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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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さようなら、ソニービル(It's a Sony展)

[みど] 2017年3月10日 14:00

ご存知の方も多いかと思いますが、銀座ソニービルが50年の歴史 に幕を閉じ、2017年4月1日からビルの解体が始まります。 銀座で待ち合わせの時に、ソニービル前にされた経験者もおられる かと思います。ソニーの新商品が出てきたら、ビルに行って色々 と試してみたりしたものです。そういう意味でもこの建物には愛着 があり、寂しい気持ちになります。 跡地は公園やイベントスペースとして使える「銀座ソニーパーク」 になり、新ビルは2022年秋に完成するとのことです。 高さや階数などは今のところ、未定だそうです。

 

現在、ソニービルでは「It's a Sony展」の後半にあたるPart-2の 展示を行っています。Part-1では「歴史」をテーマにソニー創業 (1946年)以来の数々の商品を、当時の広告などとともに展示し ていましたが、Part-2ではでは「未来」をテーマに、ライブや トークショーなどのイベントを行っています。 1Fから4Fのフロアには人工芝を敷き詰め、「銀座ソニーパーク」 のコンセプトである『街に開かれた施設』 "都会の真ん中のパーク" を体感できる空間となっています。

 

とりわけ、印象的だったのは、4階から2階まで連なる約35メートル の"パークの木琴"です。4階から木の玉を転がすとその玉が木琴を 叩いて、ルイ・アームストロングの名曲「What a Wonderful World」 (この素晴らしき世界)を奏でています。 ソニービルに名残りのある方は、3月末まで開催の「It's a Sony展」 に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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ソニービル

http://www.sonybuilding.jp/

東京都中央区銀座5-3-1  TEL:03-3573-2371

 

 

「君の名は。」展〔松屋銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年3月10日 09:00

現在、松屋銀座8階イベントスクエアで、「新海誠監督作品「君の名は。」展」が開催されています

君の名は。」は、昨年に公開され大ヒットを記録しました

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本展の期間は、3月8日)から20日祝・月)までです。

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展示されている絵コンテ設定資料緻密さに感動しました

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劇中の授業シーンに登場する黒板写真撮影OK)が、会場に再現されていました

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関連グッズも多数販売されています

展覧会限定の新商品や、クリアファイルポストカード関連書籍DVDなどです

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松屋銀座のHPはこちら ⇒

http://www.matsuya.com/m_ginza/

 

 

「あの津波 もしもここ銀座にきていたら」ーソニービル広告幕

[滅紫] 2017年3月10日 09:00

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3.11が近づき災害の脅威についての特集が増えていますが、3月末で閉館する銀座ソニービルの壁面に大広告幕が現れました。お気づきになりましたか?「津波は最高16.7mもしも、ここに銀座の真ん中に来ていたらちょうどこの高さ。...この高さを知っているだけで取れる行動は変わる。あの日を忘れないで」というYAHOO! JAPANの広告です。地上から16.7mのところに赤い線が引かれています。タイムリーで凄くインパクトのある広告で、あちこちでスマホをかざしている人が眼につきます。ソニービルの壁面広告は新作映画や新商品などいつも話題となってきました。なくなるのは淋しいですが、次にどんな新しいシーンを見せてくれるのか楽しみでもあります。さようならソニービル。そして有難う。

 

 

隅田川テラスで桜が満開でした。

[kimitaku] 2017年3月 9日 18:00

三月休日の昼間 隅田川右岸を散歩。

どこからか小鳥のさえずりが聞こえてきます。

鳴き声のする場所は 隅田川テラス。永代橋のたもとです。

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満開の桜の花の蜜を吸いに小鳥がやってきていました。

小鳥はメジロ 写真に撮ろうとしますが、

活発に飛び回りスマホでは無理のようです。

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ソメイヨシノではないと思うのですが、毎年この時期に

他の桜よりも早く咲き誇り 春を呼び寄せているようにも見えました。

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◆ 隅田川 わたしの記憶めぐり <私編>

[隅田の花火] 2017年3月 9日 16:00

2月最後の土曜日、築地で朝ごはん。ちょっといい気になって食べすぎてしまった。

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今日は風もなく良い天気。

波除稲荷神社にお参りしたあと、満腹感解消のために少し歩いてみようかと、隅田川を渡って、月島の方へぶらぶらと歩いてみることにした。まずは近くの勝鬨橋へ。

 

