「九月大歌舞伎」が始まっています。歌舞伎座
再開2ヶ月目を迎える歌舞伎興行が1日から始まっています。先月と同じく4部制、1狂言一幕で幕間無しの総入れ替え制です。奈良からの友人と歌舞伎座並びの「やまう」さんで待ち合わせ、ランチ(キーマ+野菜カレー、くずきりつき1400円)をいただき、2部の「かさね」を見ることに。先月大人気で購入できなかった「歌舞伎座ロゴ入りマスク」(2枚入り990円)をめでたく入手、隣に並んでいた可愛い「マスク入れ」も。これ今必需品です。
早めに入場したのでまだお客様はちらほら。今はできるだけぎりぎりの時間に入り滞在時間を短くするのが主流になっているようです。
「かさね」は与右衛門が幸四郎、かさねは猿之助、捕り手に隼人と鷹之資という花形の組み合わせ。外界の騒ぎはすっかり忘れて舞台に引き込まれます。席は花道そばなのですが、花道から3列は例の襷がけの座席です。捕り手の二人も与右衛門との絡みがある場面では黒マスク着用。早く「こんなこともあったね」と笑えるようになってほしいと願うばかり。充実の舞台に客席は大盛上がり、幕が引かれても拍手が鳴り止みませんでした。
尾上右近さんの清元栄寿太夫としての姿が見られますのでお見逃しなく。マスクでお顔が分かりにくいですが)
3部を続けてみる友人につきあって「やまう」さんで今度は「冷やしぜんざい」をいただきました。「また戻りました」と話しかけると「幕間ごとに戻って見える方が結構いらっしゃいます」とのこと。一幕ごとに消毒をするため、次の開幕まで1時間30分くらいの時間があるのです。「やまう」さん大繁盛でした。
「九月大歌舞伎」は26日千穐楽。
1部「寿曽我対面」11時開演
2部「かさね」13:40開演
3部「引窓」16:15開演
4部「鷺娘」19:15開演
お申し込みはチケットホン松竹0570-000-489(10時~17時) 2020 9/3第2部取材