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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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竺仙(ちくせん)

[オールドローズ] 2016年2月 3日 12:00

今週、まさしく40年ぶりに、竺仙の店へ行ってきました。 

 

以前と何も変わらない店構えと、お客様に座布団を「どうぞ、お座りください。」との挨拶も同じでした。

江戸時代、店舗からの創業です

 

40年前に、クロワッサンという雑誌に、原由美子さんが着ていた着物が一目で気に入り

さっそく竺仙に行き、同じ藍の唐草牡丹の柄の反物と藍の中にピンクの牡丹の反物を買いました。

結婚してから、コーマ糸の細い縞のゆかたの反物を買いました。

 

着物は大好きで、私のように 首が短くても、太っていても、

「いざ鎌倉へ」というときは、着物に勝てる服はありません

 

竺仙の着物は、伝統の中にしぶみがあり、どんな着物、雑誌を見ても

竺仙の着物を当てることができます。

 

今でも、原由美子さんが着ていた藍の唐草牡丹の着物が一番好きです。

 

最近ハンカチをやめて、手ぬぐいを使うようになり

この日は、一寸法師と藤の花の柄の手ぬぐいを買いました。

 

みなさん、ぜひ行ってみてください

 

 

おいしい観光

[デ・ニーロ] 2016年2月 3日 09:00

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 中央区観光協会主催の「チャレンジ&スキルアップ研修」というのに参加してきました。

 


 近年増加しつつある多様化したレベルやタイプの客層に向けて、柔軟に対応できるような地域観光のナビゲーターを育成すべく、特派員にツアーの企画からコース案内までをシュミレーションさせ、その模様を外部の有識者を交えて観察・分析し、評価するというもの。同じ観光地や史跡などをご案内する場合でも、20代のカップルと60代のご夫婦とでは、接客を変えるべきなのか判断が難しいことがあります。だからといって平均値的な40代向けのアプローチでお茶を濁してよいものなのか・・・

 


 細分化されたまち歩きの参加目的意識にもばらつきがあるし、社会情勢や世代的価値観の変化への対応能力と、ガイディングの内容や現場でのリアクションなどがシビアにチェックされる。ツアー終了後に有識者から「あそこの案内がなってない」とか、やれ「勉強不足だ」だの、「早口すぎる」、「間が長い」「おやじギャグがつまらない」「情報が古い」などなどと、クドクド、ネチネチ、キビシいことを言われまくって心が折れそうになる(>_<)

 


 残念ながら、そんな恐ろしい研修ではありませんでした。自分の得意なコースを、自分が好きなように案内し、よかったところだけが評価され、悪かった点は「やんわりと教えてくれる」という、ものすご〜く優しい研修なのです。関係者の皆様、ありがとうございました。

 


 アタクシは別に銀座が得意というわけでもなかったけれど(どちらかというと新橋の方が好きですが、あそこは港区なんだよね)、出発地点が銀座の電通ビルの前だったので、その周囲のエリアで、資生堂や商法講習所跡(一橋大学発祥の地)、石川啄木歌碑や金春屋敷跡などといった、「ものしり百科」に載っている重要コンテンツで最初は構成してみました。だけどふと思ったのです。これって面白いの? 

 

史跡・名所好きなら誰が考えてもこうなる?

 

 
 自分で企画しておきながら何ですが、絶対に申し込みたくないコースです。

 

 ソフトバンクの人工知能ロボット、ペッパー君でもやれちゃうような案内に、どんな意味と魅力があるのか?