 

程なくして勝鬨橋のたもとにたどり着いた。

ここにはかちどきの渡し碑や、橋の資料館もあったりして、訪れる観光客も多い。

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でも、午前中にこちら築地側から勝鬨橋の写真を撮ろうとすると、どうしても逆光になってしまう。なので勝鬨橋を渡って向こう側に行ってみる。

 

勝鬨橋は、かつてハの字のように開いていた跳開橋。真ん中部分は意外なほどグラグラと揺れる。

246mの橋を歩いて勝どき側に渡り、隅田川テラスに下りると、水辺に近寄ることができる。ここで写真を撮った。

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今日は風がほとんどなく水面が穏やか。隅田川は、空よりも青い青色を映す。

まだ船が運航していない朝方であれば、稀に見られることもある、凪の隅田川。とても癒されるひとときだ。

 

対岸の築地市場方面に目を移すと、東京タワーがまだ見られる。築地大橋と一緒に忘れずに写しておいた。

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晴海通りを左に曲がり、月島川を渡って、川に近い道に沿って歩く。すると隅田川テラスに通じている「わたし児童遊園」が現れる。隅田川際にある小さな公園で、かつて月島の渡しの渡船場があったところ。花壇の花も咲き、とても綺麗に手入れがされている。

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隅田川テラスは工事中で、残念ながら出られなかった。この公園に、隅田川河畔によくある案内板があったので、今日歩いたところを説明してみる。

赤い線が歩いたところ。ここ月島から川の上流の佃に立ち寄り、佃大橋で隅田川を渡り直して、新しくできた湊公園まで歩いてみた。

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築地から川を渡ってやって来た、こちら側の月島や勝どきの土地は、明治以降にできた埋立地。

町名は月島や勝どき、佃、豊海と分かれているが、それをひとくくりにして、ざっくりと「月島」と呼ぶこともあり、紛らわしい。

 

「月島」の島の形は、弧を描いた三日月のような形に見えるので、それが月島の名の由来かと思っていたが、そうではなかった。「月が綺麗に見えた場所だった」とか、「築かれた島なので築島(つきしま)」ということらしい。

 

 

川を眺めたいので、少し上流の「月島3丁目児童遊園」の階段を上った。ここからは、隅田川の開放的な景色を堪能できて、テラスに下りることもできる。

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対岸には、陽光があたる明石町の桜並木があり、春の気分を満喫することができたり、夕暮れ時の、空と水面の色彩の変化も見事なものだ。テラスの工事が終わる春がとても楽しみな場所である。

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(2015年春)

 

私がはじめてここのテラスに来たのは、3年半前の夏、月島にもんじゃ焼きを食べに来たあとの夜だった。

ビルの合間から見えた、青い東京タワーが何だか嬉しくて、何度もスマホで写真に撮ったのだが、全然上手く撮れず、悔しかった記憶がある。

 

この辺りの隅田川テラスからは、東京タワーやスカイツリーが見える。カメラを買ったあとは、夜の隅田川を撮りによく訪れるようになった。

 

 

隅田川の川面が凪になり始めるのは、夜。

水面が次第に光のオルゴールのように変わってくる。

 

 

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風の無い夜、船の運航も終わり、潮の満ち引きも止まると、水の気配が無くなってきて、川にしまわれたひとつひとつの記憶が、表に現れてきて混ざりあい、見たこともない表情を浮かべてくる。

 

 
月島は三日月の形をしているので、ここは川筋がカーブしているカーブの外側にあたり、まるで自分が川の真ん中にいるような感じで写真を撮ることができる。

 

夜でも光がたくさん溢れている、都会にしかない風景が、この隅田川にはある。

 

 

歴史ある勝鬨橋と築地市場の灯りが作り出した、ナイアガラのHANABIのような、光の波。

 

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凪の隅田川に突然現れた波が作り出した、夢のような隅田川の花火である。

 

 

 

