中央区民になりたい プロフィール
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フランス人シェフの作る新富町フレンチ
有楽町線新富町駅3番出口を出て、平成通りを八丁堀へ向かうすぐのところ、トリコロールのフランス国旗を模したのれんが目印。2021年11月にオープンした、肩の凝らないフレンチがいただける「ニコラ・シュヴロリエ」さんがあります。 カウンター10席ほどの小さなお店ですが、厨房の中で真剣に火入れをするシェフの姿を間近に見ることができます。着物姿の奥様の、きめ細やかなサービスと息もぴったり。来日20年というニコラさんのお料理は、日本人の好みを知り尽くした繊細なお味。美しい盛り付けのお皿とともに、なんとフォアグラを挟んだ揚げ出し豆腐がいただけます。どことなく懐石料理に通じる美味しさです。 お食事の後にお土産として、ボルドー出身の二コラさんの故郷のお菓子・カヌレを頂戴しました。ボルドーといえばワインですが、赤ワインの澱を卵白を使って取り除く工程の後、余った卵黄を焼いて作るものだそうです。お願いしておけば、カヌレのみの購入も可能です。(1個250円) お二人のあたたかいお人柄に包まれて、美味しいお料理とワインに舌鼓をうつ。素敵な空間が広がります。 近くには新富座跡の案内板があり、明治期この辺りは木挽町含め芝居の街でした。銀座に名店はあまたあれど、まだまだ人情の残る新富町の路地裏のそぞろ歩きと、新進気鋭のシェフの集うこのエリアで、春の宵のひとときを楽しむのはいかがでしょうか。
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清洲橋の春
寒さの中にもあたたかな春の日差しが感じられるようになりました。 我が家の周りでは、メジロのきょうだい達がにぎやかにやってくる季節です。時に可愛い「メジロ押し」も見られます。 よく「梅にウグイス」と言われますが、その図の多くは「梅にメジロ」の場合も。ウグイスはこの時期、藪の中で「ジッジッ」と地鳴きしています。やがて伴侶となる相手を探すために、美しい鳴き方を練習しているのかもしれません。大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」でも、時政パパが、ウグイスの地鳴きについて話すシーンがありましたね。 まだ中央区観光ボランティアになりたての昨年の今頃。清洲橋のたもとで、とても美しい鳥の声を耳にしました。川沿いに下りてみると・・・おそらくはイソヒヨドリという留鳥と思われる鳥が。 https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4524.html あれから何度か訪れましたが、残念ながら姿を見せてくれたことはありません。自分のテリトリーに入ってきて、じっとり観察している人間など、危険な敵以外の何者でもなく、きっと精いっぱい威嚇していたのでしょうね。 隅田川の恵みは、人だけでなく、生きとし生けるものに。そういえば、夏の終わりには、茅場町の交差点にトンボがいました。 美しい清洲橋が大好きです。
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