 


 地図アプリやGPS観光情報ソフトをスマホにダウンロードしてやってくるマニアックな観光客に、こちらが歴史的な案内をしている最中、目の前でググられて「その点では異なる見解もあるようですね」とかなんとかツッコミが入る〜 (>_<)

 


 ガイドというのは、ボランティアだろうがプロだろうと、お客さんに楽しんでもらってなんぼの世界。どんなお客さんであっても、心をホッコリわしづかみできるような素晴らしいガイディングとは、いったいどういうものなのなんだろうと、ずっと模索してきました。

 (出来もしないくせに)欲を言えば感動を与えたい。そんな贅沢な野望を抱いて、それを実現するために何が必要なのかを考えていました。
 
 昨年は、中央区内の定点観測でいろいろなガイドさん達のご案内を見学したり、特派員仲間の活動も参考にさせてもらってきたのですが、どのガイドさんもよく勉強しているし、話も上手く、準備も万端、やる気もマンマン。時折個性を出しながら無難にこなしておりました。

 

 

ただ、何かが足りないような気がする。

 

 

 その「何か」とはおそらくコミュニケーションなのですが、その前にガイドが伝えようとする情報・ネタ・内容がたくさんありすぎて、

 


 申し分なさすぎ! っていうのが、

 


もしかしたら根本的な原因なのではないかと思いました。

 


 ガイドを行うには、付加価値情報も含めて膨大な量を勉強しなければなりません。「案内する」とは、「勉強する」と同義語だと思います。しかし、なんでもかんでも詰め込んで、大学の講義のような観光案内にすることはない。それこそ本当にツマラナイ大学の講義と一緒で、面白くもなんともない。講義内容や教材、テーマや項目は、すでに長い歴史があって、マンネリ化しています。

 


 他のみんなと同じやり方でやっていてもしょうがない。「ガイディング」を工夫する。ペッパー君には真似のできないイマジネーションで創造性を持たせたプレゼンテーションに仕上げるのが、ヒューマン・ガイドの腕の見せどころではないでしょうか。古いものでも新しいものでも、何よりも自分が感じたこと、感動したこと、こだわりのテーマをお客様と共有できるかが鍵です。まず自分自身が楽しめることを大切にして、その結果としてお客様にも楽しんで頂ければ最高でしょう。

 


 そうすることによって、オリジナリティあふれる、クリエイティブなガイドが実現するのではないかと。

 


 そのためには、コンテンツの分量を削ぎ落とし、シンプルにする。あまりにも具がたくさんあると消化不良を起こします。深く考えずに適当にするバランス感覚と潔さみたいなのが必要だと思うのです。

 


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↑ 中央区観光協会の「江戸まち歩き」パンフレットを、デ・ニーロ版に加工したものです。配布はしておりません。


 同じ食材を使っても、味の異なる料理が出てくるのは、シェフの腕と個性です。ガイドの適性とは、料理人のそれと同じようなものかもしれない。

 


 アタクシが理想とするのは、おいしい観光。

 


 甘いばかりじゃ、退屈です。

 


 辛い、苦い、シブい、と。

 


 いろいろあるのが、大人の観光。

 


 問いたいのは味であります。

 


 身も心もとろけるような観光。

 


 よく噛みしめてわかる深淵なおいしさ。

 


 ちょっとクセのある不思議なおいしさ。

 


 味のないのは嫌い。まずいのはダメ。

 


 歴史や文化のおいしさを味わうトリップは、自分の「旅物語」を探すことらしい。

 


 美味しい人に会って、おいしい本を読んで、

 


 おいしい情報を見つけて、テキトウに知る。

 


 あ〜! 今ごろ気づいたのですが、アタクシは料理が出来ないのでした(>_<)

 


 それでもコンビニで買ってきたテキトーなおかずやドリンク類で、それなりに心のこもった「お・も・て・な・し」はできるはず。

 


 お客さんと一緒にアタクシも、もっと食いしん坊になるつもりの2016年です

 


(>_<)

 

 

 糸井重里さん、ごめんなさい(>_<)

 


【デ・ニーロの過去記事(>_<)】

 


今年を振り返って(2015年 12月30日)

 


速報!特派員交流オフ会(2015年 11月16日)

 


「三井家伝世の至宝」展(2015年 11月13日)

 


「まんまん祭り」で、ぶらブラセンタ君?(2015年 11月5日)

 


べったら市に行ってきました!(2015年 10月23日)

 