ここは佃、佃島渡船の碑の裏にある階段の上。佃島のあたりの隅田川テラスは、もう歩けるようになっている。

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以前にご紹介したNHKの「3月のライオン」のアニメで、七月のお盆にひなちゃんが泣いてしまった名シーンはこの場所にあたる。

ストーリーはこのアニメで始めて知ったが、佃島の雰囲気にとても合っていて、ホンワカと心が温まる話だ。それと夜の隅田川を、アニメにしかできない芸当でとても綺麗に描いてくれたのが、正直嬉しかった。

 

佃島の古い街並みをビルの巨神たちが取り囲む、佃大橋からの風景。一番手前には佃煮屋の老舗が見える。

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アニメの3月のライオンで、この佃煮屋の辺りに出てくる和菓子屋「三日月堂」のモデルは、中央区人形町にある黄金芋で有名な「壽堂」だ。

水天宮前の交差点から人形町交差点方面への一つ目の交差点にあるが、この春に公開される、神木隆之介さん主演の実写版の映画「3月のライオン」のポスターも貼ってあった。

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巡礼をされる方は要チェック。ぜひ店の中の温かい雰囲気を感じてほしい。

 

 

佃大橋を渡った。橋のたもとにある桜の木は中央区では珍しい一本桜。遠方には中央大橋が見える。この橋は桜とあわせて撮るのがとても似合う。この桜の木の下には、佃島渡船の古い石碑があり、それもまた趣があってよい。

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(2015年春)

 

ゴールの「湊公園」に辿り着く。腹がへってきた。

今はまだテラスが工事中だが、このあたりの隅田川テラスを歩くと、ミスチルの「HANABI」が鼻歌となる。

ミスチルのHANABIのPV(Music Video)は、公園が整備される前のこの場所から、桜井和寿さんがベンチを立ち上がり、隅田川テラスを歩くところから始まる。

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その頃には目の前にコンクリートの堤防があり、隅田川と隔てられていた。最近、新しく親水公園として生まれ変わり、テラスに出られるだけでなく、素晴らしい景色も見られるようになった。

 

きちんとベンチも用意してくれている。このベンチは水辺を堪能できる特等席。これから対岸に咲く佃の桜を想像すると、とても楽しみな場所となりそうだ。

 

 

 

十世三津五郎三回忌追善の「どんつく」-三月大歌舞伎 歌舞伎座

[滅紫] 2017年3月 9日 14:00

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三月に入り開花予想も聞かれるようになりましたが、まだまだ寒い日が続いております。今日は開幕5日目、先に昼の部を見ることに。16年ぶり(その前は43年前)の上演となる真山青果の「明君行状記」は江戸初期の備前岡山藩主池田光政の話です。熊沢蕃山を招聘し、全国初の藩校、花畑教場、庶民も対象にした最古の閑谷学校を開いた名君としてご存知の方も多いことでしょう。その明君ぶりに疑いを抱いた御納戸役が一命を賭して光政の本心を探ろうとするセリフの応酬が聞かせどころ。光政に梅玉、御納戸役の青地善左衛門に亀三郎の組み合わせです。

 

2幕目は仁左衛門さん4度目の「碇知盛」。船頭姿の渡海屋主人で颯爽と花道に登場すると余りのカッコよさに客席からため息。一転して知盛となり白糸縅の鎧姿で現れ、幕切れの碇を血まみれの体に巻き付けて海中に身を投げるまで息をつかせません。安徳天皇は1月に襲名した右近君。品のいい可愛い顔がぴったりです。幕開けの相模五郎たちの「魚尽くし」のせりふの掛け合いも笑いを呼んでいます。

 

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昼の部最後は「どんつく」で十世三津五郎三回忌追善で踊りの名手だった三津五郎さんの得意とされた演目を息子の巳之助さんが踊ります。周りを菊五郎、海老蔵、松緑、魁春さんたちが固める贅沢な一幕です。ロビーに三津五郎さんの遺影が飾られていて「あれからそんなに時間がたったのか」という会話があちこちから聞こえてきました。幕間は1階の檜で珈琲とサンドイッチで軽く済ませました。階ごとに食事処があるのでお腹とお財布の具合で選べるところが歌舞伎座の嬉しいところです。

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三月大歌舞伎 27日千穐楽 

チケットのお問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489 10時から18時