清洲橋の春

寒さの中にもあたたかな春の日差しが感じられるようになりました。

我が家の周りでは、メジロのきょうだい達がにぎやかにやってくる季節です。時に可愛い「メジロ押し」も見られます。

よく「梅にウグイス」と言われますが、その図の多くは「梅にメジロ」の場合も。ウグイスはこの時期、藪の中で「ジッジッ」と地鳴きしています。やがて伴侶となる相手を探すために、美しい鳴き方を練習しているのかもしれません。大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」でも、時政パパが、ウグイスの地鳴きについて話すシーンがありましたね。

まだ中央区観光ボランティアになりたての昨年の今頃。清洲橋のたもとで、とても美しい鳥の声を耳にしました。川沿いに下りてみると・・・おそらくはイソヒヨドリという留鳥と思われる鳥が。

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4524.html

あれから何度か訪れましたが、残念ながら姿を見せてくれたことはありません。自分のテリトリーに入ってきて、じっとり観察している人間など、危険な敵以外の何者でもなく、きっと精いっぱい威嚇していたのでしょうね。

隅田川の恵みは、人だけでなく、生きとし生けるものに。そういえば、夏の終わりには、茅場町の交差点にトンボがいました。

美しい清洲橋が大好きです。