都市景観のフォトギャラリー in 銀座(2015年 9月30日)

 


観光検定クイズ大会 in 浜町公園(2015年 8月24日)

 


街歩きを快適に歩くために(2015年 7月22日)

 


引率者ガイド講習について(参加報告)(2015年 6月17日)

 


新時代のおもてなし施設「延遼館」(2015年 5月6日)

 

 

 

 

 

 

都選定歴史的建造物(1)

[CAM] 2016年2月 2日 20:00

近三ビル 旧森五商店東京支店ビル

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所在地    中央区日本橋室町 四丁目1番21号

建 物    建設年 昭和 6 (1931)
設計者    設計者 村野藤吾

構造・規模  RC造 8階(1)

概 要     当時の日本における先駆的作品。   

 呉服問屋・森五商店の社屋として創られた。文化勲章を受章した建築家・村野藤吾 (1891~1984)が渡辺節建築事務所から独立後はじめて手がけた作品。大阪 御堂筋の大阪ガスビルと並ぶ昭和初期の日本を代表するオフィスビル建築である。
 装飾に頼るのではなく、立体全体と窓の比例、外壁の平面性を強調する黒褐色のタ イル、精妙なディテールを表現のテーマとしており、当時の最新の美意識と村野の優 れた芸術的センスが統合されいる。細やかな心づかいはインテリアにも見られ、ドイ ツ製ガラスモザイクを用いた天井や大理石張りの壁で構成された1階玄関ホールは特 に注目される。8階は昭和30年の増築である。

ee-tokyo.comから)

 

ヨネイビルディング

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所在地    中央区銀座 二丁目8番20号

建 物    建設年 昭和 5 (1930)
設計者    設計者 森山松之助

構造・規模  木造一部 SRC造 6階

最寄駅    ・東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅
       ・東京メトロ 日比谷線 銀座駅B2出口 

概 要     調和性を重視した「ストリートアーキテクチャー」の一例。ヨネイビルディングは、震災後、銀座に林立したオフィスビルの中で現存し、 当時の趣を維持しているビルの一つであり、建てられた頃は銀座が大きく発展 し、モボ・モガが街を闊歩していた。
 1階の外壁は、建築当時の状態をよく残しており、中世ロマネスク風の意匠 で、らせん模様の柱をとつつけた大小のアーチ窓が石張りの重厚な壁面に軽快 な印象を与えている。全体に調和生を重視した意匠で、突出したー直線の帯状 の装飾により輪郭をきっちり枠どっている。
                            東京都生活文化局

ee-tokyo.comから)

 

 

 

◆郷土天文館 ミニ企画展「出土した江戸のおもちゃ」 開催中!

[巻渕彰/写楽さい] 2016年2月 2日 16:00

中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)で、ミニ企画展「出土した江戸のおもちゃ」が1月30日(土)からはじまった。区内の遺跡から出土した江戸のおもちゃを一堂に揃えた展示で、町人地の子どもたちが遊んであろうおもちゃ類は当時の庶民生活を表現しているようだ。会期は3月6日(日)まで、月曜休館、入場無料。同館HP こちら>>

 

0913_661_160130edoomocha.jpg中央区は江戸下町の中心地であったことから、区内の遺跡からは町人の暮らしを物語る遺物が多数出土している。今回はその中からおもちゃ類に焦点を当て、100点を超える出土品が展示されている。

 

日本橋二丁目遺跡(コレド日本橋北側付近)から出土したおもちゃが多く展示されている。羽子板やコマ、さいころなど今でも使われている遊び道具もある。春駒と呼ばれる年初めに馬の頭の作り物を持って、歌ったり踊ったりする行事がある。今回その木製の頭部が展示されていて、これらの遺品が出土するのはきわめて珍しいという。

 

泥メンコも多数展示されている。10円硬貨くらいの大きさで、おはじきのように遊んだといわれる。表面の模様は役者や文様などさまざまで、当時の世相を表しているようだ。多種の泥メンコが出するのも中央区の特徴だそうだ。

