月島・晴海周辺
-
日本初の万博は、中央区で開催する予定だった
現在、開催中の「大阪・関西万博」は準備の遅れや会場設備への不安など、否定的な声も一部に見られましたが、実際に訪れた人たちの多くは満足されたとのことで、好評のようです。 ところで、日本初の万博は、1940年に東京都中央区で開催する予定だったということをご存知でしょうか。この万博の正式名称は「紀元2600年記念 日本万国博覧会」といい、日本書紀に基づく日本建国の年、神武天皇の即位から2600年という意味だそうです。 昭和15年3月15日から8月31日まで開催し、来場者を4500万人見込んでいたそうですが、戦争のため開催されず「幻の万博」となりました。そして、唯一完成した建築物だった万博事務局棟があった場所(中央区晴海3-3-9)に看板があります。 そして、驚くべきニュースとして、この幻の万博チケットは今回の万博でも使用することができる(入場券と交換できる制度あり)そうです。また、幻の万博の入場券など貴重な資料は、中央区立郷土天文館の「所蔵品検索システム」から見ることができます。
歴史・文化月島・晴海周辺みど
記事を読む
-
もんじゃストリートに残る昭和レトロな『看板建築』
わたくし以前、本ブログにて「中央区観光検定の教本「中央区ものしり百科」に月島名物と紹介されている「レバーフライ」売ってる店がなくね?って記事を書きました。 まだ読んでない方や、読んだけど忘れた方はこちらから月島名物レバーフライを探索・・もはや絶滅・・? 記事内で文化堂月島店で売ってると記載しましたが、先日訪問したら売ってませんでした。その代り、今回の舞台であるもんじゃストリートにあるスーパーマーケットのD月島店さんで、「月島の裏名物レバかつ」として売っているのを見つけました。 記事を書いた際、Dさんにも視察に行きましたが、当時売っていなかったので、私のブログをDさん関係者が読んで作ったのだろうか、と勝手にポジティブに捉えてますw 売ってる様子を写真を撮りましたが、掲載許可を取っていないので、この記載だけにとどめておきます。 そして、ここから今回お話しの本題。 月島でもうひとつ絶滅の危機が迫っているものがあります。 それは「看板建築」 なにそれ?と思った諸君、食いつきあざます。では、説明しますので、目で聞いてください。 月島の「西仲通り」通称もんじゃストリート。言わずとしれた、月島名物のもんじゃ焼き屋が並んでいるところです。 で、両サイドの歩道がアーケードになっているので、外からは建物の2階が殆ど見えません。ただアーケードの上を見ると「看板建設」の建物がちらほら残っていることが確認できるのです。
中央区百景歴史・文化特派員の商店街訪問月島・晴海周辺apéritif(アペリティフ)
記事を読む