日本橋本町のロボットカフェ「DAWN」
【オリィ研究所】が経営する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」常設実験店(中央区日本橋)が日本テレビの「バンキシャ」で10月31日(日)に紹介されましたので、11月2日に訪問しました。分身ロボットOriHimeが受付・サービスを展開する実験店で、2021年6月21日(月)日本橋EASTエリア(本町)にオープンしました。ブログで紹介することは店長から許可を貰いましたので、簡単に紹介させていただきます。
分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)を開発・提供する株式会社オリィ研究所は、難病や重度障害で外出困難な方が分身ロボットを操作して接客を行う「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」を開発するITベンチャ企業です。常設実験店は昭和通りと江戸通りの交差点、東京都中央区日本橋本町3丁目8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3の1Fにあります。カフェ店舗はTAILORED CAFE(テイラード カフェ)を運営する株式会社カンカクとの共同運営となり、完全キャッシュレス決済が導入されています。受付ロボットは見たのですが、先日訪問した際には残念ながら遠隔操作でコーヒーを淹れるロボット「テレバリスタ OriHime×NEXTAGE 」を見ることは出来ませんでした。
カフェは3つのエリア、Aエリア【OriHime Diner(オリヒメ・ダイナー)】 Bエリア【 BAR & Tele-Barista(バー・アンド・テレバリスタ)】 Cエリア【CAFE Lounge(カフェラウンジ)】がありシーンに応じて使い分けができます。私はCエリアのみ体験しました。
受付ロボット
入店すると受付ロボットが対応してくれます。このロボットを介して遠隔にいる身障者の方と会話をしたり、ロボットの腕の上下などが行われます。ロボット写真の下部に担当者のIDカードが添えられています。私の顔のカメラ動画はインターネット経由で遠隔地へ送られていますが、私は対応している方の顔を見ることは出来ませんでした。今回の継続勤務時間は1時間で、その後はコーヒーを淹れるロボット「テレバリスタ OriHime×NEXTAGE 」を制御すると言っていました。私は1時間弱程度しか滞在できなかったのでOriHimexNEXTAGEと交流する機会はありませんでした。次回に見たいものです。
店内の雰囲気
Bエリア【 BAR & Tele-Barista(バー・アンド・テレバリスタ)】と Cエリア【CAFE Lounge(カフェラウンジ)】は添付の写真のような感じです。私は開店後30分経過した10:30頃入店しましたが、昭和通り側に面したCエリアには身障者の方々が既に2名いて仕事をしているようでした。当然Wi-Fi環境が整備されており、快適に仕事が出来ます。
支払は現金不可で完全ペーパレス決済です。レシート(領収書)もその場では発行されず、宛先を自分で入力してメールで配信されます。実験店に参加している「オリィ研究所」はIT企業ですから今後も画期的な合理化機能追加がされることでしょう。
Aエリア【OriHime Diner(オリヒメ・ダイナー)】は、当日まだ開いていませんでしたので次回訪問することがあれば報告させていただきます。