月 5日 08:00

赤くてカワイイ江戸バス。中央区民の大事な足ですが、区内観光にも便利な乗り物で中央区特派員ブログでも江戸バスを使った観光案内がたくさん紹介されています。edobus4.jpg

さて、ある日八重洲通りを歩いていると、都バスのバス停の近くに屋根つきのバス停(シェルター)が!(左側写真)。多くのedobus1.jpgバス停、特に江戸バスのバス停といえば右下の写真のようなポールが一本建っているだけの簡単なものが多いですが、edobus5.jpgここ八重洲通りの「いちよし証券前(八重洲通り東)」の北循環バス停には、ベンチに加え立派な屋根とガラスの壁がついていて、雨や風の強いときでもバスを待つのに安心です。昨年12月に江戸バスのバス停に新設されたそうで、八丁堀のいちよし証券前のほかにも聖路加病院、晴海、浜町など既に7箇所が整備されているようです。

edobus3.jpg良く見るとバス停の横のガラスの壁には、ちょっとおしゃれなファッションや化粧品などの広告が入っていて(上の写真)、近くの地味な都バスのバス停(「ちょこっと走れば、違う街♪」:下の写真)と比べて都会的なセンスの良さを感じます。edobus2.jpgそれもそのはず、もともとフランスの広告代理店のJCDecaux(ジェーシードゥコー)が始めたビジネスで、「広告付バス停留所上屋」というのが正式な名前だそうです。バス停側面に広告を出しているファッション会社などからの広告料で、バス停の設置と維持管理の費用をまかなっており、バス停の整備のために東京都や中央区などはお金を払う必要が一切ないという、いわゆるPPP(官民連携パートナーシップ)によるものです。中央区の場合JC Decauxと三菱商事の合弁会社のMC Decaux(エムシードゥコー)が実施しており、中央区のほかにも全国45都市で似たような広告付きバス停が整備されているそうです。たかが「バス停」ではありますが、聖路加病院、八丁堀、浜町などから江戸バスを使うときは、ちょっと注意してみたらいかがでしょうか。

 

 
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