 

八丁堀三丁目遺跡から出土したものに鳩笛がある。陶器製で彩色が施されている。この地で製作されたようで、作る途中段階の残骸が残っていて、製造過程が分かる貴重なものという。展示品には十二支に当てはめた動物像の展示もある。今年の干支、サルを扱ったものには三猿などが展示されている。

 

江戸時代の子どもの遊び道具は紙や木製のものが主流であっただろうが、遺跡から出土するものは損滅しない、焼き物のものが多い。展示品を見ると、これだけ多彩なおもちゃがあったことを再認識する展覧会である。@巻渕彰

 

 

 

TORIBA COFFEE - Boutique Coffee Roaster - Shop & Tasting

[銀造] 2016年2月 2日 09:00

  ある土曜日の午前。 銀座を散策していたら、前に特派員仲間から教えて貰った "TORIBA COFFEE"の前まで来ました。

こちらのお店は、毎日異なったコーヒーのテイステイングが、たった100円で体験できます。

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丁度、待ち合わせ時間まで充分な時間があったので、意を決して店内に。

天井が高く、素敵な店内です。

頂いたリーフレットでは、下記の6種類が紹介されていました。

Hwawiian Kona 100%ピュア・ハワイ・コナ、Jamaican Dub Mix ブルーマウンテンブレンド、Simple Mind Blend マイルドブレンド、Hawaiian Bitter SweetSamba ハワイ・コナブレンド、Deep House Mix 深入りブレンド、AcidHouse Mix 浅煎りブレンド です。

 

この日に頂いたのは、Hawaiian Bitter Sweet Samba というコーヒです。

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ハワイのコナ・コーヒーはちょっと薄目で物足りないかなと思いましたが、

お店の人の、"少しブラジルコーヒーの味もしますよ" ということで、このコーヒーを頂きました。

 

空也さんの最中と和菓子「空いろ」、巴裡小川軒のレイズン・ウィッチ(RAISIN WICH) が、各200円で頂けました。

勿論、一緒にテイステイング致しました。 

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店内は静かなJAZZが流れ、緑が生い茂った亜熱帯を思わせ、気分もゆったりとしてきます。

コーヒの種子苗床に播種され、成長する映像も拝見しました。

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2階がコーヒー豆を焙煎する"ROASTING PLANT"となっています。

見学が出来ると言ってくれましたが、次回にすることとして、店内の商品群を拝見しますと、

コーヒー豆、Milk Coffee Base の他に、コーヒーを保存するCOFFEE CONTAINER、コーヒ・メーカー

カードのUNO、St..Valentine's Day に送るカードなども販売されていました。

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今度は、すべてのコーヒーとお茶請けをテイステイング してみようと思います。

あなたも、銀座でちょっとお時間のあるとき、または待ち合わせ場所にしてみては如何でしょうか?

場所は、銀座7-8-13で、資生堂パーラーから豊岩稲荷の方に向かって角です。

 

 

歌舞伎座の一幕見席

[pont] 2016年2月 1日 16:00

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2016年の歌舞伎座・新橋演舞場の
歌舞伎公演も、無事に千穐楽を迎えました。
歌舞伎座では、3月の襲名披露公演が
待たれる鴈治郎丈、演舞場では海老蔵丈の
歌舞伎十八番「七つ面」など、正月にふさわ
しい華やかな公演でした。

ところで、歌舞伎座・新橋演舞場に
関西の京都南座・大阪松竹座を含めた
4つの主な歌舞伎劇場のうち、
歌舞伎座だけに一幕だけ見ることができる席が
用意されているのをご存じですか?

4階の自由席で、混雑してるときは
立ち見になりますが、プログラムのうち
一幕だけを、安い時は1,200円くらいの
お値段で見ることができます。
写真は一幕見席の料金看板です。

大向こうからの役者への掛け声を見近に感じる

ことができる一幕見席、ぜひいらっしゃてみてはいかがでしょうか。

 

 
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